10年目のDrop's、いまだから立つ“Tiny Ground”──伝統ロックンロールだけでない新要素を詰め込んだ新作

中野ミホの圧倒的な歌声と、ブルージーなロックンロール・サウンドで、独自の存在感を示してきたロック・バンド、Drop'sも今年で結成10周年。そんな記念すべき2019年に、石川ミナ子加入後初のフル・アルバム『Tiny Ground』をリリースした。「いまの4人で、やったことないことやりたい」と制作された今作は、これまでのサウンドにジャズやソウルなども取り込んだ、バンドの進化と勢いがバッチリと感じられる意欲作になった。リリースから約1ヶ月経ったいま、ソングライターの中野ミホはこの作品をどのように感じているのか。改めて話を訊いた。
約3年半ぶり、新体制初のフル・アルバム
INTERVIEW : 中野ミホ
約3年半ぶり、Drop'sが4人ではじめて作り上げた5thフル・アルバム『Tiny Ground』。札幌から東京へと拠点を移して以降の日々を歌った曲たちは、ときに楽しく、力強く、ときに寂し気にノスタルジックに、誰もが内に秘めている思いと重ね合わせることができる、心情と音が結びついた傑作だ。今回の中野ミホ(Vo.Gt)へのインタヴューは、アルバムが発売されて2週間ほど経過した頃に行ったもの。満を持して世に放った作品の反響について、中野自身はどう感じているのだろうか。10年目のDrop's、中野ミホがいま立っている “Tiny Ground”を感じて欲しい。
インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 鹿糠直紀
新しいことをやりたい!
──2018年12月からミニ・アルバム『organ』と『trumpet』の2作を立て続けにリリースするなど、この1年間でコンスタントに作品を発表していますね。『organ』を作ってる時点で、すでに10周年の締めくくりとしてフル・アルバムを作ることも見据えて活動していたのでしょうか。
そうですね。ミニ・アルバム2枚を出す時点で、フル・アルバムを出すことは決まってました。
──『Tiny Ground』がリリースされて少し時間が経ちましたけど、ネットで反響を見たりしました?
ああ〜、しましたね。でも、今回は結構「新しいことをやりたい!」と思って作ったので、いままで聴いてくれていた人たちの中に「ええっ変わっちゃった」みたいな声があったりもするんですよ。でもそれはまったく気にしていないというか(笑)。
──むしろ、そう受け止めてもらえてよかった?
はい、そうですね。聴いてもらっていること自体が、すごくありがたいので。なんでもこい、という感じです。
──中野さんって、エゴサーチするんですか?
正直、します。「見てますよ!」っていう感じです(笑)。
──ファンのみなさんも見てほしいと思っているのではないかと(笑)。新たなチャレンジをダイレクトに受け止めてくれている人が多そうですね。
すごく良いって言ってくださってる人が多い印象なので、やったなっていう気持ちです。
──発売から時間が経って気が付いたことってありますか。客観的に見て感じる部分というか。
自分としてはまったく新しく、ゼロからいまの4人のメンバーで作ったという気持ちだったんですけど、先日お話した方に、「いままで書いてきた曲の良いところも、このアルバムの中に良いバランスで入ってる」ということを言ってもらって。たしかに、それがなかったら今回の作品はできなかったなっていうのは、時間が経って新たに思ったことですね。
──そういう意味で言うと、今回も中野さんのルーツの1人である多保孝一さんがプロデュースしていますけど、ルーツにある人が新しい要素を運んできてくれているというのがおもしろいですね。
多保さんと一緒に制作したときに新たに発見したこととか、教えてもらったことは、他の曲にもすごく反映されたりしています。メンバーもいっぱい刺激を受けたので、そこはかなり大きいですね。
──多保さんとは、音楽ファンとしてSuperflyの話を聞いたりしました?
