結成5年でやってきたHelsinki Lambda Clubの転換期──自分らしく開き直る新ミニ・アルバム『Tourist』
自らの音楽を“ニューオルタナティヴ”と形容し、1990年代のオルタナ・ロックや現行のインディ・シーンからの影響を受けつつも、独自の活動を広げるHelsinki Lambda Clubも今年で結成5年目。そんな彼らが新たにリリースしたセカンド・ミニ・アルバム『Tourist』。これまで以上に彼らが“やりたいこと”を作品に落とし込むことに成功した、実にポップでキャッチーで遊び心満載なアルバム! OTOTOY編集部鈴木的には、間違いなく現段階でのヘルシンキの最高傑作はコレ! 100回聴いても飽きない、聴くたびに発見のある名盤となっていますよ〜。メンバー3人へのインタヴューと一緒にどうぞ!
新たなヘルシンキの魅力はここに!
INTERVIEW : Helsinki Lambda Club
「自分らしさ」を認めることって、簡単そうで、どうしてこんなに難しいんだろう。2014年のCDデビュー以来、あれほど自由奔放に自分たちの音楽を鳴らしていたように見えたHelsinki Lambda Clubですら、ずっとそのことで悩んでいた。売れてる音楽を横目に「うらやましい」と思うこともあったという。そんな葛藤の時期を越えて、ヘルシンキが、「もう自分らは、自分らでいいじゃん!」と開き直ったような感覚で完成させたのが、12月5日にリリースされるセカンドミニ・アルバム『Tourlist』だ。結成から5年。ようやく「自分らしさ」を受け入れて、心の底からバンドを楽しめているというメンバーに話を訊いた。
インタヴュー&文 : 秦理絵
写真 : 作永裕範
もうアホしか残ってないから(笑)
──今年で結成5周年なんですね。
橋本薫(Vo,Gt / 以下、橋本) : そうなんです。早いものでね。
──正直、バンドを組んだとき、5年間も続くバンドだと思っていましたか?
橋本 : 続くとは思ってたけど、こんなにメンバーが入れ替わるとは思ってなかったですね。
稲葉航大(Ba / 以下、稲葉) : 本当にそれですよ。
──今年ドラマーが脱退して、いまはサポートを入れてますもんね。バンドのモチベーションを維持するのは大変な部分もあったんじゃないですか?
橋本 : まあ、脱退に関してはもう「しょうがないよね」っていう状態だったので。そこで折れるとかはなかったですね。単純に、まだ僕はバンドを続けたかったし。そこで「ピンチだ!」とは思ってなかったかな。
稲葉 : ずっとバタバタしてたから、5年も経ったような気がしないんですよ。
──6月に5周年のツアーがありましたけど、そのときには、いろいろな人に「おめでとう」っていう言葉をもらったりしなかったですか?
橋本 : そう言えば、「おめでとう」とかは言われなかったよね(笑)。
熊谷太起(Gt / 以下、熊谷) : 言われなかった! 「5」っていうのが、そんなに長くないんだと思いますよ。10年までいけば、「続いてるんですね」って言われるかもしれないですけど。
稲葉 : 僕ら自身も自覚がなかったしね。
橋本 : 「5周年だー!」っていう感じでやってないんです。まだまだ途中経過というか。ここで立ち止まるんじゃなくて、まだまだやりたいことがあるっていう感覚で、先を見ながらやってたので、良い意味で5周年に囚われなかったんです。
──5周年ツアーは初のワンマン・ツアーでしたけど、そのあたりの手応えは?
橋本 : 自分たちとしては、満を持したワンマン・ツアーではあるんですけど、ドラマーが脱退して、すぐにワンマン・ツアーに入ったので、やりながら試行錯誤というか。初々しい感覚のほうが強いですね。いま叩いてくれてるドラマーが、昔からけっこう仲が良いやつだし、このメンバーの仲も良いので、改めてバンドの楽しさみたいなのを感じられてるなと思います。
──へえ。いま改めて楽しいんですか?
橋本 : うん、いまがいちばん楽しいですね。もうアホしか残ってないから(笑)。
全員 : あははははは!
橋本 : サポートのドラムも含めて、感覚が近い人間が集まった感じがあって。かつ、脱退も経て、いままでよりもメンバー間で踏み込んだコミュニケーションができるようになったというか。信頼感が増したのかもしれないですね。
熊谷 : それぞれプレイヤーとしての経験値も溜まってきて、バンドとしてやりたいことがちゃんとできるようになってきたから、純粋に音楽の楽しみが増加してるんですよね。
──それは稲葉くんも?
