SKE48が今、SNSバズをきっかけに大きな転機を迎えている──“夢が叶う場所”から届ける、新たな物語

SKE48が、いま大きな転機を迎えている。きっかけは相川暖花のSNSでの「本日の握手会、ヲタク約1名。」という投稿。このポストが大きな広がりを産み、“相川ネキ”という愛称とともにSKE48全体のファンが急増しているのだ。今回OTOTOYでは、そんな相川と、同じく初選抜となった中坂美祐、最年少・伊藤虹々美、そして「アイカツ!体型」でSNSの話題となっている野村実代に取材を実施。新章を告げる35枚目シングル「Karma」のことや、SKE48というグループの変化と進化、そして次のステージへ挑む強い決意について話を聞いた。
SKE48、35枚目のシングル「Karma」
INTERVIEW : SKE48(相川暖花、伊藤虹々美、野村実代、中坂美祐)

加入から10年、選抜とは無縁のまま活動を終えると思っていた。そう語る相川暖花が、ついに初選抜の座を掴んだ。注目を集めるきっかけは、SNSでのバズだったかもしれない。しかし、Team Sのリーダーとして仲間に慕われる姿は、努力の積み重ねが生んだものだということはこのインタビューを読めばわかるはず。彼女が切り拓いた道は、きっとSKE48の未来へと繋がっている。
取材&文 : ニシダケン
写真 : 宇佐美亮
SNSでバズる前から「絶対にすごい人になる」と思ってました
──9月24日に35枚目のシングル「Karma」がリリースされます。今回の大きなトピックとしては、相川暖花さんの初選抜ですね。選抜の心境はいかがですか?
相川暖花(以下、相川):私はSKE48に加入して10周年を迎えて、今年で11年目になるんですよ。選ばれないまま活動を終えるだろうと考えていたので、まさか自分が選抜に選ばれるとは思っていませんでした。本当に驚きが大きかったです。
──選抜が発表されたときは、誰かに伝えましたか?
相川:家族と一番仲のいい友達に伝えました。とても喜んでくれて、「10年やってきて良かったね」とお祝い会まで開いてくれました。
野村実代(以下、野村):個人的にもすごく嬉しいです。私はほののさん(相川)と研究生の頃からずっと一緒で、昇格のタイミングも同じだったんです。最近チーム編成が変わって、同じTeam Sになりましたし、しかもほののさんがリーダーなんですよ。距離もぐっと縮まって、さらにSNSでも注目されて、私も本当に相乗効果で「アイカツ!体型」って見つけてもらえることが増えました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このシングル期間は、その気持ちをたくさん伝えていきたいです。


──今回は中坂美祐さんも初選抜ですね。心境はいかがですか?
中坂美祐(以下、中坂):選抜に入るのは、ずっと目標にしていたので、発表の瞬間はびっくりしました。すぐにファンの皆さんに伝えたい気持ちでいっぱいでした。
──誰かに伝えましたか?
中坂:家族に「お知らせがあります」と伝えました。母はとても喜んでくれて、父もSKE48のファンで一緒にコンサートや握手会に行っていたので喜んでくれると思ったんですが、意外と反応は薄くて(笑)。でも内心は喜んでくれていると思います。
野村:なかちゃん(中坂)は、私が加入した頃にファンとして握手会に来てくれていたんです。それくらいSKE48愛が深い子です。
中坂:そうなんですよ。だからこうして一緒に選抜に入れたことは、本当に感慨深いです。奇跡みたいに思います。
──16歳の伊藤虹々美さんは今回最年少ですね。
伊藤虹々美(以下、伊藤):前作でも最年少でしたが、最年少がずっと続くものではないので少し寂しさもあります。でも今は12期生として若さを武器に頑張りたいです。
相川:ここみん(伊藤)は本当に可愛いんですよ。溺愛しています。何しても可愛い。もはや食べたいです。
──食べたい!?
野村:危ない危ない!いま目がガチだったし(笑)。
相川:ここみんをめちゃめちゃ可愛がってるんですけど、嫌がらないんですよ。常にウェルカムで、逆に食べ返してくる勢い。
野村:食べ返してるの!?
伊藤:ごくたまに(笑)。でも私は、ほののさんがSNSでバズる前から「絶対にすごい人になる」と思ってました。もっと前から言っとけばよかったって思ってます(笑)。

