【ゴリラ】レペゼン地球の紙芝居ラッパー!?ーー元HAPPY BARTHDAY・あっこゴリラに迫る独占ロング・インタヴュー

元HAPPY BIRTHDAYのドラマー・あっこが、紙芝居をめくりながら自作トラックにのせてラップをするストーリーテラーMC、あっこゴリラ。相方のドラマー兼格闘家のカディオとともにTVの映り込みをしたと思ったら、ガチのMCバトルへ参加するなど謎の行動力で各所で爪痕を残している。そんな彼女が向井秀徳への愛を詰め込んだ人気曲「向井さん」をOTOTOY独占でハイレゾ配信するとともに、あっこゴリラのいまをインタヴューで切り取った。6月30日の聖誕祭を控え、気力溢れるあっこゴリラに要注目だ!!

ライヴでの人気曲を初ハイレゾ配信

あっこゴリラ / 向井さん

【配信価格】
単曲 150円

【配信形態】
24bit/44.1kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC :

ハイレゾについてはこちらから

INTERVIEW : あっこゴリラ

ゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラゴリラ!!

(元・HAPPY BARTHDAYのドラマー・あっこが、紙芝居をめくりながら自作トラックにのせてラップをするストーリーテラーMC、あっこゴリラ。アーティスト写真からするにイロモノの匂いがプンプンするけれど、家族のことなどをテーマにしたリリックは、コミカルながらメッセージ性に溢れた熱いものになっている。最近ではMCバトルに参加して即興ラップをしたり、自主企画を行なったり、活動の幅も広がっており、多方面で気になっている人も増えているのでは? そんなあっこゴリラの今を切り取るため、ロング・インタヴューを行なった。世の中、生きづらいという人へ向けて、泣きながら笑える紙芝居ラップよ、届け!!)

インタヴュー & 文 : スカムライター西澤くん

かっこよくて、面白いものの象徴がゴリラだと思っていて

ーーテレビのお天気コーナーの後ろで、あっこさんと相方の2人が写りこんでいる画像がFacebookにあがっていましたけど、あれって本物なんですか?

あっこ : 本物です!

ーーあんなにはっきり映るもんなんですね(笑)。

あっこ : 「5時に夢中!」は映りやすいですね。こないだPON! を狙ったんですけどダメで。天達も狙ったんですけど、綾瀬はるかと広瀬すず、長澤まさみ、夏帆がゲストに来ててコーナーがなくなっちゃって、超朝早く起きて行ったのにダメでした。

※あっこゴリラより映り込みの画像をもらったのですが、思いっきり一般のお客さんと映っているため、掲載は見送らせていただきました。

ーーあはははは。そもそも、あっこゴリラは、HAPPY BIRTHDAY時代に生まれたプロジェクトですよね。

あっこ : そうですね。もともと、バンドの時にめちゃくちゃ気をつかっていたというか、きーちゃんの才能のおかげで私はドラムを叩かせてもらってますって意識がすごくあったんですけど、私も当事者なんだからやれることをやろうと思ってライヴでちょっと自分を出してみたんですよ。そしたらそれが結構ハマった気がして、それを追求していくなかで生まれたんです。

ーー自分を少しずつ解放しながら自分を見つけていったみたいな感じなんですね。

あっこ : そうですね。この前、元女子アナの小島慶子さんの「波瀾万丈」みたいな番組を観たらすごく共感しちゃって。小島さんは自分が本当に大嫌いで摂食障害だったんですって。でも、なんとか爪跡を残して人が喜んでくれたら、自分のことを好きになれると思ってガツガツいったらしくて。それを聞いて、うわ! 一緒すぎる!! ってなりました。

ーー自分を出していく中で、なんでゴリラだったんですか?

あっこ : それはたぶん、自分が嫌いだから。あと、私はゴリラが大好きなんですよ。かっこよくて、面白いものの象徴がゴリラだと思っていて。自分が笑われて、よかったなと思うタイプの人間なんだなと思ってます。


あっこゴリラLIVEダイジェスト

ーーなんで、そういうふうに思うんでしょう? 家庭環境とかも影響している?

あっこ : なんでですかね? あ、新興宗教の話、しましたっけ?

ーーしてないです。

あっこ : うちのお母さんが新興宗教にどんハマりだったんですよ。小学校の三者面談で先生にプレゼンしてたんですよ。やばくないですか(笑)?

