【祝・15周年】DUBを軸にしたオルタナティヴ・ミュージックの本拠地ーーmao代表・石本聡インタヴュー
2002年9月、「electric / acousticを問わず全てのfree style musicを志を持って無秩序に提示する」をコンセプトに設立されたレーベル、mao。エレクトロニカ、ポストロックの流れを汲むタイトルでスタートしたが、2004年の『Seeds of Dub』のリリースを境にダブの要素を内包したアーティストをメインとした流れに特化。同時にギター・インストゥルメント作品のリリースも開始するなど、広義の意味での「オルタナティヴ」なアーティストを発掘、紹介し続けてきた。
そんなmaoが今年15周年を迎える。レーベル・オーナーの石本聡は、あらかじめ決められた恋人たちへのメンバーとしてPAを担い、DUBmixをリアルタイムで行うなどライヴでもバリバリ活躍中のミュージシャンでもある。近年はマネジメントを手がけるなどレーベルとしてのあり方をアップデートしていた石本が、2016年に3アーティスト、3作品をmaoからリリースする。しかも、年齢もジャンルも性別も様々。なぜ、このタイミングで石本はmaoを本格的に始動させたのか? ロング・インタヴューで迫った。そして、OTOTOYでは百瀬巡と鶯色の新作をフル試聴でお届け。試聴しながらお楽しみください。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
2016年、mao最新作2作を期間限定フル試聴!!
エレクトリック・バイオリニスト百瀬巡の初アルバム
※フル試聴は2016年8月2日までの期間限定となります。
サイケデリックフォークデュオ「鶯色」待望の2ndアルバム
※フル試聴は2016年7月28日までの期間限定となります。
まだ個人でレーベルをやるってことが元気だった時代だった
ーーここ数年、maoは音源リリースを絞っていたと思うんですけど、2016年に入って3作品がリリースされます。なぜこのタイミングで音源のリリースを本格始動することにしたんでしょう?
石本聡(以下、石本) : ある時期まではハイペースで音源をリリースしていたんですけど、時代的にただ出しているだけじゃダメになってきたじゃないですか? パッケージを作って売るだけじゃなくて、育てる、大きくするってところにもコミットしていかないといけなくて、それでここ4、5年はタイトルを絞ってじっくりやっていたんですけれど、その活動も一段落して、次の展開に向かおうと思ったのが大きいですね。
ーー2000年後半でさえインディのCDが売れないと言われてましたけど、今はその比じゃないくらい売れないですからね。
石本 : maoを始めたのが2002年なんですけど、今だったら100枚も売れないような音源でもある程度の数字はついてたんですよね。かろうじてパッケージが生き残っていた時期だし、店舗にマニアックな目を持ったバイヤーさんも残っていて。どこの馬の骨だかもわからなくても面白いと思ったらピックアップしてもらえていた。振り返ってみると、まだ個人でレーベルをやるってことが元気だった時代だったなと思いますね。
ーー石本さん的には、今のmaoはレーベルっていうよりもプロダクション的な意味合いのほうが強い感じがしますか?
石本 : うーん… インディ・レーベルってそこの線引きがすごく曖昧じゃないですか? CDを作っても売るためにはライヴもやってもらわなきゃいけないし。自分たちでマネジメントできる人だったらいいのかもしれないですけど、そうじゃない人たちもいるわけで、そういう人はライヴのブッキングとかも僕がやるわけですよ。そういう意味ではすごくグレーだなとは思うんですよね。
ーーいまはレーベルって名乗れば誰でもできちゃう側面もありますからね。
石本 : 昔からそうですよ(笑)。今はバンドにしてもソロにしても、自分の音源は自分で売る流れがあるじゃないですか? あくまでも扱うものは自分たちの音源であって、それと比べると、カタログとして見せていくレーベルは昔と比べると減ってきてる印象がある。
ーー近年レーベルを立ちあげた人に対して「なんでレーベルを作ったんですか?」って訊くと、「レーベル買いをしてほしい」っていう答えがテンプレートのように返ってくるんですよね。
石本 : 今あるの? レーベル買いなんて。
ーー少なくとも僕はしないです。ただ、WARPだったり名前のあるレーベルは機能しているんじゃないかと思います。そもそもレーベルが持っていたレコメンドの機能は、FacebookやSNSが置き換わってるんじゃないかなとも思っていて。
石本 : それはあるかもしれないね。
ーーそれじゃあ「レーベルって一体なんなんだ?」ってところで、石本さんはマネジメントもやっていくというところに移行しているわけじゃないですか。最近でいえば、例えば北澤学さんによるBAYON PRODUCTIONはD.A.Nやnever young beachなどの若手バンドのイメージが強いですけど、もともとSgt.やnegoといったポストロック的なバンドを手がけていたじゃないですか。石本さんもレーベル始めるきっかけはエレクトロニカやポストロックだったんですよね?
