【神宿×OTOTOY 第4回】羽島みき「どの子が神宿に加わるのかドキドキもあるし、緊張もある」

K=KAWAII(可愛い!) M=MAX(全力!) Y=YELL(応援!) D=DREAM(夢!)をコンセプトに、最近ではYouTuberのプロダクション〈UUUM〉に加入するなど、独自の活動を広げる原宿発のアイドル・ユニット、神宿。2019年1月13日をもってメンバーの関口なほが“勇退”、4月29日に豊洲PITにて開催される〈LIVE DAM STADIUM presents 神が宿る場所〜ここが私の生きる場所〜〉で新メンバーの発表を予定するなど、いままさにグループとして新たなスタートを切りはじめる彼女たち。
この豊洲PITでのグループ史上最大キャパのワンマン・ライヴに向けて、神宿×OTOTOYのコラボ連載〈神宿 road to success!!!〉がスタート! 第4回目となる今回は、神宿最年長でリーダーを務める黄色担当、羽島みきが登場です。頼りないと言われながらもリーダーとしてマイペースに神宿をまとめてきた彼女。今回も彼女の半生、これまでの神宿の活動を振り返りつつ、彼女のキャラクターに迫ります。
グループ史上最大キャパのワンマン・ライヴで関口なほの「緑」を継承する新メンバー発表!!
〈LIVE DAM STADIUM presents 神が宿る場所〜ここが私の生きる場所〜〉
2019年4月29日(月 / 祝)@豊洲PIT
時間 : 開場 16:00 / 開演 17:00
チケット : スタンディング ¥4,800
【チケットのご購入はこちらから】
e+ : https://eplus.jp/kmyd
Yahoo! チケット : http://r.y-tickets.jp/kmyd1901
LINEチケット : https://ticket.line.me/sp/kmyd
ローチケ : https://l-tike.com/kamiyado
「はじまりの合図」羽島みきver.をフリー配信開始!
ページ公開に合わせて、新メンバー・オーディションのテーマ曲である新曲「はじまりの合図」の羽島みきver.を無料で配信開始! この機会にダウンロードをお忘れなく!
※無料配信期間は2019年3月30日(土)12:00から4月6日(土)11:59までとなっております。
INTERVIEW : 羽島みき

羽島めいにインタヴューをしたとき、「神宿を嵐さんに例えるとしたら、姉(羽島みき)は大野(智)さんっぽい」と言ってて、すごく腑に落ちた。パッと見はしっかりしてそうなんだけど、どこか抜けている。話してみるとずっと和かなんだけど、常に平熱な感じで、ものすごくテンションが上がることもなければ、ものすごく落ちることもない。嵐の大野智氏のように、なんか掴めそうで掴めないキャラクターだ。そんな彼女を知るため、今回も生い立ちから現在の心境、ラストは謎のテストまでいろいろと仕掛けてみた。
インタヴュー&文 : 真貝聡
インタヴュー写真 : 大橋祐希
専門学校に入学が決まると同時に神宿も決まりました
──去年の11月に自動車免許を取ったそうで。
みき : ああ、そうなんです。
──一発で合格したんですよね。
みき : 一発で合格しましたぁ。
──筆記も実技も一発?
みき : 第一段階、第二段階ってあるじゃないですか? あの試験は3回くらい受けてて。当日の試験は一発合格でした。

──いやいやスゴイですよ。僕なんて実技のときに道がぜんぜんわからなかったですから。
みき : だけど第二段階では実技の最後にミラーを電柱にぶつけちゃって、試験その場で不合格に…… っていうのがいちばん印象に残ってます。というかショックでした、ハハハハハ。
──ちなみに車以外は何か免許を持ってます?
みき : 去年の3月に医療系の国家資格を取りました。
──えっ! すごい!!
みき : お母さんが看護師の資格を持っているんですけど、「とりあえず大学へ4年通うよりも2、3年で資格を取った方がいまの時代は働ける」みたいに言われてて(笑)。たしかに大学へ行っても、なにをしたいとかなかったし、私も資格は取りたいと思っていたので。それで専門学校に入学が決まると同時に神宿も決まりました。で、9月に専門が受かって、神宿も9月から始まったので本当に同時でしたね。
──両立は大変じゃなかったですか。
みき : 専門1年生くらいまでは大丈夫だったんですけど、2年生の秋から実際に現場に出て働く実習があったんですよ。それがはじまってから大変でした。
──じゃあ、みきさんが一般の患者さんに施術をして。
みき : そうですね。
──それはファンの人にバレず?
みき : ぜんぜん大丈夫でした。「どんな学校に通ってるの?」と聞かれても、「医療系の専門に通ってます」以外に言ってなかったので。
──じゃあ、変な騒ぎもなく無事に卒業できて良かったですね。
みき : そうですね。自分は頭がバカなので…… 毎回試験は再試でしたけど。ハハハハハ、毎月再試みたいな。
──いやいや、テストそのものが難しいんですよ。
みき : 国試ギリギリまで合格ラインまで行かなかったんですけど、必死にやってなんとか受かりました。