ーーたしかに聞いたことないです(笑)。

あっこ : その宗教を辞めさせたんですけど、今度は自分の生きがい探しに必死になっちゃって。ただ、うちのお母さんは、みんなのためにやっているって信じこんでいて。こいつ笑顔で人殺しかねないなみたいな、そういう危ない女ですね。すっごい苦手だし一緒にいると喧嘩も絶えないけど、毎朝早朝に起きて、ラジオ体操するエネルギーの塊なんですよ。そのエネルギーにもうちょっと脳みそがあったら、すごいことを成し遂げられたんじゃないかと思って、そういう面ではすごくリスペクトしてるんですよ。

ーーたしかにそうかもしれないけど。

あっこ : あと、小さい頃からセミナーとかに行かされまくってたんですよ。「赤ん坊はみんな握りこぶしをしながら産まれて来ますよね。何を握ってると思いますか? 夢と希望を握って産まれてるんですよ!!」とか言われるんですよ。で、「私は絶対にこの会社を裏切りません!!」って、会社の社長の肖像がどーんって出てきて、一生ついて行きます!! とかなんか言ってて、どぅどぅーん! ってBGMが流れて。

ーーそんなの現実にあるんですか(笑)?

あっこ : あるんです!! あと小学校の時、女社会に溶け込めなくて。ボスに認められた瞬間、他の部下たちが手のひら返しみたいな感じだったんですよ。だから、自分がピエロみたいな感じになって、友達を作るっていうコミュニケーションをしてきたんです。ただ、バンドって気を遣っててもダメじゃないですか? 自分のそういうところも解散の原因だったと思いますね、これ、長いスパンをかけてカウンセリングしていかないとなって。直していかないとなって本当に思ってます。

なんだかんだ楽しくしたいし、面白いものが最強だと思う

ーーそもそも、ラップは以前からやってたんでしたっけ?

あっこ : 趣味で、HAPPYBIRTHDAY時代から、ガレバンでトラック作ってラップしたりしてました。リップスライムとか好きだし、すっげー楽しいんですよ。ドラムと似ているっていうと怒られるかもしれないけど、ビートを司る遊びだなって。あと言いたいこと言えるし。1人でやるならラップですね。またバンドやったらドラム叩きたいですけどね。でも6月30日の生誕祭ではドラム叩きます!

ーー最初から、あっこゴリラはお兄ちゃんのこととか、身の回りとか好きなものとかを取り上げていましたよね。

あっこ : 正直言って、テーマは一貫しているんですよ。お兄ちゃんのことも、お兄ちゃんには生きづらい世界だけどかっこいいよって言ってる曲で、それを一貫してるんだねって言わせる曲がいまはないから、テーマがわかりづらいかもしれないですけど。


あっこゴリラ「お兄ちゃん」

ーーお兄ちゃんの曲には、どういうテーマが込められているんですか。

あっこ : お兄ちゃんは電車が好きで、ずっと鉄道会社を受けていたんですけど、4年間就職が決まらなくて。「お兄ちゃん、面接でなんて言ってるの?」って訊いたら、「長所は明るいところです。短所はありません」って言っているらしくて「いや、おめー明るくないだろ、短所がない人間なんてこの世に一人もいないよ」って言ったんですよ。そしたら「じゃあ、巨人の亀井も短所あるの?」って。まじ、こいつ本気で言ってるの? と思って「これ、なんにも考えずに丸暗記して。朝何時に起きてこれ5回読んで」って具体的な指示をして、その通りにやったら受かったんですよ。

ーーおおおお。

あっこ : でも、仕事ができないっていうのでいじめられちゃうんですよ。お兄ちゃんは、電車が好きなピュアな青年なのに。いじめっていうか、意地汚い社会によく転がってるそういうやつですよね。ちっちゃい頃、養護学校に行かされてたけどギリ自閉症の重度ではないから普通の学校に通っていて。そういう人ってまじでいっぱいいるから。ってか、人間なんでどっからどこまで病気かっていう線引もわからないじゃないですか? そういうのってすっげえむかつくじゃないですか。お兄ちゃんになるべく生きやすくなって欲しい。って思ってる矢先に自分も生きづらいし。

ーーあっこさんはすごく気をつかってくれる性格ですもんね。

あっこ : 私はすごくシャイだから、素でいることが耐えられない。打破する方法を一個一個考えちゃうんですよ。イケメンとの対峙の仕方、とか、苦手なクラブの倒し方、とか。そういうの言うと、お前馬鹿じゃねえのって言われるんですけどね(笑)。でもしょうがない。

