祝・FUJI ROCK FESTIVAL'12出演!! 6月22日のライヴをOTOTOYで独占配信!!
2012年7月11日より行っていたヨーロッパ・ツアーを無事大成功に収め、FUJI ROCK FESTIVAL'12への出演を間近に控えたOrquesta Libre。ROVOや大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラのドラマーとして活動し、豊かな経験と音楽感を持つドラマー・芳垣安洋率いる同バンドが、スガダイローとタップ・ダンサー2人を迎え、2012年6月22日に新宿PIT INNで行ったライヴを、高音質音源でOTOTOY独占リリースいたします!! テーマは、デューク・エリントン。情熱と冷静が同居しながらも熱を帯びていく様子が生々しく蘇ります。マスタリングは、本作ももちろん益子樹。ノリにのっているOrquesta Libreのライヴ音源をぜひご堪能ください。
スタンダードを再定義するOrquesta Libre、ライヴ・シリーズ第3弾
Orquesta Libre with スガダイロー with タップダンス / Plays Standards vol.3 -LIVE at PIT INN 2012.06.22- (HQD ver.)
【配信形態】
HQD (24bit/48kHz WAV)
【価格】
1500円(まとめ購入のみ)
【Track List】
01. Creole Love Call / 02. I Got It Bad / 03. Caravan / 4. Money Jungle / 5. African Flower / 6. Tap~Take The A Train
<Orquesta Libre>
青木 タイセイ / Taisei Aoki (Trombone、arrangement)
塩谷 博之 / Hiroyuki Shiotani (Clarinet、Soprano Saxophone)
藤原 大輔 / Daisuke Fujiwara (Tenor Saxophone)
渡辺 隆雄 / Takao Watanabe (Trumpet)
Gideon Juckes (Tuba)
高良 久美子 / Kumiko Takara (Vibraphone)
鈴木 正人 / Masato Suzuki (Bass、arrangement)
椎谷 求 / Motomu Shiiya (Guitar、Steel Guitar)
芳垣 安洋 / Yasuhiro Yoshigaki (Drums、arrangement)
<Special Guest>
スガダイロー / dairo Suga (Piano)
浦上雄次 / Yuji Uragami(Tap Dance)
Ron x II(Tap Dance)
Recording & Mixing : 山田杏奈 / Anna Yamada
Mixing & Mastering : 益子樹 / Tatsuki Masuko (Float)
ブルースとしてのデューク・エリントンを再構築
毎年6月、新宿PIT INNでは芳垣安洋による4DAYSライヴが行われている。連日行われるライヴには、様々なゲストが呼ばれ、その夜ごとの色を見せる。夏の暑さを目前に、まあまあゆっくりやりましょうよといった、穏やかながら夏の暑さ以上に熱い夜の時間を演出してくれるのだ。2012年は、4日のうち3日間に芳垣安洋率いるOrquesta Libreが出演という、まさにOrquesta Libre祭りといってもいい夜になった。
ゲストとして、2日目には柳原陽一郎が、3日目にはおおはた雄一が参加し、素晴らしいステージを見せてくれた。千秋楽である最終日にゲストとして登場したのは、フリー・ジャズ・ピアニスト、スガダイロー。そして、2人のタップ・ダンサーだった。会場内は満員御礼。椅子席に座れず立ち見のお客さんも多い。そんな熱気のこもった会場のステージにメンバーたちが登場し、芳垣がこの夜のテーマを発表した。そのテーマとは、「デューク・エリントン」。そもそもOrquesta Libreのコンセプトは、「さまざまなジャンルのスタンダード・ナンバーを片っ端からやってみる」というもの。ビッグ・バンドの王様であるデューク・エリントンを、Orquesta Libreの解釈でどのように演奏するのか。そんなわくわくした期待が、4DAYSの最終日ということに相まって、始まる前から静かながら会場の温度があがっていった。
演奏を始める前に芳垣がMCで語ったことでもっとも印象的だったのは、「デューク・エリントンはブルースなんだ」ということ。改めてエリントンを聴き直していくうちに、エリントンの本質にはブルースがあるということをみつけた芳垣。観客である我々は、一体どんな演奏になるのか、固唾を呑んでみまもった。そもそも、Orquesta Libreの素晴らしいところは、激しさのなかにも“静けさ”があり、静けさの中にも“激しさ”があることを表現できる点だ。そして、彼らはエリントンのブルースを、再構築して描いてみせた。感情の起伏というのは簡単なものではない。怒っているようでいて、その奥にあるのはやさしさや悲しみだったりもする。その、感情の奥にあるもう一つの感情を、芳垣のピアニシモからフォルテシモまでレンジの広いドラム・プレイが引っぱり、エリントンのブルースを再構築していた。そして、そのブルースという面を表現するのに、スガダイローの叩き付けるような激しいピアノ・プレイが見事にはまっていた。情熱的というと短絡的かもしれないけれど、形ではなく主張のあるピアノプレイが、Orquesta Libreの演奏と調和し喧嘩し、一つの形へと昇華されていた。
またもう一つの驚きは、2人のタップ・ダンサーのリズムである。4日目のサブ・タイトルが「新宿2丁目ハーレム化計画」と名付けられているだけあって、ニコラス・ブラザーズを再構築したようなタップと、それによって生まれるハーレム感というのが、新宿2丁目の喧噪とマッチし、別世界に来てしまったかのような身の暑さを感じさせてくれた。二度と同じ物にならない身体性が垣間見える素晴らしい瞬間だった。それに伴って、盛り上がるお客さんたちの熱気も演奏の一部と思えるくらい、聴き手自身を感動に導いた。Orquesta Libreが解釈し、再構築していく、スタンダード・ナンバーの可能性は未だ見えない。とんでもない楽団であることを認識した一夜だった。(text by 西澤裕郎)
これぞ生の醍醐味!! Orquesta Libreのライヴ音源をHQDで独占配信中!!
