これが最後の若気の至り?!ーーPOTSHOT・RYOJI、伝説のスカ・パンク・バンド・SKANKIN’PICKLE、Mike Park と緊急対談!!

結成20周年を記念して2015年11月までの期間限定再始動中のPOTSHOTが、リユニオン・ミニ・アルバム『DO IT AGAIN WITH POTSHOT』をリリース!! 未発表曲とライヴでの定番曲の現メンバーによる再録、シーナ&ロケッツへのリスペクトを込めたカヴァーを収録した全6曲は、POTSHOTならではのスカ・パンク魂が込められた作品となっている。本作のリリースを記念し、POTSHOTの中心人物でTV-FREAK RECORDSを主宰するRYOJIと、KEMURIの結成20周年記念イベント〈SKA BRAVO〉で来日した伝説のスカ・パンク・バンドのSKANKIN’PICKLE(スカンキンピックル)のヴォーカルでASIANMAN RECORDSを主宰するMike Parkの対談を行なった。スカ・パンクの歴史を牽引し、D.I.Y.であることを体現している彼らの言葉は示唆にとんでいるものだった。ぜひ音源とともにご覧いただけたら幸いだ。
インタヴュー & 文 : 西澤裕郎
結成20周年を記念したリユニオン・ミニ・アルバムを配信スタート
POTSHOT / DO IT AGAIN WITH POTSHOT
【配信形態】
ALAC / FLAC / WAV / MP3
【価格】
単曲 205円(税込) / アルバム購入 1,080円(税込)
【Track List】
1. Fight Together
2. Start From Today
3. Every Dawn [2015 version]
4. I Can [2015 version]
5. I Wanna Be With You(SUMMER 2015)
6. Happy House
POTSHOT / Fight TogetherPOTSHOT / Fight Together
POTSHOTが結成20周年という事で、第1回目以来15年ぶりに荒吐ロック・フェスに誘って頂きました。それをきっかけにまた解散時のメンバーで久しぶりに集まったら、 無駄に盛り上がり、もうちょっとライヴやろうぜぇ~なんて、各々のスケジュールを完全に忘れ、無責任な意見が出たかと思えば、どこでどう間違ったのか、どうせだったらそのライヴに合わせて新作があった方がいいんじゃない? なんて話になりました。今年50歳を迎えた小林雅之さんをはじめ、ほぼ全員円熟にはほど遠く(笑)、体力も落ちていて大変でしたが、どうにかこうにか新作が完成いたしました。
これが最後の若気の至りになると思いますので、是非聴いてやってください。
また各々のスケジュールの為、 思い描いていたほどの本数ではないですが、11月まで何本かライヴをやりますので、そこでお会い出来たら嬉しいです。
それでは、皆さんお元気で。
RYOJI(POTSHOT)
INTERVIEW : RYOJI(POTSHOT) × Mike Park(Skankin' Pickle)

ーーRYOJIさんとMikeさんは10年以上の付き合いになるそうですけど、もともとどういうきっかけで交流が生まれたんでしょう。
RYOJI : 90年代の中頃にアメリカでスカ・パンク・ムーブメントが始まって、95年にスカ・パンク / スカコアを自分でもやろうと決心したんです。その時点でスカ・パンクのレコードを出してるレーベルって国内は勿論のとこ海外にもそんなになかったんですけど、数少ないレーベルのなかに、ディル・レコードっていうAsian Man Recordsの前身レーベルがあって、そこの作品はほとんど買ったりチェックをしていたんです。なので、ファンレターみたいな感じでMikeにデモテープを送ったのがきっかけです。
ーー当時、スカ・パンクをリリースしてるレーベルがほとんどなかった状況で、Mikeさんがレーベルを始めたのはなぜだったんでしょう。
