このアルバムが売れなかったら、バンドやめませんーードブロクに届いた全国のライヴハウス店員たちから熱きエール

ライヴハウスを主戦場に、今年で結成16周年を迎えた3ピース・バンド、ドブロク。1998年、明治学院大学在籍中に結成され、ドラマーのメンバー・チェンジを経て、2009年より現在の編成で活動を続けている彼ら。訊けば、最初から明確なビジョンがあってバンドをはじめたわけでなく、演奏における新たな気づきを繰り返しつつバンドを続けてきたという。本作は、そんな彼らに惚れ込んだ四谷のライヴハウスOutbreak! の店長・佐藤学が、自身のレーベルよりリリースをオファー。全国のライヴハウス店員たちの熱いコメントとともに、全力でドブロクをサポートする。まるでバンドを始めたばかりのように、音を鳴らすことの喜びをサウンドで体現するドブロクのエモーショナルに触れてもらうべく、1曲フリー・ダウンロードとメンバーへのインタヴューをお届けする。

>>>「もっと夜にもぐる(24bit/48kHz)」のフリー・ダウンロードはこちら


このエモーショナルはハイレゾで浴びるように聴いてほしい

ドブロク / DO THE EMO!!!!(24bit/48kHz)

【価格】
HQD(24bit/48kHzのALAC、FLAC、WAV) 単曲150円 まとめ購入 1,200円

【Track List】
1. ぐろーばる!!
2. ファンタジスタ・インダハウス
3. ピミツ
4. Do the EMOん
5. ひとりぼっちやあらへんで!!
6. なぎのしおさい
7. ワーワーワールド
8. チキチキ!16ビート大作戦!
9. OLD MUSIC,NEW MUSIC
10. DAYS
11. MY STORY
12. もっと夜にもぐる


佐藤boone学(四ッ谷Outbreak! / OUTBREAK RECORDS)による本作推薦文

全国のライヴハウス店員が文句なしにオススメする超現場主義、
無冠の帝王、俺達の兄貴ドブロクがなんとウチからリリースですよ、奥さん!!!!!

とってもプレッシャーなんですが ここで1つ、
僕もチームドブロクの一員としてですね
声を高らかにココに宣言したい事があるのです。

ゴホン。

ライヴハウスでちゃんと頑張ったバンドが素晴らしい音源を作ったのならば
ちゃんとCD屋さんの視聴機に置かれて紙媒体・ネットメディアに露出して
販売の枚数だって、ちゃんと結果が出せるんだ

という事を全力で証明します。

なにをお前が図々しいと思うかもしれませんが
僕は、ライヴハウスの店員としてこれをしっかりやり遂げないと意味がないと思っているのです。

若いバンドマンや今ライヴハウスで踏ん張っている皆に
この場所で戦ってきて正解なんだよ、と胸を張っていいたいのです。

僕が好きな音楽や人が必ずしも皆に好かれるとは思っておりません。
素晴らしい音楽だから売れるとも思ってない。

でも、僕はこのドブロクのアルバムに(既に)何度も救われて、笑われて、抱きしめられました。
この体験を、僕の周りからそっと広めていきます。

そしてその波は必ず大きなグルーヴとなってなにかを変えていくはずです。
どうか、その瞬間の目撃者に一緒になろう。

なにはともあれ、本当に素晴らしい音源です。
プリプロから関わらせてもらいましたが本当に凄いアルバムになりました。
皆さん、是非手にとって一緒にクルーズしましょう。
ほんとにスゲーから!! コレ!!!!!

>>全国のライヴハウス店員みなさんから寄せられたコメントはこちらから

INTERVIEW : ドブロク

バンド活動に過剰な意味をもたせすぎること。それに対し、自らの活動で無言の反抗を続けるバンド、それがドブロクである。彼らは我々にも問いかける。解散することへのドラマ性やライヴというものに、聴き手である我々も慣れすぎてしまったのではないだろうか、と。 なにも考えていないようにみせて(実際なにも考えてないのかもしれないが…)、淡々と音楽をする喜びを噛み締めること。そしてその好奇心に素直になることを、彼らは身を以て教えてくれる。さすがに、お客さんが少なくても気にならないという発言に対しては、今後も長く続けていくために少しは気を使ってほしいとは思いつつも、自分たちが一番音楽を楽しむというスタンスは変えないでいてほしいと願っている。

