水曜日のカンパネラ4thミニ・アルバム完成記念!!ーーその④中毒性の高いサウンドを司る男、kenmochi hidefumiに単独インタヴュー
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水曜日のカンパネラの4thミニ・アルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』、もう聴きましたか? もしまだ聴いていないようでしたら、まずはYouTubeでもかまいませんので試聴してみてください(気にいったら、OTOTOYでハイレゾ配信しているので、ぜひダウンロードしてくださいね)。なんだこれ? と思うかもしれません。でも、それがいずれ中毒となり、ついつい頭の中をぐるぐる周り、再生せずにはいられなくなっていることでしょう。
おっと、水曜日のカンパネラとは、2014年に入り、急速に注目を集めているヴォーカルのコムアイを中心にしたユニットです。ジャジー・ヒップホップ、テックハウス調の楽曲に、桃太郎だったり間寛平をモチーフにした歌詞が乗る、変に中毒性の高いユニットです。最近では、山田孝之や大塚愛がTwitterでこのユニットの名前をつぶやいたり、「桃太郎」「千利休」が収録された100円CDがオリコン・デイリー・チャートで8位を記録したり、BAYCAMPやりんご音楽祭といった野外フェスにも出演したり、その活動の範囲を大きく広げています。
そんな彼らの待望の4thミニ・アルバムの完成を記念し、4週連続でお送りしている本企画。最終週となる第4週目は、水曜日のカンパネラのサウンド・プロデューサー、kenmochi hidefumiに単独インタヴューを敢行。単身大阪で楽曲制作を行い、Skypeを通じてメンバーと会議や楽曲制作を行なっているkenmochiに、やはりSkypeを通じて話を訊きました。本作はどのように制作されたのか、コムアイの成長をどう観ているのか、楽曲に向かう姿勢などなど、その言葉に耳を傾けてみてください。より楽曲への想いが強くなること間違いなしです。
待望の4th・ミニ・アルバムをハイレゾ配信中!!
水曜日のカンパネラ / 私を鬼ヶ島に連れてって(24bit/48kHz)
【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz)
【配信価格】
単曲 208円 / まとめ購入 1,234円
【Track List】
1. 千利休
2. 桃太郎
3. エンゲル
4. チャイコフスキー〈Interlude-ラモス-〉
5. インカ
6. デーメーテール
7. ジャンヌダルク
8. ドラキュラ
水曜日のカンパネラ、初ワンマンの開催が決定!!
水曜日のカンパネラ初ワンマン「鬼ヶ島の逆襲」!
2015年3月29日(日)@恵比寿・LIQUIDROOM
時間 : OPEN 16:00 / START 17:00
料金 : STANDING 2,900円
主催 : DISK GARAGE
企画制作 : 水曜日のカンパネラ
制作 : ATFIELD inc.
お問合わせ : 050-5533-0888
※チケットについて : 現在、11/5発売のミニ・アルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』の帯の裏の先行予約にて受付開始!! 一般発売は現在未定。
『私を鬼ヶ島に連れてって』収録曲「ドラキュラ」のMVを公開!!
INTERVIEW : kenmochi hidefumi
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kenmochi hidefumi
生年月日 : 1981年8月2日
楽器 : ギター / ベース / キーボード / サンプラー他、とにかく全部
元Hydeout Productionsに所属し、バンドでもDJでもない視点から鮮烈なインストゥルメンタル・ミュージックを展開する新世代アーティスト。
取材 & 文 : ねるねるね〜るね西澤
ポスト・ダブステップっぽい空間開けめのビートは、たぶん初めてかな
ーーヴィレバン、タワレコ、OTOTOYの3店舗で行なった、水曜日のカンパネラの「バイヤー座談会」読んでくれましたか?
kenmochi : すごいロング・インタヴューでしたね(笑)。大変読み応えのある記事でした。
ーーありがとうございます(笑)。水曜日のカンパネラは、いまが大きく成長するポイントだってことをみんなで話していたんですけど、kenmochiさんとしては、いまの状況をどういうふうに見てますか?