Mike : もともとは自分のやっているバンド、スカンキンピックルの音源リリースのためにレーベルを作ったんです。そのあとで、スカンキンピックルでツアーに行った時に、Less Than Jakeが来ていたり、スラップスティックっていう伝説のバンドとかに出会ったりして、彼らのアルバムを出すことになって。もともと、僕のレーベルは実家にある親のガレージから始まってるんですよ。メディアを通して宣伝をしたわけでもなく、地道な人と人との繋がりで始めてずっと続いていて、RYOJIみたいに若い子がそれを発見して、人の繋がりで続いているレーベルなんです。
ーー当時、スカ・パンクとかそういうバンドがそれほどいない中で、いち早くMikeさんがスカンキンピックルを始められたのはなぜだったんでしょう。
Mike : スカンキンピックルを最初に始めた時は、スカ・パンクをやろうっていうイメージはなくて、自分たちが好きだったものを楽曲の中に合わせていった感じなんです。1番影響を受けたバンドはフィッシュボーンで、あとオペレーションアイビーにも影響を受けました。その後、ワールドワイドになったレッドホットチリペッパーズはファンク過ぎて、自分の趣味とはあわなかったんだよね(笑)。
音楽は強い武器というか、道具だから、変えられることが多いと思います
ーーそんなMikeさんのアティチュードをうけて、2000年にはRYOJIさんが〈PLEA for PEACE JAPAN TOUR〉(※1)を開催しました。当時は、日本ではリアリティにかける部分があるかもしれないという前書きもありながらの開催でしたが、今は平和という言葉自体をリアリティを持って考えなければならなくなっています。そうした活動をされてきたRYOJIさんとして、今、音楽をやることをどういうふうに考えてらっしゃいますか?
※1 : マイク・パークが、アメリカで行なっていた人種差別に反対するスカパンクのチャリティ・イベント〈ACT AGAINST RACISM〉を日本でもやりたいということでPOTSHOTのRyojiとともに2000年にはじまったイベント。
RYOJI : 今回の作品の歌詞を書く時に、頭にきてることとがわーっとすぐに出てきたんですよ。そのとき、世の中に対して怒っていることに変わりはないと思ったんですよ。むしろあの時より悪くなってるって、書き終わってから思いましたね。10年振りにPOTSHOTとして作品を作った時に、POTSHOTだったらこういう歌詞を書くだろうなって意識した時に、すんなりバーって出てきちゃったから、ハッとしましたね。

ーー怒りみたいな部分が出てきた、と?
RYOJI : 怒りというか。今、言っておかないといけないことは、はっきり言っておこうよっていう。
ーー2000年の当時はそこまで実感的にはなかったわけですよね。
RYOJI : そうですね。まだ震災前でしたし、今みたいに憲法無視して集団的自衛権で自衛隊が海外へ行く話なんてなかったですから。今の方がほんとに現実的になっちゃってますよね。
ーーとはいえ、当時モヤっとした気持ちをしっかり活動に落とし込めていたのは、すごいことですよね。
RYOJI : そういうことを言える立場にあるんだったら、言った方がいいっていうのをMikeから教わったんですよね。最初の頃はポリティカルなことにほぼ興味はなくて、スカ・パンクってただ楽しい、かっこいいっていうイメージだったんですけど、後から〈Ska Against Racism〉っていう人種差別反対のイベントが発展して〈Plea For Peace〉になったことを知ったんです。ぶっちゃけ、最初は「人種差別反対」「戦争反対」って言うことがスタイルらしいぜっていうところから入ったんですけど、やっぱり何も言わないよりは言った方がいいし、何もやらないよりは何か少しでもやった方がいいって思うようになって。深く勉強してるわけじゃないんで、本当にやってる方に言わせたら、ぬるかったり、よくないのかもしれないですけど、やらなかったら0ですけど、0が1になるってだいぶ違うと思うんで、そういうのを学んだっていうか。政治的というより、自分の暮らしや社会に関係してる問題なので、何か少しでもやっていかないと、とてもまずい方向に進んでいるので。
ーーMikeさんは、どうして当時から音楽とポリティカルなことを結びつける活動をしていたんですか?