──さらに遡ると、学生生活はどんな感じだったんですか。
みき : お父さんが転勤の多いお仕事をしてるから、引越しがめちゃくちゃ多くて。小学校も2年通ったら次の場所へ移る感じで、転々としてましたね。
──ガチガチの転勤族だ。
みき : 幼稚園あがるときに千葉へ移って、そこから転々としてました。
──小学校時代に転校を何度もするって大変じゃないですか。「はじめまして」と「さよなら」の繰り返しで。
みき : そうですね。しかも小学生なんて、誰も携帯を持ってないじゃないですか。「ずっと友達でいようね」と言っても結局連絡を取れないから、転校した時点で友達が終わっちゃう感じでした。
──何度も転校を経験してる人って、初対面の人とも仲良くなる処世術を身につけてるのかなと勝手に思ったんですけど。
みき : いや、むしろ私は友達ができなかった。小学5年生までは明るいというか、元気だったのでいろんな子と仲良くなれたんですけど。6年生でまた引っ越すことになって。
──うわぁ、いちばん良い時期に。
みき : さすがに同じ学校で6年も過ごしてきた友達の中へ、私がピョンと入るのはなかなか難しくて。
──そうですよね。それじゃあ卒業式も泣けなかったんじゃ。
みき : 本当に泣けなかった! むしろ「早く終わらないかな」と思ってました。だってぜんぜん思い出もないんで(笑)。
──卒業式って、みんなで「楽しかったぁ、修学旅行ぉぉ!」と読み上げる謎の儀式がありますけど。
みき : そうそう。私だけ「みんなどこ行ったんだろう」と思いつつ。そんな小学校時代でした。
リーダーじゃなくて、他のメンバーでも良いじゃんと思って
──その後、中学生になって。中学は同じ学校に3年間通えたんですか?
みき : そうなんですけど、友達はできなかったですね。結局、同じ小学校に通っていた人たちが中学にあがるみたいな感じだったので友達は作れず。私は教室でずっと携帯小説を読んでました。
──部活は?
みき : 部活は美術部に入ってました。というのも、5歳からバレエをやっていたので土日は参加できないんですよ。美術部は平日だけの活動だったので、何も入らないよりは何か入部しようと思って選びました。
──疎くて恐縮なんですけど、美術部っていつもなにをしてるんですか。
みき : 自由に絵を描いたりして、すごくゆるい感じでしたね。だけど夏休みになると、ポスターを描く宿題があるじゃないですか。あれを部活みたいな感じでやってたので、家でやらなくても良いから楽だと思ってました。部活をしながら宿題が終わるなぁって。
──美術部に所属しつつ、一方で土日はずっとバレエに通っていたわけですけど。そこまで熱心に習っていたということは、バレエはいろんなコンクールにも挑戦されて?
みき : そういうのは嫌いだったんです。別にそんな上手くないし、発表会に出られるだけで満足でした。だから発表会のために頑張る感じで。

──そもそも人前に立って何か表現することは好きでした?
みき : 好きでした。幼稚園の頃はミニモニ。が大好きで、遊ぶ時間になったらCDを流して友達と踊ってました。
──じゃあアイドルの原点はそこだったと。
みき : 幼稚園の頃、将来の夢はアイドルって書いてましたね。
──それが本当に叶っているからすごいですよね。
みき : ん〜、ずっと芸能界への憧れはあったので、いつかお仕事をしてみたいと思ってました。…… だけど私はオーディションがすごく苦手で。もっと言えば、人前でお話しするのがすごく苦手だったので自分から行動してなくて。同じ夢を持った人が横に並ばされて、自分をアピールするなんて私には絶対無理だと思ってました。だから芸能界は、本当にただ憧れてただけで。
──そんな矢先、神宿に誘われるという思わぬ転機が舞い込んできて。
みき : ある日、お母さん、妹のめいと原宿へ行くことになったんです。いざ原宿に着いたら、めいがいろんな人にスカウトされてて。私はうんざりしてたんですよ。自分はスルーされて、妹ばっかり声をかけられてる。しかも、いちいち話を聞いていたらぜんぜん先へ進めないじゃないですか。それも面倒くさいなと思ってて(笑)。「じゃあ、次は渋谷へ行こうか」と駅へ向かおうとしたら、プロデューサーの北川(敦司)さんに声をかけられました。
──内心は「キター!」って感じじゃないですか。
みき : 最初は妹に声をかけていたんですよ。それで私に気づいて「あ、お姉さんですか? ふたりにお話しがあるんですけど」って。原宿のスカウトマンって、やっぱり警戒しちゃうじゃないですか。だけど北川さんは違うなと思いました。で、話をしていくうちに芸能界への憧れもどんどん湧き上がってきて、その場で「やります」と言って。それが高校3年生の夏でした。
──メンバーとはじめて会ったときのことは覚えてます?
みき : 顔合わせをするために、渋谷駅のハチ公前に集められたんですよ。いざ行ってみたら、緑の電車の前に(小山)ひながお母さんと一緒にいて。「あの子、可愛い!」と思ったんです。明らかに一般人じゃないからあの子もメンバーかなと思ったら、やっぱりそうで。一ノ瀬(みか)は、猫の洋服を着てたのは覚えてます。(関口)なほは静かだったので、あんまり印象が薄くて(笑)。