稲葉 : うん、楽しいですね。
熊谷 : 稲葉はずっと楽しんでるよね(笑)。
好きなことをやっても、僕らっぽさが勝手に出てくる
──その「バンド楽しい!」っていう気持ちが、今回のアルバム『Tourlist』には全面に出てると思います。まず、アルバム作りのとっかかりは何でしたか?
橋本 : 去年の12月に「引っ越し」っていう曲で見つけられたことがキーになったんですよ。全部の曲ができてみて、結局「引っ越し」で伝えたいことが、いろいろな角度から集まって、できたアルバムだなっていうのは思いますね。
──「引っ越し」は〈ここで息ができないなら 火星にでも引っ越そうか〉っていう歌詞が印象的ですよね。私は「引っ越し」がアルバムのなかでいちばん好きでした。
橋本 : あ、うれしい!
──ドリームポップっぽい浮遊感のあるサウンドもいいんですけど、たぶん「引っ越し」で見つけられたものって、歌詞に表れてますよね?
橋本 : そうですね。ずっと自分のなかにアウトサイダー感みたいなものがあるんですよね。どこにいても上手くいってるようで、ハマり切れてない感覚があるんです。僕個人も、バンドで見ても。「ここが自分たちの居場所だ!」っていうものがなくて、常に根なし草みたいな感覚というか。そこに馴染めない自分がダメなのかな? って考える部分があったんですけど、別にそういうわけじゃないよなっていうことを、この曲では書けたんです。
──その「自分はアウトサイダーでもいんだ」っていう、ある種の開き直りみたいな気持ちが、今回のアルバム全曲につながってるわけですよね。
橋本 : うん、他の曲にも表れてると思いますね。こういうマイノリティー感みたいなものって、僕以外にも当てはまる人はいると思うんですよ。だから、そういう人に「別にハマらなくてもいんだよ」っていうのを伝えたいなっていうのがあって。
──なるほど。さっき「いまがいちばんバンドが楽しい」って言ってたのも、その開き直りがあるからかもしれないですね。
橋本 : そうですね。振り切ったというか。そこに自分で気づけたのは大きいと思います。
──そう考えられた結果、今回のアルバムは、いままで以上にやりたい放題に音楽を楽しめたんじゃないかと思うんですよ。
稲葉 : そう、昔からヘルシンキはいろいろなことをやっていて、それが売りかな? と思ってたんですけど、ジャンルはわからなくなっちゃいましたね(笑)。今作は、初期に関わってくれてた人が多く集まってて。サポートでドラムを叩いてくれている人は、最初にヘルシンキを組んだときに対バンしてたバンドの人なんですよ。エンジニアは『olutta』(2015年)を録ってくれた人だったり。僕らが成長したことにより、あのときできなかったことができるようになって、「このタイミングでヘルシンキとやれてよかった」って言ってくれたりしたんですよね。だから、知らず知らずのうちに経験を積んでたんだなあと思いました。
──初期に関わった同じ人とやっているけど、原点回帰じゃなくて、当時できなかった新しいことにトライできたことに意味があったんでしょうね。
稲葉 : そうですね。『olutta』のときのエンジニアさんとは、「PIZZASHAKE」みたいな今までのヘルシンキにはなかったタイプの楽曲を一緒にできたのは大きいですよね。いままでやってないことだったので。
橋本 : ちょうど僕らが今回狙いたい音と、エンジニアさんが狙いたい音がたまたま一致してたんですよ。そこもすごくおもしろかったなって。お互い別々のところで、いろいろなものを見てきて、結果、また同じところを見てるっていうのが良かったんですよね。
──「PIZZASHAKE」は、今年の6月に配信でリリースしたファンキーで賑やかな楽曲で、いままでのヘルシンキにはないタイプですけど。
橋本 : 異色でしたよね。「PIZZASHAKE」を作る前に、もっと僕個人の趣味が強く出た感じの音をメンバーに持っていったことがあったんですけど、あんまりメンバーがノリ気じゃなくて。そういうのをバンドでやっても意味がないんだなと思ったんです。
──それは、どういう感じの曲だったんですか?