Mike : スカって、もともとジャマイカで発祥したんですけど、そこから移住してきたイギリスで白人も黒人と同じ音楽をということでスペシャルズなどの混合バンドが出来て、それが2トーンと呼ばれるようになったんですね。ただ、アメリカに移行してきて、そういう精神が薄くなってきたので、人種差別の意識の高さを戻したいっていう意味で〈Ska Against Racism〉を始めました。

ーーそれを実際にやられたことによる手応えだったり成果は、実際にあったんですか?
Mike : 〈Ska Against Racism〉で人種差別に対する意識は生まれてきたけど、ぶっちゃけて言うとお客さんが白人だらけだったんです。だから、効果はあったけど、そこで融合したかと言ったらどうかなって感じでした。
ーーここ数年、日本でもレイシズムが問題になっています。そういう現象に対して、音楽をやることで現状を変えられるという想いはありますか。
RYOJI : 今すぐに変えられるかは分からないですけど、自分がそうだったように、パンクとかスカ・パンクを通じて、そういう問題を知ることによって、それについて考えるようになるじゃないですか。その気付きがなかったら、大きなメディアが発した情報だけにコントロールされちゃうから、音楽が色々な意見があるという広い世界の入り口の役割をはたしていて、たとえばクラッシュが『サンディニスタ』ってアルバムをリリースした事によって、多くの人がニカラグアで起こっている問題を知る事が出来たというだけで現状を打破するきっかけにはなったと思いますし。
ーーそうした活動を音楽を通して行なう必要性というか、音楽だからこその可能性をどういうところに感じているんでしょう。
Mike : 実際、韓国系のアメリカ人である自分の音楽を聞いてくれている日本人がいる訳で、音楽が人種の壁や国境を越えている。音楽は強い武器というか、道具だから、変えられることが多いと思います。たとえばBGMひとつでも雰囲気が変わるし、アティチュードも変わるんじゃないかな。
今アメリカではCDは通販では売れなくて、ヴァイナルなんですよ
ーーRYOJIさんは、自身のレーベル・TV-FREAK RECORDSも運営していますが、D.I.Y.であるっていうところでMikeさんから影響を受けてるところもあるんでしょうか。
RYOJI : そうですね。Mikeの場合は、出すところがないから自分でやってっていうスタートなんでしょうけど、自分でやるっていう大切さとか楽しさとかを学びましたね。実際そのガレージも見に行ったんですけど、本当にガレージで(笑)。
ーーあははは。具体的にどんなところなんですか?
RYOJI : 本当に屋根付きの駐車場で、シャッターをガラガラって開けると車が2、3台停まるような駐車場があって、そこに棚がいっぱいあるんです。CDとかレコードが積んであって、注文があるとそこから抜いて通販で送っていて。
ーーレーベルをはじめて20年近く経ちますが、今と当時ではやり方などは変わりましたか。
Mike : システムは変わらずです。今はディストリビューターがつぶれたこともあってレコード屋に音源を卸していないから、もしかしたら今の方が調子がいいかも(笑)。この7年くらいでリリースしたレコードも全部自分のところでやってるから。基本的にヴァイナル(アナログ・レコード盤)の通販とデジタル配信ですね。

ーーCDというフォーマットではもう作ってないんですか?
Mike : 今はヴァイナルですね。ツアーをすることになったときに、CDを作ります。今アメリカではCDは通販では売れなくて、ヴァイナルなんですよ。
北島(UK PROJECT) : それがスタンダードなスタイルなんですか?
Mike : そうです。だから新人バンドを出す時には500枚、ヴァイナルをプレスしています。ヴァイナルは高いので、ツアーが増えるバンドだったらそれをCD化するんですけど、基本ヴァイナルで終わりますね。
北島 : 他のレーベルもそうなんですか?
