関西の歌姫、EeLから2ヶ月連続リリース第2弾『for common people』が到着! 初期作品の『Kung-Fu Master』(絶賛廃盤中! )と『people people』(絶賛廃盤中! )の2枚から選抜された楽曲たちに、新曲、リアレンジ楽曲を加えた初期のベスト盤的アルバムであった第1弾『Kung-Fu People Etcetera』に続いてお届けする第2弾は、完全な新曲のみを収録。EeL本人を直撃したインタビューとともにいますぐチェック!
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EeL / for common people
関西インディーズ界のカリスマ歌姫EeL、待望のNEWアルバム! メルヘンを飛び越えて異空間へと転がり込む、破天荒型ポップ・ワールド! トロピカル、サーフ、カリビアン、パンク、レゲエ、スカなど、カラフルなポップのエッセンスをふんだんに取り込んだ、EeLの音楽異次元冒険物語。
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EeL / Little Prince
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EeL & milch of source 『for common people』インタビュー
『for common people』が、他のテクノ・ポップ・ユニットやグループの作品と大きく違う点は、あくまでEeLのフィルターを通して楽曲が作られていることである。トラック・メイカーのmilch of sourceは、どれだけ彼女を引き立てられるかに注力している。前作『Little Prince』ではトラックが強調された曲が多かったけれど、今作ではEeLの歌がさらに全面に押し出されている。インタビュー内でmilch of sourceが語っているように、どれだけ時代のトレンドに合わせられるかよりも、どうやってシンプルに聴き手を楽しませるかが重視されている。それは単なる快楽的な音楽というわけではない。思索的で少し禅問答のようなEeLの歌詞が、楽曲のポップさに少しばかりの影をおとしている。正反対とも思える2人が分離することなく距離をつめながら出来上がった『for common people』について、OTOTOYの事務所で2人に話を聞いた。
インタビュー&文 : 西澤 裕郎
最初は英語でさえ発音が恥ずかしかった
——前作『Little Prince』に比べて、今作はEeLさんが歌い上げる部分が多く、"歌もの"的色合いが強い作品ですね。
EeL(以下、E) : そうですね。確かに前の作品は、あまり”歌もの”って感じではなくて、私の中でもやりたいものがはっきりしていなかったんです。今回は前と違うものを作りたいって感じで、何となくこうなっていきました。歌に関しても、昔の音源は英語やフランス語の曲が多かったんですけど、今回は日本語も半分くらいあるので、その時その時できまぐれな感じに変わっていきますね。
——歌詞も印象的なフレーズが多いですね。例えば、「何にも持たない方が何でもできる気がするよ」とか「大きなことから逃げた」など、日常生活で大きな出来事があって、それが歌詞に反映されているのかと思ったのですが、歌詞はどのように書いているのでしょう?
E : 歌詞が直接伝わってしまうのが恥ずかしくて、音楽を始めたころは日本語以外の言語で作っていたんです。何年か前から日本語で作るようになったんですけど、歌詞がほとんど暗くなってしまって。別に今作までの6年間で何かがあったっていうより、昔から歌詞は暗いというか。そんなハッピーエンドみたいな歌詞ではないけど悲観的に思っているわけでもない、自然とそういう歌詞になるんです。だから、何か具体的な出来事があったとかじゃなくて、もともとそういう感じだと思います。
——「人間はなかなか変われない」などの歌詞からも、EeLさんは何かを悟ったんじゃないかって思ったんです。
E : そうですね。結構長く生きているからかも(笑)。
——(笑)。milch of sourceさんは、トラックに対して歌詞がのって戻って来たとき、どのように思いましたか?
milch of source(以下、M) : デモが戻ってきたときは、歌詞はそこまで意識していないんですけど、EeLの歌詞がいいっていうのは本人以上に周りが言うんですね。本人は感覚的に書いているだけなんだろうけど。
——今作に関してはトラックを作るときから日本語を意識していたんですか?
M : そこまで日本語を意識して歌ものを多くしたってことはないですね。ただ、最初は別の曲順だったんですけど、それをレーベルの島田さんと話して、日本語で歌われている曲をアルバムの頭に固めようっていうことで今の曲順に変えたんです。
——日本語の曲を頭にまとめたのはなぜですか?
M : 歌詞がいいから、日本語で歌っている曲を頭にもってきて、歌詞のよさをまとめたほうがいいんじゃないかと思ったからですね。
——周りの人たちから歌詞を評価されることが多いと思うのですが、EeLさんは歌詞を書くことにプレッシャーなどを感じたりしますか?