はい、多保さんのスタジオにお邪魔したときに、その時代のデモ音源を聴かせてもらったりして。「ああっ本物だ」って思いました(笑)。

──その多保さんが、今回新たに2曲をプロデュースしていますね。“Lost in Construction”には新境地を感じます。
これはもともとあった曲で、構成とかもこの感じだったんです。ただ音の面でもう少しエッヂの効いたバキバキした音にしたいなと思っていて。そういう漠然としたイメージはあったんですけど、そのやり方がわからなくて。それで多保さんにいろいろと相談して、主に音作りを手伝ってもらいました。
──ジャジーな展開になる部分も、もともとあったわけですね。
そうです、そこももともとありました。
──中野さんが曲を書いたときは、どんな発想だったんですか。
ここ何年間か、すごくジャズが好きで。ドラムのミナ子さんもジャズ・ドラムを勉強していたりしていたので、それを取り入れたいなと思っていたんです。キング・クルーにすごくハマっていた時期があって、彼の曲で途中でジャズっぽくなるライヴ映像があって、こういう風にできないかなと思って、こういう展開にしたんです。
自分の素直な生活の中のことを
──“Lost in Construction”から“Cinderella”へ続くあたりは、とくにリズムのおもしろさを感じます。どちらも生ドラムですよね?
そうです、生で叩いたドラムを、加工して仕上げてます。作ったときは、そのままいままでの音作りでやっていたんですけど、結構ガラッと変わりましたね。構成は大きく変わってはいないですけど。
──“Lost in Construction”は、まさに中野さんが好きな夜の散歩から出来てるんだろうなって。
ははははは(笑)。そうですね。本当にフラフラと目的もなく、夜の街を歩いてる感じですね。前半の歌詞は、新宿の思い出横丁のイメージです。夜にその辺を通っている時期があって。ああいう「ワ〜ッ」ってしてる飲み屋さんから、急に「ポンッ」って出たときって、「シュッ」ってなるじゃないですか?
──(笑)。
そこからまたみんな、別の場所に行くというか。そういう都会っぽい感じを書きました。それと、とにかく東京は工事が多いなと思って(笑)。
──年がら年中、工事してますもんね。
だから、最初は「工事中」っていう仮タイトルでずっとやってました。
──そのまんまだったんですね(笑)。曲の中に、「東京」(“Lost in Construction”、“アイラブユー”)とか「甲州街道」(“Tシャツと涙”)という言葉が出てきますよね。上京してから東京を描くことが多くなりましたか。
そうですね。本当にほとんど全部、上京してからいままでの曲だから、東京の景色がやっぱり多いですね。
──本当に、ご自分の生活している世界がそのまま歌になるんですね。
はい、それしかできないというか(笑)。
──想像して主人公を立てて、架空の物語で曲を作るっていうことはしないですか?
そうやろうとしてみたり、やってみたこともあるんですけど、やっぱり自分の素直な生活の中のことを書く方が良いなと思ったんです。
──札幌にいた頃に感じていた東京と、上京してからの東京って、中野さんの中で変わりました?
変わりました。札幌にいた頃は、家が札幌にあるから東京では自分でお金を稼いで生活しなくていいわけじゃないですか? だから東京は楽しい場所というか、いろんな街があっていろんなところがあって、まだまだ知らないところがいっぱいあって、まぶしいなあって思ってたんです。でも上京して家がそこにあって生活するとなると、やっぱり楽しいことばかりじゃないし、毎日やらなきゃいけないこともあるし、しんどいなって思うのこともあって。もちろん楽しいこともありますけど(笑)。それは結構変わりましたね。
──逆に、札幌への思いも変わったんじゃないですか。
それが、1番変わったんじゃないかと思います。家族とか、北海道が本当に好きだなって、改めて思うようになりましたね。

やっぱり時間って経ってるんだなあ
──“EAST 70”は、地元の友だちのことを書いたそうですね。この曲を入れたのは、バンド結成10年ということとも関係あるのでしょうか。
いや、とくにそういうことは考えてなかったです。ただ、いままで札幌に住んでいて、この曲で書いてる場所には行こうと思えば行ける環境だったんですけど、ふと、このタイミングで考えてみると、結構遠い場所というか、戻れない場所のように感じて。そう思った自分の目で書いてみようと思った曲です。
──「戻れない」という感覚ってあるんですね。
いままで、地続きでここまで来たように感じるけど、やっぱり時間って経ってるんだなあって。その当時に聴いた音楽や見たものって、いまでもすごく残っているんですよ。でも、いま新たにその時代に聴いてたものほど感動することだったり、そこまでの衝撃を受けることだったりってあんまりなくなってるなと思っていて。そのときの自分の世界がまだ狭かったというのも、もちろんあるんですけど。そのときに感じたこととか、友だちとの会話とか、すごく大事だったなって思います。
