2019/09/09 13:00

はじめてたどり着く“いまの時代のレコード”──現在進行形のポップ・バンドとしてのスカートを証明する新作

映画やドラマ主題歌への抜擢やアーティストへの楽曲提供など、これまで以上に広く活躍を見せる、スカートが2019年6月にメジャー2ndアルバム『トワイライト』をリリースした。今作には『高崎グラフィティ。』主題歌「遠い春」や、大泉洋主演映画『そらのレストラン』の主題歌・挿入歌の「君がいるなら」「花束にかえて」をはじめ、11曲を収録した。澤部自身「これはいまのレコードだ」と語った今作。では澤部が考える“いまのレコード”とはどういった作品だったのだろうか。リリースから2ヶ月以上経ったいま、改めて今作を振り返ってもらった。

スカート、待望のメジャー2ndアルバムも配信中

INTERVIEW : スカート

スカートのアルバム『トワイライト』がリリースされたのは今年の6月19日。もうなんだかんだで2ヶ月以上前のことになる。その後、スカートはツアーに出て、〈フジロック〉にも出演し…… と相変わらず東奔西走していた。このインタヴューはそんなリリース後の忙中に行われた。発売からしばらく経過し、澤部はこの新作をどう受け止めているのか、冷静になったところで話をしてみたいと思ったからだ。具体的には筆者が大阪梅田クラブ・クアトロでのライヴを観たあとの余韻を残していた、まだそこまで暑くない7月上旬の雨の東京で澤部に話を聞いた。

ところで、7月6日に行われたそのスカートの大阪公演は本当にすばらしかった。筆者がこれまでに観てきたスカートのバンド・セットでのパフォーマンスの中では、ダントツに良かったと言ってしまってもいいかもしれない。バンドの演奏は極めてホットで跳躍力に溢れたものだった。でも、そうやって感極まり、途中何度も目頭が熱くなり、何度も胸が熱くなっても、ふとポツンとひとりで見ていることに寂しさが心をよぎる。そんな自覚が今も生暖かく体に残るライヴだったのだ。帰り道、「今宵のこれこそがスカートというバンドのライヴの醍醐味だ!」と反芻するその一方で、「すごく地味かもですけどすごいいい作品ができました」と言って澤部が最初に音源を送ってくれたことを思い出していた。「地味かもしれない」。いや、そうか? と。『トワイライト』はたしかに派手とは言えないが、後半に向かうにつれ滲み出てくる一定のダークネスに裏側に見える豊かな情緒、そしてそれを驚くほど厚みと高低差のある音像で伝える録音の良さ、その芳醇な仕上がりが、「地味」などという陳腐な表現を最初から全く寄せ付けないアルバムだ。そして、明らかにこれは2019年の作品であるというヴィヴィッドな手応えを伝えてもいる。カジュアルだけど薄っぺらくなく、重量感はないけど厚みがある、そんなポップ・アルバムは正直言って他にあまり思い浮かばない。そういう意味では2019年を相対的に象徴した音楽ではないかもしれないが、いまの時代に虎視眈々と勝負に出た作品としてこれほど強い爪痕を残す1枚もないと思うのだ。

そんなアルバム『トワイライト』からの曲をたっぷりと披露したライヴを見て、「これこそがスカートだ」と思えた事実、これが『トワイライト』の録音物としてのすばらしさと無関係であるはずもなかった。それは今年の〈フジロック〉のステージを配信でしっかり見届けて感じた確信でもある。だから、いまこそスカートの『トワイライト』を聴こう。もういまの澤部はこの取材の時とはまた違うモードに入っているかもしれない。でも、『トワイライト』というアルバムが今年を代表する1枚であり、スカートが現在進行形のポップ・バンドであることを証明する1枚であることに変わりはないのだから。

インタヴュー : 岡村詩野
編集 : 鈴木雄希
写真 : 作永裕範

『20/20』の頃に比べたらアコギ主体の曲が増えた

──この半年ほどの間で、アコースティック・ギターを弾いてステージに立つような形が増えていますよね。響いてくる音の感触からも、同じ楽曲なのにこれまでのイメージとかなり違って聴こえます。

そうですね。新しくアコギを買ってもうすぐ1年くらいじゃないかな。秋くらいに買ったと思うので。

──その理由を聞いてもいいですか?

単純に弾き語りでライヴするときにいままでずっとエレキを使っていたんですよ。これはなんでかっていうと、自分が持っているアコギが古い国産のものでピックアップが付いていないんですね。だからマイク立ててやるとなると直立不動でライヴをやんないといけなかったんです。それが嫌だなあと思っていて。プラグが刺さってないと、ちょっと動きたいときに動けないじゃないですか。それでずっとエレキを使って弾き語りのライヴやっていたんですよ。でも、弾き語りのライヴも増えてきたので、じゃあ新しいアコギを買おうかなと。というところでいま使っているMartinのD-35Eっていうやつを買ったんですよ。それがね、思いのほかいい具合にはまっている感じはしますね。

──アコギを使わなかった理由っていうのは、ライヴでマイクから離れることが多いっていうそれ以外の理由っていうのは?