橋本 : ギターポップというか、僕がアッシュを好きで、そういう感じのシンプルなやつなんですけど。メンバーはぜんぜんそこらへんの音に興味がなくて。「じゃあ、こういうのをやりたいんだろ?」っていう、半ばキレ気味な感じで、「PIZZASHAKE」を出したら、生き生きとやってくれたんですよね。それで、「あ、バンドでやるって、こういうことだよな」っていうのを、改めて気づいたというか。完全に自分の趣味のものだったら、ひとりでやればいい話だし。
──でも、作詞作曲を手がける橋本くんの立場からしたら、自分が好きなタイプの曲もやりたいと思うのは当然だし、そう簡単に折り合いがつけられるものですか?
橋本 : うーん…… いままでは、その折り合いをつけられなくて、ちょこちょこ自分の趣味を忍ばせるみたいなことをやってたんですよ。そこにメンバーのやりたいことを落とし込んではいたんですけど。今回、自分の趣味全開でやりたいなと思ったら、そういう(ノリ気じゃない)感じだったことが、僕にとっては大きな転機だったんです。もちろん「PIZZASHAKE」も、僕がやりたいことではあるんですよ。でも、もともと稲葉はファンクを好きだから、そういうのを出すことで、メンバーを喜ばせてあげたいなって。そういう舵取りもバンドには大事だなって気づいたんです(笑)。
熊谷 : めっちゃ大人みたいだ。
稲葉 : 俺たちがクソガキみたいですよね(笑)。
──結局、橋本くんのなかで、バンドがバンドである意味がわかったんでしょうね。やりたくないことを無理にやるものでもないし。
橋本 : そうなんですよね。うちのメンバーはやりたくなくても「やりたくない」って言わないんですよ。言わなくても、態度でわかるっていう(笑)。
稲葉 : いや、僕らもなんとかしたいとは思うんですよ? 太起さんとふたりで話し合ったり。
熊谷 : 「ここをこうしてみよう」とかね。
稲葉 : 夜な夜な、アレンジを考えるんですけど、「やっぱり無理だ」って、地獄になって終わる。でも、薫さんが最初に持ってきてくれた音源も、いまはやりたくないけど、また、いつかやりたくなるタイミングは来るかもしれないんですけどね。
──ちなみに「PIZZASHAKE」には、ホーンとかシンセも入れてますけど、ヘルシンキがこういう上物を入れたのは初めてですよね?
橋本 : 初めてで、あれは稲葉のアイディアなんです。
稲葉 : うん。
橋本 : レコーディングが始まってから、「すみません、ホーンとか入れたらどうですか?」って言い出して。急遽、演奏できる人を呼んで。でも、稲葉が求めてる音は、本来テナーサックスの音だったんですけど、連れてきた人がアルトサックスだったんですよ(笑)。
稲葉 : そうそう。もうレコーディングの最終日だったから、そのままアルトサックスを入れてもらいました。「がんばってください!」ってお願いして(笑)。
──なるほどね。話を訊いてると、いまのヘルシンキのモードを表すのに、「PIZZASHAKE」っていうのは、いろいろな意味で象徴的ですよね。
熊谷 : そうですね。「PIZZASHAKE」ができたときに、僕らのバンドとしてのスタンスが開けた気がしたんです。好きなことをやっても、僕らっぽさが勝手に出てくるもんだっていうのがわかったというか。いままでも特にヘルシンキ像みたいなのはなかったんですけど、「PIZZASHAKE」がきっかけで、それも、あんまり意識しなくなったんですよね。
いつか結果がついてくれば美しいな
──「PIZZASHAKE」ができたあと、今回のアルバムをファンキーな路線で統一したいとは思わなかったですか?
橋本 : それはないですね。僕らは飽きっぽいから。似たテイストで続けることが、どうしてもできなくて。あれはあれで、またやりたくなったらするかなっていう感じですね。
──アルバム曲で言うと、気になったのが、6曲目の「ロックンロール・プランクスター」。これ、歌ってるのは……?
橋本 : 稲葉ですね。
──これもはじめての試み?
