なぜアヤ・エイトプリンスは再びグループで活動することを選んだのか──熱いロックを鳴らすガールズ・グループ「LUCY」、オーディション開催中!
第2期BiSとして活動していたアヤ・エイトプリンスを中心とする、新たなロック・ガールズ・グループの発足が発表された。その名も、LUCY。2019年の第2期BiS解散後は、フリーのアーティストとして活動しながら、ボイス・トレーナーとして、様々なアイドルを指導してきたアヤ。彼女はなぜ今回、再びグループで活動することを選んだのか。OTOTOYでは、アヤとLUCYのプロデューサーを務めるMIDUKI RIKAを交えて、インタヴューを実施。LUCYとはどんなグループなのか、どのようなものを目指していくのか。じっくり語ってもらった。第2期BiS時代のOTOTOYの記事のオーマジュ的な写真にもぜひ、注目を!
LUCY オーディション概要
■デモ音源
■募集要項
● 18歳以上の女性の方 (未成年不可)
● 都内近郊を中心とした活動が可能な方
● 心身共に超健康な方
● ロックな音楽が大好きな方
● 燃えるハートがある方
■選考スケジュール
1. 書類選考
2024年7月8日〜2024年8月8日
※通過者は随時面談⇒規定人数に達し次第終了
2. 二次選考
面談による選考。書類通過者から順に開始予定
選考場所:都内(渋谷付近)
3. 三次選考
歌唱・ダンスによるパフォーマンス審査
選考場所:都内スタジオ(渋谷付近)
4. 最終決定
8月中旬を目処にメンバー最終決定
5. レッスン
デビューに向けてレッスン、撮影、レコーディング
6. デビュー
都内でのデビューを予定。10月頃を予定
■応募方法
以下詳細ページ内応募フォームより、必要事項を記入・アップロードしてご応募ください。
https://lucygirlish.com/audition
スペシャル・フォトギャラリー
INTERVIEW : アヤ・エイトプリンス
様々なアイドルが生まれていくなか、アヤ・エイトプリンスが再び、グループとして動き出した。彼女が作っていくのは、ガーリッシュ・ロックを軸としたガールズ・グループ「LUCY」だ。「LUCY」では、メンバーが主体となって、クリエイティヴな部分も含め、挑戦していってほしいとのこと。これまで様々な経験をしてきたアヤはどんな想いで、このプロジェクトに飛び込んだのか。その決意を語ってもらった。ぜひ、興味を持ったアイドル志望の方がいたら、応募してみてほしい。きっと新しい世界が広がるはずだ。
インタビュー&文 : 西田健
撮影 : 大橋祐希
可愛いもかっこいいも綺麗も兼ね備えている女性が理想
——アヤさんは、2019年の第2期BiSの解散以降、それからはフリーで活動していたんですよね。
アヤ・エイトプリンス(以下、アヤ):はい。解散のあと、実はいろんな事務所さんから声をかけてもらったんです。でも当時、WACK以外の事務所のことがよくわからなくて、すぐにどこかと契約するのが怖くて……。それでどことも契約せずに、一旦フリーで活動することにしました。でもいま思えば2019年の時点では、ハッキリと自分のしたいことが定まっていなかったんだと思います。
——他のグループからお誘いもあったんですか?
アヤ:そうですね。でも当時は、BiSとギャンパレの思い出を上書きしたくないという思い入れもあったんですよね。上書きってちょっと変ですが(笑)。参加したいと思えるグループじゃないとやりたくなくて。もちろんグループ活動を引き続きやりたい気持ちもあったんですけど、中途半端な気持ちで参加するのはそのグループにも失礼になってしまうと思い、参加しませんでした。
——なるほど。ではグループで活動したいという思いは、2期BiSの解散以降ずっとあったんですね。
アヤ:はい!ずっとその気持ちはありました。でもフリーでソロ活動したからこそ、わかったことも沢山あり、ソロ活動をして本当に良かったと思っています。2020年にクラウドファンディングさせていただき、アルバムを作ったんですよ。その作品は全部自分でいろんなことを考えながら作ったので、音源を制作することや、CD作成の流れ、流通、プロモーションのことなど大変さをイチから知りました。そのような、今まで知らなかった裏方の大変さを知ることができて、改めて過去にやっていただいてたことや、応援してくれた方々に感謝の気持ちしかないと思いました。
——2020年にはビジュアルブック「スプリンクル。」「bouquet」が発売されました。
アヤ:当時はやりたいことの1つに“ビジュアルブックを出したい”という目標もあって、当時お声がけいただいた会社さんで作らせていただきました。1冊は可愛いテイストで、もうひとつはスタイリッシュな感じ。私は可愛いもかっこいいも綺麗も兼ね備えている女性が理想的だと思っていて、それを全部体現したかったんです。
——それからは、ソロでのライヴ活動の他にボイストレーナーとしても活動されているんですよね。
アヤ:そうなんです。ギャンパレ時代から、アイドルを卒業したらボイストレーナーになりたい! とひとつの目標があって。でも私を指導してくれていた先生が凄すぎて、簡単になれないなとは思っていました。歌に関しては、グループ時代にサビを歌うことが多くて、盛り上がる部分を歌うことは得意だったんですけど、ソロではもちろんAメロ、Bメロも歌うので、その緩急の付け方や流れが全くわからなくて、そこですごく絶望しました。「私、歌、歌えないじゃん! 」って(笑)。ただ、絶望してよかったです。絶望していなかったら、今でも1曲の歌い方がわからないままだったので。そしてソロ活動が3年ぐらい経って、少しずつ自信もついてきたときに、周りの人に背中を押してもらいながらボイストレーナーとしての仕事を始めました。
——ボイストレーナーとしては、どういう方を教えていたんですか?
アヤ:主にアイドル、そしてアイドルを目指している子たちを教えています。
——アヤさんが現在担当されているアイドルグループさんを、個人的に1stワンマンライブの頃からライヴを見ているんですけど、歌も含めたパフォーマンスがどんどんレベルアップしているのを感じています。
アヤ:そうなんですよね。メンバーみんなすごく真面目にボイトレに取り組んでくれているんです。だからこそ、わたしももっとみんなが上達するには、ということを日々本気で考えていますよ。
——具体的にはどういう指導をしたんですか?
アヤ:まず最初は声の出し方から教えたり、主に基礎やりました。基礎が備わってないと、喉を痛めたり、結局のところ表現の幅が狭まってしまうので。そこから曲の表現の仕方や、歌詞の解釈を一緒にしながらレッスンを重ねていきました。