ないです。全くないです(笑)。

──お家にはアコギあるんでしょう。

プラグドのものはないですよ。本当に純粋の生アコースティック・ギターしか持ってなかったので。

──じゃあ、アコギで曲を作ることも?

ありますあります。新しいアコギを買うちょっと前から割とアコギ主体の曲ができていて。「遠い春」もそうですし、「花束にかえて」とかもそうだったんですけど、だからすごい自然な流れでアコギをバンドにも投入したって感じですかね。うん、『20/20』の頃に比べるとやっぱりアコギ主体の曲、増えたかな。

──それは自分ではなぜだという風に感じていますか?

なんでなんだろう。あんまり自覚はないんですよ。どこだったんだろうなあ、なにがきっかけだったのか。それはちょっと僕にもまだわかんないですね。でもなにかこう…… 『20/20』の先を考えたらアコギに行っていたのかもしれないですよね。『20/20』がわりとエレキギターで、カラッとした感じができたんで、なにかそうじゃないことって考えていたとしたら、アコギに行き着くっていうのは自然っちゃ自然かなという感じはしますね。たとえば自分の中で『CALL』はアコギのアルバムなんですよ。だからそこにちょっと戻った感じもあるのかなあ。自分じゃコントロールしきれない部分の話で、アコギに持ってかれたって感じはします。

──たしかに新作は『CALL』に近い感じ、正直ありますね。

そうですね、わかります。『20/20』みたいなああいう抜け感じゃない抜け感になった感じはするんですけどね。でも、そう考えるといままでのスカートのアルバムって、内向き、外向きを交互にやっている気がしますね。『エス・オー・エス』を内向きではじめて、『ストーリー』、『ひみつ』、で『サイダーの庭』が外向き。まあ『ひみつ』は外向きって言う人もいるかもしれないけど、僕からしたら内向きですね。

──で、『CALL』でまた内向きに。反動、反動みたいな。

ですね。そんな感じはあるのかなあ。でも、考えてやってるわけではないんです。

──アコギの音がある種その「内面性」みたいなもの、内向きな部分っていうのを引き出すのにいいきっかけになったというか、あるいはそれを象徴する音としてのアコギっていうのが、まず『CALL』と今回のアルバムの共通するところかもしれないですね。実際アコギって内向きなものを感じる楽器だっていう認識はあります?

あります。でも、使い分けた感じはします。ガッと外に向かせたい「ずっとつづく」とか「トワイライト」とかはね、外向きな、わりと明るい音のするものとして扱えた感じはします。

「ずっとつづく」(『トワイライト』収録)
「ずっとつづく」(『トワイライト』収録)

──そういう意味では『CALL』よりもうちょっと複雑な内向き、外向きの組み合わせが新作では実践されているわけですね。

そうなんですよ。『CALL』はそのままストレートな内向きっていう感じがするんですけど、今回の曲の中でも内向き、外向きが同時に存在している感じにできた手応えはあるんですよね。自分的には。こういうことはできあがってから気づくことが多いですね。作っているときはもう夢中なんで、細かいことはあんまり気にできないですね。できあがって、歌詞とか書いて、「ああ」みたいな気分になることの方が多いかな。逆に「この曲はこうだからこういう歌詞を書かなきゃ」ということももちろんありましたけど。

──たとえば『20/20』には「視界良好」という曲があって、アルバムの中で大きな推進力が働いている曲だと思うんです。それに対して今回のアルバムの中だと「それぞれの悪路」がそれと対称の関係にあるような気がしますね。「視界良好」に対して、視界「不良」とは言わないけど。

あ、でも「不良」です。そういうことです。

──あの曲は、サン=テクジュペリの『夜間飛行』がモチーフになっていますよね。『夜間飛行』という小説も、踏み込む勇気と、そこになかなか踏み込めない感じが表れた小説で、しかもバッドな結末になっていますけど、「それぞれの悪路」も見通しが悪くて踏み込めない感じが表現されている。そういう意味でも前作の「視界良好」とは対照的で、新作と前作との対比が象徴的に現れた曲だと感じます。

いやあ、全く意識していなかったですね。いまはじめて、そうか、「視界良好」のある種の対なんだなっていうのに気づきましたね。

──「それぞれの悪路」を作っている段階で、「やっぱり視界良好じゃないな」って気づくような不安なり、焦燥なりがあったのですか?