稲葉 : はじめてです。いままで「おっ!」とか「へい!」しかなかったんですけど(笑)。
橋本 : これは作った段階で、絶対に稲葉に歌わせたほうがいいっていう直感があって、無理矢理、稲葉に「歌え」って言って、めちゃくちゃディレクションしました。
──すごい良い声じゃないですか。ちょっとねっとりしてるけど(笑)。
橋本 : ねっとり(笑)。ふつうにやると、稲葉は照れが出るんですよ。だから、ブースに入ってるときには、何度も「照れないで、良い声で歌って」って言いましたね。
稲葉 : 最初、薫さんが「次に作るやつは、稲葉に歌わせたい」って言ってて、相当ふざけた曲を持ってくるんだろうなと思ったら、ぜんぜん思ってるのと違ったんですよね。がっつり歌わなきゃいけないやつじゃん! ってなったから、まあ…… 練習もしたし。
──喋りながら、照れてる(笑)。
橋本 : この曲、「稲葉、めっちゃ一生懸命歌ってるなあ」って思うと、泣けてくるんですよ。
稲葉 : 何それ(笑)!?
橋本 : ラスト・サビ近くになってくると、セクシーに歌い出してくるし。
稲葉 : 慣れてきちゃいました(笑)。
熊谷 : 僕はレコーディングの場にはいなかったんですけど、緊張してるのが伝わってきましたね。でも、これで稲葉が歌えるようになれば、コーラスの幅は広がると思いますね。
稲葉 : 今回、意外と俺できるんなって思ったんですよ。
熊谷 : おぉっ!
稲葉 : 歌うっていうノウハウを知らなすぎて、レコーディング直前って、飲み物は水じゃないとダメなのに、ふつうにジュースを飲みながらやってたら、涎がぴちゃぴちゃ出ちゃって、エンジニアさんを困らせたりとかしたんですけど。
橋本 : 何? そのレベルの低い話(笑)。
稲葉 : あと、この曲を初めてライヴでやったとき、改めてヴォーカルって、すげえんだなって思いました。生半可じゃできないというか。「薫さん、これを5年もやってるんだあ」って思いましたね。
橋本 : そう思ってもらえたなら、作った甲斐がありましたね(笑)。
──この曲で歌ってる、〈虹が出ないならでっち上げよう / 死ぬまで生きたら褒めてよ〉っていうのも、「引っ越し」に近い歌詞ですよね。
橋本 : 開き直りというかね。もちろん自分がより良い人間になろうっていうことを目指していかないといけないかもしれないですけど、そういう正論は置いといて、せめて音楽のなかぐらいは、ダメなままでもいいんじゃないかとか、そういう感覚で書いたんです。〈虹が出ないならでっち上げよう〉って言えるのも、ロックの醍醐味だと思うんですよ。ロックってある種のペテンというか、夢を見せるものだから。“でっち上げる”っていうのは、行為としては良くないかもしれないけど、それで良い気持ちになれるんだったら、音楽のなかでは許されてもいいんじゃないかなと思ったりするんですよね。
──うん、本当にそう思います。
橋本 : 僕がダメ人間すぎるから、意識高いものばっかり求められると辛いんです(笑)。
──最後に収録されてるのが、「何とかしなくちゃ」っていうのもいいですよね。ポジティヴなのか、ネガティヴなのかわからない前向きさっていう。
橋本 : そこも自分たちっぽいなと思います。これはいちばん最後にできた曲なんです。今回のアルバムが着せ替えジャケットになっていて、ジャケットを描いてくれた人が1曲ずつに絵を描いてくれたんですが、「何とかしなくちゃ」は、歌詞ができる前に、その絵からインスピレーションを受けて書いたんです。絵のタイトルが「追跡者」だったから、〈I'm a touristか追跡者なのか〉っていう歌詞ができて。
──そこから、アルバムのタイトルが『Tourist』になったんですか?
橋本 : この曲がアルバムを包括するような曲になったと思うんですよね。『Tourist』という言葉がアルバム全体を象徴してるというか。この作品の向かう先として、落ち着くべきところに落ち着いた気がしていて。今回は、自分のなかで抱いている疎外感を歌詞に出しつつ、それを俯瞰で見ている自分もいるっていう感覚もあるので。Tourist=観光客として、よその国を俯瞰で眺めてるというか、完全に馴染み切れない感覚がリンクしたんです。
──今作で「自分らしさ」を受け入れて、やりたい放題に自分たちの音楽を広げたことで、今後のヘルシンキの進むべき道として見えてきたものはありますか?
