H ZETTRIO、2020年も“炸裂”宣言!!──新アルバム『RE-SO-LA』リリース & 新たな連続配信もスタート!
新年、あけましておめでとうございます! 2020年の1発目、スタート・ダッシュはH ZETTRIOが登場です! 2019年は12ヶ月連続リリースを続け、2020年に投入すると同時にアルバム『RE-SO-LA』をリリース、なんと2020年も12ヶ月連続リリース(すなわち24ヶ月連続!)が決定した彼らにインタヴューを敢行しました。2019年の振り返りと2020年の展望を語ってもらいつつ、今年の目標を書に納めてもらいましたよ! 3人による直筆の書は購入者の方に抽選でプレゼントいたしますので、音源と記事をぜひチェックしてみてくださいね。それでは2020年も駆け抜けていくH ZETTRIO、ならびにOTOTOYをよろしくお願いいたします!
新アルバム&新たな12ヶ月連続リリース第1弾をハイレゾ配信!
INTERVIEW : H ZETTRIO
元日にニューアルバム『RE-SO-LA』をリリース、昨年から引き続き12ヶ月連続新曲配信も開始と、オリンピック・イヤーらしいスタートダッシュで2020年の幕を開けたH ZETTRIO。念頭にあたり、まずはツアーにイベントにテレビ番組にと、精力的な活動で常に話題を振り撒いていた2019年を振り返りつつ、2020年に向けての抱負を語ってもらった。今年も1年間、H ZETTRIOの音楽が日本中で炸裂しまくる予感!
インタヴュー&文 : 岡本貴之
編集 : 津田結衣
写真 : 大橋祐希
色んな方向を同時に向いているのが、いいんじゃないですかね(M)
──ニューアルバム『RE-SO-LA』は2019年に12ヶ月連続リリースされた曲が中心になっているということで、昨年の活動を振り返りつつ、2020年の抱負をお伺いしたいと思います。
一同 : はい、よろしくおねがいします。
──昨年の12カ月連続リリースは1月の“Journey”から始まりました。全国ツアーやフェス出演、テレビ番組の収録等をおこないつつ、合間に曲を書いていく感じですか。
H ZETT M(pf ) : はい、そうですね。
H ZETT NIRE(Ba) : ツアーの隙間、隙間で録ってます。
H ZETT KOU(Dr) : ツアーに行ってババッと録って、またツアーに行く感じですね。流れとしては、今年もそういう感じで進めていくと思います。
──2月には“幻想ノスタルジック”がリリースされました。
NIRE : “幻想ノスタルジック”は、沖縄・東南植物楽園イルミネーション・ショーのテーマ曲に使ってもらったので、ちょっと前から作ってありましたね。
M : 夜のライトアップ・イルミネーションの曲ということだったので、キラキラした感覚で作りました。
KOU : 確かにそういう感じはするね。
NIRE : 実際、2018年のクリスマスあたりで、その場でライヴをやったんですけど、雰囲気にマッチしていて良かったですね。
KOU : MVの後半で、打ち上げ花火が上がるシーンがあって、そこにすごく合っていて。
──そういう、イベントものに曲が起用されることが多いですよね。
M : そうですね。そういうお話をいただくことが最近増えてきて、嬉しいですね。
──2月10日には、バンド史上最大規模の会場として、静岡県コンベンションアーツセンターGRANSHIP大ホールでライヴを行いました。これはいかがでしたか?
KOU : “Journey”のMVをこの会場でお客さんを交えて一発撮りで撮影したんですけど、すごく良いものができあがりました。POI LAB(「ポイ」を使ったグラフィックアート集団)の方たちにも参加してもらって。
NIRE : “1,000人ポイ”というのをやりたいということで、お客さんにも前に出てきてもらってポイを回してもらって。その模様を“Journey”のMVにしたんですよ。
──ポイは、H ZETTRIOのライヴでしか観たことがないんですけど、絵とか文字が浮かび上がったりしてすごく面白いですよね。
NIRE : 共演していてもつい見ちゃいますからね。「うぉっ、すごい!」って。
M : H ZETTRIO以外のライヴだと、マドンナとかですかね?