ああでも、思いますね。30歳過ぎて、不安なことが増えましたね。シンプルに。でもそれは音楽っていうよりは日々の暮らしとかそっちの方が大きいかな。「生きづらいなあ」みたいな(笑)。

普段の暮らしに必要ない贅沢品

──どういうときに生きづらさを感じますか?

だって生きづらいでしょう(笑)! いままでわりとフラフラ生きていたんで、フラフラ生きてたなりの暮らしだったんですけど、30歳過ぎていよいよ現実がこっちに向かってくるなっていう感じ。生きていくのにはいろいろお金や知恵が要るんだなってことに直面して。そういうことを体験してきたから、「それぞれの悪路」もそうなんですけど、「ずっとつづく」とかも昔だったら書かなかったような歌詞になりましたね。

いまこれがネガティヴな意味かポジティヴな意味かわからないですけど、「年を取ったな」ってちょっと思いました。たとえば同級生で結婚して子供がいる人とかいるけど、「僕には無理なのでは」っていうのが現実味を帯びてきてしまった(笑)。現実がこっちにどんどん向かってくるんですよ(笑)。じゃあ、せめてライヴで「楽しいー!」みたいになれたらいいけど、うちはそういうバンドじゃない(笑)。

──そうかな?

そうなんですよ。ライヴでみんなが求めるのって「一体感」だとか、ある種の大きい意味での「共感」だったりすると思うんですよ。やっぱりスカートってよりそこにいる人を独りにさせる音楽だと思うんで、そこに価値を見出すのって結構ニッチなんだろうなぁ、って。自分としてはもちろん開けたもののつもりではやっているんですけど、やっぱり「ああ、時代遅れの音楽をやってるんじゃないか」みたいに思うことはね、最近ある。

でも昔と1個違うのは、昔って『エス・オー・エス』とか『ひみつ』にしろ何にしても、作って出したとき、「これはいまのレコードじゃないな」ってずっと思っていたんですよ。「これは1993年くらいのレコードかな」とかね。でもこの『トワイライト』を作ったときに、「これはいまのレコードだ。2019年のレコードができた」と、はじめて思えたんですよね。

だから『トワイライト』でツアーをやると、自分なりにとてもいい景色が見えたんですよ。本当に楽しかった。お客さんもそこにいい気分を見出してくれたと思います。ただ、果たしてこれがいまの社会に必要な音楽だったのかなっていうのはちょっとまだわかんない。レコードとしては絶対いまの物ができたっていう自信があるけど、ライヴが時代遅れなんじゃないかなとも思えて。お客さんを独りにして、そこに浮かび上がるそれぞれの情景にみんながグッとくるようなライヴっていまじゃない気がするんですよ。誰かと共通のなにかを共有して、そこのコミュニケーションが炸裂する方が気持ちいいんじゃないですか。

「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」(『トワイライト』収録)
「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」(『トワイライト』収録)

──そうかなあ。こないだ見せてもらった大阪でのライヴでも、曲が終わって、みんなワーッと拍手はするけど、すぐシーンとなって澤部くんがもくもくとチューニングするみたいなあの感覚って独特で逆にいいなと思いましたよ。

僕もあの感覚はすごい良かった。(ツアーの)大阪公演は特に良かったですね。たとえば誰かと観に来ていても曲のどこかで一瞬「はぁ。自分はいまひとりかもしれない」とか思ってくれるのが僕のライヴではあると思うんですよ……。まあ、ライヴに関してはいま、脂が乗った、という気がするんでまだまだこれからですね。

──では、今回のアルバムではじめて2019年のレコードだって思えたのは、具体的にそれはどういうところから感じるのでしょう?

まだ自分なりの答えは出てないんです。そこを考えてるんですよ。いまの音だっていう風に思ったのか、思ってしまったのか。やってることは、いまの時流と反対の事なんですよ。反対のことをやって、極端なことを言うと「過激なことができた」っていう達成感がちょっとはある。だって、ここまで徹底している人はあんまりいないというかね。マスタリングからミックスから、全部が内向きで外向きなんですよ。それらが内在しながらも同じ方向を向いた。っていう達成感があったんだろうな。

実はマスタリングもめちゃくちゃ迷ったんですよ。国内にするか海外にするか、小鐡(徹。JVCケンウッドのベテラン・マスタリング・エンジニア)さんにするのか、それ以外の人にするのかも含めてね。いろいろ迷って小鐡さんになったって感じでしたね。マスタリングは3日間やったんですよ。(初回版CDについている)弾き語りヴァージョンの方も小鐡さんにお願いしたんで。じっくり仕上げましたね。こういう内向きと外向きが混在したような音楽をやっても、結局マスタリングはいまの時代はサブスクを基準にするんだろうから多少大きく、派手に聴こえないと…… とかいう話も出たんですが、そういう方向性に僕は従わなかった、というか作品が従えなかったんですね(笑)。