そんな彼らの姿を一番生々しい場所で観ているのが、全国のライヴハウスのスタッフたちである。本番だけでなくリハーサル時や、ライヴ間の立ち振る舞いなど、そのバンドの素の部分を観ることができるスタッフたちが、このたびこぞってアルバムへのコメントを寄せてくれた。そして、本作のレーベルは、四谷Outbreak!である。BiS階段の生誕の地であり、地道にライヴ活動を続けるバンドの受け皿にもなっている同ライヴハウスの店長である佐藤学が、ライヴハウスで活動するバンドたちの音楽を証明するために、ドブロクの作品を全力で伝えようとしている。ライヴハウスを主戦場に活動するドブロク、そして佐藤にインタヴューで迫った。

インタヴュー & 文 : 西澤裕郎

やるなら一生やれって思うし、辞めたならもう2度とやんなって思う

ーーインディーズで活動しているバンドって、30歳前後で辞めるかどうか選択する人たちが多いんですけど、ドブロクがそれを越えて16年続いているのはなんでだと思いますか。

田中寛司(以下、田中) : 明確なビジョンがあって始めたバンドは、ある程度いったところで「もういいかな」という気持ちと「もうできない」っていう挫折が入り交じって辞めてしまう人が多いのかなって思うんですけど、俺らは、未だに新しいことを今更知るみたいなことがあって(笑)、全然やり遂げた感がないんですよね。
ハラダイス : つい最近、ドラムにリズムを合わせるとノリがよくなるっていうことに気付くっていう(笑)。

ーーいま、そこですか(笑)?

ハラダイス : ホントまいったね(笑)。
佐々木"さっさん"孝仁(以下、さっさん) : 五周ぐらいしてるんだけど毎回新鮮な気持ちになるっていう。そんな感じすね。

田中寛司

ーーいままで辞めようかなっていう危機みたいなことはなかったんですか?

田中 : ないですね。ドラムが抜けたときも、全然そんな選択肢はなくて。1年ぐらいドラムを入れずに2人だけでやってましたし。すごく自然にやってたって感じだから、いろんなことに気付くのが遅いんでしょうね(笑)。他のバンドは気付くんですよ、今辞めなきゃダメだっていうことに。
さっさん : 生涯設計ができている(笑)。
ハラダイス : だから、うちらは鈍感なんですよ、すごく。鈍感力があるんです。
一同 : (笑)。

ーーそれこそ同期のバンドも少なくなって、周りの環境も変わっていくわけじゃないですか。少しは考えるんじゃないですか?

田中 : でも、やってる人はやってるでしょ?
ハラダイス : 先輩もいるからね。気にならない。
田中 : あと、辞めるっていうことで過剰にセンチメンタルになるのが嫌いなんですよ。だから、解散ライヴとかすげえイヤだし、一夜限りの復活とかも本当にイヤ。やるなら一生やれって思うし、辞めたならもう2度とやんなって思う。そういう感じで、辞めていく人たちと接してるところはありますね。

ーーライヴハウスで働いている仲のいい人たちも、辞めたり、変わっていくもんですか?

田中 : 変わって… ないか。変わらない人たちが、結局今も付き合いがあるっていう感じですかね。

ーー今回は、ライヴハウスであるOutbreak! のレーベルからのリリースじゃないですか? 店長の佐藤さんとは長い付き合いなんですか?

ハラダイス : コメントを貰ってる中では1番浅いです(笑)。
田中 : でも、時間じゃないんだなって思っていて。丁度1年ぐらいかな。

ーーどういうきっかけで知り合ったんですか?

田中 : 佐藤くんていう、おもしろい人がいるって話はちらほら聞いていて。いろんなことにアグレッシブに首を突っ込んで、寝る間を惜しんでやってるっていうのを聞いていて。会いたいなと思っていたら、Outbreak! に出演する機会があって。そこで話したら、佐藤くんもドブロクのこと気に入ってくれて、その日の内に一緒に何かやりましょう、ウチでCD出して下さいよって感じになって。この人の言ってる感じがマジだっていうのが直感的に分かって、一緒に何かやりたいなと思ったので、一回お試しでレコーディングして。それを無料で配布する企画を挟んで、今回に至る感じですね。
佐藤学(以下、佐藤) : 一回ウチの店でレコーディングして、Bandcampで投げ銭ダウンロードでやらしてもらって。

佐々木"さっさん"孝仁

ーーそのときは、Outbreak! でレコーディングをしたんですか?

