アイドル楽曲もおまかせください! 宇都宮発の美メロ・バンド、Someday's Goneの新アルバムを先行配信開始

インディ・シーンを騒がせているバンドを多数生み出し、いま注目を集めている栃木県の宇都宮シーン。その大きな特徴といえば、メロディに比重をおく“メロディ至上主義”だという。そんなシーンの中でもひときわ輝くメロディを響かせるロック・バンド、Someday's Goneが、新作フル・アルバム『Someday You Will Be Loved』を、12月13日(水)にリリースする。The All-American Rejectsをはじめ海外エモ・シーンからHi-STANDARDなどのメロコアなどからも影響を受け、それらをポップスとして昇華し、ジャンルにとらわれない楽曲を生み出している。今回OTOTOYでは、そんな彼らの新アルバムを12月6日(水)より1週間先行にて配信開始、そして1週間の期間限定でリード曲「Giving It Away」のフリー配信も実施! Someday's Goneがどんなバンドなのか、メンバーのニシヤシュン、サトウショウヘイに話を訊いた。
胸が高鳴ること間違いなし10曲を先行配信!
Someday's Gone / Someday You Will Be Loved
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 205円(税込) / アルバム 1,697円(税込)
1. Elephant
2. Crutch
3. Giving It Away
4. Owl
5. Sheep
6. Interlude: Polar Bear
7. Think,Things
8. Ilford
9. Kaleidoscope
10. Pain/Hope/Truth
※アルバムまとめ購入いただくと、今作のセルフ・ライナーノーツとWEB歌詞ブックレットが特典としてついてきます。
期間限定のフリー配信も!
Someday's Gone / Giving It Away(期間限定フリー配信)
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【配信価格】
0円(税込)
【配信期間】
2017年11月29日(水)〜12月6日(水)23:59
INTERVIEW : Someday's Gone(ニシヤシュン、サトウショウヘイ)
栃木県宇都宮市を拠点に活動するロック・バンド、Someday's GoneがOTOTOYインタヴューに初登場。彼らは3ギターとドラム、ベースレスという独特の編成でライヴを行っており(メンバーは3人)、海外のエモ・バンドや日本のメロコア・バンドから受けた影響をごくナチュラルに自分たちの音楽として表現しているようだ。そして、特筆すべきはメロディの美しさ。そこには日本人独特の湿った情緒感よりも、カラッとした爽快感を感じることができる。今回、ニシヤシュン(Vo / Gt)、サトウショウヘイ(Gt / Syn / Cho)にバンドの成り立ちとアルバムについて訊くと共に、意外にもアイドル好きだというふたりのアイドルへの熱い想いを特別収録(!?)。インタヴュー本編、番外編アイドル・トークの2部構成でお届けすることにした。美メロ・ポップス好きな方、エモ・バンド好きな方、そしてアイドルさん、アイドル・グループ運営のみなさん! 必読です。
インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 大橋祐希
Someday's Goneってどんなバンド?

──Someday's Goneはどんな成り立ちでできたバンドなんですか?
ニシヤシュン(Vo、Gt / 以下、ニシヤ) : もともと、僕とサトウ(ショウヘイ)(Gt、Cho、Syn)と今年加入したイガラシユウタ(Gt.Cho)で、もう1つINKっていうバンドをずっとやっていたんです。そのバンドのドラマーがしばらく活動できなくなって。その間サポートを入れて活動する気にもなれなかったので、何かやろうかって僕とサトウではじめたのがSomeday's Goneなんです。
サトウショウヘイ(Gt、Cho、Syn / 以下、サトウ) : 最初はふたりだけで何かやろうって考えていたんですけど。1回か2回、ふたりだけでライヴもやりました。
ニシヤ : そのライヴを観て、昔いたギターとドラムが加入して、結成して2ヶ月くらいで初ライヴをしてました。それが2015年の夏くらいで、その夏のうちにデモCDをつくってリリック・ビデオをYouTubeに上げたら〈Niw! Records〉から連絡があってレコード・ストア・デイのお話をいただいてリリースすることになったんです。
──バンド名はThe All-American Rejectsのアルバム『Kids in the Street』の1曲目「Someday's Gone」から取っているそうですね。英語で歌っているのはそういうバンドへの憧れから?
