メンバー全員がデザイナーやカメラマンなどの仕事を持ちながら、12年かけてじっくりファン・ベースを築き上げてきたSpangle call Lilli line(以下、スパングル)。彼らが約1年半振りのオリジナル作品を、3作連続で発表する。第1弾は、プロデューサーに相対性理論のギタリスト永井聖一を迎えて制作された7年振りの2ndシングル「dreamer」。そこに2枚のアルバム『VIEW』と『forest at the head of a river』(6月発売)が追随する。オフィシャルのインタビューで答えているように、『VIEW』には短めでポップな曲が、『forest at the head of a river』には長めでマイナー調の曲が中心となって収められている。
以下のインタビューからも分かるように、スパングルの3人は音楽知能が高く、確信犯的に音楽活動をしている。バンド活動に埋没するのではなく、一歩引いた視点からプロデューサー的な立場で自らのバンドを動かしていく様は痛快で、それが誤解も込みで音楽を楽しむことを許容している。一言で言えば、バンドにとっても聴き手にとっても想像の振れ幅をたくさん用意した作品になっている。6月には1年半振りのワンマン・ライヴを恵比寿LIQUIDROOMで行うことが決定。しかし、既にチケットは即日SOLD OUT! このライヴを最後にライヴ活動を当面休止するという。天の邪鬼にも思えるスパングルのギタリスト藤枝憲に、活動への考え方からライヴのことまでじっくり伺った。
インタビュー&文 : 西澤裕郎
スパングルは、あると嬉しい「おやつ」みたいなもの
——約1年半振りのオリジナル作品で、しかも3枚連続リリースとなる今作ですが、どのようにして制作にとりかかったのでしょうか?
前作のアルバム『PURPLE』『ISOLATION』を作った時も、2年くらい期間が開いてから作り始めたんですね。その時、久しぶりに集まったのでバンドが楽しくて、ライヴもその流れでやったらそれもすごく楽しかった。映像DVDも収録したんですけど、それも楽しくてよかったんですね。ここ数年は、大坪(加奈)さんは1個終わると全力を使い果たしちゃうんだけど、男子2人はもっとやりたくなっちゃう、という状態で。それで、調子がいいからちょっと休んですぐ取りかかろうよって話をしたら、サクッと話がまとまったんです。10年もやるとファンもある程度僕たちのことを分かってきてくれて、共犯関係じゃないですけどバンドのメタヒストリーみたいなものも楽しみつつ「次どうくるのかな? どうするのかな? 」っていうのを一緒に楽しんでくれる。普通だったら、曲を作るモチベーションって「すごい伝えたいものがある」とか「訴えたいことがある」とかなんだろうけど、スパングルにはそれが特にないし、ギターをつま弾いていたらすごいいいメロディが出来たとかっていうのでもないんですよ。スパングルの活動自体、やるぞって決めてから全てが動き始めていくので、活動するのを決めることが一番大事というか(笑)。その分、決めたら行動は早いですね。今回も決めたら「どうする? 2枚作る? 」みたいな感じで一気に作り始めました。
——それじゃあ、曲が沢山出来たからアルバムを2枚に分けた訳じゃないんですね。
そうじゃないですね。曲が多いから2枚ってのが理想的なんですけど(笑)。
——先ほど”メタ”という言葉が出た通り、スパングルはメンバー自身が一歩引いた部分からスパングル自身を見ているイメージがあります。相対性理論の永井さんにシングル「dreamer」のプロデュースを頼んだ理由も、彼らが同じようにメタ視点からバンドをやっているように見える所にシンパシーを感じたからなんでしょうか?
そうですね。歌詞も含めて相対性理論の持っている音楽性とか立ち位置に共感したんです。だからある程度シングルでお願いするんだったら、そこら辺の最低限のルールというかマナーが分かった上で遊んでくれる人のほうがいいかなと思ってお願いしました。結果的に、相対性理論でもスパングルでもない、すごくいいバランスを探ってやってくれたので、頼んでよかったなと思いました。相対性理論はメンバー全員の音楽偏差値が高いと思いますね。
——こうして欲しいとか何かしらの注文はしたんですか?
