あら恋の新作『CALLING』配信開始 & 池永正二INTERVIEW
これまで叙情派エレクトロ・ダブ・ユニットと形容されてきた、あらかじめ決められた恋人たちへ。もともと池永正二のソロ・ユニットとして始まったとは思えないくらいバンドとしての厚みを増し、もはやダブという言葉だけでは形容できないオリジナリティを確立している。今年はフジロッックへの出演も決定し、その存在をより多くの人たちに知らしめることは間違いない。本文の中で少し触れているけれど、池永は一昨年末に子どもを授かった。そのとき嬉しそうに写メールを見せ回っていた姿は今でも忘れられない。「ライヴ=LIVE、すなわち生活」と以前語ってくれたように、あらかじめ決められた恋人たちへの音楽と池永の生活は密接に結びついている。バンドのメンバーそれぞれが各自の経験を持ち込み、池永がまとめあげることで、本当の”蛮土(バンド)”になった。自転車でやってきた池永にじっくりと話を訊いた。
インタビュー&文 : 西澤 裕郎
初のバンド編成でのレコーディングが実施された『CALLING』
あらかじめ決められた恋人たちへ / CALLING
【特典】
アルバム購入者には、デジタル・ブックレットが同梱されます。
【Track List】
1. Back / 2. ラセン / 3. Nothing / 4.ワカル / 5. Shadow / 6. Fire Glove / 7. Out / 8. Start / 9. not / 10. Calling
初めて外に向かって開けるアルバムを作りたいと思った
——前作『LUSH』から1年半振りの作品となりますが、振り返ってみてどんな1年半でしたか?
池永(以下、I) : 振り返ってみたら、小学校のころから案外変わってないんですよね。この1年半が際立って特別なものかというとそれは結果でしかわからなくて、相変わらずぼちぼち楽しくやっていました。結局、どの時代にあっても日々が積み重なってるだけなんですよ。
——とはいえ、お子さんも生まれましたよね。ライヴで嬉しそうに写メールを見せていたのが印象的だったんですけど、音楽に割ける時間も減ったんじゃないですか?
I : 減りましたね。作っている途中で子どもが泣きますから。あやしたりしてますよ(笑)。
——(笑)。音楽の制作スタイルに変化もあったんじゃないですか?
I : ギュっと集中してやらないといけないので、時間をダラダラ使わないようになりました。「メリハリ」って張り紙をはってますよ(笑)。そうじゃないと出来ないですから。音楽に限らず、自宅作業している人って、確実に生活の延長というか、生活の中にそれが入っているじゃないですか。事務所があったりスタジオに入ったりして曲を作るって人もいるけど、僕はそうじゃないんで。だから気づかぬうちに影響はもろ出ているはずです。出てないと嘘ですからね。
——ちょっと抽象的な話になってしまうんですけど、今まで以上に振り幅が大きくなった作品だなって思いました。
I : 振り幅っていうのはどこの振り幅?
——『カラ』までは池永さんの個人プロジェクトって意味合いが強かったと思うんですけど、今作はサウンドの広がりや肉体感のあるアルバムになったなって。
I : 確かにね。人が多く関わってくると広がっていくから。でも、人の意見とかアイデアを詰め込んで録音したものを最終的に僕がまとめて作っているので、振り幅的な意味では一緒なのかなと思いますけどね。生バンドが入ったから、音的には広がった気はします。バンドになってやれる幅は広がりましたが、あらかじめ決められた恋人たちへのイメージとして根本にあるものは一緒だと思いますよ。
——1年前くらいに取材したときは、次のアルバムは”蛮土”って書いてバンドだって言ってましたよね。
I : そうですね。気づいてみたらそうですね。荒れた土地を耕して、地ならししてました(笑)。今回、バンドでやるってことで結構大変だったんですよ。プリプロで作ったものをバンドで演奏して、持って帰って打ち込みを付け足したりアレンジして、またバンドでアレンジ、録音して、最終的にスタジオで録音したんです。それをさらに家に持って帰って地ならししたんで、ものすごく大変でした。本番の録音まで何度も種を蒔いて、ものすごく耕しました。いちごのパッケージで例えるなら、いちごを何個ならべて(何曲入れるか)、向きをどう置くか(曲順をどうするか)考えたりして。
——池永さんは大阪芸術大学出身だったり、今回スポットを作っている柴田剛監督も昔のメンバーだったりして、映画から触発されている部分が結構あると思います。映画の監督って、自分の作品に対してすごく詳細まで説明できる方が多いじゃないですか。だから池永さんに『CALLING』がどういう作品であるかを聞いてみたいんです。
I : まず最初に言っておくと、映画って完全に意味付けされているんですよ。あるシーンがあって、そこになぜそのカットを入れるのか、ここでなぜこのシーンは夕方じゃないといけないのか、なぜバストアップが必要なのか、全てに意味付けが必要なんですよ。なんせ関わってる人数が半端ないので、ちゃんと意味をつけて説得させないといけないのでしょうね。音楽の場合はそうじゃなくて、最終的には爆発力、瞬発力が強くて、ライヴなんかは特に意味付けを超えちゃうんですよね。だからそこまで意味付けしちゃわないほうがいいと思うんですよ。みんなそんなにコンセプチュアルに行かないでしょ? それが大前提にあるとすれば、僕らはその中間くらいですかね。柴田君もそうで、必要以上に意味付けしないし、無意味な意味付けもしないんですよ。アート的に無意味なカットを無意味に撮るんだっていう意味付けもしないんですよ。そこが音楽的なんですよね。だから、僕の場合もそこら辺は似ていると思うし、柴田君も共感してくれるんじゃないですかね。ただ、爆発力はあるんだけど、俯瞰では見てますね。
——俯瞰で見て『CALLING』はどういう作品ですか?