kenmochi : うーん、そうですねー。最初は、僕と同年代ぐらいの人とかが、歌詞とか変なところで引っかかってくれるのかなと思っていたんですけど、意外と若い子たちや普通のロックを聴くような子たちも、おもしろいって言ってくれてるみたいで、そういうのがおもしろいなって思っていますね。
ーーkenmochiさんがソロでやっていたころは、わりと限定されたリスナーにうけていた感じですか?
kenmochi : そうですね。「kenmochiさんの曲は歌が入っていないからすごく好きなんです」って人が多かったです。いま水曜日のカンパネラの反応がちょっとずつよくなってきているのは、普通にラジオを聴いている人だとか、ミュージック・ステーションを観ている子たちが引っかかって聴いてくれているのかなあ、と。大阪のFM802で、「ジャンヌダルク」をかけてもらったとき、誰かが「初めて水曜日のカンパネラを聴きました! すごくかっこいいと思いました! これから追っていきたいと思います!」ってコメントしてくれていて、その人のアカウントをちらっと見たら「SEKAI NO OWARI大好き!」って書いてあったんですよ。「ジャンヌダルク」って、アルバムの中でもちょっと聴きづらい曲かもしれないと思っていたんですけど、そういう子が初めて聴いて、心に引っかかる要素もあるんだって、逆に新鮮でしたね。
ーー僕としては「桃太郎」がオリコン・デイリー8位に入るほどの反響があるとは想像してませんでした。そういう人たちにひっかかるフックを作ろうとかって意識みたいなものはあったんですか。
kenmochi : いや、ないですね。むしろ「千利休」のほうがキラーチューンになるんじゃないかなと思っていました。「桃太郎」で意識したのは、歌詞の雰囲気。いままで、僕はしゃべり言葉を使わないようにしていたんですけど、「桃太郎」は逆にそれをいっぱい使うようにして「なんとかじゃない?」「絶対正気じゃない」とか、韻を踏んでラップを作るっていうのをやったんです。そしたら、コムアイの人となりがよく見える、おもしろい曲になって、それがうけたのかなあって。
ーー「桃太郎」の着想は、どういうところからうけたんですか?
kenmochi : あれは、トリプルファイヤーの「富士山」を聴いたときに、〈富士山と僕は全然関係ない〉って歌詞があって、ビートの上でフリーキーにしゃべっている感じがおもしろかったんです。最初はもうちょっと四つ打ちっぽくする予定だったんですけど、少しずつ音を抜いていっていくうちに、ちょっと変則的なビートになっていって。サビのところは曲のノリを出すために四つ打ちっぽくなりましたけど、ポスト・ダブステップっぽい空間開けめのビートは、たぶん初めてかな。
歌詞が書きたいからバスに乗るみたいな(笑)
ーー前作『シネマジャック』のリリース直前に、次の作品はこうしようとか、今品のことをすでに話してたと思うんですけど、実際に今回の楽曲はいつくらいから取りかかっていたんでしょう。
kenmochi : 今年3月に新宿LOFTでやった企画〈オトトイの地下室〉に行くバスの車内で、「千利休」と「桃太郎」の歌詞はほとんど書けていたんですよ。次は歌詞をめっちゃおもろくしようと思っていたこともあって、「千利休」「桃太郎」「ドラキュラ」「チャイコフスキー」は、行きのバスの中で土台を書いて、ホクホクしながら準備を進めていました。その直後に『安眠豆腐』の企画をいただいて、1回ストップがかかって。だから『シネマジャック』のときよりは、ゆとりがありましたけど、スケジュール的にのんびりだったって感じではなかったですね。
ーー『安眠豆腐』は、ビレバンの金田さんの発案企画で、いままでのカンパネラに別の角度から光を当てるという意味で、歌モノでカバー曲が選ばれました。これまでの作品とはだいぶ違ったものになりましたが、制作してみていかがでしたか。
kenmochi : 結果的には、すごくいい企画ものになったんですけど、コムアイが普通の曲を歌ったら負けだと思っていたので、うーんという思いはありました。声がいいとかっていうのはわかるんですけど、他にもそういうアーティストさんっていっぱいいるじゃないですか? 「最近水曜日のカンパネラって名前をよく聞くけど、ちょっとCD買ってみようかなあ」と思った人が一番最初に『安眠豆腐』を聴いたら、「あ、こういう柔らかい声で、柔らかい歌をうたう子たちなんだな」っていうイメージで終わっちゃうのかなと思って。それはちょっと違うんじゃないかと思っていたんですけど、FM802の話もそうですけど、僕が想定してなかったところでみんなに響いたりしてくれるんだなって。いい勉強になりましたね。
ーー『安眠豆腐』を経ることで、4thミニ・アルバムへの向かい合い方は変わりましたか?