KOU : ああ~、あとテイラー・スウィフトとか?
──本当ですか(笑)。大きなフェスにも出演されていますが、ワンマンで5,000人規模の大会場でのライヴというのはやってみていかがでしたか?
M : 天井が高くて気持ち良かったですね。お客さんもたくさんいましたし、独特の空間になりました。音も響きますし、気持ち良かったです。
NIRE : 天井が高いと、お客さんの拍手が回ってくる感じというか、降ってくるような感じなんですよ。
M : 拍手が降ってきて、それを浴びる感じです。そこでまたテンションが上がりました。
──3月は“Lovely”が配信されましたが、3月14日に「H ZETTRIOからホワイトデーのプレゼントです! Lovelyな一日をお過ごしください!」とツイートされて話題になっていました。
KOU : そんな気の利いたことをおっしゃってたんですか?
M : ああ〜ありましたね。すっかり忘れてました(笑)。
NIRE : 3月でしたからね。
──こういう時期的なタイミングも考えて曲作りをすることもあるのでしょうか?
M : これはたまたまですね。“Lovely”は大阪・阪急うめだ本店でクリスマス時期のイベントに使われた曲だったんですけど、クリスマス時期じゃなくても聴けますよ、というアレンジを施してリリースしました。クリスマス・ヴァージョンはもっとテンポがゆっくりで平和な感じだったんですけど、配信するにあたってテンポを上げて勢いを出した感じです。
──4月配信曲の"Relax Time"は、“Lovely”とはガラッと変わってR&Bテイストのある曲ですね。
NIRE : これは、すごく前に録った曲ですね。
M : 1年以上前ですね。2017年とかに録った曲かもしれないです。
KOU : 揉みに揉んで、寝かしてました。
NIRE : ピアノを録り直したりしたもんね。最初はメロの感じは結構違ったんですけど、リラックス度が増したというか。タイミング的には、前のアルバムにも入れられるぐらいだったんですけど、まあアルバムの流れもあるので。いよいよ、満を持してリリースした感じです(笑)。
M : 結構、この曲を良いと言ってくれる人も多くて、私としては意外な感じがしました。
──意外な感じと言いますと?
M : もっと勢いのある「ウェ〜イ!!」みたいな曲が良いのかと思ったら、こういうゆったりした曲が好きな方もたくさんいらっしゃるというのがわかりました。
KOU : この曲はライヴだと、よりリラックスした演奏になってます。だから、他の曲と比べて映えるのかもね?
NIRE : ああ、そうかもしれない。
──Mさんは、もともとどんなイメージで書いたのでしょうか。
M : 私の好きな言葉に、“休憩”という文字があるのですが…。
NIRE・KOU:ははははは(笑)。
M : あとは“たっぷり”とか“セール”ですね。その中の、休憩というフィーリングを出した曲を作りたかったんです。休憩って大事ですよ。
──作るときに疲れていた?
M : そういうのあったかもしれないです。カロリー消費量少な目で行きたい、というのがあったのかもしれないですね(笑)。
──ゆっくり目な曲だからといって、速い曲よりもカロリー消費が少ないとも限らないのではというか、むしろ今までになかったフィーリングの曲を演奏するエネルギーという意味でのカロリー消費があるのでは?