してないですね。シングルですっていうことだけ伝えて、向こうから若干注文は来ましたけどこちらからはしてないです。ほっとくと僕らは曲が長くなる傾向があるので、イントロをもっと短くしたり、ここはもう一回繰り返そうとかそういうレスポンスはありましたけど、音に関しては「抜いてもいいです」「いじってもいいです」っていう渡し方をして、僕らの音に対して色んな回答が自由に出来るようにしたんです。僕らのほうからこうじゃなきゃダメだっていうことは一切言ってないですね。
——オフィシャルのインタビューで、「何をやってもスパングルになるんじゃないかって思ってて」と語っていますが、それにしても任せ過ぎじゃないですか(笑)?
(笑)。最初、みらいレコーズの人と話した時に話の流れで、永井(聖一)さんにお願いしたらおもしろいですねって話になって、それだったら僕はギター弾かなくていいやと思って、「ギター弾いて下さい! 」って言ってみたらそれもOKが出た。それくらい自由にバンドを楽しめる感じになってます。笹原(清明)くんは「バンドはおやつ」って表現をよくするんです(笑)。なくても死なないけど、あるとすごく嬉しい。それで「おやつ、おやつ」って言ってる。スパングルが十何年もゆるく活動してきたアドバンテージってそこにあると思うんです。1stアルバムとか2ndアルバムの時点では、そこまで突き放した感じにはなれないと思うんですよね。自分たちのやりたいことをどう伝えるかとか、バンドのアイデンティティに関わる事になっちゃうから。6月に出る『forest at the head of a river』で9枚目のアルバムになるんですけど、今回の新作はスパングルのこういう側面なんだよねってことを織り込み済みでファンも多分楽しんでくれている。相対性理論の永井さんが関わって、歌詞も大坪さんが書いてなくて、メンバー2人もギターをあまり弾いてないってことも織り込み済みで楽しんでくれている。そういう関係性を10年以上かけてやってきたので、今は大分楽しい。仮に歌が入ってなくても、クラシック音楽を作りましたって言っても理解してもらえるというか。そういう意味で、何をやってもスパングルになるかなって感じがしますね。
——色々任せてもスパングルっぽくなってしまう、その核って何だと思いますか?
何だろうね? 最近メンバー3人でインタビューを受けた時、曲を公募してみようって案まで出てきたんですよ(笑)。曲も書かない。つまり何もやらなくてもスパングルになりそうだよねって。じゃあその核って何なんだろうって考えてみたんですけど、やろうと決めた時点ですでにスパングルになっちゃうのかなと思って。言い方を変えれば、スパングルっぽくない作品を作ることのほうが難しい。ほぼインストのユニット「点と線」を笹原くんとやった時、それもすごいスパングルっぽいって言われたし、大坪さんが全部打ち込みで曲を作ってもスパングルっぽいって言われたから、何をやってもスパングルっぽくなっちゃうんだなって気はしますね。
もっと抽象度が高くて、言葉にならないような感じのことがやりたい
——スパングルの音楽は、何か一つのことを伝えたいとかではなくて、抽象的で余白の多い音楽だと思うのですが、その意見についてはどう思いますか?
それはあると思います。何かが正しいとか悪いとかではなく、感じ方に自由度を持たせたい部分はあります。あまり言葉にできない感じとかニュアンスを表現したい。あとは、この声でこういうニュアンスでこのサウンドに乗って歌われたら気持ちいいだろうみたいな部分が大事かな。例えば、相対性理論もミスマッチになりそうな言葉とニュアンスを組み合わせてグッとこさせるやり方が上手くて、言葉遊びの中でも突出した印象を受けますね。
——なるほど。そうした感覚は以前からお持ちだったんですか?