kenmochi : 反動で、しばらく唄モノはいいかなって、そのときは思っていましたね。それで『私を鬼が島に連れてって』は、最後まで唄モノがなかったんですけど、最後にちょっとバランス調整心がまた芽生えてきちゃって「エンゲル」とか作ったんですよ。
ーー「エンゲル」は最後の方に作ったんですね。でも、詞を先に書くっていうのは、いままでの制作過程とは違いますよね。なんで詞先にしたんですか?
kenmochi : 『シネマジャック』のリリース・タイミングで、バスに乗る機会がたくさんあって。バスに乗っている8時間がもったいないなと思っていたので、紙とペンさえあれば歌詞は書けるから歌詞を先に書いてみようと思って。そしたら、缶詰状態の閉鎖空間が、歌詞を書くのに最適な時間になっちゃって。もう、歌詞が書きたいからバスに乗るみたいな(笑)。
ーー目的が入れ替わってますね(笑)。
kenmochi : そうそう(笑)。自分の中で課題を設けて「次のサービスエリアまで一曲書く!」とか「ここまで終わったら、おにぎり食べる」とかね。そういうことをやってたら、歌詞を書くのもおもしろくなってきて。
「このCDは呪われたCDだ!」と思って、それから何ヶ月か聴かなかった
ーー言ってみれば、カンパネラの歌詞ってダジャレみたいなというか、1つのテーマから連想される単語を盛り込んでいくものが多かったりするじゃないですか? 詞先にすることで、他に加わったものってありますか?
kenmochi : 今回すごく意識したのは人物です。タイトルのキャラクターらしくない人物像にするというか。例えば、ジャンヌダルクが日本で旗を持っている肖像画があるじゃないですか? あれを見て、バスガイドをさせるっていう設定にしようとか、あと「千利休」はちょっとサグい感じのラップをして、元ヤンが企業して成り上がって行こうとしている野心を持ってるとか。みんなが知っているキャラクターを使って、その人らしくないキャラクターを演じさせて、それをコムアイが演じあげる。いろんなところで話が屈折していくのがおもしろくて。そうなっていくと、最後ゴール地点がどこに行くのか誰も分からないっていう(笑)。
ーーもはやkenmochiさん、作家ですよね(笑)。
kenmochi : 伏線って、張っているときは一個一個線が見えているからおもしろくないんですけど、それが一気にバーン! っとリスナーの耳に入るときには、もう処理しきれないじゃないですか。質よりも、量で押し切るみたいな感じで、雪崩のように情報が迫ってきて、処理しきれないけど、おもしろかったキーワードだけが頭に残る。それを何度か聴くうちに一個一個整理されて見えてきて、最終的にはこれ全部繋がっていたんだなっていうことがわかる。一度聴いたらちょっと引っかかるし、何度も聴くとそのパズルのピースが見えてくるみたいになるかなと思って作っています。「千利休」とかは、パっと聴いても全部の歌詞の内容は理解できないけど、何度か聴きたくなるんじゃないかな? と思ってます。
ーー例えば「チャイコフスキー」の後半部分では「モスラ」をサンプリングして逆回転させていますけど、サウンド面でも遊び心がある作品ですよね。
kenmochi : 当初「チャイコフスキー」は、もうちょっと普通のエンディングを迎える予定だったんですけど、〈水曜日の視聴覚室〉でちょっと長めのSEが欲しいってリクエストをうけて作ったんです。「インカ」のイントロのフレーズで、タブラと一緒に入ってくるフレーズがあると思うんですけど、実は… これ、どこまで喋っていいんですかね(笑)?
