大柴広己が最終的に辿り着いた場所──ひとつのストーリーを締め括る『LOOP 8』から8年間の歩みを辿る

シンガー・ソング・ライター、大柴広己が8枚目のアルバム『LOOP 8』をリリース。2014年にリリースしたアルバム『それを愛と呼べる日が来るとは思わなかったよ。』からはじまり、これまで5枚のアルバムを通して描き続けてきたストーリーの最終章となる作品である。様々な歩みを経て最終的には愛へと帰結する──そんなことを描いた、まっすぐでハートフルな1枚の制作過程を探りつつ、これまでの作品と本作の関係性について語ってもらった。大柴広己というアーティストの強いこだわりが伝わるインタビューである。