M : ああ~、なるほど。それはありますね。テンポがゆっくりな方が演奏がむずかしかったりしますし。でもまあ、そこはサラっとやってます。
NIRE : 同じゆっくり目でも、10月に出した"明日の景色"の方は集中力が必要で、まさにカロリーを消費しながら録ったんですけど、“Relax Time”は本当にリラックスして録りました。
──4月には、大阪城音楽堂にて〈こどもの日スペシャル〉が開催されました。
M : えっそれ2019年ですか? 2年ぐらい前だと思ってた(笑)。
NIRE : 〈こどもの日スペシャル〉は毎年やっていて、東京以外の場所でできたのは嬉しいことだったんですけど、この日はすごく寒かったんですよ(笑)。大阪のスタッフの方もビックリしているぐらい寒くて。アンコールのときに、我々はいつも半袖Tシャツに着替えて出るんですけど、「え〜! この気温で半袖!?」っていうお客さんの反応で。一番前にいた男の子はダウンコート着てましたから。
KOU : そこに俺らは半袖でね(笑)?。
NIRE : そうそう。まあそれは置いといたとして(笑)、〈こどもの日スペシャル〉は毎年楽しみにしているので、今後も色々と広げていけたらいいなと思ってます。
──H ZETTRIOのライヴには、小さなお子さん連れで観に来るお客さんもいますよね。
KOU : 毎年、そういうお客さんがより多くなってきていますね。今回、大阪ではスーパーボールすくいとか、出店があったり、そういう楽しみもありました。
──子どもも楽しめるようなステージを行いつつ、音楽的にはよりストイックにH ZETTRIOならではの世界を極めて行っているように見えます。
M : 色んな方向を同時に向いているというのが、いいんじゃないですかね。脱力してリラックスしながら真剣でいられるバランスというか。それが心地良いところを目指すと、色んな幅広い年齢層の人が聴けるものだったりするのかもしれないです。
──インストをやっていて、小さな子どもが会場にたくさんいるバンドってあんまりいないんじゃないですかね?
KOU : やっぱり、鼻に色がついてるからじゃないですかね? 鼻に惹きつけられてる(笑)。
NIRE : お孫さんとおじいちゃん、おばあちゃんが観に来ていたりするのを見ると、良いなあと思いますし、「ひょっとして良い活動してるんじゃないか!?」って思っちゃうんですけど(笑)。色んな世代の人たちが来てくれるのは嬉しいですね。
──5月には“Virtual World (Jazz)”をリリースしています。
M : これは、ヤマハの推し進めている技術「Real Sound Viewing」とリンクする曲というイメージがあったと思うんですけど、自由に演奏している感じはありますね。
──5月28日29日にはBillboard LIVE TOKYOにてアルバム再現ライヴ2デイズとして、初日は最新作『Mysterious Superheroes』、2日目はデビューアルバム『★★★(三ツ星)』を再現しました。
NIRE : 今までも再現ライヴはやってきたんですけど、『★★★(三ツ星)』と『Mysterious Superheroes』はやっていなかったので、2デイズだし今回やろうということで。
私たちの仕事は炸裂させてナンボですから
──本当に色んな企画ライヴを行ってますよね。“気分上々 -Woo – he!!”をリリースした6月には〈響 x 娯 海に祈る世界遺産奉納コンサート THE SOUNDS OF JAPAN〉が開催されました(6月29日(土)福岡県宗像大社、7月28日(日)奈良県金峯山寺にてAUN J CLASSIC ORCHESTRAと共演)。
NIRE : ああ〜! やりました。天気が大変でしたね。
KOU : ははははは(笑)。「この天気でやるの!?」ってね。
M : そうですね、強引に開催しました(笑)。でも「世界遺産」という響きがもう良いですからね。それだけで成功ですね。ただ、お坊さんが言うには、「遺産じゃないんだ、生き継いでるんだ」と。
NIRE : ああ〜、それはおっしゃってましたね。
M : 「私たちが繋げていくんだから、まだ生きているんです」という話を聴きました。その話の直後に、雨がブワ〜って降ってきて、雷がドカーンって(笑)。
NIRE・KOU:ははははは(笑)。
KOU : 急にね?
