リスナーに届くまでに潜むクリエイティヴィティ──「音以上の体験」を追求したUQiYO『Stones』を配信開始
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「月刊少年ウキヨ」と称した音楽の連載をスタートさせ、毎月新曲を発表、日本だけでなくイギリス、ドイツ、フィンランドなど世界中で注目を集めるエレクトロ・ユニット、UQiYO(ウキヨ)。そんな彼らが「月刊少年ウキヨ」にて発表した作品をコンプリートしたアルバム『Stones』を2018年4月11日にリリースした。台湾の新進気鋭のシンガー・ソングライターであるZooey Wonderや、インドの国宝級レジェンド・ミュージシャンのPt. Ajay Pohankarまで参加した今作は、ロック、ポップス、エレクトロ全てを飲み込んだ楽曲が満載。「まずこの世界観を感じて欲しい!」という思いから、「月刊少年ウキヨ」の記念すべき第1回目の楽曲「U R M’Pocket」を期間限定フリー配信でお届け! Yuqi(Vo / Composer)の音楽に対する考え方を存分に語ってもらったインタヴューとともにぜひお楽しみください。
収録曲「U R M’Pocket」の期間限定フリー配信実施!!
UQiYO / U R M’Pocket
【配信形態】
AAC
【配信価格】
単曲 0円(税込)
【配信期間】
2018年4月19日(木)から4月26日(木)23:59まで
3年ぶり3枚目となるフル・アルバムを配信中!
UQiYO / Stones
【配信形態】
AAC
【配信価格】
単曲 円(税込) / アルバム 円(税込)
【収録曲】
1. U R M’Pocket
2. Sl(n)ow Land
3. 目日口O / 321O
4. Night Safari
5. ROYGBIV
6. 2 -memories-
7. CRYSTALLE feat.Zooey Wonder
8. Dry Dry Try
9. END of the DAY
10. TEQUNO
11. Modrý sen
12. ciRCle
13. loTus feat.Pt. Ajay Pohankar
INTERVIEW : UQiYO
「音楽を、音以上の体験として提供したい」という意志のもと、これまでも様々なフィールドで活躍するクリエイターとのコラボや、「浮遊する歌 プロジェクト」等、画期的なアイデアと行動力でオリジナルな音楽活動を続けてきたUQiYO。一見、アカデミックで難解なイメージも持たれそうな彼らの音楽は、エレクトロを基軸としながらもじつにハートフルで人間味溢れるものだ。それはヴォーカル・作詞・作曲・編曲他を手掛けるYuqi自身のパーソナルな部分によるところが大きいのかもしれない、インタヴューを終えてから、そう思った。2017年4月から“連載スタート”した「月刊少年ウキヨ」の曲たちを順番に収録した3rdアルバム『Stones』で、Yuqiはどんな「音以上の体験」を提供しようとしたのか? ジャンプ連載陣ばりに連載の締め切りに追われる日々だったという1年間を振り返ってもらいつつ、作品の核心に迫った。「Yuqi先生のインタヴューが読めるのはOTOTOYだけ!」かどうかはわからないが、その独特の考え方から溢れ出す創作意欲を感じ取ってほしい。
インタヴュー&文 : 岡本貴之
音楽の連載「月刊少年ウキヨ」をアルバムに
──『Stones』は、2017年4月を皮切りに“「月刊少年ウキヨ」の連載”として連続で発表してきた曲を集めたものということですが、どんな意図をもってはじめたものなのでしょうか?