ーー全部話してください(笑)。
kenmochi : あれ、実は「義経」なんですよ。ピアノのイントロのフレーズを逆再生させて、ビートに合うようにはめると、ああいうフレーズが出来るんです。タブラが入っていてサイケデリックっぽかったから、ここに逆再生の音を入れてイントロ作ろうと思って「義経」を再生してたときに、その一個前に収録されていた「モスラ」が逆再生で流れてきて「うわ、これめっちゃおもしろいな!」ってなって。「これをSEにしよう」ってライヴ用のSEを作って送ったらすごく好評で、このSEだけで終わらすのがもったいないなと思ったときに、そういえば「チャイコフスキー」の後半であまりいい流れが思い浮かべてなかったなあと思って加えたんです。あと、3rdで「モスラ」を作っているときに、「途中でラモスが出てくるのはどうですか(笑)?」って笑い話があって。「モスラ対ラモスっていう映画もあるんですよ!」とかいろいろ探したりしてて、「これモスラを逆再生にしてラモスってタイトルにしたら最高だな!」ってっていうのが、オチですね(笑)。
ーーあはははは。
kenmochi : あと、サウンド面でいうと、自分のCDプレーヤーがぶっ壊れっちゃったんじゃないかなっていう雰囲気を作りたいと思っていて。っていうのは、僕が高校生の頃、BUCK-TICKの『殺シノ調べ』ってアルバムを聴いてたんですよ。4曲目「VICTIMS OF LOVE」って8分くらいある長い曲があって、一番最後のところに急にCDプレーヤーがぶっ壊れたんじゃないかっていう変なSEが入ってくるんです。で、次にめっちゃ怖い曲が始まるんですよ。高校生で深夜に勉強とかしていたときだったから「なんだこれ! 気持ち悪い!」「このCDは呪われたCDだ!」と思って、それから何ヶ月か聴かなかったんですよ。でも、それからしばらくして聴いたらハマっちゃって。「俺、すげーもん聴いちゃってるぞ!」と思って、そういう感覚を味合わせたいなと思ったんです。あと、プリンスの『Come』ってアルバムでも1曲すごく恐ろしい曲が入ってて、「これは呪われたアルバムだ! プリンス怖い!」っと思って、しばらく聴かなかったんですよ。久しぶりに聴いたら、ハマっちゃって…。
ーーBUCK-TICKとまったく一緒じゃないですか(笑)!!
kenmochi : だから、あの頃、僕がBUCK-TICKとかで味わった、「わーこのCD呪われてる!」みたいな気持ちを、ちょっと植え付けさせることができたらいいなと思って、ちょっといじわるトラックみたいな曲を入れました。
いまのんびり10年後のことなんて考えて活動していたら、2年も持たないと思う
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ーーこの1年近くで、コムアイが魅力を発揮し出していて、それは客観的に観てもすごく伝わってきているんですけど、そこはkenmochiさんはどう観ていますか?
kenmochi : 僕は、ちょっと大きめなイベントとか、ポイントポイントでしか観れないんですけど、毎回、全然違うパフォーマンスができるようになっているので、すごく楽しいですし、頼もしいですね。だんだん、昔のような曲先行のイメージはほぼなくなってきていて、このままの伸びしろで言ったらひっくり返るんじゃないかって気はしていますね。
ーーkenmochi hidefumi推しだったのが、コムアイがいる音楽ユニットということに逆転していくってことですか?
kenmochi : もともと最初ビレバンで売るときも、僕がやっているってあんまり言いたくなくて。kenmochiがプロデュースとかかなり恥ずかしくて、申し訳ないと思っていたので全然そうなってくれていいです。コムアイに注目しないと、水曜日のカンパネラは意味がないんで。僕ができないこと、僕じゃ成立させられないものをやれないと水カンの意味がないので。だから、コムアイで売りたいです、僕は。
ーーとはいえ、音楽の武器を授けるのはkenmochiさんじゃないですか。だからkenmochiさんのトラックもどんどん更新していく必要があるのかなと。
kenmochi : 表面的には、コムアイがどんと構えて、僕は虎の威を借りて、裏でやりたいことをやるみたいな感じです。後ろで鳴っているトラックおかしいな? って感じにしたい。水カンのやりやすいところは、いまのイメージをぶっ壊すようなものを作ってくださいって言われるところなんです。他の作家さんにはありえないことだろうし、すごくやりがいもあるし、光栄なことだなと思ってます。
ーーこれから水曜日のカンパネラの楽曲がどうなっていくかは、みんな期待していると思いますよ。
kenmochi : いままで僕がやってきたのは、水曜日のカンパネラを壊しているようで、実はおもしろい添え木をいっぱいつけて、看板っぽく見せていただけなんですよ。今はコムアイ自身が立派に変な看板になってきたので、そろそろ添え木をはずして壊していい段階なんですけど。むしろ今度は向こうのほうが煽ってきている段階ですね(笑)。
ーーもう次の作品に向けて構想は考えているんですか?