NIRE : 本番のときも雨が降っていたんですけど、後半の方は霧が出てきて、幻想的な雰囲気で演奏できたんですよ。それは7月の奈良の方なんですけど。非常に良い雰囲気の中でライヴができました。
──7月にリリースした"Birds Fly"は、今回のアルバム収録曲の中でも一番H ZETTRIOらしさを感じます。
M : これは、KOUさんお得意のビート、ストロング・ポイントですね。そのビートにH ZETTRIOらしさが表れているんじゃないかなという気がします。
NIRE : 得意な雰囲気の曲ではありますね。割と方向性がハッキリしているので、さっきの話でいえば、この場合はカロリーを一度に大量に消費すれば良いというやりやすさ、しっくりくる感じはありますね。
──この曲でNIREさんはソロを炸裂させてますね。
NIRE : そうですね。まあ要は、“炸裂させればいい”というか、迷わずに演奏できる曲というか。
M : “炸裂させればいい”という、簡単なことだと?
NIRE : いや、簡単じゃないけど(笑)。スタジオに入って「あれ?こっちかな?」って迷っちゃうと、時間がかかったりするんですよ。こういう曲は上手く炸裂しているテイクを選べばいいという方向性がハッキリしているので。「あ、これが炸裂してるな」って選びやすいんです。
M : (なぜか鉛筆で紙に書きながら)「私たちの仕事は炸裂させてナンボですから」。
──なんで書いてるんですか(笑)。
M : いや、太字で見出しに行けるかなって(笑)。
一同 : (笑)。
──採用させていただきます(笑)。KOUさんのストロングポイントというのは?
KOU : サンバのようでサンバじゃないみたいなビートが結構あって、好きですね。カロリー消費はそんなにしないですけど、炸裂させてナンボです(笑)。
──8月はファンクラブ〈Z界〉のテーマとして制作されていたものを音源化した“Z界のテーマ”が配信されました。この曲はもともとリリースする予定はなかったんですか?
M : 全然考えてなかったです。最初に作ったモチーフは、打ち込みだけでラップとかもなかったんですけど、ファンクラブのHPに大文字と小文字を間違えてログインできない人がいると聞いたので、そういう注意喚起をラップにしました。
──大文字小文字も大事ですし、H ZETTRIOのスペルが間違えていないか、OTOTOYでもニュースをツイートするたびに気を付けています。Mさんのパトロールに引っかからないように。
M : ははははは(笑)。
NIRE : すごく褒めてくれているツイートとかで、スペルが間違ってるときは「うわ〜惜しい!」って思ってます(笑)。
M : 最近多いのが、“TRIO”を“TORIO”と書く人ですね。これは教育の問題なのではないかと。
NIRE・KOU:(笑)。
──9月にはついにNIREさん作曲の“NIRE The Bassman”が登場しました。
NIRE : これも作ったのが結構前なんですよ。レコーディングが2日間あったときに、1日目が終わった夜に、Mさんに急に「明日曲持ってこれる?」って言われて。それで家に帰って頑張って作って持ってきたのが最初です。それはデモ的なやつなんですけど、それが2018年の正月過ぎとかなんですよ。それから1年以上経ってから、「あの曲なんだけど」みたいな話になって、そこからちゃんとレコーディングしたんです。Mさんがアレンジを加えてくれていたので、温めてくれていたんでしょう。
M : そうですね。この曲はもっと前に配信されていてもおかしくないぐらいのタイム感でした。大阪野音のときはもうやってましたから、満を持して、焦らして焦らして、「あの曲はなんだ?」という焦らし作戦で。
NIRE : 曲名を発表していないのに、“NIRE The Bassman”って、後ろのプロジェクターに出ていて(笑)。お客さんは「なんだこの曲は!?」ってなっていたと思います。
──"NIRE The Bassman"という曲名はNIREさん自身が付けたんですか?