ーーそういう想いをあくまでコミカルな感じにアウトプットしていこうと。

あっこ : やっぱり、なんだかんだ楽しくしたいし、面白いものが最強だと思うから。

3回ゲロを吐きました

ーーそんななか、ガチなMCバトル・イベント〈戦極MCBATTLE〉に出演されたんですよね。

あっこ : まだ解散も決まっていない1月とか2月とか、とりあえず動くしかないってときに、ラッパーのKEN THE 390さんに引き上わせてもらって「バトル出るといいよ」みたいにアドバイスをもらったんですよ。爪跡を残せると面白いんじゃない? って。その場で〈罵倒〉ってMCバトルにエントリーしたんですけど、これが所謂ラッパーのDQNしかいない下町のバトルで。

ーー今まで、あっこさんがいた場所とは全然違ったんじゃないですか。

あっこ : 3回ゲロを吐きました。

ーーたった1人で殴りこみに行くような状況ってことですよね。実際、どうだったんですか。

あっこ : ほんっとに怖かったです!! 両国駅を何周もして、ブルブル震えながら帰ろうかなって悩んで。でも、やってよかったですね。バトルだと、本当に心と心の殴り合いでコミュニケーションをとれている感じなんです。もちろん、いろんなこと言われますよ。私が〈イロモンポケモンテクマクマヤコン〉って言ったら、相手が〈テクナイマンコ〉とか言ってきて(笑)。思ってることをそのまま言ってくれるからこっちも、あれだからこうだよねって言えるし、すっごく気持ちよくて。日常生活だったら絶対に言えないし、思ってても言わないし。でもバトルって、言うのがゲームだからみんな言うし、ピュアだからすっげーうわーって感じでした。

ーーそういう場所に行って逆に気遣ってたら変ですもんね。

あっこ : そうなんですよ。だから私にとってのカウンセリングというか、荒行時なのかも。ラッパーさんはみんな誇り高くて、私が自分を下げるようなこと言うと怒ってくれる。本当に、リスペクトしてます。

ーー最初に出場した〈罵倒〉は何回戦かまで勝ち進んだんですよね?

あっこ : ベスト16までいきました。最初は、バトルのことが全然分からなくて、台本を全部暗記するもんだと思っていたんですけど、緊張しすぎて全部飛んじゃって。ラップにもなってないけど、とにかく自分の思いを言ってたんですよ。〈お前とは本気のベクトル違うけど私はわたしでやってんだよ!!〉みたいなことをがーって言えて。予想外のことがいっぱいくるし、台本とか用意しても勝てるものじゃないなって1回経験してわかりました。

ーーかなり実践的に自分を追い込んでいる感じでたくましいですね。そういえば、アーティスト写真であっこさんの隣にいる相方はどういう方なんですか。

あっこ : 6月30日のイベントのためにTシャツを作ろうってことで、モデルを探すためにTwitterで募集したんですよ。マッチョな黒人がいたらここまで連絡くださいみたいな。それには応募が来なかったんですけど、記憶を手繰り寄せてドラマーのカディオっていう格闘技もやってるやつがいると思って。それでモデルをやってもらったとき、私とこの並んでるこの感じがめちゃめちゃいいと思って、ユニット組んじゃわない? って言ったら「いいっすよ」みたいな感じでユニットを組みました。

ーーすでに、音楽の部分でなにかやっているんですか?

あっこ : まだ映り込みしかやってないです。

ーーあはははは。

あっこ : 6月のイベントでは、シャドーボクシングをやってもらおうかなって思ったんですけど、ちょっと嫌がってたんですよ。「まじでイヤなの!? 格闘家なのに!?」と思って。もしかしたらレースクイーンとかがプラカードを持っているみたいな感じで紙芝居を持ってもらおうかなって。もちろんボクサーパンツ一丁で。そういうのもいいかなと思ってます。あと、ドラムもめっちゃ上手いんで、1曲くらい叩いてもらってもいいのかなって感じですね。

最終目標はお兄ちゃんにこの世は素晴らしいって思わせたい

ーー(笑)。あっこさんは、ヒップ・ホップの世界で、この人すげえなとか憧れている人はいますか?

あっこ : 武井壮さんですね。ヒップ・ホップの人じゃないですけど。

ーーなんでですか(笑)?