僕は小学生の頃、うしろゆびさされ組がすごく好きだったんですけど、例えば「バナナの涙」っていう曲があるんですね。バナナって多分男性器のメタファーじゃないかと思うんですが。それを高井麻巳子と岩井由紀子(ゆうゆ)が、歌詞の意味もわからずに無邪気に歌っている。その時に、本人たちがわかってないことを演じつつ、ある種の言葉遊びのような歌詞を歌うというのを観た時に、日本語の歌詞って進化したんだなって思った。さらにそれが新しいタームで出てきたのがつんくとモーニング娘。だったと思うんですけど、そこに対して秋本康さんがAKB48で更に上塗りをしている。ちゃんとアップデートしながらも、今の価値観や空気とかを、等身大の押し付けがましいメッセージとかじゃなく歌わせている。そうすることで逆に、今の空気がすごく伝わるし、グッとくるなって思う。僕としては、そういう事も踏まえつつ、もっと抽象度が高くて、言葉にならないような感じのことがやりたいですね。
——確かにスパングルの歌詞は抽象的で、はっきりとしたメッセージを掴むのは難しいですもんね。
歌詞に関しては誤植変換って勘違いされることが凄いある(笑)。でも、ものすごい難易度が高くてまったく脈略のない文章でも、単語が繋がると絶対にイメージできちゃうものなんです。この歌詞はこういうことを歌ってるんですよね? とかよく訊かれるんですが、難易度を上げても歌詞って意外と伝わっちゃう。そう考えると、歌詞ってまだまだ音楽そのものよりも荒らされてない領域で、もっとアップデートできるんじゃないかと思うんです。
——具体的にどうのようにアップデートしていっているんですか?
歌詞は大坪さんが書いているので、その変化の具合しか分かりませんが、バンド初期の頃は、互換性の悪いコンピュータ同士でテキストを送ると、一気に文字化けしたりするじゃないですか、あのブツ切れ感というか脈絡の無さを、もうちょっと意味やストーリーが感じられる方向にしていく、みたいな感じかなと思ってました。最近は、もっと合理的な感じというか、大坪メソッドみたいなのがあるような気がしています。ただ、僕がジャケットのデザインもしているんですけど、正直歌詞の誤植が分かんないんですよ(笑)。大坪さんしか誤植がわからない。もちろん大坪さんの中でも難易度みたいのがあって、どこまでやったら伝わるかみたいな実験みたいなラインがあるんですが。歌詞を読んで、ここは意味的に「素」って漢字が正しいのかなって思っていたら、実はお酢の「酢」が正しかったりする。さらに「酢」の次にくる言葉がすごくいい言葉だったりするから、この歌詞どうやって受け止めたらいいんだろうって(笑)。この単語の繋がりってかなりトリッキーだよねって話をすると、大坪さんは全然別の視点で純粋に並べた時の字画の濃さだったり、簡素な言葉と密度の濃い漢字のバランスとかを大事にしているみたい。12年やっている中でちょっとずつ大坪ワールドが出てきている感じもするんですけど、もっともっとアップデートできる感じがありますね。ただ、それだけ無茶苦茶やってもある程度は伝わるんだって発見もありました。たまに、この歌詞でなんでこんなに沢山の人に支持されてるんだろう? って思う事もあります。
——聴き手は歌詞を読みこんで想像を膨らませたり、各自でメッセージを感じたりしますからね。
そうそう。だから流行のJ-POPのようにそんなに安易な歌詞にしなくても、意外とみんな深読みしてくれるし、使い回された気分とか感情を歌わなくても、いいメロディに言葉が乗れば、それだけでいいと思うんです。空耳アワーみたいな感じもありますからね。勝手に解釈されるっていうか、それはまだまだ面白いし余地があって、例えばネットや配信限定とかで曲だけ聴くっていうときは「私があなたが好きで」って言われるよりかは、様々な受け取り方ができる、つまり誤解も含めての聴こえ方の余白があっていいと思いますね。感情の揺れ方は100人いたら100人様々な感じがするんで。その感じ方に対して、歌詞を観たら「えー!」みたいな部分もあった方が楽しいと思いますし。そもそもこちらの意図があっても、100%正確に伝えたい、みたいな押し付けるようなスタンスは嫌だし、そんなに思い通りには行かないのでその辺はかなりゆるくしてありますね。だって10年前こんなこと歌っているのに今の自分は考えてる事やメッセージが全然違うってこともあるじゃないですか(笑)。そういう意味では10年前と今で、ちょっと違う聞こえ方がする、くらいの方が曲として純粋に楽しめるというか、恥ずかしさははいですよね。
スパングル・コール・リリ・ラインの自分っていうのはスパングルの自分であって、本当の自分とは違う
——そうした余地を残すって考え方は、スパングルの音楽に限らず日常生活だとか普段の考え方としてもあるんですか?