佐藤 : そうです。僕がレコーディング・エンジニアをやって。深夜にバンと録りました。

ーーバンドとしては、普通のレコーディング・スタジオとOutbreak! みたいなライヴハウスで録音するのでは違いがありますか?

ハラダイス : スタジオでのレコーディングだと、みんなイヤホンしながら録るから普段と違う感じになっちゃうけど、割と普通にできるよね。ライヴの感じを収められればいいのになって思うんだけど、そういう意味でやりやすかったよね。
佐藤 : 今回のアルバムはプリプロをウチ(Outbreak!)でやらせてもらって、それを実際のレコーディング・スタジオで録音させてもらったんですけど、レコーディングもしたことない若いバンドも、ここでガンガンでやらせて、レコーディングってこうやるんだよ、こうやると効率いいよねってことをやってから、レコーディング・スタジオ行くと無駄がなくて。そういうのを含めてやっています。

ーーそういうことやってるライヴハウスって他にもあったりするんですか?

佐藤 : ちょこちょこやってるライヴハウスはあるんですけど、ウチぐらいやってるとこは多分ないすね。
さっさん : だって毎日やってるよね(笑)。
佐藤 : 月20回ぐらい。

ーーそんなにやってるんですか!?

田中 : 今日も取材前にやってきたもんね(笑)。体おかしくなるよ(笑)。

自分を応援するので精一杯だからね(笑)

ーーおもしろいのが、ライヴハウスの方から、アルバムへのコメントをたくさん貰ってらっしゃることで。ドブロクの人脈を使えば、著名なバンドからもコメントをもらえたのに、なんでそうしたんでしょう。

田中 : 今回、ライヴハウスの人たちと並行して、ライヴハウスで働きながらバンド活動もしてる人たちにもコメントを貰ったんですね。そしたら意外としぶとくやってる人が多くて。そういう人たちの根っこの気持ちと、ドブロクって多分似てるっていうか同じな気がして。そういう人たちに応援してもらいたいっていうか、自分たちも彼らを応援したいって気持ちで、こんなん出来たけどどう思う? ってコメントを貰ったんですね。

ーー反応を見るとすごくストレートなコメントが多いじゃないですか、実際そういうコメントが届いて、どういう気持ちですか?

田中 : ニヤニヤしてますね(笑)。もちろん外向けのコメントでもあるから、悪いことは書かないんだけど、同じ位の歳の人が多くて、お互いの人生とか音楽活動とか、いろんなものをリンクさせて聞いてくれる感じが、すごく嬉しいなって。

ハラダイス

ーーちなみに3人のなかでライヴハウスで働かれてた方っていますか?

ハラダイス : 新宿JAMで10年ぐらい働いてました。いまは違いますけど。

ーーライヴハウスで働きつつバンドをやると、四六時中音楽漬けの生活な訳じゃないですか? それってしんどくなったりしないんですか?

ハラダイス : 僕の場合はそれがあって。バンドもやりやすいから働いていたんですけど、なんか元々自分音楽好きじゃなかったのかなあって思いはじめて。
一同 : (笑)。
ハラダイス : そんな状態で「今日のライヴ、よかったですねぇ」っていうのも嘘みたいな感じなっちゃうから。だからハコの人じゃなくて、バンドマンがいいなって。結構みんなどんなジャンルの音楽も好きだったりするから、そこはまあ僕とは全然違うんだっていう。

ーー音楽好きじゃないかもしれないと言いつつ、ずっとやってるってのはすごいですね。

ハラダイス : 自分のことが好きなのかもしれないですね。野球とかサッカーとかを観て、自分のことのように一生懸命応援するのが考えられなくて。
田中 : 自分を応援するので精一杯だからね(笑)。
ハラダイス : ホントね、心が狭いんだよね(笑)。サッカーの誰々が得点決めたとか、まったく感情移入できない(笑)。決めたのは本人であってさ、全然関係ないじゃん(笑)。だからライヴハウスで続けられる人って、そこがわかる人なのかも。

