圧倒的な“アゲ”で影をも照らすビバラッシュ! ──“信じる”ことがテーマの「エンペラータイム」
突き抜けた“アゲ”な明るさで周囲のヴィジュアル系バンドと一線を画すビバラッシュ。彼らのセカンド・シングル「エンペラータイム」がリリースされた。TVアニメ『多数欠』のオープニング主題歌に抜擢された表題曲“エンペラータイム”は、ギラついたシンセと迫力のバンド・サウンドが疾走感を演出するキメの1曲。カップリング曲には、ヘイトを含んだ無敵のラップで背中を後押しする“シェキラBANG-BANG!!”、これぞビバラッシュ! といわんばかりのユーモアを炸裂させた“メン類が大好き”、心に影を潜ませながらも純粋な恋心を描いた“キミが好きだ”を収録。単なる“アゲみ集団”を越えたビバラッシュの魅力がこの4曲にギュッと濃縮されている。また、彼らは『多数欠』連動の体験型ライヴ・ツアーの真っ最中。さまざまな仕掛けで来場者を巻き込んでいくこちらのツアーも、大盛況のなか巡業している。抜群のエンターテインメント性で“アゲ”を加速させていくビバラッシュから、ますます目が離せない!
光と影の狭間でさまざまな“信じる”を描いた4曲
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■応募期間、方法
2024/9/5(木) ~ 2024/9/19 (木) 23:59まで
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・ビバラッシュ「エンペラータイム」を購入した際使用したアカウントの、メールアドレスもしくはTwitterアカウント名
・購入時のキュー番号(「XXXXXXXXX」XXX点 ¥XXXXXX(税込) 購入完了のお知らせ(000,000)←この数字です)
・お名前
・ご住所
・連絡先
・ご意見、ご感想 をご記入の上お申し込みください。
■対象ユーザー
OTOTOYにて、ビバラッシュ「エンペラータイム」のハイレゾorロスレス音源をまとめ購入いただいた方
※単曲購入は対象外となります。
■当選発表
ご当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
INTERVIEW : ビバラッシュ
ビバラッシュのことを、〈アゲアゲJAPAN’24〉で知った音楽ファンも多いはず。セカンド・シングル表題曲としてリリースされた新曲 “エンペラータイム”は、TVアニメ『多数欠』のオープニング・テーマ曲に起用されたこともあり、さらに彼らの存在感を世間に広めるに違いない。ハイテンションな歌と演奏にド派手なシンセがフィーチャーされた表題曲の他、シングルの通常盤A・B、欠盤それぞれのタイプに収録されるカップリング曲では、メンバーそれぞれが作曲を手掛けており(作詞はすべてヴォーカル・るいまる)、多角的にバンドの魅力を知ることができる。今回のインタヴューでは、〈アゲアゲJAPAN’24〉の振り返りから、音作りへの細かいこだわり、現在敢行中の全国ツアーのことまで。常に最高のエンターテイメントを届ける “アゲみ集団” が音楽に込めた願いや葛藤、光と影に迫った。
取材・文:岡本貴之
作品に寄り添いながら、どうビバラッシュ色を出していくか
――まず〈アゲアゲJAPAN’24〉を振り返っていただきたいのですが、“大成功”ということでよろしいでしょうか?
るいまる(Vo):大成功でした。これまでもロック・バンドの方やアイドルの方との対バンの話はあったもの、実現できていなかったんです。なので、今回〈アゲアゲJAPAN’24〉を実現できた時点で大成功でした。初めてのお客さんを振り向かせる瞬間にキメ顔をしたかったんですけど (笑)、最初から受け入れてくれましたね。来年〈アゲアゲJAPAN’25〉をやることがあったら、どれだけ熱量を上げていけるかを試行錯誤していきたいと思っています。
冬也(Ba.):違うジャンルとの対バンだったので、ライヴ・キッズとバンギャルで別れちゃうんじゃないかと思っていたんです。でもお客さんを見ていて、音楽はひとつに繋がっているんだなと感じました。僕らが勝手に決めていた、「ヴィジュアル系だったらこう」、「ライヴ・キッズだったらこう」、というフィルターを全部取り払ってくれたイベントでした。
幸村(Gt.):いままで“対・バンギャルちゃん”でずっとやってきたんですけど、フロアにメンズのお客さんがたくさんいることにすごく興奮しました。それと、自分たちのお客さんがイベント後に、対バンしたバンドさんのライヴに行ってくれていることを知って。〈アゲアゲJAPAN’24〉で違う文化を持ってきたことで、バンギャルちゃんにヴィジュアル系以外の楽しさを伝えることができて、ヴィジュアル系のシーンに少し貢献できたと思ってます。
パーミー(Dr.):普段起こらないサークルピットがフロアで生まれているのを見て、「やってよかったな」と思いました。2回目をやるときに初めて1回目がどうだったのかということもより見えてくるのかなと思っているので、早いとこ2回目を実現するために動いていきたいです。
――いやあ、やっぱりみなさん真面目ですよね? 真剣にエンタメしているというか。
パーミー:あ、でも僕うんち好きなんですよ。
一同:ははははは(笑)。
冬也:急にバカ(笑)。
るいまる:見出しにしてもらおう(笑)。
――でも本当に、すごく良いイベントだったことが伝わってきました。
るいまる:もう10年以上バンドをやっているので、普段のライヴだとなかなか新しい学びを得る機会が少ないんですよ。〈アゲアゲJAPAN’24〉では、自分たちがかっこいいと思って作ってきたものを、「自分たちがいちばん信じる」ことの大切さを改めて学びました。
――では、セカンド・シングル「エンペラータイム」収録曲について訊かせてください。表題曲“エンペラータイム”はTVアニメ『多数欠』のオープニング・テーマですが、アニソンを手掛けることをどう感じていますか。
るいまる:アニソンを担当することはアーティストとしてすごく誇り高いことだと思っているので、夢が叶ってすごく嬉しいです。自分たちだけでは辿り着かなかったし、いろんな方がお力を貸してくださって実現したものなので、その期待に応えていきたいです。
――収録曲の作詞はすべてるいまるさんで、“エンペラータイム”の作曲はパーミーさんですね。タイアップ曲はどんな流れで制作したんでしょうか。
パーミー:原作漫画も読ませていただいた上で、制作チームの打ち合わせから参加させていただきました。いろんな人からの意見をいただいたんですけど、最終的に、「アニメのオープニングだけど、君たちの曲だからね」と言ってもらえたんですよ。なので、作品に寄り添いつつも、ビバラッシュ色をどう出していくのかというところで、いままでにない曲への取り組み方になりました。
――アレンジについてはいかがですか?
パーミー:アニメの舞台が平成ぐらいの設定なので、それに合わせて平成のアニメ特有の疾走感を感じられるテイストがいいと思ったんです。あと、アニメではパソコンが結構キーになってくるので、シンセのギラっとした音がメインで聴こえてくる感じにしたくて。曲の最初と最後にはパソコンの起動音と終了音を入れて、細々としたリンクを作りました。