2012年2月5日 Orquesta Libre with おおはた雄一 @新宿PIT INN
「さまざまなジャンルのスタンダード・ナンバーを片っ端からやってみる」。そうしたコンセプトを掲げ自由でのびのびとした演奏を聴かせる大所帯バンド、Orquesta Libreが、2012年2月5日に新宿ピットインで、おおはた雄一を迎えてライヴを24bit/48kHzのHQDで配信中。ブルースやフォーク・ミュージックをルーツとするシンガー・ソングライターおおはた雄一と、芳垣安洋率いるOrquesta Libreが、スタンダード・ナンバーという一つの目的に向かって曲を奏でる緊張感溢れるライヴをお楽しみください。
Orquesta Libre with おおはた雄一 / Plays Standards vol.1 -LIVE at PIT INN 2012.02.05- (HQD ver.)
【配信形態】 HQD(24bit/48kHz WAV)
【価格】
1500円(まとめ購入のみ)
<Track List>
01. Por Una Cabeza(首の差 ) / 02. Hello Dolly / 03. Ponta De Areia / 04. One Morning / 05. リリー・マルレーン / 06. ひとりにしてくれ / 07. オー・シャンゼリゼ / 08. Purple Haze / 09. ゴロワーズを吸ったことがあるかい / 10. Misterioso
>>芳垣安洋とおおはた雄一の対談はこちら
2012年4月17日 Orquesta Libre with柳原陽一郎@新宿PIT INN
Orquesta Libreが、2012年4月17日に、柳原陽一郎をゲストに迎えて行った、新宿ピットインのライヴを高音質HQDで配信! 「Alabama Song」や「三文オペラ第二のフィナーレ」といった往年の名曲が、柳原陽一郎の対訳とヴォーカル、そしてOrquesta Libreの演奏によって、迫力のあるアレンジで甦ります。
Orquesta Libre with 柳原陽一郎 / Plays Standards vol.2 -LIVE at PIT INN 2012.04.17- (HQD ver.)
【配信形態】 HQD (24bit/48kHz WAV)
【価格】
1500円(まとめ購入のみ)
【Track List】
1. こうてい / 2. 墓穴からの叫び / 3. Alabama Song / 4. 三文オペラ第二のフィナーレ / 5. Good-bye Poke pie Hat / 6. 4in 1 / 7. 恋のおもかげThe Look Of Love / 8. Me Japanese Boy / 9. 夢であいましょうi’ll see you in my Dream / 10. Ev’ry Time we say goodbye
>>芳垣安洋と柳原陽一郎の対談はこちら
Orquesta Libreのスタジオ盤2作同時リリース!! 芳垣安洋による全曲解説付き!!
ROVOや大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラのドラマーとして活動し、豊かな経験と音楽感を持つドラマー・芳垣安洋が率いる大所帯バンド、Orquesta Libre。「さまざまなジャンルのスタンダード・ナンバーを片っ端からやってみる」というコンセプトを掲げ、自由でのびのびとした演奏をライヴを中心に聴かせてきた彼らが、待望のスタジオ・アルバムをリリース!! '60~'70年代のロックやポップス、演劇舞台音楽、ミュージカルや映画音楽、ジャズ・チューンから第三世界の音楽まで、邦楽/洋楽のスタンダード・ソングを“うた”と“インストゥルメンタル”でプログレッシヴに再定義する10人の楽団員と、ゲスト・ヴォーカリスト2人からなる、どこか不穏でそのくせキュートなオルタナティヴ吹奏楽団の音楽を、芳垣安洋の全曲レビューとともにご堪能ください!!!