──でもその分、前に進んでいるという思いもあるのでは。
そうですね。そのときの友だちも、高校を卒業して学校に行って就職して、それぞれ違うことをしていて。会社で働いていたらそれはそれですごく大変だし。そういうことをしみじみと感じますね(笑)。“EAST 70”に出てくる友だちは、いまでも会ったり話したりする仲で。そのときの“何でも楽しい感じ”はもちろん変わってないけど、やっぱり考え方とか周りの環境によってちょっとずつみんな変わっていくし、高校時代とまったく同じではないなというのは、感じます。
──お友だちと接しているときに、ご自分の変化を感じることなんかはありますか。
東京と北海道って、時間の流れが本当に違っていて。慌ただしいことにどんどん慣れていっているなという気はします。北海道にいたときは、静かな時間の中で自分がモノを考える隙間みたいなものは、すごくあったんですけど、それがいまは慌ただしくて人とか時間の流れに流されそうになってしまっているということは、地元の友だちと会うと思ったりはします。
──まさに、“アイラブユー”に出てくる〈とまらない流れに押され ため息も 居場所がない〉という感じでしょうか。これは良い歌詞だなって思いました。
ありがとうございます。悩んだり、いろいろ考えたりする時間があるということは、すごく贅沢というか、もっと自分のことをいっぱい考えてたかもしれないなって思います。
──“アイラブユー”はすごく心に沁みる良い曲ですね。MVも素敵な感じで。めちゃめちゃ良い笑顔で映ってますよね。
あはははは(笑)。あのMVは、東放学園映画専門学校の生徒さんと一緒に作ったんです。曲のイメージでああいうレトロなセットを作ってくださって。すごく楽しかったです。
──『ロックンロール・サーカス』みたいなイメージでしょうか。
ああ〜、そうですね。
──“アイラブユー”も、多保さんのプロデュース曲ですけど、一緒に書いた曲なんですか。
これは単独で書いた曲です。東京に出てきてすぐのときに作って、もっとコードが少なくてシンプルな曲だったんです。結構長いんですけど、メリハリがないなと思って、上手くまとめる方法を考えていたので、多保さんに手伝っていただくことにしたんです。最初に聴いてもらったときに「コードをもうちょっと工夫してみたらどうか」って提案していただいて、後期のビートルズみたいなクラシカルな匂いのする曲に変わって行きました。音作りも、ちょっと遊んでみたというか、「ビートルズ、ビートルズしてみたらどうだろう?」って、多保さんが言ってくださって(笑)。こうなりました。
──鍵盤の音がすごくそういう聴こえ方に繋がってると思いますけど、あれって、メロトロンを使ってるんですか?
そうです、メロトロンです。あと、ギターも逆再生を入れたりしています。
──曲調はぜんぜん違いますけど、歌の内容的に、なんとなく“毎日がラブソング”の姉妹曲みたいな感じを受けました。
ああ、たしかに、“アイラブユー”があっての“毎日がラブソング”という感じかもしれないですね。“アイラブユー”はどちらかというと、個人的な自分の生活っていう感じですけど、“毎日がラブソング”はそこから一歩出た感じというか。外に出て行くというイメージですかね。
──中野さんの中で、“外に出て行く”というイメージは、ここ何年かで変わってきましたか。
そうですね。ポップなものって、すごく力があると思うし、良いものはずっと残っていくなと思いました。自分の感情はもちろん大事ですけど、スッと誰の耳にも入ってきて感じることって大事だと思ったので。多保さんとの制作ではそういう部分をすごく気にしていましたし、歌詞に関してだったら譜割とか母音・子音とかメロディもそうですし、細かく詰めていかにポップにするかということは考えましたね。
──いかに多くの人の耳に届くかということをより考えたのが、多保さんとのコラボで大きく変わったことなんですね。
やっぱり、多くの人に聴いてもらいたいという気持ちが1番大きいので。それに、“毎日がラブソング”はライヴでもみんなでハンドクラップできて盛り上がるので、楽しいですね。
この3人のオンナたちが一緒にやってくれるわけですから(笑)
──“Blue”“Little Sign”は、その反対というか、より内省的な印象を受けます。とくに“Blue”は極端に音数が少ないですね。