Yuqi : 「月刊少年ウキヨ」のタイトルは、「週刊少年ジャンプ」から来てるんです。「音楽の連載」をするということを、アイデアとして考えたことは何回かあるんですけど、いまこそやる意味があるんじゃないかなって感じていて。漫画とか小説って、連載が基本で単行本が出るじゃないですか? その順番で音楽をやってもいいんじゃないかなって、わりと安易に考えました(笑)。
──連載を単行本にするように、曲をアルバムにすることも最初から念頭に置いてはじめたんですか。
Yuqi : そもそも1年間連載するっていうことも最初は決まってなかったんですね。半年くらいやれればいいかな、くらいの感じで様子見ではじめたら、再生数がとても調子よくて。どんどん上がっていったので、これはもったいないから続けた方が良いんじゃないかっていうことになって。まだ最初の頃で僕も元気だったので、「やりましょう、やりましょう」ってなったのが運のツキというか…… 後半の半年くらいは、マジでもう生きるか死ぬかの瀬戸際みたいな感じでした(笑)。ただ「こういうアルバムにしよう」というのは、まったく最後の最後までなくて、本当に毎月の連載に追われるのみで。それを俯瞰して全部を見る余裕は、正直言って全然なかったんですよ。だから最近になってやっと「あ、こういうアルバムになりそうだな」って。ジャケットだったり、タイトルだったりを考える段階になってやっとですね。
──タイトルは『Stones』ですけど、ロゴを見ると「i」の上に点が付けば『Stories』にも見えますよね。漫画の連載でいうと、ストーリーものと1話完結ものがあると思いますが、そこはどのように考えていたんですか。
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Yuqi : まず、毎月唯一意識していたのが、そのときそのときに自分の中で1番ホットに新鮮に感じているもの、たとえば春だったら桜がすごく綺麗で段々あったかくなってきて、みんなちょっと気持ち悪い感じになってきて変な人が増えてきて、みたいな(笑)。そういうちょっと混とんとしたものや、そのときに起こっていることが入っていたりするんです。アルバムの曲順も、シャッフルせずに曲を発表した順番にしているので、そのときのフレッシュなものが封入されているという意味では、ストーリーものに近いかもしれないです。ただ1曲1曲は違う曲なので1話完結の感じもありますね。
『Stones』というタイトルについてお話させてもらうと、石ころってこの世の中で1番歴史を持っていて、誰も気にしないでポコンと蹴っちゃうものだけど、その石って下手したら沖縄から来たものかもしれないし、宇宙から落ちてきた隕石かもしれないじゃないですか? そういう歴史を持って最大限にストーリーを持っているものが、こうやってコロコロ転がっているっていうのがすごく良いなと思っていて。僕らの曲も、こうやって1曲1曲にめちゃくちゃストーリーを封入して作ったけど、石ころみたいなもので良いと思っていて。なんとなく、みなさんの生活の中にふとそこにあるものでいたいというか。ある意味、『Stones』のロゴの「i」に点を打つのはアルバムを買っていただいたみなさんで。みなさんそれぞれの人生のストーリーに、石ころ的な意味でBGMになっていけるようなものなったらいいなっていう気持ちで、『Stones』が『Stories』になるようなロゴにしてみたんです。
──アルバムは13曲目を除いてすべて発表済の曲になるわけですが、アルバム1枚の全曲をまったくの新曲として出す方がアーティストとしてカタルシスがあるんじゃないかなって思うのですが、すべて聴いてもらった曲でアルバムにするっていうことについてはどう考えているのでしょう。
Yuqi : 連載をやろうとしたきっかけでもあるんですけど、いまはみなさんプレイリストで音楽を聴くじゃないですか? 「元気になりたいプレイリスト」とか「朝眠いときのプレイリスト」とか。そうなると、アルバムの立ち位置ってなに? っていうか、アーティストのエゴみたいな気もしてきたりしていて。去年のいま頃それを考えたときに、1曲1曲がプレイリストみたいなものでいいんじゃないかっていうところまで考えたんです。
