インタヴューで迫る、ジャズ・トリオ、Re-Trickのスリリングな新作、ハイレゾ配信開始
ストリート・ライヴに端を発し、現在まで都内ライブハウスを中心に活動しているジャズ・トリオ、Re-Trick。初期の自主制作CDはストリート・ライヴでの手売りだけで、3000枚を超すセールスを記録したという。その勢いをそのままに、1stアルバムから、これまでにリリースした6枚のアルバムはそれぞれ、タワー・レコードなど各ショップのジャズ・チャートを賑わし続けてきた。そんな彼らがアルバム『Epoch』を6月21日にリリースする。彼ら自身もインタヴューで語るように、バンドの指針とも言える最高傑作の予感をひめた作品となっている模様だ。そして本日、本作収録の楽曲「Black Flow」「Cadence」のMVが公開された。OTOTOYではこのMV公開に合わせて、先行してそのニュー・アルバムに迫るインタヴューを敢行。アルバムのフィジカル・リリースに先駆けること1週間、OTOTOYではハイレゾ版を6月14日より配信より先行配信開始。
アルバム『Epoch』はハイレゾ先行配信開始
Re-Trick / Epoch(24bit/48kHz)
【Track List】
01. Black Flow
02. Basquiat
03. Cadence
04. Stream of Pieces
05. Blue Motion
06. Folk Song
07. Prelude
08. Movement
09. YAKARA
10. Inner Flame
11. Chant
12. Retrospective
WAV / ALAC / FLAC : 24bit/48kHz / AAC
単曲 250円(税込) / アルバムまとめ購入 1,800円(税込)
アルバム『Epoch』収録曲から2曲のMVを公開
ニュー・アルバム収録「Black Flow」のMV
監督 : 滝本ハルオからのコメント
車窓より流れ去る風景が、いつしかグリッチやワームホールのような様子に景色が変化していく本作は、タイトル通り仄暗く、また走馬灯のようなイメージから始まりました。映像によるコラージュ作品ですが、出演していただいた下山はるかさんの凜とした表情と、車外からフレームに反射する光の変化、こちらの岸からあちらの岸へ流れるようなショットも、最終的には進行方向が裏表を行き来します。3人の演奏と重ね合わせて様々な目の錯覚を楽しんでください。
出演女優 : 下山はるかからのコメント
映像も曲も一度見たら世界に入り込んでしまうようなMVです。
そんな素晴らしいMV撮影に参加できて光栄です(o^^o)ぜひたくさん見てください!
ニュー・アルバム収録「Cadence」のMV
監督 : 滝本ハルオのコメント
律・リズムを意味するタイトルであるこの曲をRe-Trickから初めて聞かせていただいた時、街の躍動感と魚群のうごめく様を連想しました。撮影地の大阪・難波はミナミの中心街。周辺のホステルに宿泊する外国人観光客も多く、ローカルの暮らしだけではない、ツーリストたちのリズムを感じる土地です。多くの国から様々な人間が通り過ぎていくこの街のランドスケープと、一心に泳ぐ魚たちのうねりをRe-Trickの楽曲の中に映し出しています。
INTERVIEW : Re-Trick
インタヴュー終了後に撮影された写真、最高にカッコイイ! 見るからにシブくてストイックなジャズ・トリオっていう感じだ。「ジャズかあ~なんとなく難しそうだから聴かないよねえ」なんて思っているそこのあなた! いやいや、Re-Trickは決して聴き手に小難しい解釈を求めるような敷居の高いバンドじゃないんですよ。ストリート・ライヴを出発点として長いキャリアを持つ彼らの新作『Epoch』は、ジャズ、クラシック、フュージョン、ファンク、ときにはメタルっぽさすら感じさせるリズム等、様々な音楽要素を内包しつつ、型にハマることなく演奏の楽しさを伝えてくれるプリミティヴな作品なのだ。生活の中の一部として音楽をやっていると語る3人のパーソナリティーを知ってもらえばきっとより立体的にアルバムを聴けるはず。同時公開のMVと併せて楽しんでほしい。
インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 作永裕範
人がわかりやすい感じで言うと「ジャズ」なのかなって
──まず、Re-Trickはどんな成り立ちのバンドなのでしょうか。
井上亮(Ba以下・井上) : もともと、音楽専門学校の同期で学生の頃から一緒にやっていまして。学校を卒業してからもよくスタジオに入っていたんですけど、そのうちライヴをするためにバンドにしようっていう話になったのが結成の経緯ですね。まあ腐れ縁に近い形ですけど(笑)。
渡辺雅之(Ds以下・渡辺) : つまらなくてすいません。
菅原 敏(P,Key以下・菅原) : 劇的な経緯はとくにないですね(笑)。
──最初にライヴをやるためにバンドにしたときは、どんなバンドにしようとかって話をしますよね?
