情けなさまでをオープンに──バンド、Apesのまっさらで無垢な新作『PUR』
Apesのフル・アルバム『PUR』は全てが新曲。このアルバムのためだけに作られた全12曲には、Apesの純粋な音楽性が反映されている。ポストロックのアプローチを中心に制作しつつ、ジャキジャキとかき鳴らすギターや重厚感のあるベース、物憂げで時にエモーショナルなヴォーカルという3者のバランスが絶妙で、「バンドの音ってやっぱりこれだ」と確信する1枚だ。1ヶ月弱前に掲載した前回のインタビューでは、バンドの結成から、本作より先行配信されていた3曲について語ってもらったが、今回はアルバムの全貌にがっつり迫ったリリースインタビューをお届けする。
前回のインタビュー
Apesのまっさらなファースト・アルバム