ーーでも、ハラダイスさんは10年も続けてたんですよね(笑)。

田中 : だから鈍感なんすよ(笑)。10年でようやく気付いた(笑)。
ハラダイス : 気付いただけいいのかもね(笑)。

ノルマ制とかも、言っちゃえばどうでもいい

ーー一般の人からするとライヴハウスってすごくハードルが高いんじゃないかって僕は思っていているんですけど、その点はどう思いますか。

田中 : 俺もバンドやってなかったら絶対行ってないもん、ライヴハウス(笑)。
ハラダイス : どうせ入りにくいんだったらさ、入りにくいだけの異世界を繰り広げたいよね(笑)。クラブとかもそうじゃん。異世界じゃん。

ーーちょっと前にも、ネットでライヴハウスが話題になりましたけど、ノルマ制とか、そういう部分が議論にあがって、ライヴハウスが悪いみたいに書く人が多いじゃないですか。ドブロクは、16年バンドを続けてきた中で、ライヴハウスとの付き合い方ってどういうふうなスタンスをとってきましたか?

田中 : 僕が淡白なので、ある程度距離を取りたいんですよね、そういうスタンスで、ライヴハウスとも付き合ってるかな。このライヴハウスのバンドだから盛り上げるためにどうのこうの、っていう意識はゼロで。もちろん盛り上がるのがいいんだけど、それとは別個で縁があって、たまにクロスするぐらいでいいんじゃないかなって。ノルマ制とかどうのこうのも言っちゃえばどうでもいいっていう。

佐藤学

ーー逆に佐藤さんは、ライヴハウスに対していろいろ言われる立場じゃないですか。ノルマ制を批判されるみたいなとき、どういう気持ちなんでしょう。

佐藤 : 5年サイクルぐらいで一回は出るんですよ、それが。だから、その都度やってやろうかなって。毎回落ち着くのは、嫌なら出なきゃいいじゃんってところで、潰れていくとこは潰れていくだろうなと思うし。ただ、そういうことを言いたい人って、だいたいライヴハウスに来ない人たちなんで。だからといって放っておくんじゃなくて、そういう人に振り向いて欲しいっていう、いい機会でもあるんで。
田中 : まあ、ちょっと波風があったほうがね。
ハラダイス : 行ってみようかなってなるかもね。
佐藤 : ライヴハウスって、いままでそういう部分を無視してきたんで、誰かがちゃんと向き合っていくべきで。意外とみんな静かなんで、もうちょっとなんかあってもいいんじゃないかって。

ーーアンチノックの印藤さんも一緒に反論というか声をあげていましたよね。

佐藤 : そういう問題があったときに、ネイキッドロフトでトーク・イベントやったりしましたね。思い切り炎上させてやろうと思って(笑)。
田中 : それこそ佐藤くんを初めて見たのはそこだからね。Ustreamで観たんだけど、すげえテレビ向きのやつがいるなと思ったの(笑)。
佐藤 : あれがきっかけでOutbreak! が知られたってのはあるかもしれない。

これが売れなかったら、バンドやめません

ーーそんな佐藤さんが、今回のドブロクのリリースへの想いを、コメントで熱く書いてらっしゃいましたよね?

田中 : あれは泣ける。泣けるね。
佐藤 : 今回はホントそれだけですね。ドブロクのよさを証明しないと。じゃないと、結局誰もついてこないじゃないですか、若いやつらが。30代とか20代後半のギリギリのやつらも、後に続けるじゃんって、そういうのを見せてかないとバンドもいなくなっちゃうんで。
田中 : いまって、みんなオーディションばっかだもんね。

ーー本当に最近は各レコード会社が、オーディションしてますからね。だからこそ、ドブロクは生え抜きというか、そういう感じがいいんですよ。

田中 : 売れ残りというか、取りこぼし(笑)。
一同 : (笑)。

ーー野球とかでいきなり4番をトレードで引っ張ってくるとかじゃなくて、そこで頑張って一軍にあがってくるというか。

田中 : 毎回トライアウトですよ(笑)。

ーーあははは。

田中 : 最近、トゥーマッチなセンチメンタルで煽っといて、それが終わったら、さよならみたいな感じがすげえくだらないと思ってて。「このライヴ来ないと損するぜ!」みたいなのとか。

ーーどういうことですか?