でもそれだけだと西洋的な合理主義に迎合する気がして癪で。それってなんか冷たい気もしたし、それで連載っていうことを考えたんです。連載ってなればやっぱり単行本だし、単行本っていいじゃないですか? 連載では読んでたけど、続けて全部読むと読み応えがありますよね。それがこのアルバムになっていれば、聴いたことがあっても意外にそのフレッシュさはあるんじゃないかなって思っていて。
──アルバムになるとこういうジャケットになってタイトルがついてっていうのは、単行本の表紙とか背表紙はどういう絵で、っていう楽しみに似ている気がします。
Yuqi : そうなんですよ。なので、今回のジャケット(CD盤の)は1枚1枚スタンプを押したんですよ。全部まったく違う位置に押しているので、CDショップで並んでいるのを見ていただいたらわかると思いますけど、1枚1枚全部違うんですよ(※配信では全部同じジャケット・アートワーク)。それと、出来心で中身に1枚だけCDを外した下に小さく「あたり」って書いてあるんですよ。それをゲットした人はちょっと連絡ください(笑)。何か良いものをあげます。
「普通に届けていても、届かない」という挫折の経験があった
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──「音楽を、音以上の体験として提供したい」という発言もしていらっしゃいますけど、ただ音楽を作るだけじゃなくて、作って聴いてもらう間に何かを入れたいっていう気持ちがあるんですかね。
Yuqi : その間にこそクリエイティヴィティがいっぱい潜んでるような気がして。作りました、聴いてください、だけじゃないところってすごく大事だと思ってます、いまだに。
──そういう気持ちはどこから来てるんですかね? 小さい頃からものづくりとか人と何かを共有することが好きだったんですか。
Yuqi : 作ること自体は、中学2年生でレコーダーを買ってもらって作曲をはじめてから、ず〜っと同じことをただひたすらやってるだけなんです。それプラス漫画も好きで漫画家になりたいって思うほど漫画が好きだったんですけど、そっちは諦めて。なので絵も好きなんですよ。最近ビジュアル・アートの世界ですごい人たちと、UQiYOとしてコラボレーションがはじまってからはもう、味をしめちゃったというか。コラボすることによって自分の思いもしなかった音楽が自分から出てきたりとか、逆に向こうの作ってきたものに僕が音楽を付けたときに、考えもしなかった化学反応が起きて、みなさんが驚いてくれることに本当に生き甲斐を感じるようになったので。そこからのスタートですね。
あとは「普通に届けていても、届かない」という挫折の経験があって。1stアルバム(2013年リリースの『UQiYO』)が全然売れなくて、絶望して本当に音楽をやめようかと思ったときがあったんですよ。でも色んな人に「音楽は生き甲斐だからやめない方がいいよ」って言って引っ張り上げてもらったりしていまの僕がいるんです。その時点ですでに「ただただ作れば伝わる」っていう甘えたような考え方から、「届けることも責任だよ」っていうところに行きついたのかもしれないですね。
──1曲目の「U R M'Pocket(ユーアーマイポケット)」で〈この憂き夜〉と歌っているのが印象的だったのですが、「UQiYO」というユニット名の意味はそのときそのときの感情で変化してきているのかなって。
Yuqi : そうかもしれないです。基本スタンスに、大きな絶望の上でがむしゃらにではなくて、ふわふわ行きたいなというのはすごくあって。でも結構厳しいことも知ってるし、そういう意味での憂いはすごくあるんですよ。でもふわふわ浮いてる方の“浮世”をすごく大事にしたいっていうスタンスはありますね。
──世を憂うことが音楽に反映されることも、いまの世の中だったらあるのかなと思ったのですが、どちらかというと軽やかな姿勢で音楽作りをしているということでしょうか。
Yuqi : でも、「CRYSTALLE feat. Zooey Wonder」や「Night Safari」なんかは、そのときの時事問題にすごく影響を受けていて。どちらも世界平和について歌っているというか。「Night Safari」は人種差別について歌っていて。ネット上でヘイト・スピーチをしているっていうことが曲を作っている当時話題になっていて。そういうのって悲しいじゃないですか、単純に。
──そうですね、どうしてそんなことを平気で言えるのかって。