オルケスタ・リブレと柳原陽一郎とおおはた雄一 ~plays standards Chant version / うたのかたち ~ UTA NO KA・TA・TI
Red Disc オルケスタ・リブレと柳原陽一郎
1. アラバマ・ソング / Alabama Song
2. ジゴロのバラード / Die Ballade von der sexuellen Hörigkeit
3. モリタート / Die Moritat von Mackie Messer (The Ballad of Mack the Knife) (live ver.)
4. 「人間はどうやって生きてきたのか?」 三文オペラ第2のフィナーレ / Ballade über die Frage Wovon lebt der Mensch (2nd Finale of Threepenny Opera)
5. いつもさよならを / Ev’rytime We Say Goodbye
6. アルフィーのテーマ / Alfie
7. スマイル / Smile
Yellow Disc
オルケスタ・リブレとおおはた雄一
1. いとしのセシリア / Cecilia
2. ゴロワーズを吸ったことがあるかい
3. リリー・マルレーン~青い旅団 / Lili Marleen~including ”the Blue March of Turkey”
4. オー・シャンゼリゼ / Les Champs-Elysees
5. パープル・ヘイズ / Purple Haze
6. アイ・シャル・ビー・リリースト / I Shall Be Released
オルケスタ・リブレ~plays standards Instrumental version / Can't Help Falling In Love ~ 好きにならずにいられない
【Track List】 1. 首の差 / Por Una Cabeza
2. ハッシュ / Hush
3. パープル・ヘイズ / Purple Haze
4. 小さな願い / I Say A Little Prayer
5. 遥かなる影 / Close To You
6. ハロー・ドーリー / Hello Dolly
7. シシリアンのテーマ / Le Clan Des Siciliens
8. 砂の岬 / Ponta De Areia
9. 好きにならずにいられない / Can't Help Falling In Love
>>芳垣安洋による全曲解説はこちら
芳垣安洋とおおはた雄一の2人だけのセッションを記録したDSDライヴ音源も配信中
数々のジャズ・ミュージシャンとのセッションをはじめ、ROVO、渋さ知らズ、さらには自身が率いるVincent Atmicus、Orquesta Nudge! Nudge! など、幅広いフィールドで活躍する芳垣安洋。毎年恒例となった新宿PIT INNでの芳垣安洋4DAYSの初日6/21(火)に、おおはた雄一が登場。何を演奏するかは本番まで全く決めず、おおはた雄一がその時のフィーリングによってギターを弾き始め、芳垣が即興で合わせていくというスペシャル・セッションをDSDで録音しました。その中からおおはた雄一が選んだ全13曲をOTOTOY独占配信中。
芳垣安洋×おおはた雄一 / LIVE at 新宿PIT INN 2011.06.21
【配信形態】
1) DSD+mp3(320kbps)
2) HQD(24bit/48kHz WAV)
【価格】
各1500円(まとめ購入のみ)
【Track List】
1. 不思議なくらい / 2. キリン / 3. Prayer / 4. きみはぼくのともだち / 5. 決別の旗 / 6. ゴロワーズを吸ったことがあるかい / 7. 旅の終わりに / 8. おだやかな暮らし / 9. Good night, Irene / 10. Canción Mixteca -encore 01- / 11. トラベリンマン -encore 02- / 12. He was a friend of mine -bonus track- / 13. サカナ -bonus track-
INFORMATION
Orquesta Libre
FUJI ROCK FESTIVAL’12
2012年7月29日(日)@新潟県湯沢町苗場スキー場場 ORANGE COURT 出演
芳垣安洋 ライヴ・スケジュール
2012年7月25日(水)@横浜JazzSpot DOLPHY
2012年7月28日(土)@新潟県湯沢町苗場スキー場場
2012年7月29日(日)@新潟県湯沢町苗場スキー場場
2012年8月3日(金)@江古田Buddy
2012年8月5日(日)@横浜JazzSpot DOLPHY
2012年8月6日(月)@西宮Jazz Spot Corner Pocket
2012年8月7日(火)@梅田シャングリラ
2012年8月8日(水)@今池TOKUZO
2012年8月11日(土)@石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
2012年8月14日(火)@代官山 晴れたら空に豆まいて
2012年8月18日(土)@横浜サムズアップ
PROFILE
Orquesta Libre
日本を代表するトップ・ドラマー芳垣安洋(Vincent Atmicus, ROVO, ONJT, Altered States, Orquesta Nudge! Nudge!) が率いる、'60~'70年代のロックやポップス、演劇舞台音楽、ミュージカルや映画音楽、ジャズ・チューンから第三世界の 音楽まで、邦楽/洋楽のスタンダードソングを“うた”と“インストゥルメンタル”でプログレッシヴに再定義する、10人の楽団 員とゲスト・ヴォーカリスト2人からなる、どこか不穏でそのくせキュートなオルタナティヴ吹奏楽団!!!