──なるほど。そして最初のステージは2014年の六本木Bee-Hiveでしたね。
みき : バレエの発表会がかぶってて、みんながビラ配りをしているのに私は参加できなかったんですよ。リーダーなのに申し訳ないなという気持ちがずっとありました。だから本番では迷惑をかけた分、取り返そうと必死でした。実際にステージに立ったときは、お客さんの数が想像以上で。来てくださった方にも感謝だし、メンバーがビラ配りをしてくれたおかげだなと思ってます。
──デビュー・ライヴから怒涛の活動が始まりましたけど、バレエはいつまでやっていたんですか。
みき : その発表会を最後に辞めましたね。平日にも神宿のお仕事が入るようになったので、これは通えないなって。
──すぐ神宿の活動に専念したと。結成した最初の頃、インタヴューの仕事はどうでした?
みき : いちばん苦手なお仕事でした。いまでも苦手で…… うちは一ノ瀬とか他のメンバーがすごい喋ってくれるので、ついつい任せちゃう(笑)。私に話を振られても「えっとぉ……」って、焦っちゃってました。
──特に結成したての頃は「リーダーのみきさんに最後締めてもらって」とか。
みき : そうそう。それが多くて嫌でした。リーダーじゃなくて、他のメンバーでも良いじゃんと思ってて(笑)。だけどステージに関しては、いろんな場所で歌わせてもらったのでちょっと余裕が出てきて。いまでは自分の気持ちを素直に言えるようになりました。
──学生時代の自分がいまの姿を見たら、どう思うんでしょうね。
みき : ようやってるなぁって、フフフフ。
──誰よりも同級生が驚いてるでしょうね。
みき : たしかに。「すごい歌ってるし、すごい喋ってるよ」って思われてるかもしれない。だけど、専門学校でちゃんとした友達ができたんですよ。その子達はいまでも遊んだり、ライヴも観に来てくれてて。ようやく友達に巡り合えました。
──専門の友達は、最初からみきさんがアイドル活動をしていることを知っていたんですか。
みき : ぜんぜん知らなくて、私から話をしました。そしたら「ええ、すごい! 絶対に観に行く」って、ずっと応援してくれてます。
──神宿のメンバーとも遊びに行くことはあります?
みき : いつも仕事で会うし、そこで話すことが遊びだったりするのでプライベートであんまりないですかね。
──ああ、改まって会うのもね。個人の活動をチェックしたりは?
みき : Twitterで情報が流れてくるので、そこで知ることはあります。だけど細かくチェックしているかと言われたら…… (笑)。
──ちなみに、みきさんが「この人のツイートはおもしろいな」と思う人っています?
みき : 佐藤ノアちゃんはおもしろいなって思います。1時間に3回くらいツイートしてて、ひたすらツイートをしてるのがおもしろいなって(笑)。前にライヴで一緒になったことがあって、そこからお友達になったんですけど。ノアちゃんとはじめて遊びに行ったときに「みきちゃんはもっとツイートした方がいい」って。
──そうですよ、ブログも書いてないし!
みき : SNSとかブログは本当に苦手で。いつも「おはみーにゃん」しかツイートしてなくて、ノアちゃんもそれを知っていたみたいで「おはみーにゃん以外に写真を載せたり、なんでもいいからツイートして」と言われました。それを聞いてから私も頑張るようにはしているんですけど、結局なにをツイートしていいかわからなくて。「お腹すいた」とツイートしても、「ご飯食べればいいじゃん」と思っちゃうんですよ。わざわざツイートする意味を考えたら、難しいなって。
──たしかに「眠い」というツイートを見ても、「寝れば良いじゃん」って話ですからね。
みき : だからといって、いつも家にいるから「〇〇に行きました」という報告もないんですよ。インスタもやってますけど、インスタ映えするような場所にもいかないし、行動にも起こさないし。そうすると何を発信すれば良いのかわからないまま、終わっちゃいますね(笑)。
──この掴めそうで掴めない感じが、みきさんっぽくて良いですよ。
みき : フフフフフ、助かります。
──神宿の中で、どういうポジションだと思いますか。
みき : 舁夫さん(神宿ファンの呼称)からは「癒し系だよね」とか「笑顔が可愛い」と言ってもらえますね。だから自分もライヴでもっと笑おうと心がけてます。…… 本当は笑うのがちょっと苦手なんですけど。
──そうなんですか?
みき : 緊張しちゃうんですよね。
──これだけ活動をしてて、まだ緊張しますか!
みき : まだします(笑)。いつでも緊張しちゃいます。
──僕がはじめてワンマンを観たのは2016年のZepp DiverCity TOKYOで。すごく、みきさんの笑顔は自然だったし、何よりも楽しそうに見えましたよ。
みき : 私もあのライヴは忘れられないですね。お客さんの熱と歓声を聞いたら、ずっと鳥肌が止まらなかった。リハーサルはすごく不安だったし、緊張していたんですよ。だけど応援してくれる方々の顔を見たら、そんなのは吹っ飛んで本当に楽しかったです。
自分たちもなほのことを応援してあげようと思いました
──そこから全国ツアーもはじまって、どんどん神宿が広まった印象ですけど。Zeep以降の活動は、どのように感じてますか。
みき : 2017年まで神宿は地方へ行く機会がぜんぜんなかったので、いつか全国ツアーをしたいなって思ってたんですよ。いざやってみたら、どの地域も私たち以上にお客さんが盛り上がってくれて。「待っていてくれたんだな」とすごくうれしかったです。
──ライヴもやりつつ、最近はYouTubeにもより力を入れてますよね。
みき : YouTubeは楽しいです! 自分たちでカメラを回して、企画も考えているので、ひとつひとつ手作業でやっている感じが本当におもしろい。
──スタッフの手を借りず、本当にDIYな感じで。
みき : 私自身、YouTubeでどんな動画を観ているかなと思ったら、前髪のセットについて検索することが多くて。メンバーもそれぞれ前髪に対するこだわりが強いので、「みんなで前髪動画を撮ろう」と提案しました。
──そうやって同性の支持者を増やすのは良いですよね。
みき : YouTubeだったらアイドル・ファンに限らず、いろんな女の子が観てくれるなと思って。神宿を知ってもらうきっかけになったら良いなと思ってます。
──みきさん自身は誰のチャンネルを観てますか?
みき : NMB48の吉田朱里さんとか、さぁやさんとかビューティ系の動画をよく観ますね。自分もアイドルだし、美意識も磨かなきゃと思うんですけど、いつも動画を観て終わっちゃう。
──へえ! 美意識高そうですけど。
みき : ぜんぜん、ぜんぜん! 私はもう本当に。
──これは毎日欠かさずやってます的な、美容法はありますか?
みき : 化粧水を使ってる……。
──それはおじさんもやってますからね。
みき : アハハハハ! たしかに男性の方もやってますよね! 本当に超面倒くさがり屋で、何をするにも「ああ、面倒くさいな」と思っちゃうんです。何なら髪の毛を乾かすことも面倒くさい。
──何なんだ、この面倒くさい星人は!
みき : 美容院へ行って3日は頑張るんですけど、4日目から面倒くさくて髪を乾かさずに寝ちゃいますね。妹に「ありえない」って言われます。
──姉妹で性格の違いは感じます?
みき : 私たちはぜんぜん違うというか、やることが全部真逆で。妹はサッカー、私はバレエ。好きな洋服も妹はストリート系、私は可愛い系。色も向こうは黒白が好きで、私はピンク。だから好きなものは全部真逆ですね。