I : 例えば電話に着信した時に”Calling”って出るでしょ。かけたら向こうにも”Calling”って出る。そういう呼びかけがしたいっていうのはコンセプトの1つとしてあったと思います。今までは内へ内へと探る中で最終的にお客さんとの接点が出てきて、内側から出てきたものこそがリアルなものだと思っていたんです。他人に対して呼びかけるものって胡散臭いと思ってたんです。でもライヴをやっていくうちに見にきてくれるお客さんも増えたし、反応も大きくなってきたんですね。反応があるから呼びかけたいっていうのが全てではないですけど、Callingしたいなと思って。初めて外に向かって開けるアルバムを作りたいと思いました。
——「Calling」は、生まれてくるお子さんに向けて作られた曲ですよね?
I : なかなか産まれてこなかったので、曲で呼ぼうと。安産祈願ソングですね。その頃はアルバムの事は考えてなくって。それがアルバムとして10曲くらい集まってきて一気に聴いた時、これは『CALLING』やなと思って。全体通してなんかものすごく呼んでる音楽だなと思って。もともとは安産祈願っていうものすごい個人的な祈りからはじまってますが、そういう祈りのほうが普遍的に伝わると思うんですよ。世界平和って言われても大きすぎてよく分からないでしょ。
ただこういう風景があるんですよっていうのを音楽でやっている
——東日本大震災後の3月20日、新代田FEVERで「爆音ライヴ」と銘打って、いち早くライヴを行いました。当日を振り返ってみてどうですか?
I : (ライヴを)やっていいのかなっていう雰囲気はありましたけど、やり終わって客席に降りたら雰囲気がすごくよくて、やってよかったなってホッとしたのを覚えていますね。
——地震があって音楽に対しての意識は変わりましたか?
I : 一緒ですよ。でも、次が来ないかもって状況を味わったわけじゃないですか。だから気合いってわけじゃないですけど、より気持ちを入れてやらないとっていうことは思いましたね。
——メッセージ文で、「やっぱり行動を起こすべきです」と述べて、すぐ行動に移しましたよね。
I : みんな考えすぎなんですよ。日本人の特質なのかもしれないけど、デモとかにしてもそうじゃないですか。主義主張がないとしたらいけないみたいな雰囲気がある。一回フランスに遊びにいったときにデモがあって、何これって思って観に行ったら、音楽を鳴らしながらやっていて、そんなにこわばったものじゃなかったんですよね。思ったらやったらいいんですよ。それで反感を食らうこともありますけど、人それぞれ考え方はあるから、そんなに重く考えなくていいんじゃないかな。
——そういう一連の行動だったり地震があったことで、これから作る作品に影響はあると思いますか?
I : 影響を出そうとか出さないでおこうとか、そういう意識の問題じゃないじゃないと思うんです。それは作品に勝手に出てくるものだし、思う前に作るべきなんですよ。考えた時点で速度が落ちますから。阿部薫も言っているわけじゃないですか、速度に追いつけって。さっきのコンセプトの話と一緒で、あまり考え過ぎると頭でっかちになっちゃうんですよ。考える事から逃げているわけじゃないんですけど、そう言っている間に子供ができたり日常生活は過ぎていく。どっちにしても最終的に音楽に出てくるんで、出てきたあとで地震に影響受けたんやなと思うだけのこと。ライヴを観に来てくれた久々の友達に「音楽もお父ちゃんっぽくなったんやな」とか言われたんですけど、それってお父ちゃんぽく作ろうと思って曲を作ったわけじゃないですからね。出てきた曲をお客さんが聴いて感じたことを言われることで、後から自分もわかるものなので、地震もそういうものだと思いますよ。地震について何か作ろうとかは考えてないですね。
——例えばラップなど歌詞があるものは直接的な表現ができるけれど、インストだと言葉はないじゃないですか。その中で、あらかじめ決められた恋人たちへはどういうものを描こうとしているんでしょう?