〈メンバー〉
芳垣安洋(ds, perc, arr)
青木タイセイ(tb, key-harmonica, arr)
塩谷博之(ss, cl)
藤原大輔(ts)
渡辺隆雄(tp)
ギデオン・ジュークス(tuba)
高良久美子(vib, perc, key-harmonica)
鈴木正人(b, g, arr)
椎谷求(g, steel-g, mandolin, banjo)
岡部洋一(perc)
芳垣安洋
関西のジャズ・エリアでキャリアをスタートさせ、モダン・チョキチョキズ、ベツニ・ナンモ・クレズマー・オーケストラ、渋さ知らズなどに参加後上京。渋谷毅、山下洋輔、坂田明、板橋文夫、梅津和時、片山広明、巻上公一、ホッピー神山、大島保克、菊地成孔、オオヤユウスケ、高田漣、ヤドランカ、酒井俊、長谷川きよし、カルメン・マキ、おおたか静流、小島真由実、浜田真理子、カヒミ・カリィ、UA、原田郁子、Jhon Zorn、Bill Laswellなど様々なミュージシャンと共演。現在、ROVO、大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ、南博GO THERE、アルタード・ステイツや自己のバンドVincent Atmicus、Emergency!、Orquesta Nudge!Nudge!等のライヴ活動の他、蜷川幸雄や文学座などの演劇や、映画の音楽制作も手掛ける。メールス・ジャズ・フェスを始めとする欧米のジャズや現代音楽のフェスティバルへの出演や、来日するミュージシャンとの共演も多く、海外ではインプロヴァイザーとしての評価も高い。自身のレーベル「Glamorous」を主宰する。
芳垣安洋 official web
Orquesta Libre official facebook
スガダイロー
1974年生まれ鎌倉育ち。学生時代は生物学者を目 指すも其の道から挫折、ピアノに転向する。洗足学園ジャズ・コースの実技試験にて山下洋輔をアッと驚かし、栄えある一期生として入学。その後バークリー音楽大学に4年間留学(同期には上原ひろみ他)、帰国後は“渋さ知らズ”や“鈴木勲OMA SOUND”でも活躍。坂田明・小山彰太・向井秀徳(from:ZAZEN BOYS)・七尾旅人・中村達也・志人(from:降神)・U-zhaan・仙波清彦、二階堂和美などとも共演を重ねている。昨年10月にはポニーキャニオンより待望のメジャー・デビューも果たし、間違いなく21世紀の日本でただ一人バリバリのフリー・ジャズ・ピアニストである。
浦上雄次
タップダンサー 浦上雄次 1976年 2月22日生まれ 熊本県出身
16才から小原朋浩氏にソウル・ダンスを学び、熊本のダンス・チーム、「DEE-LITE」のメンバーとして活動後、19才で上京。上京後は数々のダンス・イベントやコンテストに出演、「STAX GROOVE」「SYMBOL- ISM」として活動する傍ら、24才でHiguchi Dance Studioに入門、タップ・ダンサーのHIDEBOHに師事する。その後2001年から2005年までの5年間、HIDEBOH主宰のリズム・パフォーマンス・グループ、「THE STRiPES」のメンバーとして国内外のイベントに出演、タップ・ダンサーとしての活動が主体となっていく。そして2006年、様々なグループでの活動を経て、「自己の表現」を追求する為にソロ活動がスタート、ライヴ・ハウスや劇場でタップ・ダンスの公演を主催し、各地でワークショップ等も行う。2011年9月には、アーティスト名をSUJI TAPから本名である浦上雄次に戻して 舞台活動を再スタート。今後も更なる飛躍を目指し、タップ・ダンスの普及に務める。
RONxII
RONxII is a tap dancer as a representative of Japan, he has worked performed on many stages and in various movies.He has been tapping for the different styles of tap as a rhythm tap dancer.He collaborates with oriental music unit "HALE to KE", pianists and another musical instruments.He is also an artist of various abilities in dance, acting, singing, piano, choreography and stage direction.Currently he has his own tap shows and choreographs and performs all over the world.He has been regarded as remarkable from the viewing public and critics alike.