Yuqi : それで「Night Safari」について思ったのが、この曲は落ち葉とか木の葉を使って、ストップモーションのアニメでいろんなんな動物を表したMVを作ったんですけど、僕らも言ってみれば動物じゃないですか? いろんな形をしていたり見た目が良い悪いとか得意分野があったりするけど、MVで木の葉を使っているように、みんな同じ材料でできているんだから、そんなのただの個性じゃねえかよっていう。それをストレートに言うんじゃなくて、見たら単純にかわいいなっていうところでなんとなく感じてもらえたらなって思って作ったんですよね。そういう意味で言うと、ふわふわはしているけど、ちゃんと伝えるところは伝えたいっていう意志はありますね。
──なるほど。「CRYSTALLE feat. Zooey Wonder」についてはいかがですか。
Yuqi : この曲で何を言ってるかというと、どの国にいても言葉が違えば文化もそこに全部ついてくるから、その国にはない言葉ってあるわけだし、分かり合えないのが当たり前なんですけど、でもまったく同じところも絶対たくさんあって。ふと足元にかわいいお花が咲いていたら「いいな、かわいいな」って思う感情って全部の国で一緒だと思うんですよ。そういうのでいいじゃんっていうか、みんな遠くを見過ぎている気がするんですよね。遠くのものを目標として、大きな“Greater Good”を優先しすぎて、ステキなものを見落としているんじゃないの? みたいなことを言いたくて。
──後半で早口で畳みかけるように歌ってますよね。
Yuqi : そうですね、ここは珍しく熱くなってるかもしれないですね。
──その後に出てくる女性ヴォーカリストZooey Wonderの歌が対照的ですごくいいですね。
Yuqi : そうなんですよ。彼女の声で洗い流してもらう感じでバッチリやってもらいました。Zooey Wonderは、某配信サービスでいろいろ聴いてたら出てきて「なんだこれ!?」って気になって。しかも台湾の人なのにそんなに中国人っぽくない発音で透き通っていて。すごく衝撃を受けたんです。そういう人とやりたいって思っていたので、「この人だ!」と思って直接メールをして依頼しました。直接会って歌録りもしたんですけど、いいコでした(笑)。奥ゆかしくて日本人っぽい感じでしたね。
本当に現代ならではの作品なのかもしれない
──今回はもう1人、ラストの曲「loTus feat. Pt. Ajay Pohankar」でパンディット・アジェイ・ポハンカールさんという71歳の“インドの国宝級レジェンド・ミュージシャン”が参加していますが、これはどういうきっかけで? 最後にこういうエキゾチックな曲が入るというのもちょっと不思議な感じですが。
Yuqi : そうですよね(笑)。ある意味、テンション的にはビートルズがインドに行った感じに近いのかもしれないですけど、やっぱり、「インド人のおじいちゃんとコラボする」っていうことに興奮したんですよね。いろいろ話していて、急にポーンって、「インド人のおじいちゃんとか」って出てきたんですよ。
──連載で相当追い詰められてた感じが出てますね(笑)。
Yuqi : ははははは(笑)。曲がある程度できて片鱗があって、「これにインド人のおじいちゃんが入ったらすげえじゃねえか」みたいな感じで。そしたら案の定すごかったという。これはSNSで何人かの友だちに「インド人のおじいちゃんを探してるんだ」って訊いたら、「私の友だちが、あるインド人レジェンドの弟子だよ」って言われて(笑)。それでポハンカールさんに師事している日本人の方と繋がって。ポハンカールさんは古典民謡みたいなものを歌う方で、グル(指導者) みたいな感じなんですよね。みんなが輪になっているところに座りながら「ウェ〜エエ〜♪」「ハイッ」(弟子が)「ウェ〜エエ〜♪」。そういうことをやってる人で。
──ははははは! 文章で伝わるかな、これ(笑)。
Yuqi : それで、弟子の方にインドの音楽界でプロのミュージシャンとして活動しているポハンカールさんの息子さんに繋いでもらって、SNSでやりとりをしたんです。弟子の方の伝手なのですんなりと引き受けてくださったんですよ。
──国宝級レジェンド・ミュージシャンにも関わらず?
Yuqi : そうなんですよ。だって、全く関係ないときに会ったインド人にポハンカールさんのことを訊いたら知ってましたからね。それくらい全土で知られている方みたいで。
──日本で言えば?
