CROWN POPが人生に必要な存在になるために──「LIVE」の素晴らしさを伝える最新アルバム、完成

スターダストプロモーション次世代のアイドル・ユニット、CROWN POPが現体制での初のアルバム『LIVE』をリリース。今作には、一度聴いたら耳から離れない中毒ソング“たけのこにょっき”や、“給水”をテーマにした“DRINK TIME”など、様々な形でCROWN POP のライヴを盛り上げる挑戦的な新曲を収録。彼女たちのライヴの魅力をたっぷり感じさせる作品に仕上がっています。今回OTOTOYでは、メンバー全員にインタヴューを行い、今年2022年を振り返りつつ、今作の聴きどころをたっぷり語ってもらいました。来年も大きな飛躍を遂げるであろう彼女たち、注目するならいまのうちです!
CROWN POP、「LIVE」をテーマにした最新アルバム
INTERVIEW : CROWN POP
CROWN POPが放つ最新アルバム『LIVE』は、タイトルの通り、彼女たちのライヴを存分に感じられる作品だ。客席全体で踊れるような“たけのこにょっき”や、ライヴ中の水分補給をテーマにした“DRINK TIME”、アンコールをイメージした“NARIYAMANAI”など、ユニークな楽曲も多数収録され、彼女たちのステージの様子が聴いているだけで目に浮かぶ。しかしそれでいて、今作を聴いていると、不思議と生きる活力や元気が湧いてくるような気がする。タイトルに「生きる」という意味も含んだ今作『LIVE』が、多くの人々の耳に届き、2023年のCROWN POPが大きな飛躍を見せることを願っている。
インタヴュー&文 : 西田健
いつもメンバーがしっかり受け止めてくれている
──今年2022年を振り返ってみて、印象的だった出来事はありますか?
里菜 : 私は生誕祭です。今年はファンの方のお力を借りて、自分でデザインした衣装を作ることにチャレンジしました。昔から自分でデザインした衣装を着ることに憧れがあったのですが、今年はその夢が叶いました。こだわりも全部汲み取ってくださって、作って頂きました。着るのが勿体無いぐらい素敵な衣装です。でも、その生誕のときしか着られていないので、いつかまたどこかタイミングがあったら着たいです。
雪月 心愛 (以下、雪月) : 私は6月から夏にかけて回っていたCROWN POPとしての初めてのツアー〈CROWN POP うさぎおいしかのやまツアー2022〉がとても印象に残っています。これは各メンバーの故郷を周るツアーで、それぞれの土地にゆかりがあるアーティストさんの曲をカバーをしたり、セットリストはそれぞれの故郷の担当メンバーが決めました。ツアーは、いつも会えない方にも会えたことが良かったです。とてもアットホーム感があったので、また来年もツアーができたらいいなと思います。
藤田 愛理 (以下、藤田) : 私は、4月に神田明神ホールで開催した、〈神田にて〉という単独ライヴが印象に残っています。その日は豊洲PITでのライヴを発表した日でした。豊洲PITはとても大きな会場だし、立てるとは思っていなかった会場だったので、私の中ではその名前を口に出すのにも勇気が必要でした。でも実際に、豊洲PITでのライヴについての発表をしたときに、お客さんがとても喜んでくれました。ここに居る人たちなら信じて来てくれると思ったし、勇気が出ました。改めて頑張りたいと思えたライヴだったので、すごく印象に残っています。
田中 咲帆 (以下、田中) : 私は、多くのフェスに出させていただいたことです。TIFでは、私たちは3日間すべて出演させていただいたのですが、トリを務めさせていただくステージがあったり、代打でメインステージに出させていただいたり、貴重な経験をさせていただきました。他のアイドルさんとお話しする機会ももらって、そこから関わりを持つきっかけにもなりました。
三田 美吹 (以下、三田) : 今年は、グループ全体として挑戦する年でしたし、ひとりひとりがとても覚悟を持った年になったのではないかと感じています。夏はツアーを行ったり、豊洲PITでのライヴがあったのですが、「この先どうなるんだろう」というような不安も正直ありました。でも、豊洲PITのライヴのときの空気感がとても良くて達成感もありました。ひとりひとりが同じ方向に今向かっているのではないかと感じて、この5人でまだまだ大きくなれるかもと思えた年でした。
──今年に入って変化したことはありますか?
三田 : ひとりひとりが少しずつ大人になって、色々なことをしっかり言えるようになりました。
里菜 : もともと私たちは他愛もないことをたくさん話すのですが、今年からは仕事の話もできるようになりました。以前は仕事の話となると、気を張ってしまうことがあったのですが、最近はふとしたときに「この振りはこうしようと思うんだけど」みたいな相談が気軽にできるようになりました。
三田 : パフォーマンスで言えば、最近だと「田中警察」こと田中咲帆が、全体のライヴ映像を観て、だれがどこの振りを間違えてるかをしっかり見つけてくれます(笑)。
──田中さんがしっかりパフォーマンスを見るのを「田中警察」って呼んでるんですね(笑)。
雪月 : 咲帆はライヴ中も周りを見るのが上手いです。ライヴ中でも間違えたところを修正してくれます。
田中 : でも、結構無意識かもしれないな(笑)。
里菜 : 私が何かを発言した時でも、いつもメンバーがしっかり受け止めてくれているのがわかるので、もし「それは違うよ」と言われたとしても、その考え方もいいなあと思えるようになりました。