石本 : そうですね。エレクトロニカとかポストロックとかがちょうど出始めた頃で、インストっておもしろいなと思って始めたのが最初です。
ーー僕が石本さんに出会った時にはすでにダブとかレゲエとかそういうイメージが強かったんですけど、どこかで転換期があったってことなんですか?
石本 : ダブはずっと好きだったんですよ。Mute Beatをリアルタイムで聞いてダブに目覚めた世代なんで。で、暫くは色んな音楽吸収するのに忙しかったんですけど、2000年にフジロックのこだま和文さんのライヴを見て、はっ!! と思ってもう一度積極的にダブと向き合おうって思ったんですよね。レーベルを始めるきっかけになったエレクトロニカって、よく聴くとダブの要素が根っこにあって。その後2004年にコンピレーション・アルバム『Seeds of Dub』を作ってからダブは一貫してやっているんじゃないかな。ただ自分が扱うものはルーツ系のダブとかそういうものではなくて、いろんなものがミックスされた形のダブ・ミュージックなんですよね。
ーー日本の音楽シーンでダブを広めていくのには苦労も多かったんじゃないですか?
石本 : まあ、そうですよね(笑)。決してメインストリームにはならないじゃないですか。ずっと続けているけど数字とか動員とかはほとんど考えてやっていない。ある種、使命感みたいなものもどこかにあるのかもしれないですね。
いい内容のものを、おっさんだからという理由だけでスルーしたくない
ーー2002年にレーベルを立ち上げて、2004年からダブを中心にリリース、2010年からはマネジメント業務開始というタームを経て、再び音源リリースを活性化させていくことになったのがおもしろいんですけど、リリースする3組ともダブ的な要素からは遠いというのが印象的でした。
石本 : その大きな理由の1つとして、ダブをやっている人が少なくなっちゃったんですよね。僕が知らないだけかもしれないんですけど、ダブをやっている若い人たちが見つからない。昔は結構いたんですけどね…。勿論先輩方は今でも精力的にやっていますけれど、新しい種がなかなかね…。だからといってダブっていうラインをなくすつもりは全然なくて、いい人がいればやりたいと思っているんです。高校生でダブ大好きな人とかいたら即リリースですよ(笑)。あと、百瀬さんの音楽にも、そこはかとないエッセンスはあるから、決してダブの文脈が切れちゃっているわけではなくて。
ーーちなみに、どのアーティストを最初にやろうと決めたんですか?
石本 : 百瀬(巡)さんと柴山(一幸)くんは同じくらいの時期で、2015年の夏くらいだったかな。おもしろい女の子がいるっていうから話を聞いてみたら、変わってるなと思って。1、2回あって話をしたら百瀬さんが単独の作品をつくりたいって言っていたので、それを踏まえた上で準備をしていきましょうってことでスタートしました。
ーーそれこそ百瀬さんはバイオリン以外に、ルーパーやエフェクターなどの機材に囲まれてライヴをしていますけど、石本さんがサポートしているんですか?