Yuqi : 北島三郎さん的な
──(笑)。大抵の人は知ってますもんね。
Yuqi : 例としていいかわからないですけど(笑)。それくらいの知名度がある方です。
──普通、北島三郎さんに簡単に歌ってもらえないですからね。
Yuqi : もらえないでしょ!? 普通に考えて。だから本当にこれはセンセーショナルなことなんですけど、いまいち伝わらないんですよ。
──この記事を通して伝えます! 逆に、インドの人が聴いたら「ポハンカールとやっているこのミュージシャンは誰だ!?」ってなるかもしれないですし。
Yuqi : インドでバズるといいですけどね(笑)。
──いまの時代はその可能性がなくもないですよね。それこそ、SNSでコラボ相手とやり取りできたのも、いまの時代だからこそですもんね。
Yuqi : 本当ですよ。今回のことで、「この時代も捨てたもんじゃないな」って思いました。昔だったら絶対無理ですもんね。
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──アルバムというものの意味がいまの時代は損なわれてしまった、というところからのスタートだったかもしれないですけど、結果いまの時代の恩恵も受けつつできているという。
Yuqi : 本当に現代ならではの作品なのかもしれないですね。10年前も10年後もこういうアルバムはできないと思います。今回は1曲1曲のセルフ・ライナーノーツをオフィシャル・ウェブ・サイトに上げていて、曲について深く知りたい人は読み応えがある内容になっていると思います。制作当時、禅の言葉をよく使っていたりして、そういう言葉に助けられてたというか。
「U R M'Pocket」なんかは、クジラが海の水を全部飲み干したら最後の最後に珊瑚礁が見えてっていう禅語(「鯨呑盡海水 露出珊瑚枝」)があるんですけど、いまの時代は鬱病とかがあるから、病むことは危ない、すぐに切り替えて次に行こうって言いがちですけど、この禅語は「切り替えずに行くとこまで行って初めて見える宝物ってあるんじゃないの?」っていう意味なんです。この曲、めっちゃ大変だったんですけど、行くところまで行ってやっと行き着いた感じがあって勇気づけられたりとか。そういうものがアルバムの中に散りばめられているので、ぜひセルフ・ライナーノーツを読みつつ聴いてもらえればうれしいです。
──これからのUQiYOはどんな活動をしていきたいですか。
Yuqi : 去年、ザルツブルクで開催された「ヤング・カルチュラル・イノベーターズ・ フォーラム」っていう、文化をイノベーションしていく人たちが集まる国際会議みたいな場に呼ばれたんですよ。それで1週間くらいみんなと議論していたんですけど、各国のオーガナイザーの人とかと話していると、みんなローカルを大事にしているんですよね。それぞれの国のそれぞれの街にローカルのシーンがあって、そこにいるアーティストたちがちゃんと食べて行けることをみんなすごく大切にしているんですよ。
そこからとても感化されて、僕のホームは日本だよなってすごく思ったんです。日本人である以上日本の人たちが大事だし、そこでまずはちゃんと認められてはじめて海外にも出て行けるんじゃないかなって思ったんですよね。日本全国の中でゆるいUQiYOっていうコミュニティをつくった上で、海外のみなさんにもなるべく伝えられたらなっていうことが、今後の動きには出てくるのかなって思っています。
『Stones』のご購入はこちらから
【配信形態】レーベル FORE RECORDS 発売日 2018/04/13
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 円(税込) / アルバム 円(税込)
【配信ページ】
https://ototoy.jp/_/default/p/
過去作もチェック!
OTOTOYだけの独占配信作品も!