kenmochi : そうですね。僕のなかでは、ちょっと変えようかなって思っているところはありますね。と、毎回言っているので、変わるかわからないんですけど(笑)。
ーー(笑)。1年で3作品リリースしたり、スピード感も速いから、そのときそのときの旬だったりトレンドも入っていきそうですね。
kenmochi : 僕は、飽きられる前にやりつくさないと、もったいないと思っているんですよ。どこかの若手バンドのインタヴューで「10年後に聞いても同じように感じてもらえる言葉を歌詞に選んでいるんです」みたいなコメントを読んだんですけど。僕はもう、いまのんびり10年後のことなんて考えて活動していたら、2年も持たないと思っていて。だから今日思いついた曲は今日使いきらないと。いつ飽きられるかもわからないし、僕が血吐いて倒れるかもしれないし、いくらでも途中で終わる可能性はあるわけで、いっぱいやっておかないともったいないですよ。こんなに自由にできるユニットがあるんですからね。
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ーーそう考えるとこのスピード感はkenmochiさんに合っている?
kenmochi : 曲ができないときはきついですけど、心地いいですね。いままで、自分一人でやっていたときより流れがスムーズというか。常に半身って感じで。現状で必死なのに、すでに片足はもう次やることに突っ込んでる、ぐらいの感じがいいですね。
ーー偉そうな言い方になってしまうんですけど、kenmochiさんの視野が広がったというか、やれることが増えてきましたよね。
kenmochi : ソロでやっていたときに比べて、柔軟性はすごく出たと思います。Seihoさんが「音楽を作るのは大喜利なんですよ」って言っていたんですけど、その言葉がすごく響いていて、ほんとうそうだなと。僕がやっていることって、そんなにかっちょいいことじゃないんですよ。言われたお題にいち早く反応して、人よりおもしろいことを言う。終わったと思ったらすぐ新しいお題がくる。その連続のなかでちょっとずつ差がついていくんです。本当におもしろい人はすぐ座布団がたまっていくし、おもしろくない人はすぐなくなっちゃう。同じような土俵で曲を書かせてもらう人はいっぱいいるんですけど、一問一問の答えで座布団の高さが変わっちゃう。そういうところでtofubeatsさんとかSeihoさんは闘っているんだろうなと思って。はやく僕もそういう人間になりたいと思ってます!!
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>>水曜日のカンパネラ、4thミニ・アルバム完成記念企画③ヴォーカルのコムアイへのインタヴューはこちら
水曜日のカンパネラ初の全国ツアー『平成26年度鬼退治行脚!』
2014年11月22日(土)@名古屋「リゾームビルディング」
※イベントですがツアー・ノリ
2014年11月24日(月・祝)@京都 nano
共演 : 【LIVE】TRIPMEN / THE FULL TEENZ
【DJ】426(mogran’BAR) / I♡NY/ LADY GAYA
2014年11月25日(火)@兵庫・神戸 太陽と虎
共演 : ポタリ / Rhythmic Toy World / Anny / L'fin.