田中 : 損なんてしないんですよ、そんなもん。行っても行かなくても、俺たちは生きていくから。行ったら、もしかしたら得なことがあるかもしれないくらいなんですよ、バンドがやってることなんて。そこに過剰な意味を持たせたり、何かを含ませようっていう気持ちがしっくり来なくて。すごく刹那的で空しいなって思うんですよ。それとは違う、脈々と俺たちの中に流れている物を出していくやり方があるっていう気持ちがありますね。

ーードブロクは、無理して続けてきたわけじゃないですしね。

田中 : そこがラッキーなんですよね。現実的に立ち行かなくなって、バンドやってる場合じゃないとか、そういうのにギリギリの状況になってないからバンドも出来るし。明日も生きていけない、みたいになったら、それはそのとき考えるって感じで、今はホントラッキーだと思います。この前大阪のラウンドヘッドってバンドが解散したんだけど、解散の理由が、ヴォーカルの子がやる気をなくしちゃったというもので。すごく納得して、じゃあしょうがないって思ったの。すげえ好きな、いいバンドだったんだけど、やる気がなくなっちゃったから、これ以上続けらんないって言ったのは、すごく潔いと思ったし。もっとやれよとも言えないじゃないですか、だってやる気ないんだもん(笑)。

ーー逆にドブロクが続いてるっていうのはやる気が持続してるってことですよね。

田中 : 最初に言ったみたいに、ちっちゃい発見がずっとあるからだと思います。

ーーその上で聞きますけど、お客さんが少ない多いってのは影響したりしますか?

田中 : ない。… ないからいけないんでしょうね(笑)。
ハラダイス : でた、鈍感力(笑)。
田中 : 多分、少なくて、なんだよ!! ってなる人は辞めようってなるんだろうけど、逆に燃えるってのもあるし。少ないとこで、くだらないライヴやったら、ホント辞めちまえって思うから。お客さんが1人の時程、いいライヴをやんなきゃバンドやってる意味がないと思うんですよね。人が多くて盛り上がるのなんて当たり前だから。

ーー佐藤さんとしては今回ドブロクの作品をリリースすることで、ドブロクにはどういうふうになっていってほしいですか。

佐藤 : とにかく、ドブロクを聞いたことがない人が、初めてドブロクに触れてくれるって機会を作りたいんです。ドブロクを聞いたことがない人って、あまりライヴハウスに来てない人なんですよ。ライヴハウスに来てる人って意外とみんなドブロクを知ってたりとかするんで、そうじゃない人たちに見せるにはどうすればいいだろうって今回いろいろ考えていて。そういう意味では、ドブロクのレコ発で初めてライヴハウスに行きますみたいなイメージが最後にはあります。

ーードブロクとしては、今後したいこととかはありますか。

田中 : 逆にもう最近は演奏のことしか考えてなくて。もっと演奏が上手くなりたい欲しかないですね。安心したって訳ではないんだけど、佐藤くんがやってくれてるっていうのがあるから、その分、下手な物を見せらんないみたいな気持ちもどんどん大きくなってってるっていうのはありますね。

ーー気持ちいいですよね。その答え。なんか、なかなか思ってたとしても言えないじゃないですか。

田中 : だってホントそうじゃないですか。
ハラダイス : 演奏がよくないと落ちるもんね、テンションが。
田中 : いくつになっても楽器って上手なれるんだなと思って。3人が集まってクリックと違うことやろうとすると、全然自分の思うようにならないとか。それが偶然合ったときの開放感とかを、10年前より多く感じてるっていうのは日々ありますね。ホント言うのが恥ずかしいようなことに今気付いてるみたいな(笑)。

ーーあははは。

田中 : あと、このCDが売れなかったら解散しますみたいなコピーあるでしょ? それが本当に嫌いで、今回考えたの。「ドブロクはこのCDが売れなかったらバンドやめません」って(笑)。ほんと、そういうことだと思うんだよね。