ニシヤ : もともとHi-STANDARDやSCAFULL KINGとか、90年代から活躍している日本のアーティストも大好きで。当たり前のように英語で歌っているじゃないですか? それと並行して洋楽を聴きはじめたんで、バンドの歌詞が英語であることは、僕にとっては当たり前のように入ってきました。
サトウ : それはINK結成当初から変わらないですね。
──アルバムを聴くとラウドな感じもありつつメロディアスな曲調でなんとなくホロ苦い感じもして、すごく青春してる感じがあるなって感じたんですけど、それもバンドをはじめた頃から変わっていないですか。
ニシヤ : 海外のエモ・バンドが好きなんですけど、The Get Up kidsとかもそうだけど青臭さと激しさ、静と動の兼ね合いみたいなところがあると思うんですよ。そういうところが自分たちの音楽をやるうえでのルーツ、血として流れてる感じはありますね。それが出てしまうというか(笑)。英詞に関して言うと、僕がメロディにすごく重点を置いているので、英語の方がノリやすかったり、落としどころが付けやすいからそうしている感じです。
──曲はサトウさんもつくってるんですよね?
サトウ : 自分は高校1年の夏までバンドを組んでたんですけどやめちゃって、21歳のときにINKに入ったんです。そこからちゃんとバンドをはじめたというか。曲作りも全然やってなくて、Someday's Goneからはじめたんです。
──曲作りの参考にしたアーティストっていたんですか。
サトウ : そのときColdplayにすごくハマっていて。何の楽器が入っているんだろうとか、「こんな感じでストリングスを入れてるんだ」とか思いながら聴いたりしてました。それでシンセも使うようになったんですけど、曲作りの基本はギターから考える感じですね。最初にコード進行を並べてギターのフレーズをつくって大まかな構成を考えてつくることが多いです。
──ギターが3人いて、ベースはメンバーにいないみたいですけど、音源にはベースの音が入ってますよね。
ニシヤ : 音源でもライヴでも同期でシンセベースを中音も外も流してるんです。実際に音源を聴いたらちゃんとバンド・サウンドになっているのがわかると思うんですけど、今作に入ってるベースも全部PCでつくったシンセベースの音です。
──なんでベーシスト入れないんですか?
ニシヤ : う〜ん、その質問にまともに答えられたことがないんですよね(笑)。
サトウ : ははははは。
ニシヤ : まず大前提として、ギターが3本いることに僕らは違和感を感じてないんですよ。INKもギター3本なんですけど。ただ、Someday's Goneで1番はじめにスタジオに入ったときに、僕はベース・ヴォーカルをやろうとしたんですけど、やっぱりギターの方が良いなって(笑)。僕は歌がメインなのでバッキングで、イガラシがリフもソロも弾いて、サトウの立ち位置としてはマニピュレーターに近い感じですね。シンセも弾くしPCも操作するし、ギターもこなすっていう感じなので。
サトウ : ドラムにクリックを送るのも僕が全部PCで管理してます。ベーシストを入れなかったのは、まわりにいなかったっていうのもありますね。
ニシヤ : 宇都宮は狭すぎて、バンドマンはみんな友達みたいな感じなんですけど、良いベーシストはみんな売れちゃってていないんですよ。
宇都宮の音楽シーン…… その特徴は?
──宇都宮で活動しているバンドはみんな繋がってる感じなんですか。
ニシヤ : そうですね、基本的には。HEAVEN'S ROCKとかHELLO DOLLYっていうライヴハウスでキチンと活動を続けているバンドはみんな1つのファミリーになってますね。それこそ後輩バンドもみんなタメ口ですからね(笑)。
──そういう仲間のバンドでライヴ・イベントを主催したり?
ニシヤ : 僕らはやっていないんですけど、先輩のCALENDARSっていうバンドのヴォーカルとHEAVEN'S ROCK、HELLO DOLLYで〈TOKYO KAIDO〉っていうサーキット・イベントをやってるんですよ。宇都宮のバンド・シーンで活動しているバンドもタイムテーブルに組み込まれつつ、FRONTIER BACKYARDとかも出演していて。
──宇都宮の音楽シーンの特徴とか、バンドの音楽性ってどんなことがあります?
サトウ : メロディが良いバンドが多いと思います。
ニシヤ : “メロディ至上主義”っていうか、宇都宮で話題になるバンドってみんなメロディがいいバンドなんですよね。トラックやサウンドがカッコいいというよりは、メロディがカッコいいバンドが出てくるイメージが宇都宮っていう街にあって。僕らもグッド・メロディでありたいな思ってますし、サウンドもメロディを軸に考えてます。

──曲作りって、弾き語りでメロディをメンバーに聴かせるんですか?