一同 : いや、全然(キッパリ)。
──全然ですか(笑)。
井上 : 何にも決めてないですね。ただ、8割9割自分たちのオリジナルしかやっていないので、自分たちもバンドを紹介するときに、なんて言っていいかわからないので、人がわかりやすい感じで言うと「ジャズ」なのかなって。
──ストリートライヴをやっていたそうですけど、どのへんでやってたんですか。
菅原 : 吉祥寺の駅前と、今は変わっちゃいましたけど、新宿駅南口改札を出たところですね。2曲だけやって帰るというスタイルを確立したんですよ、我々が。
渡辺 : 帰るというか、逃げる(笑)。
井上 : ドラムもほぼほぼフルセット、ベースもエレベなので電源とアンプを持ってきて、けっこうデカい音量を出していたので。ただ、インパクトが強いのでだいたい100人以上は集めてました。それに味をしめて週4、5回やってたので。まあ迷惑な感じですよね。でも2曲くらいでおまわりさんが来ちゃうんです。それで2曲スタイルが確立したんですけど、真似するミュージシャンがすごく増えて。
渡辺 : それで取締りが厳しくなってあそこで出来なくなったんじゃないかなって。僕らのせいかもしれない(笑)。
──ストリートでやってた期間ってどれくらいあったんですか?
井上 : トータルで3年くらいやってましたね。
渡辺 : でも、とにかくつらかったんですよ。「行きたくない」って言ったら駄目みたいな仕事や学校みたいな感じになってきていて。でも、ストリートだし雨降ったらアウトじゃないですか? だから全員天気予報をチェックして。
菅原 : 行かなくて良い理由をなんとか作るために。それぞれ別の場所に住んでいたので、天気予報を見て「俺の方は降水確率60%だから」「じゃあしょうがないからやめようか」って(笑)。
今作はベスト盤っぽい感じでできないかなと
──曲は3人がそれぞれ書いた曲をやっているのでしょうか。
井上 : デビュー当時は(菅原の)作曲力が圧倒的だったので、最近ようやくそうなってきた感じです。ただ、今回はちょっと趣旨が違っていて。僕は一度バンドを抜けて復帰したんですけど、自分が抜けていた時期でレコーディングに参加していない2枚のアルバム(『Evidence』『Dig Out』)があるんです。そこからの曲も今はライヴでやっていて人気もあるし今なら違う感じで録れるんじゃないかっていう話もあったので、ちょいベスト的な選曲で入っているんですよ。なので作曲でいうと今作は菅原が圧倒的に多いです。
菅原 : 曲によってアレンジも変わってますし、亮が弾いていなかった曲なのでアプローチも全然変わってますし。今のバンドの状態の音でこの辺の曲を録音したいというのもありました。
井上 : それと、2016年にリリースした『Marble -Recorded Live at Mandala Minami Aoyama-』というアルバムが、けっこう無茶な作り方をしてまして。1人3曲ずつ9曲作って、それを初披露でライヴ録音するというのをお客さんにもアナウンスしていて、「来た人には名前をクレジットするから来てね」っていうものだったんです。そこらへんくらいからバンドの音がしっかり固まってきているんだなっていうのが認識できたので、今作はベスト盤っぽい感じでできないかなっていうことで作りました。
──曲によってどの楽器がリードとかじゃなくて3人の演奏が混ざり合っている感じを受けるのですが、そういうアンサンブルってどうやってできていくんですか。