LIVE INFORMATION

ドブロクレコ発企画! 四ッ谷Outbreak! に全員集合!!!!!!
NO MORE おセンチ野郎 vol.4 (ヤバいスリーマン編)
2014年7月20日(日)@四ッ谷OutBreak!
出演 : ドブロク / and Young…(大阪) / リトルキヨシトミニマム! gnk!(横浜)
時間 : 開場 18:30 開演 19:00
料金 : 前売 2,000円+Drink

RECOMMEND

VA / 極東最前線3

札幌での結成から25年! 信念を頑なに譲らず、日本のロック/パンク・シーンに影響を与えつづけたeastern youthが、ジャンルにとらわれることなくリスペクストするバンド/アーティストを迎え行われるライヴ・シリーズ「極東最前線」。今回は、オムニバス・アルバム『極東最前線2』発売以降に招聘されたアーティスト14組とeastern youthの計15組の音源をコンパイル。

>>特集ページはこちら

about tess / shining

カオティックでテクニカルなサウンドを放つインスト・バンド、about tess。4thアルバム『shining』は前作からなんと約3年半ぶりのリリースとなる。そしてその内容に、待ち望んでいたファンはいい意味で裏切られることになるだろう。無機質にも感じられた彼らのサウンドは驚くほど彩られ、まるで違うバンドのように。結成10年、ベテラン・バンドの域に達しながら現在進行形でひた走る、挑戦に溢れたサウンド。

>>特集ページはこちら

硝子越しの暴走 / musiQua

新宿発、東京生まれ東京育ち22歳ガールズ・スリー・ピース。22歳の今を包み隠さず歌った曲と、それを見せつけるライブはまぶしくて、歯がゆくて、時に痛々しいくらいに真っすぐ。等身大すぎる彼女たちの今を全て収録した自身初のフル・アルバム!!

>>特集ページはこちら

PROFILE

ドブロク

1998年明治学院大学在籍中、田中と原田により結成。メンバー・チェンジを経て、2009年、現在の編成に。

鉄壁のリズム隊にシンプルなギター、それに乗っかる言葉と歌。スリー・ピース・バンドならではの、静と動の無限の振り幅の「おいしさ」を体現。北は北海道から南は沖縄、台湾まで、各地で精力的にライヴ活動を展開。既成の「EMO」の概念を覆すべく、日本人の根源的なエモーショナルな部分をあぶり出そうと格闘する日々。

>>OFFICIAL HP

o

 
 