石本 : 最初のタイミングでライヴをどうやっていこうかって話をした時に、ダーティー・プロジェクターズにいたデラドゥーリアンのMVを見せたり音を聴かせて、こういうのがおもしろいんじゃない? って言ったら「いいですね!」ってなって。そこから本人が試行錯誤して今のスタイルになった感じですね。
ーーなかなかあれだけの機材を使ってやる女性ソロの人って今見ないですよね。
石本 : 愛読書がサンレコ(『サウンド&レコーディング・マガジン』)って言っているくらいで、あの人機械が大好きなんですよ。怪獣と機材が好きなんです(笑)。
ーー男の子ですね(笑)。
石本 : だから機械を使うことに関して抵抗は全然ないんですよね。
ーー百瀬さんに関しては、しばらく音源はライヴ会場で販売してくんですよね。流通に乗せないのにはどんな理由があるんですか?
石本 : 最初は流通を通すつもりでやっていたんですけど、百瀬さんの中で考えが変わっていって。これからどんどんやっていくぞっていう時期な訳じゃないですか今は。そういう状況でパッケージを市場に流したとしても、いい結果が残せるとは思えないですよね。まずは足元を固めないといけないし、盛り上がる現場を作らないと流通させたって大した数にはならない。だとしたらまずは現場でやってこうと。彼女はセルフ・プロデュース力があるし、そういうところも自覚的なので、本人がどうやりたいか、どう自分を見せたいかってところは極力尊重していきたくて。その中でここはこうじゃない? って言ったりもするけど、大概あの人の思い通りにやってもらっています。
ーー同時期に決まった柴山さんのリリースはどういう経緯で決まったんですか?
石本 : 彼は大学時代のサークルの後輩だったんですよね。たまたまFacebookでアルバムのリリース情報を見かけたので聴いてみたらすごくよくて。「なんだこれ!! すごくいい!」って反応したら一度会いませんかってなって、じゃあ一緒にやろうよと話が進んだんですよね。彼はメトロトロン・レコーズからデビューしていたんですけど、ブランクがあって再び始めてみた感じで。この4、5年自分がマネジメントをやってきた中で、若くてフレッシュな人たちがやってる音楽もすごくいいんだけど、30代、40代になって熟成されてきた音楽にもいいものはたくさんあるなと改めて思ったわけですよ。自分も歳を重ねてきて、新しく出てくるものがみんな若い人の音楽だとどこかで物足りなさを感じることも正直ある。実際、柴山くんの作る音楽はすごく由緒正しいロックの系譜にあるし、曲も歌もすごくいい、サポートしてくれているバックメンバーの演奏もクオリティが高い。これだけいい内容のものを、おっさんだからという理由だけでスルーしたくないなと思ったんです。どこまでいけるかわからないけど、俺そういう音楽をやってみたいんだって思ったんです。それを本人に言ったら嬉しいですって言ってくれて、ちょっとやってみようよって始めたのが去年の秋くらいかな。
ーー制作にも石本さんは携わっているんですか?
石本 : レコーディングに関しては、彼のチームがすでに出来上がっているのでお任せして、主にどうやって彼の存在をいろんな人に知ってもらうかを話しました。彼も長いことやってるからシンパもいるわけですよ。そこはそこですごく大事にして、丁寧に届けていきつつ、そうじゃない人たちにもっと知ってもらおうよってことで、若いバンドを紹介したりとか、好きなのいたら一緒にやってみない? って言ったりしました。
ーー柴山さんだけじゃリーチできなかったところに届けるという部分で、石本さんがコミットしていると。
石本 : そうだね。向こうもそういうことを期待して手を組むことにしたんだと思うんだよね。
ーーこの2組が同時期に話が進みつつ、鶯色はどのような経緯でリリースを決めたんでしょう?