稲葉 : 今後も僕らがやりたいことをやっていくことが正解なのかなと思います。
橋本 : この姿勢は貫きたいですね。ライヴにスポットを当てて言うとすれば、いままでは、がっつり速い曲とか、激しい曲で盛り上げてるバンドを見ると、うらやましいなと思ったりしたんですけど、それが音楽のすべてじゃないから。ちゃんと自分らの心に従ってやらないと意味がないし、そうやって媚びずにやっていくことで、その道のりが長くても、いつか結果がついてくれば美しいなと思うんです。で、そのときに「バンドをやってて良かったな」って思えたら、最高だと思うんですよね。
──貫き続けることで価値が出てくるというか。
橋本 : うん、そうですね。レーベル泣かせのバンドではあると思うんですけど。そうするしかないなって、ようやく受け入れられたんですよね。
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新→古
過去のインタヴュー・ページ
・『Time,Time,Time』特集 : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/2017121205
・『ME to ME』特集 : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/20161026
・『友達にもどろう』特集 : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/20160610
・『olutta』特集 : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/20150318
・『初ワンマン・ライヴ@稲毛K's Dream』(現在は配信終了)特集 : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/20141210
LIVE SCHEDULE
『Toursit』発売記念スペシャルパーティー“物見遊山”
2018年12月9日(日)@青山 月見ル君想フ
出演 : Helsinki Lambda Club / DSPS(from 台湾)
『Toursit』release tour “街”
2019年1月12日(土)@名古屋CLUB ROCK'N'ROLL (※ワンマン)
2019年1月14日(月祝)@心斎橋Pangea (※ワンマン)
2019年1月27日(日)@仙台enn 3rd (※ゲストあり)
2019年2月2日(土)稲毛K's dream (※ゲストあり)
2019年2月16日(土)福岡graf (※ワンマン)
2019年2月23日(土)札幌Spiritual Lounge (※ゲストあり)
2019年3月10日(日)渋谷WWW (※ワンマン)
【詳しいライヴ情報はこちら】
http://www.helsinkilambdaclub.com/live
PROFILE
Helsinki Lambda Club (ヘルシンキラムダクラブ)
2013年夏、西千葉でバンド結成。
「PAVEMENTだとB面の曲が好き」と豪語するボーカル橋本を中心とした日本のロック・バンド。無理やりカテゴライズするならば、ニューオルタナティブといったジャンルに分類される。
2014年12月、〈UK.PROJECT〉から2曲入りファースト8cmシングル「ヘルシンキラムダクラブのお通し」をリリース。
2015年3月、ファースト・ミニ・アルバム『olutta』をリリースし、〈FX2015〉、〈VIVA LA ROCK2015〉、〈MUSIC CITY TENJIN2015〉に出演。同年12月にシングル「TVHBD / メリールウ」をライヴ会場と通販限定で、500枚を即完させる。
2016年6月、ファースト・マキシシングル「友達にもどろう」をリリース。同年10月にファースト・アルバム『ME to ME』をリリースし、全国8箇所で開催したリリース・ツアーは渋谷WWWでファイナル公演をソールドアウトさせる。
2017年4月、佐久間公平(Gt)が脱退し、あらたに熊谷太起が加入。同年6月、〈UK.PROJECT〉内に新レーベル〈Hamsterdam Records〉を設立し、第1弾としてtetoとのファースト・スプリットCD(限定盤)をリリースし、9月には〈BAYCAMP2017〉に出演。同年11月、〈Hamsterdam Records〉から第2弾として、ファースト7インチ・アナログ盤とUSBをセットにした『Time,Time,Time』をリリースし、即日完売店舗が続出。同年12月、『Time,Time,Time』発売記念ライヴをもち、アベヨウスケ(Dr.)が脱退。
2018年6月、ファースト配信シングル「PIZZASHAKE」をリリース。さらには同年7月、結成5周年を迎えることを記念して、初のワンマン・ライヴ・ツアーを東京、大阪、福岡、名古屋の4公演で行い、大盛況で終了した。8月にはついに初のセカンドとなる配信シングル「Jokebox」をリリースし、12月にはセカンド・ミニ・アルバム『Tourist』をリリース。すべて「ファースト〇〇」の形態でリリースし続けていたが、結成5周年でついにセカンドと銘打った作品にたどりつくこととなった。
【公式HP】
http://www.helsinkilambdaclub.com
【公式ツイッター】
https://twitter.com/helsinkilambda