インタヴュー

「やっといまのPolarisになったな」──Polarisの新たな魅力が凝縮された新作『走る』をリリース
[CLOSEUP]・2017年11月22日・「やっといまのPolarisになったな」──Polarisの新たな魅力が凝縮された新作『走る』をリリース 数々のアーティストのプロデュースや映画音楽の制作、ソロ・プロジェクトなど、多岐に渡り活躍するオオヤユウスケと、フィッシュマンズ、So many tearsとしても活動する柏原譲によるユニット、Polarisが2年9ヶ月ぶりとなる新作ミニ・アルバム『走る』をリリースした。〈bud music〉へと移籍後初のアルバムリリースとなる今作は、Nabowaの川上優がサポート・ドラムとして参加。新曲5曲に加え、フィッシュマンズ「SEASON」のカヴァーを含めた6曲を収録し、新たなPolarisのサウンドが凝縮されている。OTOTOYでは今作を1ヶ月独占ハイレゾ配信とともに、オオヤユウスケ、柏原譲の2人へのインタヴューを掲載。今年彼らがどのような活動をし、このアルバムをリリースしたのか、話を訊いた。 2年9ヶ月ぶりの新作をハイレゾ配信! Polaris / 走る (24bit/96kHz)'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 300円(
by ?
ニッポンのロックンロールに、新たなモッズの風? ──Layneの1stアルバム『Be The One』に迫る
[CLOSEUP]・2017年11月13日・ニッポンのロックンロールに、新たなモッズの風が吹く? ──Layneの1stアルバム『Be The One』に迫る 湘南在住、ザ・ビートルズ、オアシス、ザ・フーなどの英国音楽をはじめ、ザ・コレクターズなどのモッズ・ミュージックの影響も感じさせる4人組バンド・Layne。9月に先行リリースした7インチをきっかけに早耳リスナーの中で話題を呼んだLayneが、満を持して〈Youth Records〉から1stアルバム『Be The One』をリリース! 狂おしいほどのロックンロール・サウンド満載の10曲が収録されています! andymoriなどを輩出した〈Youth Records〉からの、新たな才能の誕生に、絶対に立ち会うべきです! このインタヴューを読めば、Layneがどんなバンドなのか丸わかり! ぜひアルバムとともにお楽しみください。 ニッポンの音楽をアップデートする、記念すべき1stアルバム! Layne / Be The One'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 2,488円(税込)【収録曲】''1. ステ
by ?
世界を旅した音楽家・谷澤智文、長編3部作の第2部完成! 第1部とともに独占ハイレゾ配信開始 & 自宅兼スタジオ、農園に潜入!
[FEATURE]・2017年11月11日・音楽と農業のあるライフスタイル──谷澤智文の農園、自宅兼スタジオに潜入! 最新作の独占ハイレゾ配信も! かつてはメジャー・レーベルに所属し、アニメの主題歌なども手がけていた音楽家・谷澤智文。東日本大震災を経たことで彼の価値観は大きく変わり、2012年に彼は今までの活動をなげうって世界放浪の旅に出た。帰国後は生活のサイクルを変え、現在は東京を離れて埼玉県加須市にて新たな生活をしながら音楽活動を続けている。昨年2016年にはアコースティック宇宙奏楽長編3部作「”ぼくらはみんな”シリーズ」と銘打った第1作目『ぼくらはみんなスペーシー(We Are All Spacy)』をリリース。そしてこの度、制作期間1年半の時を経て第2部となる『ぼくらはみんなエイリアン(We Are All Alien)』が遂に完成した。 自身の演奏に加え、これまでの活動や旅で出会った仲間たちのサポートによって産まれた今作は、壮大な世界観と細部までこだわり抜かれた彼の美学が込められた渾身の1作。アートワークは前作に引き続き、気鋭の漫画家・panpanyaが担当、アルバム特設サイトには詩人・谷川俊太郎からのコメントも寄せられているので、
渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第3弾
・2017年11月11日・ATAK過去作配信第3弾、今回は渋谷慶一郎の1stソロ、そして渋谷の原点となったアーティストの作品も 2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第3弾は、2004年リリースの渋谷慶一郎の1stソロ・アルバム『ATAK000』にボーナス・トラックが2曲加わった、2011年の『ATAK000+』。そして渋谷慶一郎が音楽の道を志すきっかけとなった、実験音楽の巨星、高橋悠治の関連作2作。『ATAK002』での共演から親交をさらに深め、〈ATAK〉からのリリースとなった、高橋悠治のソロ作で、電子音楽作品によるフル・アルバムとしては12年ぶりとなった『ATAK006』。そして、こうした交流が渋谷慶一郎とmaria、そして高橋悠治との共演ライヴへと結実、凄まじい緊迫感の中繰り広げられたこのライヴのドキュメントとなった『ATAK007』の3作品だ。インタヴュー : 八木皓平 ミニマリズムは結構強力な乗り越える対象としてあって ──いま、パ
by 八木 皓平
大西順子、バラッド集&ピアノ・トリオ新作を先行ハイレゾ配信スタート