2014年11月29日(土)@北海道 Sound lab mole
共演 : PARKGOLF / and more…
2014年12月7日(日)@長野・松本 ALECX
共演 : 夜の本気ダンス/ and more…
2014年12月15日(月)@宮城・仙台 CLUB JUNK BOX
共演 : Fragment×DOTAMA / and more…
2014年12月19日(金)@福岡・天神 voodoo lounge
共演 : TEMPURA KIDZ / and more…
2014年12月20日(土)@沖縄 Output
共演 : Seiho / 2源色 / OA:あーくまじっく
2014年12月21日(日)@沖縄 Output
共演 : 【LIVE】メカルジン / caino【DJ】亮哉(踊ROCK)、しゅうHATE
スペシャル
2015年1月18日(日)@大阪・梅田 Shangri-La
共演 : Seiho / and more…
2015年1月21日(水)@東京・代官山 UNIT
共演 : Charisma.com / and more…
2015年1月25日(日)@岡山 PEPPERLAND
共演 : クリトリック・リス / and more…
水曜日のカンパネラ初ワンマン「鬼ヶ島の逆襲」!
2015年3月29日(日)@恵比寿・LIQUIDROOM
時間 : OPEN 16:00 / START 17:00
料金 : STANDING 2,900円
主催 : DISK GARAGE
企画制作 : 水曜日のカンパネラ
制作 : ATFIELD inc.
お問合わせ : 050-5533-0888
※チケットについて : 現在、11/5発売のミニ・アルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』の帯の裏の先行予約にて受付開始!! 一般発売は現在未定。
水曜日のカンパネラ “私をレジに連れてって” キャンペーン
タワーレコードの一部対象店舗にて『私を鬼ヶ島に連れてって』直前イベントが開催決定!!
①「旧譜を知らないなんて絶対正気じゃない!」旧譜キャンペーン
10/22(水)〜
対象タイトル「羅生門」または「シネマジャック」をお買い上げのお客様に、特典 : 缶バッチプレゼント!
特典:缶バッチは無くなり次第終了となります。お早目に!
②「鬼が島行前夜祭」先行試聴
10/22(水)~11//3(月)
「私を鬼が島に連れてって」の収録曲をコムアイのコメント入りで全曲チラリズム♪
③「水曜日のカオパネラ展」顔抜きパネル展
11/4(火)「私を鬼が島に連れてって」
「私を鬼が島に連れてって」のジャケットにちなんだ、顔抜きパネル展を開催!
顔をあてて写真を撮るもよし! 遠くから眺めるだけでもよし! 絵柄は開催日までのお楽しみ!
◆詳しい対象店は水曜日のカンパネラのHPでチェック下さい。
水曜日のカンパネラの作品をチェック!!
ヴィレッジヴァンガード限定のカバー・ミニ・アルバム、ハイレゾ版!!
水曜日のカンパネラ / 安眠豆腐(24bit/48kHz)
【配信形態】
HQD(24bit/48kHz)
【配信価格】
単曲 249円 / まとめ購入 800円
【Track List】
1. カンフー・レディー / 2. めぐる季節 / 3. 月灯りふんわり落ちてくる夜 / 4. 星めぐりの歌
映画をテーマにした3rdミニ・アルバム、ハイレゾ版!!
水曜日のカンパネラ / シネマジャック
【配信形態】
HQD(24bit/48kHz)
【配信価格】
単曲 205円 / まとめ購入 1,234円
【Track List】
1. ミツコ / 2. 二階堂マリ / 3. 義経 / 4. モスラ / 5. ラオウ / 6. ダ・ヴィンチ / 7. ニキータ / 8. ランボー
CD版とはミックス違いの2ndミニ・アルバムをハイレゾ配信中!!
水曜日のカンパネラ / 羅生門
【配信形態】
HQD(24bit/48kHz)
【配信価格】
単曲 205円 / まとめ購入 1,234円
【Track List】
1. モノポリー / 2. 素子 / 3. 星一徹 / 4. シャア / 5. マリー・アントワネット / 6. アリババ神帝 / 7. 不二子 / 8. 竹久夢二
>>コムアイ、Dir.Fへのインタビューはこちら
お待たせしました!! ヴィレッジバンガード下北沢店限定の1stミニ・アルバムをハイレゾ配信スタート!!
水曜日のカンパネラ / クロールと逆上がり
【配信形態】
HQD(24bit/48kHz)
【配信価格】
単曲 205円 / まとめ購入 1,440円
【Track List】
1. パフ / 2. お七 / 3. ゴッホ / 4. テンテン / 5. 浮雲 / 6. ヒカシュー / 7. マチルダ / 8. マルコ・ポーロ / 9. ネロ
エロスの連載を振り返っておこう
本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第一弾シングル
水曜日のカンパネラ / モスラ(幼虫Ver.)