NIRE : いや、Mさんが譜面を書いてきてくれたときに、“NIRE The Bassman”って書いてあったんですよ。「なんの曲だろう?」って弾いてみたら、前に自分が書いた曲だったんですよ。みんなが「この曲名イイね!」って言うので、そのままこの曲名になりました。
KOU : ベースが主役の曲っていうもカッコイイよね。
M : そのうち名前も、H ZETT NIREじゃなくてNIRE The Bassmanになるかもしれない。
NIRE : 俺だけH ZETTが付かなくなっちゃう(笑)。そういうなんだかわからない可能性を感じさせる曲です。
──10月には先ほども話に出たゆっくり目な曲“明日の景色”がリリースされました。この月には「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で椎名林檎さんのバック・バンドの中に3人がいて話題になりましたね。
M : はい、シレっと入ってました。
NIRE : 話題になっていてビックリしました。親戚、友人から「出てたな!」って、メールやLINEが来ましたから。
KOU : 本当に? すごいな〜。
──3人の中だと、カメラアングル的にNIREさんが一番映ってましたから。
NIRE : そうなんですよ。
KOU : 僕は、高校時代の友人から連絡が来ました。「めちゃくちゃカッコイイじゃないか!」って。
M : 僕にはLINE来てないですね。いつもの、LINEニュースと「サッカーキング」の通知しか来てないです。
NIRE・KOU : (笑)。
“考える”こと自体が、曲やアレンジ、ライヴに活かされている(M)
──テレビ番組に生出演するというのは、みなさんでも緊張するものなんですか?
NIRE : 生放送の番組って、怒涛の勢いで進んで行くんですよ。カメラに映っていない後ろ側は「ウワ〜!」ってものすごいことになっているので。あんまり緊張する暇もないというか。
KOU : 番組を作るというのはすごいことだなって思いましたね。
NIRE : テレビ番組に出ると毎回思うんですけど、特に生放送はすごい人数のスタッフがいて、すごい勢いでセットを片付けたりしていて。ああいうエネルギーが番組を作っているんだなって思います。なかなかできる体験じゃないので、できるだけ楽しんで出演したいと思ってやってます。
──テレビといえば、レギュラー出演する音楽番組『SPEED MUSIC - ソクドノオンガク』がありますが、選曲ってどのようにしているんですか。
M : 選曲は番組でリクエストを募って送られてきた中から、アレンジしやすいものを選んでます。
NIRE : 何週かまとめ撮りをしているんですけど、それに合わせて何曲分かを詰め込んで覚えてます。それは結構大変ですけど、長いことやってるので、なんとなくそういうペースにも慣れつつあって。
KOU : ここまで継続しているというのは、身になりますよね。それは感じています。
──バンドに還元できたものって、どんなことがありますか。
M : 毎回一緒だな、みたいに思われないように、毎回変化を考えるんですけど、その“考える”こと自体が、曲やアレンジ、ライヴに活かされているということはありますね。前にやった吉幾三さんの"俺ら東京さ行ぐだ"は、ベースでラップみたいな感じをやっているんですけど、それは気に入っちゃって最近毎回ライヴでやってるんですよ。
NIRE : もう、テーマ曲になるぐらい。台湾でもやりましたからね。
M : 1回も欠かさずやってますから(笑)。そういう「あ! カッコイイ!」っていう発見がどんどん出てくるというのが、ライヴに反映されていますね。
──11月に配信された“レソラ”がニューアルバムのタイトル『RE-SO-LA』になっていますね。このタイトルはどんな意味なのでしょうか。
M : この曲の音符がレとソとラから始まっているだけ、ということなんですけど。まあそれ以上は、深読みしていただいて(笑)。
KOU : メンバーの中で一番最後に、この曲がレとソとラから始まっていることに気付いたんですよ。「そういうことなんだよね?」って聞いたら、Mさんが「そうです、そうです」って言ってたんですけどね。どんなソラなんだろうね?
──ソラは空とも受け取れますね。
M : 我々としたら、最初のインパクトだけを提供してですね、それから先の想像力とか夢とか希望に繋げるのは、リスナーさんに託しています。
──12月に配信された“また会いましょう”は、昭和歌謡的なイントロが印象的です。途中の歌声はKOUさんですか?
KOU : そうです。今年はちょっとボイトレに通おうと思っていまして、喉の調子を常に気に掛けないとなって。この一節のために(笑)。
──今年は歌うことも増えるかもしれない?
