コンポーザー/プロデューサーを務めるNeuronとボーカルのkahocaによるエレクトロ・ユニット、Empty old City。退廃した都市を思わせるインダストリアルなサウンドで国内外から注目を集め、先日行われた〈Spotify O-EAST〉でのワンマン・ライブのチケットが早期に完売するなど、多くのリスナーを魅了している。今回OTOTOYでは、ダンス・ミュージックに精通しているライター、imdkmに加え、Empty old Cityのライブ・パフォーマンスに惹かれたOTOTOY編集部、菅家拓真の二名によ…
2020年代のJ-POPの中心を歩みながら、なぜ羊文学というバンドはこれほどまでに「異質」なのか。タイアップや海外進出といった現代的な成功のフォーマットを受け入れつつも、そのサウンドは決して大衆性へ回収されない。本稿では、羊文学の核心にある「オルタナティブ性」を読み解いていく。ノイズ、私小説性、そして「あなた」へ向けられた祈りのような歌。アルバム『D o n’ t L a u g h I t O f f』を軸に、羊文学がなぜ今、多くのリスナーの心を静かに揺らしているのか。その魅…
元yonawoのフロントマン・荒谷翔大が、ソロ初となるフル・アルバム『TASOGARE SOUL』を完成させた。初作にふさわしく、本作には自身の表現における指針とも言える意思があらためて提示されている。ルーツに立ち返りこれまでを見つめ直すとともに、ほとんどの楽器演奏やアレンジも自ら手がけ、「自分にできること」を拡張した一作だ。荒谷は本作で何を描き、それが現代においてどのような意味を持ち、どんな希望となりうるのか。ライターの天野史彬と井草七海が、それぞれの視点から本作を読み解く。...…
NaNoMoRaLの音楽だけが触れられる琴線がある。彼女たちの楽曲を聴いたひと、なによりNaNoMoRaLのライブをみたことがあるひとのほとんどは、そう感じたことがあるだろう。諦念や死生観を優しく明るく包み込む歌声、聴くたびにはっとさせられるポップスとしての強度。なにが聴くものたちの心を震わせるのか。NaNoMoRaLの結成からその活動を見守ってきた南波一海が、『wa se te wo』のレビューを通じて解き明かします。...…
This feature presents short reviews of standout releases from 2025, each personally selected by members of the OTOTOY editorial team.We hope this guide helps international listeners navigate the breadth of Japan’s independent music scene across genres, spa…
また一年という区切りが終わろうとしています。年というのは、その時々のムードをつかむ記号みたいなもので、つまり音楽作品を振り返るのにピッタリですね! というわけで、2025年、OTOTOYストアで人気だった作品・時代のテンションを形取った作品・特集記事でその真髄までをなぞった作品、のうちから50作品をご紹介。ピックアップした作品に関連する特集記事も合わせてチェックしてみてください。 ...…
多くのリスナーを惹きつけ、令和のポップシーンに鮮烈な存在感を放つようになった、友成空。その1stアルバム『文明開化 - East West』は、どこに魅力が宿っているのか。OTOTOYでは今回、西澤裕郎、坂井彩花、ニシダケンの3名のライターが、それぞれの視点から本作についてレヴューを執筆。バイラルヒットを記録した“鬼ノ宴”、“睨めっ娘”から、世界各地の音楽性を飲み込みながら和の語感を自在に操る新曲群まで――友成空という表現者の現在地を描き出す今作が、どのようにして唯一無二のアルバムとなったのか。その魅力を多…
LIQUIDROOMとの共同企画として、当地のアニヴァーサリー・ライヴなどに出演するTESTSET、2年ぶりのセカンド・アルバム『ALL HAZE』のレヴューをお届けします(LIQUIDROOMの公式ウェブにも同時掲載中)。''ハイレゾ版販売中'' ''ロスレス(CDと同同音質)版配信中'' ''文 : 大久保祐子(SUGERSWEET)'' ...…
''文 : 高田敏弘''大阪を拠点に活動する4人組バンド、colormalの3rdアルバム『夜に交じる人たち』は、諦観から始まる希望の音楽だ。Gt/Voの家永は、2022年のセカンドEP『anode』リリース時のインタビューで、それまで「特に意味はない」と語っていたバンド名の由来について、実は ‘color’ と ‘normal’ の組み合わせであり、ジャンルの多様さ (color) とJ-POP的普遍性 (normal) の両立を目指しているのだと明かした。...…
きのホ。を擁する京都発のレーベル・古都レコードから誕生したアイドル・AQが、2025年6月に自身初のアルバム『S.E.A』をリリースした。「深海編」というコンセプトを掲げた今作には、音楽ユニット「印象派」がサウンド・プロデュースを手がけた珠玉の11曲が収録されている。今回OTOTOYでは、南波一海、坂井彩花、ニシダケンの3人のライターが今作に関するレヴューを執筆。それぞれの視点から、AQ、そして『S.E.A』という作品の魅力を深掘りしていきます。...…
結成から半年経たずして2024年7月にリリースした1st EP「EXCLAMAT!ON」では、“スラング・ロック”という新たなジャンルを打ち立て、一挙に注目を集めた4人組ガールズ・ロック・バンド、NEK!(読み:ネキ)。そんな彼女らが放つ2nd EP「TR!CK TAK!NG」は、SNSを利用したことのある人なら誰でも共感するであろうインターネットの世界における“陰”を、超絶技巧の演奏に乗せて痛快に暴いていくコンセプトEPだ。そして現実世界とSNSの狭間で浮かび上がる「リアル」の実感とは、一体どこにあるのか…
多くの人から愛される存在になった、緑黄色社会。その最新アルバム『Channel U』の魅力とはどの部分にあるのか。今回OTOTOYでは、沖さやこ、坂井彩花、ニシダケンの3人のライターが今作に関するレヴューを執筆。それぞれの視点から、緑黄色社会、そして『Channel U』という作品がどう素晴らしいのか、お伝えします。...…