E : ファンの人とか周りの人から評価してもらうと、意識してちゃんと作らなきゃなと思うけど、あまり他の人の意見を聴きすぎても作れなくなっちゃうので、意識しすぎずに歌詞を書いています。最初から最後まで自分の感情をぶつけるというよりも、どこかに自分の感覚を入れたいんです。言葉は響きとかで選んでいるだけで、全部が全部自分の気持ちを書いている感じじゃないですね。
——恥ずかしかった日本語の歌詞も、歌えるようになってきたんですね。
E : 最初はすごく恥ずかしかったし、いまも改めて文で読むと恥ずかしいですけどね... 慣れですかね(笑)。
(一同笑)
E : 最初は英語でさえ発音が恥ずかしかったので、フランス語で始めたんですけど、フランス語もできるわけじゃなかったんです。辞書で調べてカタカナ読みでやってみたら、フランス語は上手いか下手かが分かりにくいなと思って(笑)。ポルトガル語とかあまりメジャーじゃない言語でもやっていたんですけど、だんだん辞書で調べるのが面倒くさくなって英語に変わり、日本語に変わっていったんです。
自動的にEeLの声と作品のフィルターを通って、EeLらしくなってしまう
——どのようにして2人が出会ったのか教えていただけますか?
M : 僕がたまたまSANDOU RECORDSにデモを送ったら、サンドウ君がうちから出そうって声をかけてくれて、milky-chuって名前で音源を出したんですね。そのときのイベントで接点があって、EeLの曲も作るようになりました。
——最初にEeLさんの声を聴いたときの印象って覚えてますか?
M : 最初の頃はウィスパー・ヴォイスのヴォーカリストっていう感じで、サンドウ君もそういう風にトラックを作っていたんですけど、自分で作り始めてみたら別にウィスパーでなくても大丈夫だなと思いました。
——前作『Little Prince』の1曲目はブレイク・コア色の強い激しい曲ですけど、EeLさんの声がすごくフィットしています。まるで静と動あるいはプラスとマイナスが対になっているようで、名刺代わりの1曲としてはすごいインパクトのある曲ですよね。
M : あれは自分の中でも改心の出来と思える曲なんです。当時、ブレイク・コアとかが盛り上がっていたんですけど、別に意識的に作った訳ではないんですね。最初はファンクっぽい曲を作ろうと思って、たまたまそこにブレイク・コアっぽいビートを乗せたらすんなり合ったんです。だからAメロとかはファンクっぽい感じになっている。あと、マイク・パットンとかもすごく好きだから、急にジャジーになったりする。それらを組み合わせて、ブレイク・コアとファンク、それプラスEeLの甘い声がちょうどいいバランスで揃った。そういう意味でも改心の曲ではありますね。
——ここ数年で、capsuleやPerfumeなどトラックメイカーと女性ヴォーカルというユニットたちが盛り上がりましたけど、EeLの場合はあくまでEeLさんありきで、楽曲と彼女の人間味みたいのが分離不能って感じがします。
M : Hidenobu Itoさんとコラボレートしたり、ゲームの音楽やったり、EeLという存在があって、そこに周りがボールを投げて作品が出来上がるみたいなイメージはありますね。本人はあまりこれをやりたいとかはないんですけど、周りの人間がやりたいものを投げると、自動的にEeLの声と作品のフィルターを通って、EeLらしくなってしまうというのはありますね。
——逆に、EeLさんはトラックが送られてきてどういう印象を持ちましたか?
E : 今回はわりと制作期間が長くて、全体の印象というのは難しいですけど、メロディを聴いたときに、何となく『Little Prince』のときと違って日本語がはまるような感じは受けました。
M : 1曲を3ヶ月くらいかけて作っていく感じだったので、アルバムとしての印象をかっちりつけて作った訳ではないんです。だから、曲自体の感想みたいのはEeLのほうではないかも。
——なるほど。今作は曲毎にすごく色があるから意図的なのかと思ったのですが、曲自体の制作時期が違うことも影響しているんですね?
M : それはありますね。あと「こういう曲があったら、こういう曲もほしいよね」みたいな発想で作ったところもあるので、曲毎の色が出ているんだと思います。
本当にネアカなものが苦手なんです(笑)
——EeLさんから、こういう風な曲が欲しいなどの要望は伝えたりしたんですか?
E : なんか言ったっけ?
M : 要望っていうよりは、投げてみて“いいか悪いか”っていうのを言ってもらうんです。この作品を作り始めたころ、ガレージ・ロックのメロディのある曲を作ろうと思ってたんですね。ヴォーカルとか歪まして潰してたんですけど、それを投げたときは反応が悪かったですね(笑)。
——それって、自分の声に対して、恥ずかしさが自信に変わってきたということなんじゃないですか?