渡辺 : 全然、考えてないんですよ。「こうしよう」というよりは、曲に対してそれぞれが勝手に演奏する、みたいな感じなので。曲のコンセプトというよりは、それぞれの感覚でそれをぶつけるみたいな。それに対して、メンバーは何も言わないんですよ。
菅原 : 影響は受けるんですよ。例えば、むちゃくちゃドラムが叩きまくってたら、それに対するバランスというのがあるので。
渡辺 : もしかして、俺が気付いていないだけでこの2人が調整しているのかもしれないということですね。もしかしたらですけど(笑)。俺は全然考えないです。
井上 : だから僕らからすると良い刺激になりますよね。レコーディングとかで突然ぶっこんできますから。とんでもないぶっこみ方をしてきますから、リハとかプリプロとか意味ないんですよ。すごくひやひやしますからね。
渡辺 : クリックもないですし、みんなでバッと合わせてやるんですけど、最後の最後にぶっこみ系が急に思いついて、勝手に体が動いちゃうですよ。そこで崩れるとまた頭からやらなきゃいけなくなるんですけど、でもそれが好きなんですね。ぶっ壊れるのが。
──「Basquiat」は7拍子ですが、これはジェフ・ベックグループとかああいう感じの演奏ですよね。
菅原 : ああ~確かにそうですね。うちは7拍子の曲が異常に多くて。全員作っているんですけど、なぜか7拍子が好きなんですよ。ちょっと前のめりになるノリが。
渡辺 : ただ、変拍子っぽくない感じに聴かせたいというのはあるんです。ダンサンブルにしようという意識はないんですけど、7拍子でもお客さんが心地よくなってくれたらなというのはあるんですよね。
──「Basquiat」って画家のジャン=ミシェルバスキアのことだと思うんですけど、以前にも「Matisse」「Picasso」という曲がありますよね。
菅原 : そうです、全部7拍子なんです、画家シリーズは(笑)。全部僕が書いた曲なんですけど、「Picasso」は曲名が決まっていない状態でライヴでやっていたんですけど、お客さんに「なんかピカソの絵みたいだ」って言われて。それで「Picasso」ってつけたんです。それがデビューしてちゃんとしたMVを作った最初の曲だったので、一番認知度も高くてライヴでもしょっちゅうやっているんですけど、そろそろこれに代わる曲を作らないとなっていうことでライヴレコーディングのときに同じ7拍子で「Matisse」を作って。じゃあ今回は「Basquiat」にしようっていう、安直な感じです(笑)。
指標になるようなアルバムを作りたいなと
──『Epoch』というアルバム・タイトルはどんな意味でつけたんでしょうか。
菅原 : 新世紀とか画期的とか、エポックメイキングとかという意味なんですけど、自分たちの中で1回メンバーが脱退して再加入して再開して、3人に戻ってから何枚かCDも出したんですよね。最初はサウンドが固まってなかったんですけど、今は割と自分たちのやりたいことができるようになってきたなっていう実感がそれぞれにあって。じゃあここらで指標になるようなアルバムを作りたいなということでこのタイトルにしました。
──「Chant」はコーラスが入ってますけど、これは?
井上 : これは3人でやってます。敏さんがやるぞって言うので。
菅原 : これは僕のアイデアです。ブラジルとかのサウダージな感じを入れたかったんです。昔からやってみたかったんですけど、ちょっとRe-Trickじゃ無理だなって思ってたんですけど、歌がああいうものであれば別に上手く歌う必要もないし、と思ってやってみたんですけど、最初にテイクは下手すぎて「あ、ここまで下手だったんだ」って。
一同 : ははははは!
