Negicco初のトップ10入りを目指して!!ーー田島貴男プロデュースによる、新潟の魅力がつまったシングルをハイレゾ配信

西寺郷太、小西康陽、矢野博康のプロデュースに続く、Negiccoニュー・シングルのプロデュースは、なんとあのORIGINAL LOVEの田島貴男!! アイドル曲制作ははじめてという田島による「サンシャイン日本海」は、これまでのNegiccoカラーとは違った軽快できらめくポップ・チューン。3人の瑞々しさが際立たっています。カップリングには、お馴染みのconnieによる「フェスティバルで会いましょう」、そしてDORIANによる「ルートセヴンの記憶」リミックス、Avec Avecによる「あなたとPop With You!」リミックスも収録。まさに楽曲派の最高峰といえるNegicco作品をハイレゾでお楽しみください。
田島貴男プロデュースのシングルをハイレゾ配信
Negicco / サンシャイン日本海(24bit/44.1kHz)
【配信価格】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/44.1Hz) 単曲 200円 / まとめ購入 1,200円
【Track List】
1. サンシャイン日本海
2. フェスティバルで会いましょう
3. サンシャイン日本海(inst)
4. フェスティバルで会いましょう(inst)
5. ルートセヴンの記憶(DORIAN remix)
6. あなたとPop With You!(Avec Avec remix)
INTERVIEW : Negicco(Nao☆、Megu、Kaede)
あっと驚くプロデューサーを迎え、アイドルという枠を押し広げるような楽曲で勝負し続けているNegiccoの新曲が、とにかくヤバい。ORIGINAL LOVEの田島貴男プロデュースによる「サンシャイン日本海」は、もはやアイドル・ソングかどうかなんて議論が不毛なくらいの爽やかなポップ・チューン。新潟を想起させる歌詞と、いつも使わないような低音や三声でのハモりなど、シンガーとしても一歩上を目指した楽曲とともに、日本のポップ・シーンに飛び込んでいく。この楽曲が、全国数多くの人に届くことを、そして新潟といえばの定番曲になってほしいと強く願う。本作の制作過程について、Negiccoの3人に話を訊いた。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
写真 : ガジェット通信編集部提供
斜め後ろから田島さんが観ているんだよね
ーーNegiccoのプロデューサー人選には毎回驚かされているんですけど、今回は田島貴男さんが楽曲制作ということで、かなりビックリしました。
Nao☆ : 個人的には、Negiccoをやる前から「接吻」がすごく好きで、カラオケで歌ったりしていたんですよ。だから、まさかNegiccoが田島さんにプロデュースしていただくなんてこれっぽっちも思っていなくて。次は誰が作ってくれるんだろうっていうワクワク感はあったんですけど、すごく感動しました。実はKaedeも好きで。
Kaede : ライヴでカバーさせてもらったりしていたので、本当にビックリしました。
ーーなんの曲をカバーしてたんですか?
Kaede : 私も「接吻」を歌っていました。3、4年前の誕生日イベントで歌ったんです。
ーーおぉ!! Meguさんは?
Megu : 2年くらい前に「僕らの音楽」っていう番組を観ていたときに田島さんが出られていて「接吻」を披露されていたんですよ。それを観て、カエポ(Kaede)が歌っていた曲だって思ったのを覚えています(笑)。
ーー3人とも「接吻」に縁があるんですね(笑)。田島さんはアイドルの楽曲を作るのがはじめてということでしたが、最初はどういうことからはじめていったんですか。
Nao☆ : 田島さんが「レコーディングの前に会っておくのがいいと思う」って言ってくださったみたいで、みんなで田島さんのところに行ってお話させていただいたんです。こんな下っ端が失礼なんですけど、腰の低い方でびっくりして。田島さんは、すごく雰囲気のある歌い方をする方なので、ちゃんとニュアンスがわかるように歌えたらいいなって気持ちでした。
Megu : そのときは少ししかいられなくて挨拶程度だったんですけど、すごく笑われる方だなって思いました。最初緊張していたので、笑顔で対応してくださって、すごく和みましたし、笑顔が印象的だなと思いました。
Kaede : 私はすごく緊張して、自分からなにか言える状況ではなくて。一生懸命話を聞いているような感じで、すごくドキドキしました。
ーーそのとき話した内容は…?
Kaede : 全然覚えてないです。
ーーあはははは。レコーディングはどこで行なったんですか?