I : 僕たちはインストなので、音風景なんですよ。例えば、女の子にふられて落ち込んでいるときに、空がめっちゃ青かったらそれだけでなんか感動する時もあるわけじゃないですか。でも空側からしたらそんなメッセージ発してないですよね? 何かのきっかけで、たまたまそこにメッセージが降りてくるかもっていうものなんです。だから誰に呼びかけるってわけではないんですよ。ただこういう風景があるんですよっていうのを音楽でやっているんで、誰に対してとかそういう話ではないですね。
——ゆーきゃんさんと2人でやっているユニット、シグナレスでは、明確にチルウェイヴを池永さんなりに解釈した音楽だと話していましたよね。
I : シグナレスの場合、ゆーきゃんの声にあったものをどう表現するかって部分でわかりやすいんですよ。あらかじめ決められた恋人たちへの場合、そういった明確な目標がないからすごく大変で。なんかもう分からないままグワーって足して足して、引いて引いて、また足してって作業なんで。渾沌としていますよね。
——未だに”ダブ”って形容されることに違和感を感じますか?
I : 今回はだいぶ拡大解釈したのであまりダブっぽくないかもしれない。心のディレイ、つまり後悔の念までダブだと捉えるようになった。そうなったらもう分け分からないですよね。判断は任せます。ダブかダブじゃないかとか、どっちでもいいです。そもそもうちって形容しづらいでしょ(笑)?
——ダブって形容は僕も違うと思います。”あらかじめ決められた恋人たちへ”っていう言葉自体が、すでに一つのジャンルになっている。
I : そういってもらえると嬉しいです。
——あらかじめ決められた恋人たちへの音楽は、都会っぽい冷たさでもないし、ミュートビート以降の流れとも全然違う。それは、やっぱりバンドになって確実に生まれたものだと思います。
I : すごくオーセンティックなものでもないし、都会的なものでもない。どっちも含んでいるよね。
——バンドを意識するようになって、メンバーとは頻繁に集まったりするようになったんですか?
I : もともとそんなに集まれないから、集まったときに一気に集中してやるんです。だから普段はほとんど会わないですよ。練習のときかライヴのときだけ(笑)。
——それでもバラバラにならないで続けられるのはなぜなんでしょう?
I : うちは、もともとバラバラなんですよ。みんなで「頑張ろう!」って感じでやってきたわけではないんで。もちろん「頑張ろう」なんですけど、みんなで「おー!」って感じじゃなくて、やるときだけやればいいんですよ。僕の性格なのかな。やるときにやれることをやるほうが難しいじゃないですか。その分、個人個人の準備や頑張りが必要ですし。そのバランスがとれてきたのかも。まあいろいろ大変ですけどね(笑)。
光を描いたときに出来る影の部分も含めた、そういう曲を作りたい
——曲名にも振り幅があるなって思いました。
I : 「Out」、「not」って暗いですよね(笑)。「Back」とかもそうだけど、後ろめたい名前ばっかだね。
——「ラセン」もぐるぐる回って元に戻ってくるみたいなイメージですし(笑)。
I : 「Nothing」もそうだしね。「ワカル」も別れるとか、分かるとかの意味があるし。「Shadow」も影ですね。
——「Start」は、前向きな感じがしますね。
I : これはバンドがダメになるっていうか、こうやって揉めていくんやなって時期があって、もう一回スタートしないといかんって時に作った曲なんです。だからけっこう暗いのかもしれないですね。
——でも最終的に「Calling」で呼びかけている。
I : 最後に呼びかけないといかんってまとまったんですよ。しかも、やさしく呼びかけようって。
——少し早いかもしれませんが、次のテーマは見えていますか?