──この曲ってウッドベース使ってるんですか?
井上 : いや、全部エレベですよ。奏法でミュートすると若干音が潰れる感じになるので。エレベって音が伸びちゃうので、音を潰してエレベっぽい感じを殺すっていうのは何曲かやってますね。昔ウッドベースを使おうとしたことがあったんですけど使えなかったので諦めて、頑張ってエレベでそういうニュアンスを出してます。
──それぞれ自分の中での聴きどころを1曲ずつ挙げてもらえますか。
渡辺 : 僕は「Basquiat」ですね。さっきもダンサンブルっていう話が出ましたけど、けっこうこういう曲はこれまでにはなかったもので、なおかつ7拍子で、普通ならスウィングとか4ビートに行っちゃうんですけど、ずっと変わらずそういうノリで行くのは珍しくて。メロディとベースラインも新しい感じなので今までにないRe-Trickを感じてもらえるんじゃないかと思います。
井上 : バンドとしての一番の聴きどころは絶対「Black Flow」なんですけど、個人的に且つ新曲で言うと、ですね。ようやく“引き算ができた弾き方”ができたなっていう満足感はあり「Prelude」ます。俺いつも弾いちゃって音数が増えちゃうんですよ。この曲はレコーディングのときに絶対に音数を最小限にしようと決めてて、ようやくできてなって。一瞬レコーディングでも弾きたくなっちゃうんですよ、「ボーンボボーン」って。でもそういうの絶対やめようと思って。敏さんの曲なんですけど、だいぶ曲の雰囲気が活かせたかなって。メロディとかドラムとかを考えてベースを弾きすぎない方が良いなと思ってできたのがこの曲です。
菅原 : 僕も「Prelude」なんですよ。クラシックの和声が好きで、コード進行が大きく変わらないんですけど、中で移ろって行くものが最近は好きで。この曲はその辺が表現できたのと。全体的なスピード感もあって演奏も結構いいなと。単純なBPMの問題じゃなくて、プラスアルファのスピード感がこの曲はあるかなって。
ストレスがないです、このバンドは
──今回、2曲のMVが制作されていますが、まず「Cadence」について教えてください。これは大阪で撮影された映像とバンドの演奏が重なっている作品ですね。
井上 : これは新鮮でしたね。今までと違ってスタジオでしっかりと撮ったので。映像作家の滝本ハルオさんと制作させてもらったんですけど、映像専門の方とやるのも初めてだったんですよ。滝本さんは大阪在住で、こっちは関東に住んでいるので最初どんな人なのかもわからなくて。実際にお会いしたらすごく良い方だったんですけど、僕たちが行ったらすごく眠そうにしていて。「大丈夫かな?」って思って聞いたら、前の日にイベントで使っていてお客さんが帰った後に、スタジオの壁を1人で朝までかかって全部真っ白に塗っていたらしくて。
菅原 : そこで演奏を撮影して。滝本さんは黒い部分に別の映像をはめ込むというのが得意なスタイルらしくて、それで今日も着てる黒いスーツで来てって言われたんです。そこに魚とか街の映像をはめ込んで行ってこういう作品になりました。
──黒い部分に映像をはめ込むという手法は、もう1曲のMV「Black Flow」でも使われていますが、こちらはバンドではなくて、色んなアーティストのMVに出演しているモデルの下山はるかさんが出演していますね。
井上 : パッと見で一般の人にも伝わるポップなものを作りたいと話が出ていて。今までMVで女性に出てもらったものはないので、下山さんを推薦して頂いて出演してもらいました。「Cadence」と同じ人が映像を作っていると思えないほど、構図とか回し方がすごくポップだなって思いましたし、新鮮でしたね。「Black Flow」は狂暴で不気味な曲なんですけど、かわいい女の子が入るとより不気味さが増すんだなと(笑)。なんか、怖い感じになるよね?