・2017年11月10日・大西順子、待望の8年ぶりのレギュラー・トリオと、初のバラッド集をリリース──先行ハイレゾ配信 2度の活動休止(2012年には引退宣言も)からの復活を遂げ、昨年は菊地成孔プロデュースによるニュー・アルバム「Tea Times」をリリース「Tea Times」をリリースするなど、ここにきてまた活動を活発化させているジャズ・ピアニスト、大西順子。そんな活動の勢いを象徴するように2枚のアルバムを同時にリリースする。まずはファン待望、8年ぶりとなる待望のピアノ・トリオ・アルバム『Glamorous Life』、そして彼女が10年以上、そのアイディアを温め続けてきたという初のバラッド集『Very Special』の2枚だ。OTOTOYではこの2作を、11月15日のCDリリースを前に、24bit/96kHzのハイレゾ音源データにて、先行配信開始いたします。さらには本作を巡るインタヴュー敢行。『Jazz The New Chapter』監修のジャズ評論家、柳樂光隆によるインタヴューを掲載いたします。また次週には同インタヴューの後編として、往年の名ジャズ・ピアニストに関して、柳樂が大西に問う特別企画も掲載予定です。そちらもお
10年前に想像してた10年後よりも楽しく音楽をやれてる──GHEEEの、5thアルバムを独占ハイレゾ配信 & インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2017年11月08日・10年前に想像してた10年後よりも楽しく音楽をやれてる──GHEEEの、5thアルバムを独占ハイレゾ配信 PLAGUES、PEALOUT、ZEPPET STOREといった90年代中盤以降のギター・ロック・シーンを担ってきたメンバーを中心にHisayo(tokyo pinsalocks / a flood of circle)が加わり2007年に結成されたドリーム・バンド、GHEEE(ギー)。個人やその他のバンドでの活動と共に4枚のアルバムを発表しつつ、今年で結成を10周年を迎えた彼らですが、この度5枚目のアルバムとなる『CINQ(サンク)』を完成! OTOTOYでは今作をハイレゾ独占配信すると共に、フロントマンである近藤智洋と深沼元昭へのインタヴューを掲載。10年の歩みを感じる、今までのアーティスト写真やライヴ写真と共にお楽しみください! 結成10年目のアニヴァーサリー作!! ハイレゾ配信はOTOTOYのみ!!GHEEE / CINQ'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC 【配信価格】単曲 324円(税込) / アルバム 3,780円(税込)【収録曲】''01.
いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズって?!
[CLOSEUP]・2017年11月08日・いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズってナニモノ?! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”…… というキャッチコピーとともに7人全員がマイクをとって歌い、昭和歌謡もアイドル・サウンドもフォークもロックもパンクも飲み込んだ“ナツカシイサウンズ”を展開する京都のバンド「バレーボウイズ」。もう、これ、あなたの心を鷲掴みにすること間違いなしです! まずはOTOTOY大プッシュということで、とにかく聴いて欲しいのです。なのでフリー音源「真夜中のレコォド」を用意しました、まずは聴いてください! しかも、そんな彼らの1stをハイレゾで配信しているのはOTOTOYだけ。 ということで、興奮してなにがなんだかわからないかもしれませんが、とにかく聴いて欲しい一心でインタヴューも掲載します。「ひとりバレーボウイズ」としてソロ活動もしているネギ(guitar / vo)に登場してもらいました。先日開催された〈ボロフェスタ2017〉で撮影されたライヴ写真とともにぜひ。 まずはこれをダウンロード!!! 収録曲「真夜中のレコォド」期間限定で無料で配信中! バレーボウ
by JJ
H ZETTRIOから全音楽ファンに送る最高のクリスマス・プレゼント──メンバーへのメール・インタヴュー!
[CLOSEUP]・2017年11月08日・キラキラとワクワクが空から降ってくる!!! H ZETTRIOから全音楽ファンに送る最高のクリスマス・プレゼント ルックスと人柄の良さ、人並み外れた演奏力で子供から大人まで幅広い層から支持を集め、人気沸騰中のピアノ・トリオ、H ZETTRIO(エイチ・ゼットリオ)。着々と年末へのカウントダウンもはじまりつつある11月8日に、聴くとたちまち笑顔が溢れ、踊れる、そんなアレンジをほどこしたクリスマス・アルバム『H ZETTRIOのChristmas Songs』をリリース。誰もが耳にしたことのある定番曲の数々をカヴァー、さらにオリジナル楽曲も2曲収録された贅沢この上ない1枚に仕上がっている。OTOTOYでは今作のハイレゾ配信を実施するとともに、キラキラときめくクリスマスへの思いを馳せる、新定番のアルバムについて訊いた、メンバーへのメール・インタヴューを掲載します! 笑って踊れるウィンター・アルバム!! H ZETTRIOのChristmas Songs / H ZETTRIO'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【価格】単曲 432円(税込) /
by 岡本 貴之
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

同じ筆者による他の記事