──本当に真逆だ。
みき : そうなんですよ。
──でも、広瀬アリス・すず姉妹もそうだし、矢作有紀奈・萌夏姉妹もそうでしたけど。姉妹で仲良くお仕事してる様子を見ると、微笑ましいんですよね。
みき : 姉妹って学校が別々だったり、仕事も別だったりしますけど私たちは全部一緒で。たまに喧嘩もしますけど、それはそれで楽しいですね。本当にずーっと一緒です。
──いま、一緒に住まれてるそうですけど。1人暮らしは興味あります?
みき : めちゃくちゃしたいです。だけど事件が起きたら大変だからお母さんが心配してて。あとはタイミング的にも探す時間がないから難しくて。
──事件でいうと、去年から今年にかけてアイドル業界はいろいろと揺らいでますよね。他には卒業だったり、解散も多かったりして。
みき : 神宿には関係ないだろうなと思ってました。だけどメンバーが抜けるというのは、私たちの中でもあったから。「ああ、自分たちもその流れになっちゃったかな」と思ったんですけど、神宿の場合は“勇退”なので。一緒ではないなと思いました。
──関口さんの勇退を聞いたときはどう思いました?
みき : 5人で神宿だから、最初は納得できなかったんですよ。とはいえ本人もすごく考えて、勇気を出して私たちに伝えてくれたので。自分たちもなほのことを応援してあげようと思いましたね。何より勇退という形だったので、新しい道を頑張ってほしいなって。
──改めて関口さんはどういう人ですか。
みき : デビューした頃からすごい努力家だなと思ってました。自分に自信がなくて「歌もダンスも苦手だから」と言って、家でもすごい努力していたんですよね。私は努力するのが億劫なタイプだから、本当にカッコイイなって。
──そしていま、新体制として4月29日の豊洲PITに向かっているわけですけど。
みき : まだ想像ができないんですよね。どの子が神宿に加わるのかドキドキもあるし、緊張もありますね。本当に楽しみです!