KOU : そうですね。これからどうなっていくんでしょうね、H ZETTRIOは(笑)。
──2019年は12ヶ月連続リリースに合わせて、毎月ジャケット・デザインを一般募集して採用していましたよね。実際やってみていかがでしたか?
M : 選ぶのが大変でした。選ばれなかったものも、「これも良かったなあ」という良いデザインがたくさんありました。
KOU : ありましたね。グループLINE上で激論を交わしてましたから。「いや、こっちだろう!」って。
M : LINEを駆使してますから(笑)。
NIRE : こうして並べて見ると、バリエーションがあっていいなあって思いますね。
M : 愛を感じますね。“NIRE The Bassman”のデザインも良いのがいっぱいありましたから。
KOU : あったね〜。
M : やはり、みなさんのNIREさんに対する愛情はすごいものがありましたから。
KOU : それは感じたね。
NIRE : ははははは(笑)。なんか、色々送ってもらってすいません。
──そして、今年も12ヶ月連続リリースが決定しているということで、24ヶ月連続配信を目指すことになります。こうした活動のバイタリティ、モチベーションはどこから来るのでしょうか。
KOU : まあ、オリンピック・イヤーですからね。
M : NIRENIRE(2020)イヤーですから。
NIRE : そうなんですよ。2020年はNIRENIREイヤーだと思っていたら、オリンピックも決まっちゃって(笑)。
KOU : 我々も新記録目指していきましょうということで。
──2020年最初のツアータイトルも〈RE-SO-LA Tour 2020 先駆けトリオピック Vol.1〉ですね。
NIRE : だいぶ、オリンピックに寄せていってますね(笑)。
KOU : 丸々乗っかってますから。
──H ZETTRIOとオリンピックといえば、2016年リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックの閉会式(五輪旗引き継ぎ式で“Neo Japanesque”と“Get Happy! (Beautiful Mix)”が使用された)の印象がありますから、イベントなどに色々と期待もしたくなります。
KOU : 強引に手繰り寄せようとしている感じはありますけど(笑)。
NIRE : いつでもいけますよっていう。まあ、ツアーに来てもらって、オリンピックに対する機運を高めてもらってもいいんじゃないでしょうか(笑)。
KOU : 今年の曲名は全部、競技名になってくるかもしれないです。
一同 : ははははは(笑)。
──ちなみに、オリンピックの注目競技ってありますか?
KOU : トライアスロンに注目してます。それと、去年ラグビーが盛り上がりましたし、7人制ラグビーも楽しみです。
NIRE : マラソンですね。会場変更とか色々大変でしょうけど、良いパフォーマンスを見せてくれるんじゃないかなと思いますので、注目したいです。
M : 僕はサッカーですね。金メダルを狙えるんじゃないかなと思います。今、下の世代がすごいですからね。ブラジルに勝ったり、めっちゃ強いですから。結構期待できますよ。
──では、2020年の抱負をそれぞれ聞かせてください!
KOU : まずは〈RE-SO-LA Tour 2020 先駆けトリオピック Vol.1〉からオリンピックに向けて、気持ちを高ぶらせていきたいなということと、同時に喉の調子を常に万全にしていきたいなと思っています。
NIRE : ホールツアーをやりつつ、ツアーのVol.2ではライヴハウスを結構な本数回るんですよ。久々のライヴハウスツアーなので、まずは年始からガッツリ盛り上げていきたいなと思います。
M : あけましておめでとうございます。個人的には、シンプルに良い曲を書いて良い演奏をしたいなと思います。そして、H ZETTRIOとしてみなさんに喜んでいただける活動を精力的にしていきたいです。そのためには、筋肉を増強してモリモリになっていきたいと思います(笑)。
H ZETTRIOの3人が書にしたためた新年の抱負がこちら!