E : どうなんでしょうね。私は音楽の理論とかもそんなに詳しくないので、感覚で最初に1回聴いてみて、これをどうしたいかを伝えるんです。サンドウ君と作っていたころは、それが自分でもよくわかっていなかったので、言われるものをそのままやっていて、あまり主張もなかったんです。milch of sourceくんと作るようになって最初の頃に、「この曲はあまり... 」みたいなことを言ったら、「じゃあ、それをボツにして全部なしで」って言ってくれたんです。私があまりいいと思っていないものを作っても仕方ないということを言ってくれて、そこから結構自分の意見も出すようになりました。何がダメっていうことはあまりわかんないけど、何となく好きとか、あまり好きじゃないって感じで伝えてます。ほんと感覚だけでやってきているので、具体的にこういうのを作りたいっていうのは言葉では説明しづらいけど、なんとなく形にしたものをもらって、この部分は好きでここはいいとか、ここはこうしたいっていうのを伝えます。なので、自分から生み出すというより、何かものをもらってからイメージを作っていく感じです。
——時間がかかったというのは、そうしたやり取りに時間をかけたということですか?
M : 曲がいいと思えるところまで、なかなか持っていけなかったんですよね。そこに辿り着かなかったんですけど、1個抜けた瞬間があったんです。それまで打ち込みでやってたんですけど、何曲かに生ドラムを入れてみたら、抜け出した感じがあって、そこから作業がスピーディになっていきました。なので、ドラムを入れたのが大きいですね。前のアルバムでは生ドラムを入れていないので、そこが前のアルバムとは結構違うところですね。
——ドラムを入れる前と入れた後では、何が一番大きく変わったのでしょう?
M : それまでは、アルバムを通して残るものがないなと思ったんです。曲がバラバラになりすぎていたので、ドラムを入れることで曲のカラーはバラバラだけど、アルバムとして統一感が出てきて、曲が生き出したんです。
——最初に話していたこともそうですし、歌詞からも感じたんですけれど、EeLさんは影のあるものに惹かれる傾向があるんですね。
E : そうですね。多分、暗いのが好きっていうより、本当にネアカなものが苦手なんです(笑)。分かりやすく明るいっていうのが直視できないんですよね。ちょっと明るいけど、その中に影があるほうが親しみが湧くんです。
——それは音楽に限らずですか?
E : そうですね。私はゲームが好きで、大学生のときも家でずっとゲームばかりしていて、就職もゲーム会社にしたんです。ずっと影に生きていたんですよ。
——ゲーム会社の同僚だったサンドウさんに見いだされて音楽を始めたわけですが、急に表に出ることになって、どうやって表で活動することに馴染んでいったのでしょう?
E : 表に出たくても裏向きの人と、そうじゃなくて表向きな人がいるってサンドウ君が言っていたんです。サンドウ君は表に出たかったけど気質的には裏方で、私は表のほうだって言われたことがあるんです。自分は裏のほうが気が楽なんですけど、そのころは何もわからずやってたので、ステージに立ったらニコニコしなきゃとか踊らなきゃとか思っていて。そうすると余計に緊張するし何もできなくて、ライヴに出るのが嫌で仕方なかったんです。でも周りの人が盛り上げてくれるし、そうすると誰もヴォーカルを見ていないような気になってきて(笑)。それとともに、こうしなきゃっていうのがなくなってきて、うまくしゃべれなくてもパフォーマンスできなくても、「そういうのがいいですね」って言われるようになったんです。そこから、別にそのままでいいんだと思えて、ライヴを楽しめるようになってきたんです。お客さんからしたらそう見えないかもしれないけど、棒立ちでも自分の中では盛り上がっている。正しいかどうかじゃない視点で考えられるようになってからは、ライヴや曲を作るにしても楽しめるようになってきました。
アホなことを出来るようになったというか、小難しいことをやらなくなった
——OTOTOYで配信した『Out Tracks & Remix for You』の反応もすごくいいみたいですね。音楽の趣味嗜好が細分化していると言われる中、EeLの楽曲はキャッチーで求心力があると思います。どういうことを意識して楽曲作りに臨んでいるのでしょう?
M : 最近は、ライヴでもそうなんですけど、まず楽しんでくれればいいなって思うんです。聞いている人が楽しんでくれればいいってことしか考えてないですね。だから、この音楽が現在の時代でどのポイントにはまるかというのは考えていなくて、単純に楽しんでくれればいいなって。あまり複雑なことを考えないようにしていって、どんどん端的にしていっている感じですね。
——確かにシンプルになっていっているのに、1つのジャンルみたいに絞れないですもんね
M : ポイントは絞らないようにしてますね。ライヴでいつも最後にやる「ジャンプ」っていう曲があるんですけど、その曲をやるとお客さんがステージに上がってきてジャンプするのが恒例になっちゃったんですね(笑)。それを見ていたら、この単純な感じの楽しさっていいなって思って、アルバムの曲も最終的にその楽しさに辿り着くようにいこうって思ったんです。暗い曲も、暗い曲の中にある楽しさに辿り着けるように持っていけるようにしています。あまり細分化とかポイントを考えないように。
——EeLさんは、楽しさとか聴き手がどのように感じるかどうかって考えますか?