──最後にすごい素朴な質問なんですけど、好きな映画とか本はあります? 意外と、そういう基礎的なことを聞いてなかったなと思って。
みき : う〜ん、映画は観たいと思うんですけど、なかなか時間がなくて。本は漢字が読めないのでスルーですね。雑誌も読まないです。
──ほぉ〜…… 漢字が?
みき : 漢字が本当にダメです。
──中1とか中2レベルとか、どの辺まで行けると思います?
みき : もう、その辺はアウトです(笑)。
──(先に撮影を終えていた一ノ瀬を見つけて)一ノ瀬さん、ちょっと良いですか。
一ノ瀬みか(以下、一ノ瀬) : なんですかぁ?
──インタヴューの最後に、みきさんへ漢字問題を出そうと思ってて。簡単過ぎず、難しすぎない絶妙なラインの問題をもらっても良いですか。
一ノ瀬 : じゃあ漢字検定3級くらいのにしますか。
──この問題で締めますから。
みき : 言わなきゃ良かったぁ〜!
一ノ瀬 : これにしましょう! (「鍛錬」の文字を羽島に見せる)
みき : うへぇ……! え〜っと…… て、てっとう。
──てっとう。これはね、たんれんです。
北川P : かすってもないっていう!
──じゃあ英語は強いですか?
みき : 英語もダメです(笑)。
一ノ瀬 : 英語はぜんぜんできないから何でも大丈夫ですよ。
──やっぱり最後は正解してもらいたくて。
北川P : じゃあオトトイを書いてもらうのは?
──ああ! 良いですね!
みき : (渡された紙にオトトイの文字を書く)ええっと…… OTOTOI(※正解はOTOTOY)。
──…… 押忍。
次回は4月12日(金)に掲載予定です。小山ひなのインタヴューをお届け。お楽しみに!
編集 : 鈴木 雄希、千田 祥子
「はじまりの合図(羽島みきver.)」のダウンロードはこちらから
7人の新メンバー候補がついに発表! 最終決定は4月29日豊洲PITで
LIVE SCHEDULE
〈LIVE DAM STADIUM presents 神が宿る場所〜ここが私の生きる場所〜〉
2019年4月29日(月 / 祝)@豊洲PIT
時間 : 開場 16:00 / 開演 17:00
チケット : スタンディング ¥4,800
【神宿「2019.4.29 (月/祝)豊洲PIT」特設サイトはこちら】
http://kmyd.jp/audition
【その他詳しいライヴ情報はこちら】
https://kmyd.targma.jp/schedule
過去作もチェック!
新→古
PROFILE
神宿

2014年9月結成。原宿発!の5人組アイドル・ユニット。メンバーは一ノ瀬みか(赤)、羽島めい(青)、羽島みき(黄)、関口なほ(緑)、小山ひな(ピンク)。グループ名の「神宿」は「神宮前」と「原宿」を合わせたもの。神宿(KMYD)の頭文字 K=KAWAII(可愛い!) M=MAX(全力!) Y=YELL(応援!) D=DREAM(夢!)を届けるために原宿を拠点に活動している。
【公式HP】
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【公式ツイッター】
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