【ライブレポート】ナナシス、「EPISODE 2053」初のリアルイベント!──〈Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail〉
スマートフォン向けアプリ、アイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズTHE SKY’S THE LIMIT 』(通称、ナナシス)。そのリアルライブイベント〈Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail〉が2023年3月4日、府中の森芸術劇場 どりーむホールにて開催されました。そのイベントの模様を、会場の熱気そのままのレポートでお届けします。
ナナシス、EPISODE 2053の1st Album配信中!
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REPORT : 〈Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail〉
取材&文 : 西田健
2023年3月4日、府中の森芸術劇場 どりーむホールにて、〈Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail〉が開催された。こちらは、スマートフォン向けアプリ、アイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズTHE SKY’S THE LIMIT 』(通称、ナナシス)に登場するアイドルたちによる、リアルライブイベント。
今年9周年を迎え、これまで本当にたくさんのアイドルと共にその歴史を紡いできた『Tokyo 7th シスターズ』だが、このイベントに出演するのは、昨年よりスタートした「EPISODE 2053」に登場するアイドルだけ。まさに新章の幕開けとなるこの日のステージを一目見ようと、多くの支配人(ナナシスのファンの総称)が集まっていた。
この日のトップバッターとして登場したのは、「EPISODE 2053」の物語の軸を担うユニット、Stella MiNE。無数のレーザー光線に彩られ、星影アイ役の天希かのんと、月代ユウ役の天野聡美が現れる。1曲目から新曲の“Protostar”を披露すると、会場中のボルテージが一気に上がっていた。ナナシスのストーリーにおいて、Stella MiNEはデビューから一気にTokyo-7thの頂点まで駆け抜けた2人組ユニットであるが、今回天希と天野のふたりは、それをリアルに体現するがごとく、力強い歌とダンスで支配人たちを魅了していたのが見事だった。彼女たちはラストの“We Are Stars”まで、常に会場中を自分たちの色に染め上げ続け、ステージを後にした。
2番手は“可愛くなければ意味がない”を体現するユニット、RiPoPが登場。これまでのStella MiNEが作ってきた空気を一変させるように、恋渕カレン役の七海こころと一ノ瀬ミオリ役の小茅楓が、キュートでポップな“ゴチャメチャ×ワンダーランド”に支配人たちを連れていく。他のユニットは先日開催された〈Tokyo 7th シスターズ 6+7+8th Anniversary Live Along the way〉にも出演していたが、RiPoPがナナシスの一員としてライブに出るのは、この日がはじめて。それにも関わらず、初舞台であることを一切感じさせない堂々たるステージングでかわいさを振りまいていた。MCのなかで小茅が、ナナシスには中学生のときに出会ったと語ると、客席からはどよめきが起こる。しかし、そういう若いファンへと魅力が伝わっているのも、ナナシスの長い歴史があるからこそ。RiPoPがこの日披露したのは2曲だけだったのだが、彼女たちは十分にその存在感を示した。
3番目に登場したのは、“新生ナナスタW”から生まれたユニット、Asterline。奈々星アイ役の天希かのん、一ノ瀬マイ役の星ノ谷しずく、朝凪シオネ役の山田麻莉奈の3人が、奈々星アイ役の天希かのん、朝凪シオネ役の山田麻莉奈の2人がステージ横のスペースから、そして、一ノ瀬マイ役の星ノ谷しずくが正面ステージ上部から登場して支配人を驚かせると、 “Starlight✩Asterism!!!”を歌い上げる。エレクトロ・サウンドに、美しいフォーメーションとキレッキレのダンスに心が躍る。ナナスタの先輩グループ777☆SISTERSを彷彿とさせる、アイドルとしてのキラキラとした輝きにグッと胸を掴まれる。ラストに披露した“Time Machine”では、会場全体にクラップが鳴り響き、この日いちばんの一体感をもたらしていた。
この日のトリを飾ったのは、ナナシス本編において、海外大手プロダクションが仕掛けたオーディション番組『Roots.』で結成されるユニット 、Roots.。月代ユウ役の天野聡美、タン・シヨン役の橘一花、フラナ・リン役の長谷川玲奈の3人がステージ上に立ち昇らせた炎とともに姿を見せると、新曲“Find Me”を熱唱。強者のオーラを纏ったパフォーマンスをバッチバチにキメていく。ライブ中はクールな表情を見せる彼女たちだが、MCで素に戻ると、まるで楽屋にいるかの如く賑やかな様子だったのが印象的だった。このギャップも、彼女たちの魅力のひとつである。ライブ中は、音響トラブルもあったようだが、それに負けることなく貫禄のステージングで見る者を圧倒していく。Roots.が最後に歌ったのは“New Age”。彼女たちの美しい歌声が会場中に響いていた。
本編が終わると、特報として新たなEPISODE 2053 「Stella MiNE過去編」の配信予定や2nd Album制作決定、そして、2053の2nd Liveの開催というこれからの新たな展開も発表されていた。ナナシスの物語、そして彼女たちのライブもこれからももっともっとおもしろくなるはず。多くの支配人の心はそんな期待に満ち溢れていたに違いない。
万雷の手拍子に迎えられ、アンコールには、本日出演したメンバー全員が登場。Stella MiNEの天希かのんと天野聡美ふたりが感謝の思いを伝えると、そのあと披露されたのは、“Along the way”という楽曲。これは、〈Tokyo 7th シスターズ 6+7+8th Anniversary Live Along the way〉の表題曲であり、ナナシスのこれまでとこれからを繋ぐ意味でも大事な楽曲だ。9周年を迎えても、ナナシスはまだまだ道の途中。彼女たちの物語はまだまだはじまったばかりなのだ。
セットリスト :〈Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail〉
2023年3月4日 (土)
開場17:00/開演18:00
府中の森芸術劇場 どりーむホール
■Stella MiNE (ステラマイン)
星影アイ [CV:天希かのん]、 月代ユウ [CV: 天野聡美 ]
01. Protostar
02. You & I =
03. Be Your Light
04. Endless Moment
05. We Are Stars
■RiPoP (リポップ)
恋渕カレン [CV: 七海こころ]、 一ノ瀬ミオリ [CV:小茅楓]
06. ゴチャメチャ×ワンダーランド
07. ライフ・イズ・サーカス
■Asterline (アステルライン)
奈々星アイ [CV:天希かのん]、 一ノ瀬マイ [CV:星ノ谷しずく]、 朝凪シオネ [CV:山田麻莉奈]
08. Starlight✩Asterism!!!
09. SERENDIPITY
10. Reach for the Meteor
11. Magic hour
12. Time Machine
■Roots. (ルーツ)
月代ユウ [CV:天野聡美]、タン・シヨン [CV:橘一花]、 フラナ・リン [CV:長谷川玲奈]
13. Find Me
14. WONDEЯ GIRL
15. Hidden Stages
16. New Age
En1.Along the way
ナナシス、EPISODE 2053の1st Album配信中!
INFORMATION
■Twitter:「Tokyo 7th シスターズ」公式【ナナシス】
https://twitter.com/t7s_staff
■YouTube:【Tokyo 7th シスターズ】ナナシス公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCz1sbEbWYHH0wZr2tHzD7Kg