ニシヤ : いや、Someday's Goneはメンバーで集まって曲をつくることがなくて、完全に役割分担して曲作りをしているんですよ。だからまずトラックからつくります。今回のアルバムの曲だと、多い曲で10パターンくらいトラックをつくって、それをAメロ、Bメロで繋げていったり。トラックをつくったら1人でスタジオに入ってPCを開いて、メロディを考えながら歌を入れていく感じですね。それでできた曲を「こういうメロディができた」ってメンバーに聴かせてデータのやり取りをして曲を完成させて、それをスタジオでみんなで再現するっていうやり方ですね。
──ニシヤさんサトウさんでそれぞれトラックとメロディをつくってるんでしょうか。
サトウ : いや、メロディはニシヤだけです。
ニシヤ : トラックは僕もサトウもつくるんですけど、メロディは僕だけです。今回のアルバムのつくり方はまさにそのやり方が顕著だったというか、今回は「アルバムをつくりましょう」っていう話をいただいてから曲をつくり出したので。前作はデモCDの楽曲から選んでアルバムをつくっていった感じなんですけど、今回は全部自分たちでコンセプトを立ててつくっているので、2人で役割分担をして「こういう楽曲をつくってみよう」っていう話し合いのもとにつくられてます。
──そのコンセプトを言葉にすると?
ニシヤ : バンドによっては、全部同じような曲でアルバムになっているバンドもいれば、いろんな曲があって1枚になっているバンドもいるじゃないですか? 僕らは完全に、バラバラの10曲でできているアルバムをつくりたかったというか、僕らが好きないろんな音楽からの影響をアルバムに詰めるっていうと、10曲全部違ったテイストでつくれるよねっていうのが1番はじめにありました。聴いてもらえればわかると思うんですけど、似ている曲はないようにできていると信じてます。
ローファイな音は忘れて「一回、耳戻してみましょう」っていう感じ
──途中でウクレレを弾いてる「Interlude: Polar Bear」という曲がありますけど、ここにInterludeって入れた理由ってどんなことがあります?
サトウ : 1stアルバム(『Smdy’s Gn』)のときもそういう意識で1曲入れたんですけど、1枚通して聴いたときにここから折り返しでもう1回アルバムがはじまったらおもしろいなって。
──アルバム1枚で1つの作品として考えているからそういう発想にもなるわけですよね。
ニシヤ : そうですね。寄せ集めの楽曲でつくったんじゃなくて、「この曲は1曲目にあるからカッコいい」とか、アルバム全体として曲を考えたかったんですよね。
──2曲目の「Crutch」の方がドライブ感がありますけど、あえて1曲目に「Elephant」を持ってきてる?
サトウ : 曲順は、ミックスの段階でみんなでApple Musicに入れてプレイリストをつくって、この並びが1番しっくりきたんです。
ニシヤ : 1stアルバムのときにシンガロング、シンガロングってすごく言われてて。今回はシンガロングという感じでもないんですけど、1曲目だけそういうパートが入っていたりして。そういうのもちょっと頭の隅にあったんだと思います。

──「Think,Things」を聴いたときに、3本のギターの絡みとか、ギターの高音が多い分ドラムは丸い音にしているのかな、とかアンサンブルの妙が楽しめるなと思ったんですけど、そのあたりのアレンジはどう考えてつくってます?
サトウ : 「Think,Things」は俺がオケをつくったんですけど、ベースも弾けないしドラムも叩かないけど、その分ギターの音域のバランスとかは結構考えて作りました。最初にコード進行をつくって、それを延々ループさせながらフレーズを考えて、そのフレーズを際立たせるためにもう1個バッキングを入れたりとか。
ニシヤ : 僕がメロディをつけてくれって渡された段階で、もう7、8割は完成形になってるくらいギターはちゃんと入ってました。
──ギターを中心にしたパワーポップっていうのがSomeday's Goneの特徴?
ニシヤ : 僕ら自体はあんまりジャンルとかは考えたことはなくて。(アルバム宣材に)“パワーポップ”って書かれているんですけど、別にパワーポップをやってるつもりはなくて。もっとポップスでいたいというか。楽曲の幅を狭めたくはないなって思います。なんでもやれるバンドだと思うし、ライヴの形態もPCがあってギター3本いてベースが同期で鳴っててドラムがいれば、どんなサウンドもできちゃうと思うので。
──では、それぞれアルバムの中から1曲選んで語ってもらっても良いですか?