もともとこの曲は、8ビートでライヴでもやっていたんですけど、それじゃあいままでとあんまり変わらないんじゃないかっていう話になって。さっきも名前を出しましたけど、キング・クルーとかみたいな、ロックンロールとかじゃない部分で1人で浸れる音楽がすごく好きで。たとえばこういう曲をDrop'sでやったらどうなるんだろう? と思って、ダメもとでデモを作って、「水の中にいるみたいなフワ〜ッとした感じにするのはどうだろう?」ってみんなに聴かせたんです。そうしたらやってみようということになって、辿り着きました。
──それで、ドラムはブラシを使ったりというアプローチになったということですか。
そうです。いままで、ずっと足し算でやっていたというか。音も大きいし、埋めていく感じだったんですけど、極端に音を少なくして引き算でやってみたいというのが、ずっと自分の中にあったので。それは上手く行ったと思います。
──“Little Sign”はアコースティック・ギターで弾き語りをしている中野さんをそのまま出している感じですね。
これは、1番やってて気持ちが良い感じの曲で。あんまり高くない歌の音域とか、ギターの鳴らしている感じとか、すごく気持ち良いところにいますね。

──自分の出せる目一杯の音域を出すときと、あえて抑え気味にするときがあるんじゃないかなと思うんですけど、ヴォーカルってどういう風に考えてやっているんですか?
いままでは、そういうことをあんまり考えられてなくて(笑)。“Little Sign”は最初に作ったときよりちょっとキーを下げたのかな? 良い感じで力が抜けていて。あんまり力が入ってないことをやりたいと思っていたので。すごく良いなと思ってます。
──“アイラブユー”でも、あえて声を張らずに歌うようにしたのかなと思ったんですけど。
ああ〜なるほど。ファルセットをいままで使ってこなかったんですけど、メンバーのみんな的にはぜんぜんこだわってないというか、「使ってみればいいじゃん」って言うので、じゃあやってみようかなってやりました(笑)。前は、声を張って歌った方がいいんじゃないかって思っていたので。
──そういう、引き算とか抑え気味に歌うというのは、狙ってやってるわけじゃなくて自然に音楽を作れるようになったという感じなんですかね。
自分は基本的に静かな音楽しかあんまり聴かなくて。それと自分がやる音楽は別物として考えてたところがあるんですけど、別に「これはダメ」とかいうことってぜんぜんないなと思ったので。もちろん、ガーッといく音楽はガーッといきたいんですけど、歳もこのぐらいになってきたので(笑)。
──まだぜんぜん若いですけど(笑)。
いやいや(笑)。バンドも10年経つので、ちょっと落ち着いてみるのもいいなと。その方が自然だなって。本当に、自然にやりました。
──だから、アルバムの1曲目が、激しい曲とかアップ・テンポな曲じゃなくて、“Tシャツと涙”のようなゆったりした曲ではじまっているんでしょうか。
“Tシャツと涙”は唯一、ストレートなままでいきたいっていうのがずっとあって。とくにアレンジをいろいろこねくり回さずに、自分がグッとくるポイントを大事にして、「そのままがイイ」って激しく主張して作りました(笑)。
──得意な三拍子の曲ですね。
そうですね、気が付けば(笑)。なんか三拍子が気持ち良いみたいで、多くなっちゃいますね。
──対照的に激しいロック・チューン“マイハート”でアルバムは終わりますが、〈となりのあの子の芝の 青さに勝手にうろたえてる〉という歌詞がありますね。同世代のアーティストを見てそう思ったりすることがあるわけですか。
正直、思うときもあります。普通に生活していて、そう思います。
──隣の芝生は青く見えるというのは、ミュージシャンに限らず誰もが思う気持ちだと思うんですけど、それを〈勝手にうろたえてる〉って書けるところがカッコいいなって。
あはははは(笑)。ありがとうございます。でも本当に、そういうのって勝手じゃないですか? その人が偶然すごく美人でとか明るくてとかなのに、自分がそれを勝手に「いいなあ」みたいになってるだけなんですけど(笑)。そういうことってあるなあっていう曲です。
──そういう気分を、音楽にして発散できるというのは、ミュージシャンの特権かもしれないですね。
そうですね、それをこの3人のオンナたちが一緒にやってくれるわけですから(笑)。すごくありがたいし、強いと思います。
──この11曲に『Tiny Ground』というタイトルを付けた理由を教えてもらえますか。
今回は、4人で作ったはじめてのフル・アルバムなので、1枚目ぐらいの気持ちで作りました。東京に出来てからいままでの曲がほぼ全部で、“アイラブユー”で歌っているみたいに、たくさんの人がいて自分はちっぽけだなって思うんです。だけど、その中でも自分の土台、地面、温かい土みたいなものが、小さくてもちゃんとここにあるよっていう気持ちを、Tiny(小さな)とGround(地面)という反対の意味みたいな言葉をギュッと合わせて、このタイトルにしました。
──10年前にバンドを組んだばかりの中野さんが、このアルバムを聴いたら、なんて言うと思いますか?