──でも、サブスク公開に踏み切った。逡巡したらしいですね。

(笑)。サブスクのことで悩んでたのは絶対にあります。たとえば、定価2,600円の物を売って5,000枚売れて、じゃあ次がやれるね、みたいなやり方でずっとやってきたので、その流れはわかってるんですけど、サブスクで入ってくるであろうお金じゃまかなえないだろうなと思うんですよ。僕らみたいな音楽って、普段の暮らしに必要ない贅沢品だと思うんですよね。もっと必要なのは、さっき話したみたいな共感とか機能的な音楽だと思うんです。

サブスクでなんとなく聴いてくれる人は増えるかもしれないけれども、その先のヴィジョンが見えないし、そうなったときに1番最初に飲み込まれていくのは僕たちだろう、と。シンプルに未来がないなって思ってしまったんです。〈ポニーキャニオン〉の人とか〈カクバリズム〉の人とかも必死に「そんなことないよ」って言ってくれるんですけど、それは自分の望む言葉じゃないんですよ。僕もどういう言葉を望んでいたかわからないですけど…… まあ、それならやろうかと。100%晴れた心で最後まで言えなかったけどね。新しい音楽に出会わせてくれる場としてのサブスクに期待してるんですけど、贅沢品としての我々はやりようがなくなっていくと。

だからね、「『いまの時代の作品になった』とはじめて思えたのはなぜ?」というさっきの質問の答えに戻ると、すごく贅沢を尽くして作れたってことなんですよ。こんなにしっかり生の楽器の鳴りとかね、そういうのを録音できたっていうのはね、本当に贅沢なことなんですよ。鳴っている音はシンプルでもね、すべての楽器の雑味がしっかり入っている。

──録音をした葛西敏彦さんとの信頼関係がより意味を持つようになってきたということですね。つまり、これまでの作品にはどこかその「信頼関係に基づく贅沢な作り」が欠けていたっていうことですか?

そういう言い方もできるかも。スカートのこれまでの録音を振り返ってみると、葛西さんと最初に作った『CALL』あたりからちゃんとやれるようになったかな。『エス・オー・エス』のときも妥協はなかったけど。『ストーリー』と『ひみつ』は予算の関係が1番大きかった。本当にお金がないただのアルバイト、フリーターだったんで。『ストーリー』はメンバーやエンジニアへの経費は別として録音にかかった費用は2万とかですよ。本当に勢い任せでしたね。でも、それが2011年、2013年には正解だったし、エンジニアの馬場(友美)ちゃんと「ああでもない、こうでもない」とつくりあげたそれぞれの作品はいまでも好きです。

それでだんだん聴いてくれる人も増えて、お金を出してくれる人も出てきて、『CALL』を作ったときはとにかく「言い訳のきかない音源を作ろう」って社長(角張渉)が言ってくれて。そこでものを作る気持ちも少し変わった感じはしますね。「もっとこういうところにこだわりたいんですけど」みたいな話をできるようにはなったし。

──そういうことが全部追いついてきて、2019年の音になった。では、逆の見方をすると、澤部くんが好きな1970年代前半の音の良さっていうのはどういうところにあると考えていますか?

僕もまだわからないんですよ。たとえば、すごい好きなヤングブラッズの『Ridethe Wind』はライヴ盤だし、ブロッサム・ディアリーの『Sings』もローバジェットで作られたアルバムだし、キンクスの『The Village Green Preservation Society』もめちゃくちゃハイファイかっていうとそんなことないんだけれども。でも当時の最新とまでは言わないけど、どれもそのときの最善の音じゃないですか。『CALL』とか『20/20』くらいの頃までは、少しそういう古いものを作りたいっていう気概があったんだと思うんですよ。

で、「オータムリーヴス」(『20/20』)っていう曲をレコーディングしたときに、モノ・ミックスにしたんです。そのミックスはすごい気に入っているし、大好きなんですけど、ひとつ引っかかった。たとえばビートルズとかゾンビーズのモノ盤とかが好きなんで、そういうのに倣ったつもりでやったんだけど、なんかどこかで、古いものを目指そうとしていることが、間違いとまで言わないけど......違うんじゃないかって。それらのアルバムは当時の機材で言えばそれが最新や最善だった。自分の中で「オータムリーヴス」ができたときに、1960年代のイギリスっぽい曲だなあと思ったからモノ・ミックスにしたのが、短絡的すぎた、本質的ではないっていう反省があったんです。すごい気に入っているし、本当に好きなミックスだし、すごいいい演奏なんだけど、それはもしかしたら間違っていたことなんじゃないかって、ちょっと思っていたんです。