Mike : そうですね。今アメリカではヴァイナルをプレスする会社が6社しかなくて。その6社が生存できたのも、パンク・バンドがヴァイナルをリリースし続けたからなんです。でも、今やいろんなアーティストがアナログを作るようになっていて、500枚のヴァイナルを作るのにも6ヶ月待つこともあって、それが記事になるくらいなんです。小さいレコード屋を支援するためのRECORD STORE DAYっていうのがあるんですけど、大手のメジャーレコード会社が金儲けになるってことに気がついてしまったので、限定盤をヴァイナルで作るようになって小さなレーベルのプレスが待たされるという現状もあります。
ーーちなみに、Mikeさんが自分で音楽を買う時はどういう風に購入しているんでしょう?
Mike : ストリーミングサイトでタダで聴けるからほとんど買わないですね。
北島 : エイジアンマンもスポティファイに入れてるんですか?
Mike : はい。個人的には音楽業界にはあんまり貢献してないです(笑)。
ーーそれが、アメリカ内ではスタンダードな音楽の楽しみ方なんですか?
Mike : そうですね、すごく簡単ですから。
ーーRYOJIさんは音楽をどういうふうに買ってるんですか?
RYOJI : 買う量はどんどん減っていて、今メインとされてる音楽はあんまり聴かなくて、聴くのも買うのも昔の再発とかですね。ちょっと前までは、アナログのコレクションをしてたんですけどそれもやめちゃって。っていうのもYouTubeとかに激レア音源とかがあがっているので、コレクションの熱が冷めてしまって。
あんまりビジネスっぽくなると、純粋に楽しめなくなっちゃうから
ーーMikeさんの話を聴いていると、アメリカで起こってることに日本も段々近くなっていくんだろうなって感じもしますよね。リスナー側としてはすごい便利ですけど、ミュージシャン側としては入金がすくないのでなかなか大変なのかなとも思うんです。Mikeさんとして、この現状で音楽をやっていくことをポジティヴに捉えていますか?
Mike : 残念ながら音楽業界も変わってきてるから、それに順応するしかないですね。他のレーベルは360度契約といって、レコード契約だけでなく、プロダクションとしても契約して、物販からも手数料をとるような契約をしていて、音源が売れなくなっているのでそういうふうにシステムも変わってきているしね。大手になればなるほどみんなそういう契約ですね。
ーーそういう中でMikeさんは360度をやっていないんですよね。
Mike : バンドと契約もしないですからね(笑)。利益が発生した時は折半するってシンプルな形でやっています。
ーー契約書をかわさないっていうのは、つまり信頼関係だけでやっているってことですか?
Mike : はい。契約で揉め事も発生するのもいやなので、いろいろ大変ですけどそういうスタイルでやっていますね。
ーー音楽をやる上で、どこまでビジネスライクにやっていくか、そうじゃないかは重要なところなのかもしれないですね。
RYOJI : そうですね。POTSHOTに関しては、10年前までは音楽が仕事になっていたから、売上も上げなきゃいけないし、それでギスギスして解散にも繋がってしまったと思うんですけど、今回はみんなそれぞれの今の生活があるなかで、楽しいだけでのモチベーションでやろうよって。なるべく初期衝動とか初心に戻ってやりたいなって決めたんです。あんまりビジネスっぽくなると、純粋に楽しめなくなっちゃうから、再結成とか復活じゃなくて、期間限定の企画として楽しもうって。
ーー解散状態に戻るところに向かってツアーが始まりますが、どういうモチベーションでツアーに臨んでいこうと思っていますか?
RYOJI : 何本かライヴをやったんですけど、お客さんがすごく喜んでくれているんですよね。昔お世話になっていたイベンターさんがイベントに誘ってくれて、嬉しそうにしてくれてるのを見て、やってよかったなーっていうのがあるんですね。なので、残りのライヴもそんな感じになればいいかなって。みんなで楽しくなれればと思います。

ーー最後に、せっかくですので、お互いにメッセージを交わし合って締めましょうか。
Mike : 昨日、神宮球場にヤクルトの試合を観にいったんですけど、POTSHOTのTシャツ着てる子がいたよ。
RYOJI : ほんと(笑)!?
