NANIMONOが鳴らす、インキャ流のKawaii Future Bass!!──新体制を迎え、飛躍を目指すグループの姿を追う
“インキャ”を自称しながら、アイドル道を爆走するNANIMONO。今年2025年に新体制となり、Kawaii Future Bassの最前線と融合した3rdアルバム『Kawaii Future IDOL』を完成させた彼女たち。意外とストイックな彼女たちの変化や挑戦について語ってもらった。
最新アルバム『Kawaii Future IDOL』OTOTOY限定パッケージ販売スタート！
最新アルバム『Kawaii Future IDOL』OTOTOY限定パッケージが10月10日より販売スタート！今作のハイレゾ音源に、メンバーが愛を込めてサインを書いた10インチジャケット&メンバーランダムソロチェキがセットになったスペシャルなパッケージです。販売は、11月5日23:59まで!! お買い逃しのないように!
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INTERVIEW : NANIMONO
ピコピコと煌めくシンセ、軽やかなビート、そしてどこか切ないメロディ。──NANIMONOの新作『Kawaii Future IDOL』は、“かわいい”をキーワードに、未来系ポップの最前線を切り拓く1枚だ。Kawaii Future BassやHyperpopを軸に、インキャらしい内省的な詞世界が融合。7人が描く“かわいい＝生きづらさと希望の共存”が、サウンドとして見事に昇華されている。一曲一曲が、心の中のモノローグのように響き合う、その音の輪郭は、確かに“未来のアイドル”そのものだ。
インタビュー&文 : 西田健
撮影 : 宇佐美亮
熱意で、私たちも絆が生まれました
──今年に入ってから、NANIMONOのグループとしての勢いをすごく感じるのですが、メンバーの皆さんの心境はいかがですか?
ひなたゆま：実際中にいるとわからないことも多いんですけど、スタッフさんや周りの方からは「すごいじゃん！」と言ってもらえるので、もしかしたらすごいのかもしれないです。
輪廻ねる：やっぱり私達インキャですし、ちょっとだけネガティブなので、「やってやったぞ！」という感じはあんまりないんですよ。周りから言われて、「そうなんだ。嬉しい…！」みたいな感じです。
──今年加入した新メンバーのおふたりはどうですか？
朝比奈ろん：私たちはまだ入ったばっかりなんですけど、NANIMONOが飛躍する力になれたらいいなと思って日々頑張っています。
和田あずさ：ろんろん(朝比奈)と同じく新体制のNANIMONOとして、何か力になれればいいなと思います!
柊真ミフユ：でもふたりが入ってくれたおかげで、前に進んでる感じはありますね。
朝比奈：ま、まさかそんな…。
輪廻：謙虚だなぁ。
──さすがインキャのアイドルですね。
朝比奈：ちょっと素のネガティブがでますね。
ひなた：みんな謙虚でいい子ですね。これもインキャあるあるです。
──新体制になってから変化はありますか？
眠岸ぷりん：楽屋が明るくなりましたね。新メンバーのふたりは「今日のライブのここはどうしたらいいの？」とか「ダンスはこれであってる？」とか聞いてくれることが多いんですよ。私たちも再確認できるし、初心を思い出せられるようになりましたね。
輪廻：ふたりがグループのことだけじゃなくて「おいしいご飯屋さんどこ？」とか私たちに質問をしてくれることで、雑談が増えたかも。
柊真：メンバーみんな元々仲良かったですけど、仲が良すぎるが故にお互いを知り尽くしていたところもあったんですよ。雑談が増えたことで、改めてお互いの新しい一面を知るきっかけにもなっています。
──YouTubeで公開されている密着の動画を見ていると、新メンバーのふたりがすごく馴染んでいるように感じました。
ひなた：：ふたりはやる気がすごいんですよ。お披露目のツアーに向けて、レッスンも数少ない中で、全曲しっかり覚えてくれたんです。それに私たちも刺激を受けて、初心を取り戻せました。同じ気持ちで走り出せるんだって思ったから、最初から壁もなかったですね。
朝比奈：実際ふたりでスタジオとったりして、いっぱい練習したんです。私たちも足を引っ張るわけにはいかないと思って、ふたりで自主練していました。
輪廻：その熱意で、私たちも絆が生まれましたね。