──古い音楽が好きならヴィンテージの機材を使えばいい的な発想への疑問ですね。

そう。古い機材を使って憧れのサウンドを鳴らしても、古いものができるわけじゃないし、ましてや新しいもの作ったから新しいものができるわけじゃないんだなっていうのをね、この2、3年で気づいたんですね。実はビートルズを語る取材があって。そのときにしゃべりながらハッと気づいて、自分はとんでもなく恥ずかしいことをしてしまったんじゃないかみたいな気持ちになっちゃったんですよ。ビートルズがもしいまこの「オータムリーヴス」という曲を作ったとして、彼らはさてモノ・ミックスにしたかっていうと絶対しないと思うんですよね。それにハッと気づいてしまって。それが大きかった。昔の機材を使っても昔の音楽をシミュレーションするようなことはやめようとどっかで思っていたんだろうな。ヴィンテージの機材使えばヴィンテージの音になるって思っていたけど、そうじゃない。

すごくなだらかなアルバムになった

──でも、そういう経験があったからこその『トワイライト』。

そう。それに気付いたのが大きかったんだな。いままでそれに気付いていたことも、アルバムには影響ないと思っていたんですけど、それがでかかった気がする。つまり、『トワイライト』は昔っぽいレコードを作る、っていうところには意識は働かなくなったということなんです。あと僕らが『エス・オー・エス』とか作っていた頃より、昔っぽい音を作ることが簡単になったのかもしれない。『エス・オー・エス』作っていたときって貧乏学生だったからというのもあるけどプラグインも貧弱だったので、結構いろんなことをして、わけわかんないような音にしなきゃとかね。いろいろやったんですよ。「Taroupho」っていう曲もリズムボックスのパターンを1回カセットに落として、それを再生してスピーカーの音拾って混ぜたりして。そういうのがプラグインとかでもっと簡単にできるようになっちゃったから、あんまりロマンを感じなくなっているのかもしれない。

あと、葛西さんが最初から、「今回は明るめの音、前よりも開けた音にしよう」って言ってくれて。そこが外向きの要因として残っている最大の部分だなとは思っています。もちろん、そうじゃない曲もあるけど、何か録り音とかミキシングはめちゃくちゃ外に向いている曲っていうのは何曲かあって。それがうまい具合に成り立っている、絶妙なバランスで成り立っている所以だろうなあと思いますね。

あとは、もしかしたらサブスクの台頭によって、いままでの自分の音楽の聴き方を少し肯定されたような気もしていたんですよ。いろんなものが並列になって、いまも昔もないみたいなね。そういう音楽の聴き方になるんだとしたら、自分としてはやりやすいかもしれないとか思ってた時期もあった。それも影響してるかな。もちろん、サブスクへの思いに関してはまだ結論は出ないですけど、でも、すごくなだらかなアルバムになったな、そこがいまのレコードだって思えるところかもしれないです。

「君がいるなら」(『トワイライト』収録))
「君がいるなら」(『トワイライト』収録))

──「なだらか」といういうのがアルバムの、少なくとも澤部くんの考えるいまの時代のアルバムという概念を伝える言葉のひとつなんですか?

なのかもしれない。たとえば、『エス・オー・エス』も『CALL』もどっかで「そりゃその曲はそこに置くしかなかったよね」みたいなのがなくはないアルバムなんです。でも、『トワイライト』はとにかくこの曲入れたいっていう情熱が無理せず納まった。そういう意味でなだらかですね。今回タイアップもあったし、最初はもっと寄せ集めだと思っていたんですよね。でもたとえば『CALL』よりもぜんぜんアルバムっぽいアルバムになった。自分の歴史の中で好きなアルバムをあげろって言われたらやっぱ『エス・オー・エス』と『CALL』をあげちゃうんですけど、そのどっちの2枚よりもアルバムとしてはなだらかだなって。

──今作は歌詞も「なだらか」かもしれないです。

そうですね。めちゃくちゃ強い言葉は出てきていない。「沈黙」と「それぞれの悪路」にちょっとあるかなくらいな感じですね。なんか歌詞が出来ていく過程も苦労した曲もあるけど、すごく自然だったんですよ。たとえば、「四月のばらの歌のこと」の最初の一行を最初は「ガラス“瓶”」にしていたんですよ。でも、歌入れしてプレイバックしてみると、何度聴いても「ガラス瓶」に聴こえない。「カラスミ」に聴こえちゃう。これは良くない、何か違う言葉で......って思ったんだけど、聴いてくれるみなさんの頭の中に「ガラス」が出てこないとダメなんだと思って。じゃあ「ガラス“戸”」にしようって。これなら「ガラス」に聴こえると思って、1回目がガラスに聴こえたら2回目も聴こえるだろうと思って、それで最後は「ガラス“瓶”」にしたんです。