UQiYO / THY LUV - Complete +1
もともとは7週間にわたるプロジェクト「2014 Winter」としてスタートし、昨年12月から1曲ずつ発表されてきたこれらの楽曲。このたび、そのすべてを収録したアルバム『THY LUV - Complete +1』。ピアノ、アコースティック・ギターを主体とし、生音の魅力を存分に活かした楽曲たちを、唯一無二のコンセプトとともに楽しもう。楽曲やプロジェクトについて詳しく解説したレヴューとともにどうぞ。
【この作品に関する特集ページはこちら】
https://ototoy.jp/feature/20140409
LIVE SCHEDULE
UQiYO『Stones』リリース記念インストア・イベント
2018年4月30日(月・祝)@TOWER RECORDS池袋店6階イベントスペース
詳細はこちら : http://uqiyo.com/liveevent/20180407173342/
2018年6月9日(土)@HMV札幌ステラプレイス
詳細はこちら : http://uqiyo.com/liveevent/20180404135803/
その他ライヴ
〈CAMPASS 2018〉
2018年5月26日(土)@柏しょうなん夢ファーム
出演 : ANCHOR / BUDDHISTSON / Castaway / DEEPSLAUTER / Dugongs / FILTER / FOUR GET ME A NOTS / FRONTIERBACKYARD / johann / KONCOS / KOTORI / LEARNERS / ROMEOROCKS / TAKE BACK THE BEERS! / UQiYO / waterweed / With A Splash / ホタルライトヒルズバンド(アコースティックセット) / くもゆき(おおはた雄一と福岡晃子fromチャットモンチー)
詳細はこちら : http://2018.campass.jp/
〈YATSUI FESTIVAL! 2018〉
2018年6月16日(土)・17(日)
※UQiYOは16日に出演
詳細はこちら : http://yatsui-fes.com/
【詳しいライヴ情報はこちら】
http://uqiyo.com/liveevent/
PROFILE
UQiYO
![](https://imgs.ototoy.jp/feature/image.php/2018041103/uqiyo005.jpg?width=500)
“日常を、心地よい非日常-浮世-にいざなう音楽ユニット”
2010年結成。Vo/Gt/ComposerのYuqiとDrのSimaの2人を基盤とする、ヒューマン・エレクトロ音楽集団。
その特徴は、まるで北欧の澄んだ空気と日本の湿気が混ざり合い、人間の心を宿したような、有機的な音楽。製作手法から届け方まで、こだわり抜かれた質の高い音源と演奏。活動スタイルも独特で、ファンとの接点やコミュニティを一から構築していくその姿勢は、NHK『クローズアップ現代』や、J-WAVE、Inter FM、TokyoFM、Natalie、Cinraなど多くのメディアへ取り上げられている。2016年1月にリリースしたミニ・アルバム『Black Box』では、元ちとせと酒井景都の豪華ゲスト・ヴォーカルを迎え、新たな客層に波紋を広げた。
ライヴは、全国で精力的に行っており、〈中津川The Solar Budokan 2017、〈Summer Sonic 2016〉、〈Arabaki Rock Fest.16〉、スピッツ主催の〈新木場Sunset2016〉、〈2015 Rising Sun Rock Festival〉など、各種大型フェスにも出演を重ねている。
ライヴ・パフォーマンスでは、その場の音をサンプリングして楽曲に編みこむことにより、一期一会の、非日常的な音世界を繰り広げる。‟フェルトの暖かみをもつエレクトロ”と称されるように、電子音にギターやドラム、声などの生音が混ざり、それぞれが心地よく響きあう。会場も、ライヴハウスだけでなく、映画館、コワーキング・スペース、図書館、寺院、教会など様々な場所で意欲的に行っている。その場や空間自体が作品になり、場と演者による双方向の体感型刺激となる音楽を目指している。
音源の届け方すら作品の一部として、最も相応しい方法を追求する。常に新しい試みを行う姿勢と作風は、国内外で活躍する著名なクリエイターの共感を得て、数多のコラボレーションを生み出している。特にデザイン・スタジオ〈TWOTONE〉とは、活動開始当初から良き相棒として手を組んでおり、作品の内容と質の高さは、ネット上でしばしば話題となってきた。
Popular音楽がよりPublic(=公衆)化して価値が揺らいでいる昨今、一人ひとりにとってPersonalな体験になり得る音楽を丁寧に届けることに可能性を見出し、様々な挑戦を続けている。
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