うわ〜なんて言うんだろう。そうですね……。「そんなことも歌えるようになったんだ」って言ってくれる気がします。
──10年後も歌を歌っていて欲しいなと思います。
はい、歌っていたいなと思います。
編集 : 鈴木雄希
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過去の特集ページ
LIVE SCHEDULE
Drop's 10th Anniversary ONE MAN TOUR 2019『Tiny Ground』
2019年10月23日(水)@愛知 名古屋CLUB UPSET
時間 : OPEN 19:00 / START 19:30
2019年10月25日(金)香川 高松TOONICE
時間 : OPEN 18:30 / START19:00
2019年10月26日(土)広島 広島セカンドクラッチ
時間 : OPEN 16:30 / START 17:00
2019年10月28日(月)福岡 福岡graf
時間 : OPEN 18:30 / START 19:00
2019年11月1日(金)宮城 仙台enn3rd
時間 : OPEN 18:30 / START 19:00
2019年11月4日(月・祝)北海道 札幌KRAPS HALL
時間 : OPEN 16:30 / START 17:00
2019年11月12日(火)大阪 心斎橋JANUS
時間 : OPEN 19:00 / START 19:30
2019年11月15日(金)東京 渋谷CLUB QUATTRO
時間 : OPEN 18:30 / START 19:30
【詳しいライヴ情報はこちら】
http://drops-official.com/schedule/
PROFILE
Drop's

2009年北海道・札幌にて同じ高校の軽音楽部で出会った中野・荒谷・小田らによりDrop'sを結成。
中野ミホ(Vo)の圧倒的ヴォーカルを基軸にしたブルージーなサウンドが醸す強烈なインパクトと時代に決して媚びない独特な存在感は結成当時より話題に。
2013年メジャーデビュー。デビュー以来4枚のフル・アルバムと2枚のミニ・アルバムなどをリリース。直木賞作家の小池真理子の半自叙伝的文学作品としても高い評価を得た映画『無伴奏』や性暴力について描かれた問題作、映画『月光』などで主題歌として起用される他、最近ではJR東日本「行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび」といったCMでもVo.中野ミホが歌起用されるなど、これまでのライヴ・バンドとしての活動に留まらずアーティストとしての幅を広げていく。
2017年、活動拠点を地元・札幌から東京に移すと同時に新ドラマー石川ミナ子が新たに合流。新生Drop'sとして活動が始まる。
2018年12月、新生Drop'sとしては初めてとなる約2年半ぶりのスタジオ・レコーディング・ミニ・アルバム『organ』が完成。Drop'sあこがれの作曲家・多保孝一氏と中野ミホの初共作となったリード曲“Cinderella"ではこれまであまり見られなかったダンサブルなリズムや印象的なリフを取り入れバンドは新たなステージへ。
2019年3月にはミニ・アルバム『organ』とは姉妹作品となるミニ・アルバム『trumpet』のリリースも発表! バンド結成10周年! 進化を遂げたDrop'sサウンドはもう鳴り止まない!
【公式HP】
http://drops-official.com/
【公式ツイッター】
https://twitter.com/Drops_official