E : 私は歌詞を作るときに、自分の好きなものの感覚だけで作っているので、これを作ったらお客さんは楽しむなとかは考えられていなくて。映画とかも好きなんですけど、ホラーが好きだからホラーしか見ないとか、テレビはバラエティしか見ないとか決まってないじゃないですか。音楽も、パンク以外は聴かないとか決めていないので、激しい曲を聞きたいときもあれば、静かな曲を聞きたいときもある。自分はこのジャンルがすごく好きでこれをやっていきたいとか、この人みたいになりたいとかそういうのをあまり持っていないので、それが作品に出てしまう。いい意味でも悪い意味でもジャンルにはこだわってないんです。そもそも自分でも絞れないんです。
——2人の意見がそれぞれあって共存しているように、EeLには色んな人や意見を受け入れる間口の広さを感じますもんね。
M : 誰でも入りやすいってのは意識していますね。
——『Little Prince』のときは、あまりそういう感じでもないのかと思ったのですがいかがですか?
M : 『Little Prince』の時は、もっと内にこもってましたね。それから今作までの間に大人の階段を登ってきたのかもしれないですね。大人というよりおじいちゃんのような間口の広さを持ったのかもしれない。
——大人の階段っていうのは、どういうものか詳しく教えてもらえますか?
M : アホなことを出来るようになったというか、小難しいことをやらなくなったという感じですね。あと、こだわりがほとんどなくなったとか。どんどん単純化していくような感じですね。
——近くで見ていて、EeLさんはmilch of sourceさんが大人の階段を登ったのを感じますか?
E : 全然感じない... (笑)。わたしより考えてるなっていうのはすごく感じます。私は感覚でしかあまり動けないので、それだけでは成り立たないじゃないですか。考えてもらって引っ張っていってもらっているので、大人になったんだ... よね(笑)。
——自由な雰囲気は今日のインタビューからも、すごく伝わってきました。
M : 自由っていうのは、間口が広いにも繋がるんですけど、細かいところにこだわっているのがかっこわるいと思うようになってきて、だから自由で間口が広く、別にみんな楽しかったらいいんじゃないって。アホなことやって楽しめればいいなと思います。
——2月のライヴ楽しみにしています。ありがとうございました。
INFORMATION
EeL『Kung-Fu People Etcetera』&『for common people』リリース・パーティー
日程 : 2011年2月27日(日) 場所 : 渋谷O-NEST
open : 18:00 / start : 18:30
LIVE : EeL with リトルプリンスオーケストラ、フジロッ久(仮)
DJ : milch of source
チケット : 前売り ¥2,500 / 当日 ¥3,000
プレイガイド (チケットぴあ129-810 / ローソンチケット73555)
オフィシャルページでの前売り予約はこちらから
2ヶ月連続リリース第1弾『Kung-Fu People Etcetera』も配信中!
2000年代が幕開けた頃、みんなのココロをワクワクさせたEeL初期作品『Kung-Fu Master』(絶賛廃盤中! )と『people people』(絶賛廃盤中! )。長きにわたってファンから再発を待たれていた2枚から選抜されたキュートでポップな楽曲たちに、新曲、リアレンジ楽曲を加えて1枚になって生まれ変わった初期EeL作品のベスト盤的アルバム『Kung-Fu People Etcetera』が到着。素敵な休日の彩るためのポップ'n' ロック・ミュージック集。OTOTOY限定のボーナス・トラックも収録した全16曲。
PROFILE
EeL
エレクトリック・パンク・ミュージックをベースに、キュートかつ、ファンキーなポップ・ミュージックを作り出す関西在住女性アーティスト。1999年に初の音源をリリースし、フレンチ・ポップ、ボサの要素を取り入れた音楽を作り出す。2000年1月には、高速打ち込みビート+ウィスパー・ヴォイスのテクノ・ポップ・サウンドへと展開を広げ、アルバム『Kung-Fu Master』(2001年4月)、『EeL early works』(2001年9月)、『people people』(2001年12月)をリリース。2002年4月からトラック・メーカーにROMZ recordのmilch of sourceが参加し、2004年12月、オールド・スクールからブレイク・コア、ファンク、レゲエ、エレクトロニカなどあらゆるジャンルをエレクトリック&ポップに再構築した4thアルバム『Little Prince』をリリース。その他、国内外多数の作品へのコンピレーションに参加したり、ゲーム・ミュージック(pop’n music、beatmania)への参加。capsuleへのゲスト・ヴォーカルでの参加(シングル『プラスチックガール』、アルバム『CUTIE CINEMA REPLAY』)、エレクトロニカ・アーティスト、Hidenobu Itoとのコラボレート・アルバム発売など幅広く活動。