Nao☆ : 田島さんのプライベート・スタジオでしました。田島さんが気を使って話をしてくれるので、歌う時間よりしゃべっている時間のほうが長くて(笑)。「疲れるでしょ? 俺も疲れたから少し休もう」って言ってくれたり。リラックスして録れました。
Megu : 田島さんと自分の距離はこれくらい(5メートルくらい)だったしね。
Nao☆ : 斜め後ろから田島さんが観ているんだよね。
ーーそんなに近かったんですね。田島さんが他のプロデューサーさんと違うところってありました?
Nao☆ : 歌っている最中に「おー」とか「なんとかかんとかに似ている」とか、レコーディング中なのに声出しちゃうんですよ(笑)。「またしゃべっちゃったよ、大丈夫かな?」って言ったり。
ーーへえ。チャーミングな方なんですね。
Megu : あと〈サンシャイン〉っていうところを、飛び越えるように歌ってほしいって、フリをつけて表現してくれて。お茶目でかわいらしかったです。
これまでで一番新潟が広がる曲だなって

ーー実際、「サンシャイン日本海」は、これまでのNegiccoの楽曲に比べて大きく印象が違いますよね。最初聴いたときは、率直にどう思いましたか。
Kaede : 田島さんの曲だなって思いました。デモ音源をいただいたときに、田島さんが歌われていたのですごく素敵だなと思ったし、同時に自分が歌えるかなって不安があって。AメロBメロが本当に低くて、3人とも大丈夫かなと思って。歌い慣れていない部分を常に出していかなくちゃいけないから、挑戦だなと思いました。あと、サビが3声なので、3人で違う音程を歌うことも、ライヴとかで大丈夫なのかなっていろいろ不安になりました。でもレベルアップするために、本当にいい曲をいただいたなと思いました。
ーーNao☆さんはいかがですか。
Nao☆ : いままでに聴いた自分の声と違う声っていうか、こういうキーだとこう聴こえるんだなとか新しい発見になったりしました。実際に歌ったりすると、お父さん世代の方とか、いままでNegiccoの歌を聴かなかったような人たちも立ち止まって聴いてくれるので、幅広い層の方に聞いてもらえるし、これを聞いたら新潟に来たいって思ってもらえるだろうなって思いました。あと、田島さんは新潟観光をしたことがないっていっていたんですが、新潟の景色が広がるような曲だなって思いました。
ーー新潟に住んでいるみなさんからしても、新潟の景色が浮かんでくるような曲なんですね。
Nao☆ : みんなで、観光したことがないのにすごいねって言ってました。これまでで一番新潟が広がる曲だなって。
ーーMeguさんは、最初の印象はいかがでしたか。
Megu : すごくシンプルな曲だから、言葉がすごく伝わりやすいじゃないですか。だから、歌が重要になってくるなと思ってがんばりました。
ーーちなみに、歌割りは最初から決まっているんですか?
Nao☆ : 最初にconnieさんがだいたいのパートをわけてくれるんですけど、今回は2番にみんなが好きな言葉が入っていたりして。Kaedeだったら〈ビール一杯だけ〉とか。ビールがすごく好きとかじゃないんですけど、金麦とかってよく言っていてファンの方からもらったりとかしていて(笑)。Meguだったら〈スイカ〉、わたしだったら〈シーサイドライン〉。たまたまにしてはすごい偶然なんですよね。
ーーそれに対して「フェスティバルで会いましょう」はconnieさんらしい楽曲となっていますが、田島さんとの制作をへて、connieさんに変化はありましたか。
Nao☆ : 今回の曲は、変化ってよりは、大きい舞台にNegiccoを立たせたいって願望がすごく出ているよね。
Megu : connieさんは遊び心があるというか、企んでいる意図的なものが歌詞に入っていたりするので、それに翻弄されるNegiccoです(笑)。
Nao☆ : そう。今回は私たちに宛ててっていうより、いろんな人に宛ててって感じで。〈一年一度のSmile に会える〉はTIFのスマイルガーデンのことを歌っていたりしますし。
Negiccoも音楽でがんばってますってことを伝えたい
ーーNegiccoって、新潟と東京を車で移動することが多いと思うんですけど、いつも車のなかでは、なにをしているんですか?
Kaede : 音楽を聴きながら、寝ています。
Nao☆ : 車のステレオが壊れていてCDを入れると出て来なくなっちゃうから、イヤホンつけて寝ていて。この間なんのボタンも押してないのに、突然CDが出てきてビックリしたんですけど(笑)。
ーーあははは(笑)。どんな音楽を聴いているんですか?