Mike : ビビって声かけられなかったけど(笑)。
一同 : (笑)。
RYOJI : エイジアンマン・レコードは今後どんな予定ですか?
Mike : リリース数を絞ってでも続けるけど、楽しくなかったらやめます(笑)。あと、来年で20周年なので、サンフランシスコにあるボトム・オブ・ザ・ヒルっていうちょっといい感じのパンク小屋で、6月15~19日まで5日間連続でライヴをやります。
北島 : そういえば、前にイベントをやった時に清涼飲料水のメーカーがスポンサーにつくみたいなオファーがあったんだけど断ったみたいなことを言ってたよね?
Mike : そうだったっけ?
北島 : Mikeは、イアン・マッケイ(※2)に影響を受けていて、その人だったらどうするか考えて断ったみたいな話をしてたんですよ、たしか。
※2 : 元・マイナースレット、フガジのメンバーで自らインディ・レーベル、ディスコードを運営。
RYOJI : レーベル運営で迷った時とかはイアン・マッケイならどう判断するだろうっていうのを考えて自分も決断をするってマイクはずっと言ってたからね。
Mike : イアン・マッケイは本当にリスペクトしているよ。ただ、あの頃はそういうことを言ってたかもしれないけど、今は考える(笑)。スポンサーがつくとPOTSHOTもアメリカに呼べるからね(笑)。
RECOMMEND
KEMURI / F
2015年に結成20周年を迎えた日本のスカ・パンクの先駆者、KEMURIの通算11作目、2012年の復活以来3作目となるオリジナル・アルバム。 KEMURI節炸裂なハイ・スピードなスカ・パンク曲から、キャッチーな日本語曲、そしてレアなアコースティック曲まで、バラエティあふれるエネルギッシュなパンク・アルバム。
スカコア・ブームの火付け役のひとつSCAFULL KINGの3rdアルバム。本作はなんとFISHBONEのVoアンジェロ・ムーアをゲストに呼び、SAXコーラスなど3曲に参加、そのうち1曲はアンジェロ自らメイン・ヴォーカルをとっているのでFISHBONEファンは要check!!
LIVE INFORMATION
POTSHOT 20th Anniversary Tour Final
2015年11月22日(日)京都 磔磔(完売)
2015年11月23日(月・祝)名古屋 APOLLO BASE(完売)
2015年11月28日(土)東京 恵比寿 LIQUIDROOM(発売中)
W STUDIO RED opening ceremonies “SAY GO!!”vol.2
2015年10月16日(金)松山 W Studio RED
出演者 : 10-FEET、POTSHOT(完売)
PROFILE
POTSHOT
1995年Vocalで作詩、作曲を担当するRYOJIを中心に、ホーン・セクションがいるメロディアスで大合唱できるスカ・パンクをやる為に結成。多分日本で3番目に結成されたスカ・パンク・バンド。
1997年8月に日米リリース(!!!)のファースト・アルバム『POT’S&SHOT’S』発表。
1999年10月にリリースしたサード・アルバム『POTSHOT ’til I die』はオリコン誌最高9位、メジャー流通ではない、インディーズ流通にもかかわらず20万枚近いセールスを記録。『平和と団結』をテーマにしたPLEA FOR PEACE TOUR (プリーフォーピースツアー)など海外との交流も積極的に行う。
2005年3月にメンバー間の音楽性の相違により解散を決意。
5月にオリジナル・ラスト・アルバム『POTSHOT BEAT GOES ON』リリース。
9月にラスト・ツアーを行う。
2015年、結成20周年を記念して、東北のアラバキ ロック フェス、北海道のジョイン アライブに出演。10月にミニアルバム『DO IT AGAIN WITH POTSHOT 』をリリース。11月に3本のライヴを行い、また冬眠に入ります。