購入者プレゼント
アルバム購入者から抽選で3名様にH ZETTRIOの新年の抱負が書かれた色紙をプレゼント
【対象者】
H ZETTRIO『RE-SO-LA“EXCITING FLIGHT”』(フォーマット問わず)をOTOTOYにて購入された方
【応募方法】
こちらからプレゼントの応募を選択し、「H ZETTRIOプレゼント応募」と記載のうえ、
・H ZETTRIO『RE-SO-LA“EXCITING FLIGHT”』を購入した際使用したアカウントの、メールアドレスもしくはTwitterアカウント名
・購入時のキュー番号(「XXXXXXXXX」XXX点 ¥XXXXXX(税込) 購入完了のお知らせ(000,000)←この数字です)
・お名前
・ご住所
・連絡先
・ご意見、ご感想
をご記入の上お申し込みください。
※どのメンバーの色紙かはランダムとなりますのであらかじめご了承ください
※当選は商品の発送をもってかえさせていただきます
※締切 : 2020年1月10日(金)23時59分まで
『RE-SO-LA“EXCITING FLIGHT”』の購入はこちらから
前回の特集記事はこちら
過去作はこちらにて配信中!
LIVE SCHEDULE
RE-SO-LA Tour 2020 先駆けトリオピック Vol.1
2020年1月18日(土)@三重 幸田町民会館
2020年2月8日(土)@東京 調布市グリーンホール
2020年3月6日(金)@兵庫 太子町あすかホール
2020年3月7日(土)@兵庫 ライフピアいちじま
2020年3月8日(日)@滋賀 野洲文化ホール
RE-SO-LA Tour 2020 先駆けトリオピック Vol.2
2020年2月22日(土)@東京O-EAST
2020年2月28日(金)@京都 KYOTO MUSE
2020年2月29日(土)@鳥取 AZTiC laughs
2020年3月1(日)@岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
2020年3月3日(火)@広島 SECOND CRUTCH
2020年3月4日(水)@愛媛 松山WstudiorRED
2020年3月14日(土)@福岡 DRUM LOGOS
2020年3月15日(日)@大分 音楽館
2020年3月17日(火)@宮崎 WEATHER KING
2020年3月20日(金・祝)@熊本 B.9 V1
2020年3月21日(土)@山口 周南RISING HALL
2020年3月22日(日)@奈良 NEVERLAND
2020年3月28日(土)@宮城 仙台Rensa
2020年4月3日(金)@愛知 NAGOYA ReNY limited
2020年4月4日(土)@石川 EIGHT HALL
2020年4月5日(日)@長野 CLUB JUNK BOX NAGANO
2020年4月7日(火)@新潟 GOLDEN PIGS RED STAGE
2020年4月10日(金)@札幌 PENNY LANE 24
2020年4月11日(土)@札幌 PENNY LANE 24
2020年4月13日(月)@青森 Quarter
2020年4月14日(火)@秋田 Club SWINDLE
2020年4月17日(金)@群馬 前橋DYVER
2020年4月18日(土)@栃木 Utsunomiya HELLO DOLLY
2020年4月19日(日)@茨城 club SONIC mito
2020年4月26日(日)@神奈川 Yokohama BayHall
詳細やその他のライヴなどはこちらをご確認ください
PROFILE
H ZETTRIO
2014年、スイスで開催されている世界3大ジャズ・フェスティバル〈モントルー・ジャズ・フェスティバル〉への出演をキッカケに、国内外の大型フェスに多数出演。ピアニストのH ZETT M(pf / 青鼻)は、2015年に解散した“PE'Z”のヒイズミマサユ機、またもや椎名林檎が率いた“東京事変”第一期の鍵盤だった「H是都M」なのではないかという憶測が飛び交うも、本人はぼんやりと否定。
ユニーク且つ“無重力奏法”と形容されるテクニカルなピアノと、H ZETT NIRE(bass / 赤鼻)、H ZETT KOU(dr / 銀鼻)が支えるキレのあるリズム・セクションを武器に、独自のアンサンブルを響かせる。この3人以外には作り出せない音楽とグルーヴを追求し続けている。
Official HP : http://www.worldapart.co.jp/hzettm/