あっこ : 本当に好きなんですよ!! 武井壮さんを見てて誰も不幸にならないし、すっごいおもしろいし、元気になるじゃないですか。そう思う人が他にもいっぱいいるだろうし、人を元気にする人が私は大好きなので。武井壮さんの特技は、動物の倒し方じゃないですか。だったら、私は社会の倒し方ですね(笑)。しがらみのね。レペゼン地球っていう武井壮バイブスで、キャバクラ営業からヒップ・ホップバトルからライヴ・ハウス、お笑いイベントまでレペゼン地球のゴリラ・バイヴスでやっていこうと思ってます。

ーー音楽に限らず、社会を生きやすいものにすることに関してはなんでもやろう、と。

あっこ : うん。それを思うと、自分はミュージシャンじゃないのかなと思ったりもしちゃうけど、でもビートが好きっていうのはあります。最終目標はお兄ちゃんにこの世は素晴らしいって思わせたいっていうか、お兄ちゃんに生きやすくなってほしい。

ーーちなみに、紙芝居ラッパーあっこゴリラにとって、紙芝居っていうのは重要な道具なわけですよね。

あっこ : 全然重要じゃないです!! マイクでラップをしているだけじゃつまらないだろうなと思ったから、宴会芸みたいな感じで「次はこの曲」みたいな感じで使ってみただけなんですよ。ただ私、人にプレゼンするのがめっちゃ好きで!! これ性癖なんですけど。だからラッパーというより、ストーリーテラーMCって呼ばれる方がしっくりきますね。そういう意味じゃ、紙芝居ラップは自分の性格に合ってるのかもしれないですね。今後はもうちょっと紙芝居のスキルあげたいなって思います(笑)。

ーーそうやってプレゼンするには紙芝居がすごく便利なわけですね。

あっこ : 簡単です。便利だし。今後はもうちょっと紙芝居のスキルあげたいなって思います(笑)。

ーー紙芝居のスキルってなんでしょうね(笑)? いまは手探りながら、自分のスタイルを確立していく段階ですね。

あっこ : そうですね、4月に解散して、いまはカウンセリング期間ですね。でも、とにかくいつ死ぬかわからないから、行動あるのみ。行動しなきゃ人生が動かない。自分の場合はそう思います。とりあえず年内にアルバム作りたい。あと、カディオもそろそろ映り込み以外の活動をしたいと思うので(笑)、一緒に面白いことやれたらなって思います。

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LIVE INFORMATION

あっこゴリラ(ex.HAPPYBIRTHDAY)初自主企画!
あっこゴリラ生誕祭〜ゴリラはみんな大体友達〜

2015年6月30日(火)@月見ル君想フ
時間 : 開場 18:30 開演 19:00
料金 : 前売 2,000円(ドリンク代別)
出演 : あっこゴリラ(ex.HAPPYBIRTHDAY) / ササキシホ(ゆるめるモ!) / ジョニー大蔵大臣 (水中、それは苦しい) / 森心言 (Alaska Jam) / ハジメファンタジー (センチメンタル研究家) / プティパ -petit pas!- / 細身のシャイボーイ / ぼく脳 (NATURE DANGER GANG) / 柿澤秀吉 (秀吉) / DJしもっきー
スペシャルゲスト : おかもとえみ(Ba) / にしのえみ(Key) / 渋谷勇太(赤い猫)(Gt) / カディオ(格闘家)

PROFILE

あっこゴリラ

紙芝居をめくりながら自作トラックにのせてラップをするストーリーテラーMC。

官能小説家の父、
新興宗教にハマりあげる母、
鉄ヲタの兄を持ち、
それぞれの家族が不器用に生きる様を、紙芝居ラップで紹介している。

紙芝居ラップという手法に行き着いたきっかけは、幼い頃に母に連れられた数々の自己啓発セミナーの影響で”無類のプレゼン好き”という性癖になってしまったことからだと考えられる。

将来の夢は、不器用で要領の悪い(うちの家族のような)人間でも解放できるきっかけ、場、存在になること。ゴリラは、そんな世知辛いコンクリートジャングルをたくましく生きるバイヴスの象徴から由来している。(とか言いつつ、普通にただゴリラが好き)

レペゼン地球バイヴスで、ライヴハウスからアイドル、クラブ、キャバクラ・MCバトル、お笑いイベントまでジャンルレスに活動中。

>>あっこゴリラ official website

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インタヴュー

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