石本 : 鶯色のヴォーカル、山田民族さんとはレーベルを始めたころからの知り合いで、うちからも8年、9年くらい前にSALVIAっていうバンドとF.L.Y.っていうバンドで2作出しているんですよ。昔から民族さんが書く文章がすごくおもしろくて、飲んだりした時に「歌詞を書いて歌ってみたらいいじゃないですか?」って言っていたんです。その頃は本人は全然そんなこと考えてなかったみたいなんですけど、去年、鶯色のアルバムが円盤から出ていて、それを聴いた時に「やっと歌ったんだ!」と思って(笑)。実際、歌詞がすごいなと思ったんですよね。あれだけ荒唐無稽なことをユーモアたっぷり表現できる人には最近お目にかかったことがなかったし、曲もすごくおもしろい。今年に入って会った時に一緒にやる? って話をくれたので、じゃあやりましょうって感じで始めたんです。
業が深い人とは仕事をしてみたいっていうのは一貫してある
ーー実際3アーティストの作品がmaoから出るっていう状況を一歩引いたところから見て、maoの今までのイメージとはまた違う感じがして、新たなスタートという印象も受けます。
石本 : そうですね。でも、fishing with johnとか中村好伸くんとかフォーキーでアコースティックなものも地道にやっているんですよ(笑)。鶯色なんかは、そこの亜種とか突然変異体だといえばそうだし、百瀬さんはダブの流れの中に位置づけられるとも思う。柴山くんはちょっと新しいのかな? 彼はすごくまっとうなロックンロールだから。今までのレーベルの軸とはちょっと変わってくるけど、これから1つ新しい柱のスタートって感じになるのかなと思っているんですよね。
ーーこの間、Have a NiceDay! (以下、ハバナイ)周りの動きがおもしろいってことを仰っていましたよね。そうした東京アンダーグラウンド的な動きをどう見ているんでしょう。
石本 : 僕は外野からしか見ていなかったんですけど、あのアンダーグラウンド感がいいなと思っていて。東京ロッカーズとかさ、ああいうぐしゃっとしたカオスさ。そういう意味では昔のROW LIFEが近いのかな。あの混沌とした感じが、ここのところのすっごくお行儀がいい感じのライヴハウスの雰囲気とは全然違って、それを新宿ロフトでやっているのがまたいいなと思っていたんですよ。それでいて、ハバナイもNATURE DANGER GANGも、すごくちゃんとしたダンス・ミュージックじゃないですか。ソウルやパンクを感じるし、クラブ・ミュージックのビートとかもガンガン入っている。さらにめちゃくちゃ荒いじゃないですか(笑)? あのラフさはすごくパンクでいいなと思ったし、それとは逆に歌詞とかとてもメランコリックでいいんですよね。ツボを全部抑えている。お化粧しようと思ったら、要素としてはSuchmosかD.A.N.みたいにスタイリッシュなものにだって全然なりうるわけですよ。それをあえてスカムな方向に持っていくあの感じに、パンク心を震わされたんです。彼らがやろうとしているスタイルもいいなと思ったし、クラウドファンディングでリキッドルームでフリーパーティをやるとか、そういうのもDIY感が強くていいなって。ハバナイとD.A.N.はすごくおもしろいなと思って見ています。全然真逆だけどね(笑)。
ーー(笑)。ハバナイは久しぶりにロックのカタルシスを持っているバンドだなと僕も思っていて。結構遅咲きなんですよね。最初の頃は全然お客さんもいなくて、業界の人もいなかった。後者はいまもあまり見ないですけど、自分たちの力でO-WESTだったりリキッドを埋めるって、今なかなかないからおもしろいなって。
石本 : ただ、ものすごい熱量で動いてるものって壊れるのもあっという間なんだよね。燃え尽きるっていうかさ。その儚さも含めていいんだけど。でもまだやり残したこといっぱいあるでしょ? って思うんだよね。それを見るのは楽しみだよね。
ーーそういう面でいくと望月慎之輔さんのオモチレコードがNATURE DANGER GANGのマネージメントも含めてやっていたりして、レーベルのあり方は時代にあわせて変わっているんだなってことが見えてきますよね。maoの動きも今の時代に即して変わってきてるんだなってことなのかなって。
石本 : そうですね。あとはバランスなのかなと思っていて。人によってタイプがいろいろあって、セルフ・プロデュースでやりたい人もいれば、音楽だけって人たちもいるから、関わり方は変えていかないといけないと思います。うちでやるんだったら、全部こちらの言うことを聞いてねとは思わないし。
ーー今後のmaoの展望はありますか?