どうなんですかね。他の2人はどうかわからないですけど、僕は自分の表現そのものに酔っちゃうものはあまり好きじゃないですね。表現してることより、もう一つ上の階層でものごとを考えている人のほうが好きです。
——それじゃあ、藤枝さんは藤枝さんでスパングルを演じているという感覚はお持ちなんですか?
そうですね。スパングル・コール・リリ・ラインの自分っていうのは、スパングルの自分であって、本当の自分とは違う。日常の自分っていうのは、本当にイヤなこともあれば嬉しいこともあるし、悲しいニュースを観たらこう思ったっていう意見もあるじゃないですか。それをそのまま自分の等身大の表現としてブログに書き込んだり歌ったりするのは嫌かな。それは、そこに対してそんなに自信が持てないっていうか、逆にいうとだからどうなのっていう部分もあるから、もう少し耐久性の高いところでやりたい。こないだ相対性理論の永井さんと対談したんですけど、その時に、曲作りってi-phoneとかのアプリケーションを作っている感覚や、よく出来たゲームを作っている感じに近いって話をしていて、その感じもスゴく分かるなと思ったんです。そういう意味でも、スパングルの音楽は、「俺のメッセージを伝えたい!」っていう部分からは一番遠い感じはしますね。
——一歩引いたところから観て、スパングルはどういう風に進んでいると思いますか?
想定通りな部分もあるし、もちろん予想外のこともいっぱい起こっていますよ。これは自分の表現なんだとか当事者って思うと案外苦しいものなんですけど、一歩引いた視点から観ていると「どうなる、どうなる?! ドラマチックじゃない? 」って自分自身がその物語自体を楽しめるというか、一歩引いている分、そこで起こった想定外の部分を楽しめばいいやって思える。想定通りと想定外の部分が半分半分なんですけど、ヒストリーが積み重なれば積み重なる分、やりやすくなっていますね。
——藤枝さんと話していたら、目の前にあるテーブル上にもう一つ小さな世界があって、その世界で活動しているスパングルを観ながら「じゃあ、次どうしよっか」って相談している気分になってきました(笑)
そうそう(笑)。このテーブル上にある世界のスパングルを見ながら、5年後こうで10年後こうじゃない? っていうことを考えたら楽しいですよね? その位の距離感で常にバンドを考えるとラクですね。そうなってくると目の前の音楽の話よりもバンドのヒストリーの話ばっかになっちゃいますけど。もちろん音楽自体の手を抜いてるつもりはないですし、音を鳴らしている瞬間には、そんな事は考えていませんけど。今はバンド活動か一回りして、二巡目に入っている感じで余裕も出てきている感じなんですよね。
——そういう意味でいえば、スパングルはプロデューサー視点で自らバンドをやっている感じに近いですね。
バンド=自分自身では無いという意味ではそうですね。最近、笹原君もスパングルが楽しくて仕方ないって言っている。それはバンドと自分との距離感が整理出来たからだと思うんですよ。だからバンド内で意見があわなくても、意見があっていないこと自体を楽しめるように3人ともなってきてるんじゃないかな。サポートメンバーも込みの共同体というか。だから相当に今は楽しいですね。
スパングルは、あえて逆を張っていこうって
——6月には約1年半振りのライヴも控えていますが、ライヴも一歩引いたところから演奏しているんですか?