あと、「高田馬場で乗り換えて」はマルコメのタイアップだったんですけど、「どんな曲を作っても構わないけど、ただ、タイトルにマルコメをかすめた言葉を入れてくれ」って言われて。で、ここはもう東京のローカル・バンドとして、マルコメの東京本社が高田馬場にあるっていうのは知っていたんで、それにしようと。だから、「発車のベルが」って歌詞、あれはJRの鉄腕アトムの音楽じゃなくて、西武新宿線の発車ベルのことなんです。西武新宿線ではマルコメの曲が乗り換えの音楽なんですよ。そういうのを描いたりするっていうのはいままでやらなかったことですね。

──「なだらか」だから、アルバム・タイトルの『トワイライト』も昼でもなければ夜でもないグラデーションの時間帯を象徴する言葉ですね。

いや、ほんとうにそれに気づいて。スカートの書いてきた歌詞とか言葉とか、曲もそうだと思うんですけど、全て起承転結のどこかなんですよ。その全てを明確に描ききった曲はたぶんひとつもなくて。そういう意味で昼でもなければ夜でもないみたいな、そういうものは非常にスカートらしい。だから意外と、「トワイライト」ってスカート全体を象徴する言葉になるかもしれないと思いましたね。昔言ってた曇天の美学みたいな話にもつながるなと。晴れてもいないし雨も降っていないみたいな。その中間みたいなね。そういうものは非常にスカートらしいなと思ったんですよね。

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PROFILE

スカート

どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとバンドアンサンブルで職業・性別・年齢を問わず評判を集める不健康ポップバンド。強度のあるポップスを提示し、観客を強く惹き付けるエモーショナルなライヴ・パフォーマンスに定評がある。

2006年、澤部渡のソロ・プロジェクトとして多重録音によるレコーディングを中心に活動を開始。

2010年、自身のレーベル〈カチュカ・サウンズ〉を立ち上げ、1stアルバム『エス・オー・エス』をリリースした事により活動を本格化。これまで〈カチュカ・サウンズ〉から4枚のアルバムを発表し、2014年には〈カクバリズム〉へ移籍。アルバム『CALL』(2016年)が全国各地で大絶賛を浴びた。

そして、2017年10月にはメジャー1stアルバム『20/20』を発表。
昨年にはメジャー1stシングルとしてリリースした「遠い春」が映画「高崎グラフィティ。」の主題歌、カップリング「忘却のサチコ」が高畑充希主演のドラマ「忘却のサチコ」のオープニング・テーマに起用された。

そして、2019年にリリースした最新シングル「君がいるなら」には大泉洋主演映画『そらのレストラン』に書き下ろした主題歌と挿入歌を収録。

また、そのソングライティング・センスからこれまで藤井隆、Kaede(Neggico)などへの楽曲提供、ドラマ・映画の劇伴制作に携わる。更にマルチプレイヤーとしてスピッツや鈴木慶一のレコーディングに参加するなど、多彩な才能、ジャンルレスに注目が集まる素敵なシンガー・ソングライターであり、バンドである

Twitter : https://twitter.com/skirt_oh_skirt
Official HP : https://skirtskirtskirt.com/

この記事の筆者
岡村 詩野

音楽評論家/ 音楽メディア『TURN』(turntokyo.com)エグゼクティヴ・プロデューサー/ 京都精華大学非常勤講師/ オトトイの学校 内 音楽ライター講座(https://ototoy.jp/school/ )講師/ α-STATION(FM京都)『Imaginary Line』(日曜21時〜)パーソナリティ/ 『Helga Press』主宰/ Twitterアカウント ▶︎ @shino_okamura / Instagram ▶︎ shino_okamura

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NRQ 待望のアルバムを配信開始! 対談:牧野琢磨×佐藤薫

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岡村詩野コンピレーション・アルバム『radio kittenコンピレーション vol.2』

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folk enough『Exit』レビュー

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radio kittenへの道!!

radio kittenへの道!!

radio kittenへの道!!

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radio kittenへの道!!

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虚弱。『孤高の画壇』HQD(高音質)音源で先行配信!

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JOAN OF ARC『LIFE LIKE』

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ムーンライダーズ 活動休止前のラスト・アルバム『Ciao』リリース

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ムーンライダーズ 無期限活動休止を発表

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全曲フル試聴『EVERYBODY LISTEN!』vol.2 ツチヤニボンド

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在日ファンク『爆弾こわい』配信開始!