サトウ : 「Interlude: Polar Bear」は、去年の年末に沖縄に行ったときに母親からウクレレをもらって、そのウクレレをどうしても使いたいという気持ちがあって。もともと、ニシヤが作った曲があって、その前フリでウクレレを使ったらどうかって送ったら、「もうちょっと別のアレンジで考えてみて」って言われて、今回収録された曲の感じになったんです。
ニシヤ : もともと「Polar Bear」っていう曲を僕がつくってたんですよ。その曲の前にInterludeとしてウクレレを入れようっていうことになって、それが気に入ってしまって。「Polar Bear」という曲は収録されずに、「Interlude: Polar Bear」だけが残ってしまったんですよね。
サトウ : これは思い入れがある曲ですね。
ニシヤ : 僕は1曲に絞るのは難しいんですけど、まず4曲目の「Owl」は、大好きなThird Eye Blindの「Semi Charmed Life」をまんまやりたかったんですよ(笑)。インスパイアされたっていうことを包み隠さずに、僕らのサウンドにし直して出したかったというのがサウンドのコンセプトにあって。これは4月に出したレコード(『OWL EP』)のA面になってるんですけど、うまいこと形としてハマってると思うので、Third Eye Blindの「Semi Charmed Life」と「Owl」を聴き比べてもらいたいです。「うわぁ〜一緒じゃねえか!?」ってなってほしいです。愛しかないですね、この曲には。
──ではもう1曲、「Sheep」について。
ニシヤ : この曲は確か1人で、夜スタジオに入る前の3、4時間くらい前にスタジオのロビーでPCを開いて何かをつくろうと思ってスッとできたんです。その時点で個人的には推し曲になっていて。メロディもこのアルバムの中で歌っていて1番楽しいというか。
──でも歌詞の内容はアルバムの中で1番シリアスな感じですよね。
ニシヤ : そうですね。サウンドに合わせて歌詞を書いていくのにも1番ハマっていて。ただ、この曲は純粋に1番良いメロディの聴かせ方をしているなって思います。
──訳詞を見ると、ニシヤさんの歌詞は独白というか日記を読んでいるような印象を受けますけど、何かテーマはあったんですか。
ニシヤ : そうですね…… 歌詞の内容は想像してください(笑)。
──アルバム・タイトルの『Someday You Will Be Loved』はどんな意味でつけたんでしょう。
ニシヤ : 歌詞を書いている段階で、「君もいつか誰かに愛されるときが来るよ」っていうコンセプトの歌詞を書いていたので、このタイトルにしました。Death Cab for Cutieから取ったんですけど。いろいろ考えて、このタイトルしかないなって。

──今後もSomeday's Goneは宇都宮を拠点に活動していくんですか?
ニシヤ : そうですね。東京に来るのも車で2時間くらいですし。今後は12月10日宇都宮から6月くらいまでツアーを予定しています。
──では改めて作品についてひと言ずつお願いします。
ニシヤ : 個人的な気持ちですけど、いまインディ・ロック・バンドが流行っているじゃないですか? 下北沢のライヴハウスに行ったりすると、どこでもインディ・ロック・バンドがライヴしている中で、俺らはあえてそれを無視したどメジャーなサウンドになってると思うんですよね。インディ・ロック・バンドに飽きている人にこそ、この音源を聴いてもらいたいです。ローファイな音を一回忘れてほしいです。完全にハイファイにつくっているので、僕らは。「一回、耳戻してみましょう」っていう感じの音源になってます。是非聴いてください。
サトウ : 10曲全部違う色になっているので、ぜひ全曲通して聴いてください。
★インタヴュー番外編〜アイドルトーク〜★
──ところでOTOTOYって普段ご覧になってます?
ニシヤ : はい、もちろんです。BiSとかBiSHのインタヴューをよく読んでます(笑)。
サトウ : 2人ともアイドル好きなんですよ(笑)。
──そうなんですか? じゃあOTOTOYとも親和性がありますね(笑)。アイドル楽曲の要素を曲に入れてみたことってあります?
ニシヤ : いや、かわいい女の子が好きなだけです(笑)。でんぱ組.incのみりんちゃん(古川未鈴)が1番好きで。今回新しく出るMV(「Giving It Away」)もギターのストラップにでっかいみりんちゃんの缶バッヂをつけてて、超目立ってるんですよ。でも、さすがにでんぱ組のサウンドから影響を受けて曲をつくったりはないですね。
サトウ : トラックがどうやってできているかは気になるんですけど、すごすぎて参考にならないんですよね。
ニシヤ : だってマスタリングはColdplayとかと同じ人(Ted Jensen)がやってるんだもんね。全部ちゃんと聴こえるもんね。超ピーキーだし。
──サトウさんはどんなアイドルが好きなんですか?
