【ExWHYZ】Episode32 mikina「こんなにハッピーなのに何が悲しいんだろう」

2026年中の活動終了を発表したExWHYZのソロインタビュー連載。そのラストを飾るのは、mikinaだ。順調に進んでいるからこそ、うまく言葉にできない「終わり」への感情を抱いていると語る彼女。ラストツアーへと向かう中で、mikinaは何を思うのか。3rd Single「GIVE YOU MY WORD」の歌詞に込められた想いなど、じっくりと語ってもらった。
3rd Single「GIVE YOU MY WORD」
INTERVIEW : mikina(ExWHYZ)

取材&文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希
予定はないけど、本当に希望だけ持って歩いていく
──4月1日にLIQUIDROOM公演(<ExWHYZ LIVE 'GIVE YOU MY WORD'>)を終えたばかりですけど、手応えはいかがでしたか?
mikina:リキッドルームは、ずっと立ちたかったライブハウスでもあって。そのフィルターもあると思うんですけど、いつも以上にライブが終わった後に感激したんですよね。目に見えている景色に、すごく感激して。SEの時点から、マスターたちが熱量をすごく届けてくれていたし、10曲連続メドレーをやったので、曲が変わるたびに歓声が聞こえるみたいなのもすごく良くて。自分たちも止まれないので、超集中って感じだったんですけど(笑)、それも自分的にすごく楽しめていたし、1人1人の1つ1つが重なったからこその感激だなっていうのはすごくありました。本当に、やれてよかったなと思います。
──メンバーの中でも、特にmikinaさんはリキッドルームへの思い入れが強かった印象があります。
mikina:確かに、私はよくリキッドルームにライブを見に行っていたので。リキッドルームって、フロアを使ってイベントしたりもするじゃないですか? 本当にキラキラしたダンスフロアっていうイメージがあったので、自分たちに合いそうだなと思っていたんです。
──EMPiRE時代から含めて、実はリキッドルームでワンマンをやったことがなかったっていうのは意外でした。
mikina:確かに。やりたいっていう気持ちはあったんですけど、人気の箱なので、タイミング的になかなかとれなかったんですよね。

──今年1月末には、英国3都市を巡る初のイギリスツアー<ExWHYZ in the UK Tour>も行いました。その中の1日で、mikinaさんのDJプレイもありましたよね。DJとしての活動はだんだん馴染んできた感じはありますか?
mikina:それはあるかもしれないです。ロンドンで落ち着きが出た気がするというか。それまでは、お客さんのニーズに合わせてやる、ということにすごく重きを置いていたんです。もちろん自分の意志でやってはいるけど、自分は何が好きで、どうセトリを組むかをちゃんと考えないと、ちょっとしたことでへこむなってことに気づいて。ロンドンの少し前、沖縄あたりから、自分のセンスにもっとこだわってやった方が楽しいし、ファンの人も楽しんでくれるのがわかったんです。それでロンドンに臨んで、これだな!と思えた。今回のリキッドは、これまでよりキャッチーじゃないセットリストだったので不安だったんですけど、落ち着けたのもあって、そわそわせずにプレイできたかなと思います。
──ちょっとしたことでへこむっていうのは、お客さんの反応があまり返ってこないとか、そういうことですか?
mikina:理想とのギャップ、みたいな部分かな。そもそも、みんな私を見に来てくれているから、どうしてもガン見になっちゃうじゃないですか。それは当たり前のことだと思うんですけど、DJって場を盛り上げるというか、DJメインというより、その人が選ぶ音楽による空気がメインになるじゃないですか?
──お客さんみんなが主役という感じですよね。
mikina:会場の雰囲気的にも、お酒を飲んでいたりするのが普通だけど、そうじゃないから、そこに違和感を自分の中で感じていて。自分を見に来てくれているけど、自分が発していることに興味を持ってもらわなきゃいけないし、本当はもっとラフに楽しんでもらいたいみたいなモヤモヤがあって。でも自分のこだわりを深く持っていった時に、そっちにめちゃくちゃ集中できて、そういうのも気にならなくなって。いろんな楽しみ方をしてくれたらいいなとか、いい意味で勝手にしてくれたらいいなって気持ちでできるようになりました。
──それは、マスターに対しての信頼感も増した、ということでもありますね。ちなみに、この先決まっているDJの予定はあるんですか?
mikina:現状、予定はなくて。でも楽しいし、自分にとってすごく大きいものになっている。今後お仕事にすることは考えていなかったけど、やる場を設けたらこういう夜が作れるっていうのがわかったから、やっぱりやりたいなとは思っています。いまのところ予定はないけど、本当に希望だけ持って歩いていく、って感じです(笑)。

──DJの面でもそうですが、UKツアーはグループとしてはどうでしたか?
mikina:すごく良かったですね。3人(mikina、yu-ki、maho)でUKツアーを回ることになっちゃったけど、あの時間を通してメンバー間で思いっきりやれるようになった気がします。それとともに、ロンドン前後のWACKツアーも大きくて。迷いがなくなった感覚があるんです。
──WACKツアーは、これまで共にWACKで切磋琢磨してきたグループたちと一緒に回る形で、UKツアーは楽屋もほぼ3人という形で、かなりメンバー同士の濃い時間だったんじゃないかなと思います。
mikina:確かに。自分が思っているより、自由に何をやってもいいっていう気持ちになれたのかもしれない。1回ロンドンだからやってみるか!みたいなのもあったかもしれないです。
──楽屋とかもメンバー3人だけという形で、ここまでスタッフがいない現場も、なかなかなかったんじゃないですか?
mikina:そうですね。ありがたいことに、いつも本当にたくさんのスタッフさんがいてくださるから、ここまでメンバーだけというのはないかもしれない。その分、宿もメンバーとずっと一緒で、そういう面で不安がなかったですね。



























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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