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この記事の編集者
鈴木 雄希

1994年生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、2017年にOTOTOY編集部に加入。主にロックやJ-POPを中心に企画、編集、執筆をしています。お笑い好きのテレビっ子。

REVIEWS : 018 ダンス〜エレクトロニック(2021年3月)──佐藤 遥

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来年1番いいバンド”はTENDOUJIだ!!! ──心を熱く燃やす必殺ソング「FIREBALL」リリース

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「誰か」の背中にそっと手を添えて──羊文学『POWERS』

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Helsinki Lambda Clubと行く! “不思議なタイムトラベル”

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デビュー20周年を迎えたサカノウエヨースケ、幼少期の風景を追憶する新作

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「アメリカ音楽」に魅了され続けた“タンテ”が提示する新解釈

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SOMETIME'Sが響すソウルフルで芳醇なポップス

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「スサシ」なミクスチャー・サウンドの中毒者が大増加中!

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polly、人間愛を歌う新アルバム『Four For Fourteen』

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《神宿連載 第17回》彼女たちにとって“アイドル”とは──新アルバム『THE LIFE OF IDOL』

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【対談】突然少年 × 西村仁志(新代田FEVER)──ライヴバンドの彼らはいま何を思う?

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結成のキッカケは出会い系サイト?! ──愛すべきダメ人間たち、“東京恋慕”

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摩訶不思議音楽世界へようこそ──奇才ポップ集団、YAYYAY誕生

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REVIEWS : 008 海外インディー(2020年9月)──井草七海

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塩入冬湖(FINLANDS)、“言葉の力”と向き合うソロ作『程』

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シンプルでエッジーなサウンドで受け止める、羊文学の目線

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REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.79 - 2020 GUEST SPECIAL : 菅原慎一's CHOICE

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不穏でミステリアスな新鋭ロック・バンド“Johnnivan”

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3人のアレンジャーが織りなす、Nakanoまるの新たな姿

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THIS IS JAPAN、メジャー1st SGで魅せつける俺たちの「new world」

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セッションの刹那を詰め込む〈YGNT special collective〉──山中拓也 × GOMESS

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これからも音楽の火を灯し続けよう!! SNSで紡がれた希望の歌「Baby, Stay Home」

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愛すべき邪気のないアウトサイダーたちよ、永遠に──シャムキャッツ解散に寄せて

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朝日美穂、じっくり育てた暮らしと音楽のラグランジュ・ポイント

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Laura day romance、ルーツが交差する音のタペストリー

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岡田拓郎 x 葛西敏彦が語る『Morning Sun』の音世界

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ゆうらん船が緩やかに自由に切り開く、“新たな音楽”の萌芽

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カミナリグモ、確かな「いま」を刻む8年ぶりAL

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Akiyoshi Yasudaが提示する、記憶を残す音楽『memento -day1』

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《神宿連載 第16回》羽島姉妹徹底解剖!

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“planeのいま”を素直に表現するロック・サウンド──7年ぶり新アルバム『2020 TOKYO』

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tacica、15周年イヤーに放つ決意に満ちた新作「aranami」

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《神宿連載 第15回》初のユニット曲「Erasor」から考える“自分を変えること”

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デビュー1周年目前! かみやどメンバー・インタヴュー

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ちっちゃな気持ちに爆音で応える―BALLOND’ORが進む理想の世界への旅路

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《神宿連載》“在ルモノシラズ”の歌詞の世界を徹底解剖! 塩見きらインタヴュー

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FINLANDS「まどか / HEAT」──自ら考えて選んでいくことの尊さ、気力を

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PARIS on the City!、4人のアンサンブルを追求した新作

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マル秘エピソードも!? 6年目の神宿事情──新曲“在ルモノシラズ”先行配信開始

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ジオラマラジオ、“インディーからのヌーヴェルヴァーグ”を無防備なポップスで

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突然変異のポップ・ミュージック──岡村詩野が改めて考える「aiko論」

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REVIEWS : 002 海外インディ(2020年3月)──井草七海

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僕たちの音楽を聴いて最高の気持ちになってほしい──Jurassic Boys

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鳴り響いたリベンジの賛歌──Devil ANTHEM.ライヴ・レポート

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羊文学はあなたの「居場所」に──塩塚モエカ 単独インタヴュー

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伊藤祐樹(THE FULL TEENZ) × ムツムロ アキラ(ハンブレッダーズ) 同級生対談

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【音楽ライター講座番外編】岡村詩野が鋭く迫る2019年のカネコアヤノ躍進のワケ

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魂を震わせる裸のロックンロール!!! 突然少年、3人の先輩と作る新作リリース

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sleepy.ab、7年の眠りからの目覚め──第3期のはじまりを告げる『fractal』

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きっかけは香港にあった便所の落書き──ヘルシンキ、新作をリリース

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DÉ DÉ MOUSE、2020年は平和の音楽としてのダンス・ミュージックで遊ぶ!