サトウ : 僕は「秋葉原ディアステージ(以下、ディアステ)」の舞川みやこさんがすごく好きだったんですよ。1stアルバムに「MYK」っていう曲があるんですけど、この曲は舞川さんに向けた曲で。そのときにはじめて歌詞をちょっと手伝わせてもらって、足りないところをニシヤにつくってもらったんです。今回のアルバムにはそういう曲はないんですけど(笑)。
ニシヤ : 僕も同じディアステにいた雛形羽衣ちゃんっていう子にぞっこんだったんですよ。それで1stアルバムに「Ui」って曲を入れたんです。だったらサトウが好きなみやこちゃんの曲も入れようということで「MYK」って曲も入れたんです。
──めちゃめちゃディアステの影響あるじゃないですか(笑)。
ニシヤ : そうですね、トラックじゃなくて、曲の中身の部分が(笑)。宇都宮からディアステージに行くためだけにお金と時間をかけて秋葉原に行って2人でビールを飲みまくってました。…… いやあ、アイドルって良いですよねえ。
一同:(笑)。
──しみじみと(笑)。でも、アイドル向きなポップスも書けそうですよね? アイドルに曲を書いてみたいですか?
ニシヤ : 書けます! 書きたいです、何曲でも作れます。
──じゃあOTOTOYを通してアイドルへの楽曲提供をアピールしておいた方が良いかと。
ニシヤ : もう、なんなら無銭でもいいですよ! 本当にお願いします(笑)。
どうですか、アイドル対するこの熱の入りよう! ということで、「Someday's Goneに曲を書いてもらいたい!」 というアイドル、アイドル・グループ運営の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。きっと、珠玉のポップ・チューンを生み出してくれるに違いありません。よろしくお願いします。
過去作もチェック!
宇都宮のバンド・シーンで受け継がれてきた“メロディー至上主義”を消化し、20代半ばの彼らが、現代的解釈で研ぎ澄まされたポップに仕上げた、Someday's Goneの1stフル・アルバム。
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LIVE SCHEDULE
レコ発ツアー
〈Someday You Will Be Loved” Release Tour〉
2017年12月10日(日)@栃木県 宇都宮HELLO DOLLY
GUEST : Filter / Lucky Kilimanjaro / Leaves No Ash / SonoSheet
2017年12月23日(土)@奈良県 生駒RHEBGATE 2F
2017年1月14日(日)@神奈川県 横浜B.B.STREET
2017年1月20日(土)@東京都 下北沢LIVEHOLIC
2017年1月21日(日)@群馬県 高崎clubFLEEZ
GUEST : Fish in water project / Lucky kilimanjalo and more…
2017年2月10日(土)@千葉県 柏DOME
GUEST: Filter and more…
2017年2月11日(日・祝)@静岡県 沼津POCO
GUEST: The Restaurant / SonoSheet and more…
2017年2月17日(土)@東京都 下北沢DaisyBar
2017年2月24日(土)@大阪府 大阪SOCORE FACTORY
2017年3月3日(土)@愛知県 栄Party's
GUEST: SonoSheet / VANNILA6 and more…(近日公開予定)
その他ライヴ
2017年12月20日(水)@東京都 下北沢 ERA アウトストア・イベント
PROFILE
Someday's Gone

2015年結成。栃木県宇都宮を活動拠点とするロックバンド。バンド名の由来は、The All-American Rejectsのアルバム『Kids in the Street』の1曲目「Someday’s Gone」からとっている。
グッド・メロディを主軸にエモ・インディ・ロックからワールドミュージックまで幅広いジャンルをリスペクトしたサウンドは圧巻。90年代パワーポップの系譜を受け継いでいる。ベースレス・スタイルでライヴはサポート・ドラムを入れ珍しい形態で活動中。
2015年に初のミニ・アルバム『Someday’s Gone』をリリース。取扱店では品切れを続出させてじわじわと話題に。JANPANが主催する「RO69JACK」に選考通過(2015)、2016年のRECORD STORE DAYは初の全国盤も好調のセールスを記録。2016年9月、待望の1stアルバム『Smdy'sGn』をリリース、2017年RECORD STORE DAYで2年連続7inchリリース。12月6日に待望の2ndアルバム『Someday You Will Be Loved』をリリースする。