【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円
水曜日のカンパネラのトラック・メイカー、Kenmochi Hidefumiによるモスラをテーマにしたトラックと、そこに乗っかるコムアイのエロスをモチーフにしたリリック。連載第一弾配信シングルにして、すでに最高傑作ともいえる湿気たっぷりのエロス・ソング!! 怪しくくぐもったサウンドにエモーショナルな鍵盤が絡まるロマンティックでエロティックな楽曲にときめきを感じてみては? 水曜日のカンパネラが羽化していくことを予感させる名曲!!
>>第一回『モスラ対ゴジラ』の考察ページはこちら
本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第二弾シングル
水曜日のカンパネラ / ラオウ
【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円
水曜日のカンパネラのトラック・メイカー、Kenmochi Hidefumiによる北斗の拳をテーマにしたトラックと、そこに乗っかるコムアイのエロスをモチーフにしたリリック。連載第二弾配信シングルにして、エロス・ソングとしては最大の問題作。
>>第二回『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』の考察ページはこちら
本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第三弾シングル
水曜日のカンパネラ / ミツコ(セーラー服ver.)
【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円
水曜日のカンパネラのトラック・メーカーKenmochi Hidefumiによる『恋の罪』をテーマにしたトラックと、コムアイのエロスをモチーフにしたリリックが結実した、連載第3弾配信シングル。水カン至上最も難産となった1曲にして、現時点での最高傑作。不穏なイントロとくぐもったサウンドでスタートする本曲は、ぐるぐる城の周りを歩いているように、辿り着きそうでつかない雰囲気が醸し出された内容となっている。水曜日のカンパネラが、新境地を切り開き、次のフェーズへ踏み出すためのきっかけになるであろう作品。
>>第三回『恋の罪』の考察ページはこちら
本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第四弾シングル
水曜日のカンパネラ / ニキータ(若気の至りver.)
【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円
水曜日のカンパネラのトラック・メーカーKenmochi Hidefumiによる『ニキータ』をテーマにしたトラック&リリック、それをコムアイが歌った連載第4弾配信シングル。静かにゆったりはじまるサウンドスケープから一転、軽快なドラムンベースが疾走感をもたらす。映画のストーリーを示すリリックとあわさることで妙な哀愁がただよう、これまでの水曜日のカンパネラにはない1曲。
>>第四回『ニキータ』の考察ページはこちら
OTOTOY限定のSPECIAL Editionも配信中!!
ここでしか手に入らない限定版
水曜日のカンパネラ / ノルウェイの盛り
【価格】
wav 単曲 200円 / まとめ購入 400円
mp3 単曲 150円 / まとめ購入 300円
【Track List】
1. モノポリー
2. ものぐさ太郎
3. 素子
PROFILE
水曜日のカンパネラ
2012年、夏。初のデモ音源「オズ」「空海」をYouTubeに配信し始動。
「水曜日のカンパネラ」の語源は、水曜日に打合せが多かったから… と言う理由と、それ以外にも、様々な説がある。当初グループを予定して名付けられていたが、現在ステージとしてはコムアイのみが担当。それ以降、ボーカルのコムアイを中心とした、暢気でマイペースな音楽や様々な活動がスタートしている。
コムアイ
担当 : 主演 / 歌唱
1992年7月22日生まれ。
神奈川県出身。
成人しても未だ「クロール」と「逆上がり」ができないという弱点を持つ。
高校生時代には、いくつかのNGOやNPOに関わり活発に動き回る。
サルサ・ダンスに毒され、キューバへ旅し、同世代100人のチェキスナップとインタヴューを敢行。
その後は、畑の暮らしを体験したり、たまに海外へ。
最近は、鹿の解体を習得中。
好物は、今川焼と明石焼といきなり団子。
また、“サウンド・プロデュース”にKenmochi Hidefumi。
その他、“何でも屋”のDir.F。
などが、活動を支えるメンバーとして所属。