ファンの皆さんと一緒に素敵な景色をつくる!──CROWN POPが語る、2022年の抱負
スターダストプロモーション次世代のアイドル・ユニット、CROWN POPが2022年初となるニュー・シングル『OMD』をリリース。今作には、新たな年の始まりを彩る、パーティーチューンの表題曲をはじめ、切ないラブソングの“アンビバレント・ハイウェイ”、メンバー5人が初めて作詞を手掛けた“君色ロード”の3曲を収録。彼女たちの新たな魅力を感じさせる作品に仕上がっています。今回OTOTOYでは、彼女たちに今作に込めた想いや、2022年の抱負について語っていただきました。今年も大活躍間違いなしの彼女たちから、目を離さぬようお願いします!
CROWN POPのニュー・シングル『OMD』
INTERVIEW : CROWN POP
スターダストプロモーション次世代のアイドル・ユニット、CROWN POPにインタヴューを行った。活動の年数が長くなり、だんだんと考え方も大人へと変化していっている彼女たち。間違いなく、表現の幅も広がってきている。今回、2022年の抱負について話を訊くと、メンバー全員が前向きですごく元気に活動していることが伝わった。楽曲“君色ロード”のなかで、彼女達から紡ぎ出された歌詞からも、その想いは感じられるはずだ。きっと、CROWN POPにとって2022年は飛躍の年になる。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 飛鳥井里奈
2021年は「変化の年」
──みなさんにとって2021年はどういう年でしたか?
雪月 心愛 (以下、雪月) : あっという間でした。いろいろなことに挑戦する機会を与えてもらった年でした。メンバーとマネージャーさん、家族と友達、もちろんファンの方にも助けていただきました。人との関わりの大切さもすごく感じました。
藤田 愛理 (以下、藤田) : 変化の年だったと思います。私は大学生になって新生活がはじまって運転免許も取ってラスト・ティーンということで、「いよいよ来年はハタチになっちゃうぞ」「もう大人になっちゃうな」というのを感じながら過ごした1年でした。1日24時間じゃ足りないなって毎日思うし、コロナ禍で制限されたなかではあったんですけど、その限られた時間のなかで自分ができることを見つけたり、最大限頑張れた年だったかなって思います。
田中 咲帆 (以下、田中) : 私も「変化の年」でした。自分も今年大学生になったんですよ。高校から大学って環境が大きく変わるじゃないですか。はじめてのことで慣れないことだらけだったし、大学生活に慣れるまで時間がかかってしまったり、いろんな変化がありましたね。
三田 美吹 (以下、三田) : 2021年は、単独でZeppに立たせていただいたり、音楽イベント〈@JAM EXPO〉では、はじめてメイン・ステージに立たせていただきました。コロナ禍だけど、2020年よりも少しずつ前にみんなで進んで行けてはいたのかなと思います。私たちを見て笑顔になってくれている人や、「今日楽しかった!」って元気に帰ってくださる方を見て、私たち自身も「ライヴ頑張ってよかったな」と思いました。ここまで6年やってきた意味があったんだなって思います。私は、結構空回りするタイプなのですが、「この人たちを笑顔にさせたいな」という想いがあるから、いまこうやってライヴができているのかなと思います。
里菜 : 個人的なことで言えば、成人式が終わってロングからショートに髪型を変えましたが、やっぱり髪を切ると色々吹っ切れるんだなって思いました。今年リリースした“なりたいガール”では、ほわほわしたチュールにワンピースのかわいい衣装を着たり、色々なことに挑戦できたと思います。どうしたらこのダンスが伝わるかとか、ライヴに対しての意識も変わったし、コロナ禍なので会えない状況のなか、ファンの方にどうしたら喜んでもらえるかとか考えたり、想いも変わりました。色々前向きになれた部分もあったり、前進できた年だなと思います。
──新曲3曲を収録したニュー・シングル『OMD』がリリースされます。表題曲“OMD”はバグベアさんが手がけられていますが、メンバーの皆さんは、聴いてみた印象はいかがでしたか?
里菜 : 壮大な曲だなと思いました。クラポには、こういう曲がほとんどないので、ライヴでもステージ映えしそうです。途中の「RiN×4」とか、耳に残るフレーズがあるので、ファンの方も一緒に踊って欲しいです。
三田 : MVも可愛さ全開で撮影いただきました。前作「なりたいガール」も可愛らしい曲でしたが、今回はまた違った意味ですごくキュートで盛り上がる曲だと思います。ファンの方にも届けたいし、いろんな方におすすめできるような1曲です。
田中 : はじめて聴いたときは、自分が歌っている姿を想像できませんでしたが、レコーディングをしていくうちにだいぶ馴染んできました。曲のなかの主人公は“甘え上手な可愛い女の子”というイメージで、それは自分にはない部分なので、ライヴのときにその主人公像に寄せていけるかが今後の課題です。「君が好きだ」とかそういうパートを聴いてキュンキュンしてほしいです(笑)。
藤田 : 聴いていて絶対楽しくなると思いました。リリースの時期にあわせて、冬っぽい音が入っているところにも注目していただきたいです。あとメンバーが同時に目を合わせたり、円陣を組んだりするフリがあって、ダンスの先生は「みんなでつくる こんな歌」という歌詞にあわせて、考えてくれたのかなと思います。メンバー同士の楽しい気持ちがファンの方にも伝わって、最終的にみんなが楽しくなってくれたら嬉しいです。
雪月 : いきなりラップになってリズムが変わる瞬間とか、ラスサビに向けてみんなが歌って、その後ひとりが歌って、繋いでいくところは「この歌をみんなで作ってるんだ!」という感じがします。私のパートの「心に迷いはないからね」というところは、歌っている私自身が歌詞に共感しながら歌える素敵な曲だと思います。
──この曲の歌詞や振り付けで好きな部分はありますか?
雪月 : 愛理と一緒に歌う「So I am an エンターテイナー」という歌詞は、はじまりって感じが表現されていて、「私たちが届けるんだ!」という想いを載せられる歌詞になっていて、大好きです。
藤田 : いぶちゃんが歌うパートで「いつもそばにいてくれ」というところが好きです。「いてよね」ではなく「いてくれ」という歌詞が、かっこいい甘え方だなと思って、大好きです。
田中 : イントロの振り付けです。みんなで繋がってラインダンスのような感じで前に出て歩いてみたり、円陣を組んだりします。それって個人では出せないものだから、グループ感がでていると思います。好きな歌詞は、ラップの部分です。Bメロで急に入ってきて、さらっとかっこよさを見せてくる、そのギャップが好きです。こういう部分が入っていると曲が締まる感じがして良いなと思います。
三田 : 歌詞のイメージ全体が女の子っぽいので、とても想像しやすいと思います。この曲は、歌割にも注目してほしいです。Aメロからユニゾンで歌うことは珍しくて、最後のラストサビは、全員で作り上げていく感じがあり、歌詞をより引き立てていると思っています。
里菜 : いちばん好きな部分は、「オーマイダーリン リン リン リン リン 」で頭に手を当てながらクネクネさせる振り付けです。一生懸命首も腰もクネクネさせるので、「えっ!? 大丈夫?」と思われちゃうかもしれないんですけど、曲に合わせると可愛く見えるかなと(笑)。そこは特に注目してほしいです。