石本 : ずっと行き当たりばったりできているからねえ(笑)。ただ、やっぱりアーティストありきというところは変わらないよね。その時その時で関わった人たちをなるべくいい方向に持っていってあげられればなと思いますね。
ーー個人的には百瀬さんがどんな活動をしていくのか楽しみです。先日のトークショーで生い立ちを聞きましたけど一筋縄ではないなって(笑)。
石本 : そうだね。業が深い人とは仕事をしてみたいっていうのは一貫してあるかもしれない。そう考えると、面倒臭い人とばかり仕事をしているような気がする(笑)。あとは、やっぱり熱量かなあ。特に自分の場合だとライヴを観ていいと思えるかどうかっていうのがキーかもしれない。昔は音源を聴いていいと思えばそれでリリースしたりしていたけど、今はライヴをやらないとなかなか広まらないじゃないですか? 自分が関わりたいなと思う人たちは、生で演奏表現した時に技術を超えたところにある熱量みたいなものが皆ありますね。
ーーあらかじめ決められた恋人たちへも、まさか池永さんがライヴでうおー! って叫ぶなんて思わなかったですし、そういう熱量って理屈じゃないですからね。
石本 : 最初観た時びっくりしたもん(笑)。
ーー音源とだいぶ違いましたからね。
石本 : あの頃は打ち込みだったからね。ライヴも予定調和じゃなくて、よくわからないけど泣けてきちゃうような、言葉で言い表わせられない感情を喚起させることができるものが、本当にいい音楽だなと思うんですよね。それってやっぱり演奏者のパーソナリティによるところが大きいと思う。だから、やっぱりまともじゃない人のほうが惹かれるよね(笑)。
ーーそういう意味でこの3組はわりと石本さんの目にかなったということで(笑)。
石本 : わりと癖のある人たちばっかりだね(笑)。
ーーインパクトありますよね。
石本 : 最近は些細なことで動揺しないようにしていて、何が起きても見守ろうと思っているので、どんな動きになっていくかは僕も楽しみにしています。
maoの配信作品を合わせてチェック!!
LIVE INFORMATION
オトトイのススメ! vol.7
日時 : 2016年7月26日(火)@TSUTAYA o-nest
開場 : 18:30 / 開演 : 19:00
料金 : 前売 : 2,500円 / 当日 : 3,000円(1drink別)
出演 : ツジコノリコ / NATURE DANGER GANG / 百瀬巡(BAND SET)
問い合わせ : o-nest
主催・企画制作 : オトトイ株式会社 / ATFIELD.inc.
連絡先 : ticket@ototoy.jp(担当 : 西澤) / 各運営予約
※OTOTOYにて、出演者の配信音源をご購入いただいた方はドリンク代のみでご入場いただけます。受付にて、OTOTOYアプリで購入音源をお見せください。
OTOTOY先行実施中!!
タイトルを「オトトイのススメ! vol.7 先行予約希望」にしていただき、
本文に、お名前、電話番号、メールアドレス、希望予約枚数をご記入のうえ、
ticket@ototoy.jpまで、メールをお送りください。
PROFILE
mao
「electric / acousticを問わず全てのfree style musicを志を持って無秩序に提示する」をコンセプトに2002年9月設立。 当初は当時台頭しつつあったエレクトロニカ、ポストロックの流れを汲むタイトル中心であったが、2004年V.A.『Seeds of Dub』のリリースを境にDUBの要素を内包したアーティストを紹介し始める。また同時にギター・インストゥルメント作品のリリースも開始。 以降、広義の意味での「オルタナティヴ」なアーティストを発掘、紹介し続けている。