I : 今はライヴのことばかり考えていて、あまりないんですよ。強いて言うなら、次もバンドだと思います。バンドでの曲の作り方がわかってきて、次はこの延長線上で絶対作ると思うので、それを崩すなり増やすなりしたいです。
——シグナレスの音楽にエスケーピズムの要素があるとすれば、あらかじめ決められた恋人たちへの音楽は生活って要素があって、対照的な感じがしますよね。
I : 何にでも裏っ側ってありますからね。暴力的なノイズが闇の部分だとしたら、その上で鍵盤ハーモニカが光の部分としてやさしく鳴っている。光があったら影ができるじゃないですか。光だけ描いても嘘くさい。光を描いたら出来る影の部分もある、そういう曲を作りたい。嘘くさいのがいやなんですよ。
——池永さんにとって嘘くさい音楽ってどんなものなんですか?
I : ひとつになろうにっぽんみたいな音楽ですね。震災前からひとつになろうミュージックってあふれてるじゃないですか。きれいに影がトリミングされて光しかない。あと、なんとなく表面をなぞっただけの何がしたいのかよく分からない表面音楽かな。でも、僕に「何したいの?」って聞かれても何したいのかわかってない(笑)。でもそれってうちっぽいでしょ? 何やかんやようわからんけどやってきて、今はバンドになったけど、根本にある部分はやっぱうちなんですよ。そこは折れない。
——話を聞いていて、前作のフェイクメンタリーの延長線として出来たアルバムなんだなと思いました。
I : 確かにそうですね。ただ、日常生活をそのまま曲にしてもおもしろくないじゃないですか。日常生活の中にも、例えばお茶を飲むことでもその中にクローズアップしたい部分、つまり自分の表現したい部分ってあると思うんですよ。でもそれが何かってのは案外言葉にはしづらい部分なんじゃないかな。言葉に出したら嘘くさくなることも多いんで。
——あと「Out」には叫び声が入っていますよね。『カラ』でもオシリペンペンズの石井モタコさんの叫び声が入っていますけど、叫び声に惹かれるんですか?
I : 惹かれますね。叫びでもいろいろ種類があるでしょ? 「キャー」とかよりも、「ウオォ」みたいのが好きなんですよ。ダダをこねるの最右翼みたいな、ファッショナブルじゃなくてネチッコイのが好きなんです。ゴーンって勢いがあるじゃないですか。
——ライヴを見ていると、池永さんは腕を振り下ろしたりして、感情を叩き付ける仕草が強くなってきているように思います。
I : 振り下ろすとか、叩き付けるとかそういうのがいいんですよね。着地できずに転けるとか。転けたら美しいメロディが鳴るみたいなのって感動的じゃないですか? ズバって決まっちゃたらあまり感動的じゃなくて、前のめりに転けるほうがかっこいいと思うんです。なんでそう思ったかというと、自分があんまかっこつかない人間なんですよね。カギ閉めたかなって2、3回確認にいくし、トイレの電気消したかなとか気になっちゃう。そういうところがなければ、そういうのに惹かれなくて済んだのかもしれないですよね(笑)。だけど、やっぱり僕はそうなんで、未だにそういう音楽に惹かれちゃうんですよね。
過去作をもう一度チェックしよう!
INFORMATION
あら恋のレコ発に1組2名様をご案内
Doobie presents "Dubbing 03"『CALLING』あらかじめ決められた恋人たちへ レコ発ワンマン・ライブ
日時2011年7月9日(土)
会場 : shibuya WWW
開場 / 開演 : 18:30 / START : 19:00
チケット : ¥2,800(1Drink別)
出演 : あらかじめ決められた恋人たちへ
締め切り : 7月7日(木)
件名に「あら恋ワンマン 招待希望」、本文に氏名、電話番号、をご記入の上、info(at)ototoy.jpまでメールをお送りください。
当選者の方には、7月8日(金)にご連絡します。
※あらかじめinfo(at)ototoy.jpからのメールを受信できるよう、設定ください
- 2011/07/30(土)@FUJI ROCK FESTIVAL'11
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PROFILE
あらかじめ決められた恋人たちへ
トラック・メイカー、鍵盤ハーモニカ奏者の池永正二を中心とした叙情派エレクトロ・ダブ・ユニット。メンバーは、鍵盤ハーモニカxベースxドラムxテルミンに加え、DUB P.A.xDUB照明を含めた「ユニット(組織)」として圧倒的なステージを展開する。美しい爆音であることでも有名。また、メンバー個々の課外活動も盛んで、他のバンド活動はもちろん、作曲、マネージメント業務、レーベル業務まで、その活動は多岐に渡る。「あらかじめ決められた恋人たちへ」として、あがた森魚、はっぴぃえんど、加藤和彦、等のアルバム、リミックス・ワークに参加する一方で、映像的なセンスを持った音楽性が高く評価され、映画音楽や演劇音楽、バンドのプロデュースも手掛けている。
official HP
POPGROUP HP
『CALLING』特設 HP