菅原 : 確かに、女の子が入ると逆に怖い感じになるね。
渡辺 : 女の子がアンニュイな雰囲気もありそうな感じで余計怖いのかも(笑)。
菅原 : 小物とかもちょっと怖い感じだし。悪魔感がすごい。
渡辺 : さっきから良いこと全然言ってないじゃないですか。“怖い”しか言ってない(笑)。
──同 : (笑)。
菅原 : いや、そういう曲だからね。それがより強調されて良いということです(笑)。
──ハイレゾ配信を踏まえた上で、どんなところを聴いてほしいですか。
菅原 : 割と大味なバンドだと思われがちなんですけど(笑)。さっき話したように曲の作り方においてコード進行の微妙な内省の移ろいの部分、アンサンブルというのは繊細な部分を持っていて。シンバルの音がすごく綺麗だったり、ベースのミュートにしてもそうなんですけど、そういうところが細かく伝わる状態で聴いてみたいというのはすごくあって。絶対無理なんですけど、「自分たちの演奏を自分たちで観てみたい」というのが3人共通で思っていることで。それに一番近いのがハイレゾ配信なのかなという気がします。
──ちなみに今回のレコーディングで録り方とか音作りのこだわりとか、新たに試みたことってありましたか?
井上 : それが残念ながら、ないんですよ(笑)。
一同 : ははははは!
渡辺 : なんでもそうなんですけど、「レコーディング頑張るぞ!」というよりは、「休憩でご飯一緒に食べるの楽しみだなあ」みたいな感じなんですよ、いつも。ライヴにしても。
──ものすごい自然体ですね(笑)。ライヴで緊張することってないんですか。
渡辺 : う~ん、するときもあるけど……。
井上 : ほとんどないよね。
菅原 : そうですね。
渡辺 : だから……ミュージシャンじゃないのかもしれないですね(笑)。カッコよく言うと生活の一部というか。
菅原 : 普段の生活の中で空き時間ができたから音楽をやってる、というのに近い感じかもしれないですね。ストレスがないですからね。
渡辺 : うん、ないですね。ストレスがないです、このバンドは。
PROFILE
Re-Trick
菅原 敏(p,key)、渡辺雅之(ds)、井上亮(b)
2005年結成、関東在住の”Aggressive Jazz Trio”。
東京のストリートライヴと都内ライヴハウスを中心に活動し、自主制作のCDがストリートライヴ会場だけで3000枚を超すセールスを記録。 デビューアルバム『Colors of Agenda』が2008年タワーレコードジャズ部門日本人2位、ジャズ総合5位というセンセーショナルなセールスを記録。”恐るべき才能を持った新人”と評価を受け、一躍JAZZ界の寵児となり全国11か所に及ぶツアーを敢行。また、JZ Brat、Motion Blue yokohamaなどの首都圏大型ライヴハウスへの出演や有名ミュージシャンとの共演が急増。 クラブ、ラテン・ジャズ等の音楽を貪欲に取り入れ、彼らのアグレッシヴなアコースティックサウンドは常に進化を続ける。
2009年10月7日、3rdアルバム「EVIDENCE」をリリース。 発売早々タワー・レコードJAZZウィークリーチャート2位となり、勢いは止まる事なく2012年10月Sony Music Distribution(Japan)Inc.より5thアルバム『re:retrick』をリリース。
2014年3月、前作から二年振りの6thアルバム『fauvic』がAmazonの予約数で J-JAZZ部門ランク1位、billboadJAPANのチャートを賑わせた。
インストゥルメンタルな演奏にこだわりつつ、ボーカリストともコラボレーションするRe-Trickは、常に柔軟かつ自由な発想で、自身に対する挑戦と音楽の追求を忘れない。
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