いえいえ、活動に関しては頭の中で考えられることも沢山あるんだけど、せーので曲を作ったりライヴをしている時とかって、メタな自分がいても演奏している自分はコントロールできなくて、予期せぬフレーズがパッと出てきたりするわけじゃないですか。それはその時の精神的なものやフィジカルな問題なんで、本当にコントロールできないですね。よーしっていう時に限って音が出なかったりするし。当然、そこまで演奏が上手くない、というのもあるし。だからライヴは唯一リアルな部分だし、実は昔それがイヤだった部分でもあったんです。でも最近はそういう部分も楽しもうっていう雰囲気がバンド内で出来てきている。前は自分たちで思い描くライヴが出来ないと嫌だっていうのもあったんだけど、今はそれすらないっていうか、ライヴはライヴだからねって思えるようになってきた。PAさんとかお客さんの雰囲気とかも含めて、自分たちでコントロールできない部分の楽しさを理解できるようになってきたので、最近はすごくライヴが楽しいですね。楽しいんだけど、1、2年に1度しかやんない(笑)。
——ライヴも楽しめるようになってきているのに、なんで数年に1回くらいしかやらないんですか?
ライヴを1、2年に1回しかやらないっていうのがファンの中でも当たり前になってくると、だんだん今度はオリンピックみたいな感じになっても面白いかなと思って(笑)。僕、5月で36歳になるんですよ。だからそれで行くと、次のライヴは40歳になっちゃう(笑)。じゃあ今回が30代ラストライヴ?って思うとそれはそれで、複雑ですけど。そうすると40代のライヴは2回しかない。あと4回やったら50歳になっちゃう(笑)。ライヴをやらないこと自体は、これからはライヴをやれるバンドが強いっていう音楽シーンの流れと逆行しているじゃないですか。でも、それを逆手にとって、ほとんどライブを観た事のある人が居ない、じゃないけど、如何に都市伝説っぽくなるかっていう活動スタンスでもいいかなと(笑)。CDが売れない売れないって言っているのに、今年スパングルはすでにCD3枚出すし、あえて逆を張っていこうっていうくらいの感じでいいのかもしれないですね。だから、もし4年ライブをやらないなら4年やらないのを楽しむくらいの気持ちでいますね。
——そのためにどんな秘策があるのでしょう?
もう全てを受け入れるっていう事じゃないですか(笑)。だから最終的には公募も悪くないかなって(笑)。完成した曲を募集しちゃうくらいの。それでスパングルがみんなのおやつになるくらいの自由なスタンスでいいのかなと。
PROFILE
1998年結成。メンバーは大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人。今までに7枚のオリジナル・アルバムとミニ・アルバム、2枚のライヴ・アルバム、ベスト盤1枚をリリース。数々のコンピレーション・アルバムなどにも参加。2008年9月に3年ぶり6枚目となるオリジナル・アルバム『ISOLATION』、11月に7枚目の『PURPLE』を連続リリース。2009年1月には、大坪によるNINI TOUNUMA名義のソロ作品や、藤枝&笹原による点と線名義でのリリース、国内外のアーティストの作品への参加など、サイド・プロジェクト等も精力的に活動。2010年3月には、永井聖一(相対性理論、etc)プロデュースによる7年ぶりの2ndシングル「dreamer」をリリース。4月には『VIEW』、6月には『forest at the head of ariver』と、2枚のアルバムのリリースも控えている。
1年半ぶりの東京ワンマン決定!! 『SCLL LIVE 2010@恵比寿LIQUIDROOM』
- 6/5(土)@恵比寿LIQUIDROOM
※チケットSOLDOUT!!!
「dreamer」プロデューサー永井聖一が参加 相対性理論
シフォン主義
自主制作でリリースしていたCD-Rが耳の早いリスナーを中心にじわじわと広がり、ミュージシャン達からも多大な支持を受けることとなった彼らの1枚目。キャッチーなメロディが耳に残る「LOVEずっきゅん」をはじめとする全5曲を収録。独特のヴォーカルと歌詞、ねじれたポップ・センスが、感覚をくすぐります。
ハイファイ新書
Perfume以降の新世代ポップ・シーンを牽引するバンド、相対性理論の新作。萌え文化とリンクしながらアンダーグラウンドとも直結。淡々としているけど、突き刺さってくる言葉の群。『00年代後半のうた姫?』センスが逸脱しております。ネクスト・ジェネレーションのナンバー・ガール的存在!