Nao☆ : 3人それぞれだと思うんですけど、東京の景色だったり、新潟に帰るには山がたくさんあったり星が出ていたりするので、そのときの気分によって音楽を変えたりして、たそがれたりしてます。
Megu : 私は場所的に景色が見えないんですよ。荷物があるんで。
Nao☆ : たまにキャーって声が後ろからするんですよ(笑)。
Megu : 荷物が崩れてくるときがあって。
Kaede : 物販の商品とかがね。
Megu : だから、物販が売れないと命にかかわってくるんです(笑)。
ーーあははは。ちなみに、Negiccoの曲は聴きますか?
Kaede : シャッフルでかかれば聴きますけど、自分からは聴かないかな。
Nao☆ : そうなんだ。
Kaede : でも、最近聴きたいって思うようになったというか。昔は仕事以外聞きたくないって思っていたんですけど、ほんとここ最近は聴きたいなって思うようになって。
ーーよく聴く曲ってありますか?
Kaede : 最近は、「アイばか」(「アイドルばかり聴かないで」)とかかな。
ーーNao☆さんは?
Nao☆ : わたしは、今回のリミックスがめちゃめちゃ好きで、どっちもヤバくて、リピートしてます。特に「ルートセヴンの記憶(DORIAN remix)」のリミックスが自分的にきてて、まったりしているんだけどニュアンスが変わっていて。それを聞きながら夜過ごすのが好きです(笑)。
ーーMeguさんはどうですか?
Megu : 「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」をよく聞きます。最近なかなか歌わない曲なので、イメージ・トレーニングも込めて。自分の歌うところもがんばりたいなと思って。曲も好きなので聴きますね。
ーーNegiccoとしての、いま一番近い目標はなんでしょう?
Nao☆ : 一番近い目標は、今回のシングルでトップ10に入ること。で、わたしとMeguだけになっちゃうんですけど、USJに行きたいって言っていて。トップ10に入ったら3人でUSJに行かせてもらおうって話してるんです。
Megu : ハリーポッターができるから行きたいねって。バタービール飲みたいよね。ここ(鼻の下)に白いヒゲつけて。
Kaede : バタービールってなに?
ーーKaedeさんだけ温度差が(笑)。
Megu : 最初は3人とも同じテンションで行く方向だったんです。
Kaede : でも「なんでいくのかな?」って考えたら、ハリーポッターができたからだと思って。私はあまり興味なくて。
Megu : それがわかってからトップ10への3人の温度差がでてきちゃって(笑)。
Kaede : そのタイミングで、Nao☆ちゃんがTwitter上でMac欲しいって言い出したから「トップ10に入ったらMacを買おう」って言ったら、一瞬寝返ったんですよ(笑)。
Nao☆ : そしたらKaedeがポンチャにつぶやいて、ヤバいバレる!! ってなったんですけど、USJにも行きたいです(笑)。
ーーあははは。Negiccoは楽曲が本当にいいので、目標が達成できることを願っています。
Nao☆ : 「トリプル! WONDERLAND」のときもトップ10に入るって言っていたんですけど、惜しくも16位だったんです。「ミュージックステーション」でNegiccoがトップ10に入っているのをタモリさんが観てくれたときに、Negiccoも音楽でがんばってますってことを伝えられるのかなと思っていて。いま私たちは音楽のところで認めてもらいたくてやっていて、楽曲に対してはずっと自信を持っていいと思っているので、それをもっともっと多くの方たちに知ってもらいたいです。
本取材にガジェット通信編集部のみなさんが潜入取材!!!
かつて、ネギ風タイツ『ネギタイ』を持って2.5Dで行なわれたNegiccoのイベントに乱入して話題となった、ガジェット通信の編集部の方が、本取材を潜入取材してくださいました。もちろん、『ネギタイ』を持って。その様子は、後日ガジェット通信に掲載予定!! そちらもお楽しみに。
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LIVE SCHEDULE
Negicco x Especia 2man tour 「9 girls!」
2014年8月9日(土)@心斎橋JANUS
2014年8月17日(日)@LIVE HALL GOLDEN PIGS RED STAGE
2014年8月26日(火)@LIQUIDROOM
PROFILE
Negicco
J-POP アイドル・ユニットNegicco。フジテレビ「めちゃ × 2イケてるッ!」エンディング曲にNegiccoオリジナル曲「圧倒的なスタイル」が1年間オンエア。2012年開催ワンマン・ライヴは代官山UNITをはじめ東京、大阪、新潟全てでソールド・アウト。さらに、Zepp東京、Zeppダイバーシティ、横浜アリーナの大ステージに出演。2013年2月から代官山LOOPで定期ライヴ「Negi-ROAD」開催中。Negiccoは2013年7月で結成10周年、オリジナル・メンバーで10年続くことは稀であると高い評価を受けている。2013年3月新潟県知事より「にいがた観光特使」に任命される。