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大型ルーキーが全国へ! ──〈週末アイドル部〉発の三匹組、黒猫は星と踊る

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草野球とバンドは同じ?──ピュアにマイペースにグッド・メロディを作り出す家主

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“生きててよかった!”──つるうちはな、『サルベージ』レコ発で叫んだ人間賛歌

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佐藤健一郎(Ba)に訊く、バンドの過去といま──teto新アルバム特集第2弾

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エレキュート・アイドル“my♪ラビッツ”、ソロとしての第一歩を踏み出す初シングル

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岡山ローカル・アイドルの先駆け的存在“S-Qty”、第3期が始動!!

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THIS IS JAPAN、危機を乗り越え食らいついた新たな“味”──『WEEKENDER』リリース

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いまArtTheaterGuildに訪れている変化──オリジナリティに向き合う新作

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崎山蒼志、新世代アーティストたちと作る2ndアルバム『並む踊り』

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オーガスタからの新たな才能を見逃すな! ──抜群のグルーヴを持つDedachiKenta、鮮烈デビュー

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シャムキャッツ、盟友・王舟と作り上げるカジュアルなポップ・ミュージック──新作『はなたば』配信開始

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落とし込むUSのトレンド、提示する新しい色──the chef cooks me『Feeling』

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もうハッピー・グルーヴだけじゃない! いまがTENDOUJIの変革期!

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リアルな勢い詰め込んだ、teto『超現実至上主義宣言』メンバー全曲解説

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No Buses、1stアルバムらしさにこだわった、完全無欠でない愛くるしさ

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つるうちはなのエネルギーを君に──20周年を目前に迎えるメジャー・デビュー

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【10周年記念企画】メンバーが選ぶ「Drop'sの楽曲TOP3」

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みなさまに感謝を込めてOTOTOY10周年キャンペーン実施中!

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【開催直前鼎談】 今年の〈ボロフェスタ〉は自身の感性を信じて踊れ!

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10年目のDrop's、伝統ロックンロールだけでない新要素を詰め込んだ新作

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JYOCHO、新作『綺麗な三角、朝日にんげん』で切り開く第2章

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「みんなが一歩成長する時期を迎えたかな」──フレンズ、新たな試みが詰まった2ndプチ・アルバム

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煌めき立つロマンスとノスタルジーの風──ジオラマラジオに時代がついて来い!

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“国民的グループ”に向け、これからも神宿は突っ走る! 5周年ワンマン@幕張メッセ

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YouTubeから発進する神宿の個性──北川敦司(神宿P) × 市川義典(UUUM)対談

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2019年の顔はカネコアヤノで決まり! ──バンドの可能性を信じた新アルバム

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なぜアーティストは壊れやすい?──手島将彦が語るアーティストのメンタル問題

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デビアンが全員高校生に! 青春を詰め込みつつも大人の階段をのぼる新シングル

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“LosingMySilentDoors”、ロック・バンドによるダンス・ビートへの接近

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現在進行形のポップ・バンドとしてのスカートを証明する『トワイライト』

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〈WaikikiRecord〉が20周年愛され続けたワケ──空中 × パリス、若手座談会

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.27 - SUMMER SPECIAL「モリタナオヒコ (TENDOUJI) 編」

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谷口貴洋はなぜ“肯定”を歌うのか──新シングル“Ending”配信開始

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Nakanoまるは、目一杯、生きてます──「あの子」に届ける新作『WOW』

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今年のフジロックではなにが起こっていた?!──〈フジロック 2019〉

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YAJICO GIRLが『インドア』で見せるギターロックに収まらないサウンドの進化

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生々しくも色気のあるダメ男のロマンス──河内宙夢&イマジナリーフレンズ

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サマー・ムード纏うフェイク・ノスタルジア──Teen Runnings、5年ぶりアルバム

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《神宿連載》第10回 塩見きら「神宿に入れて幸せだなって、毎日思ってます」

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【対談】サカノウエヨースケ × 吉川友──ぼくらにとってのJポップ20年の歴史

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なにかを変えるほどのインパクトを──betcover!! 堂々のメジャー・デビュー

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今年もこの季節がきた! OTOTOYフジロック・ガイド2019

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《神宿 road to success!!!》第9回 かみやど(ひらがなかみやど)インタヴュー

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オルタナ・ロックの若き才能・羊文学、新たな魅力を照らす新EP『きらめき』

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ハッピー・ロックンロールの進撃! ──THE TOMBOYS『NOW'N'RUN』配信開始!!

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ピュアに挑み続ける絶妙なアンバランス──folk enough、新アルバム配信開始

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“歌に哲学を”──4年ぶりフル・アルバム『Arche』から上北健の表現の原点を探る

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ミュージシャンとしての進化を遂げた「のん」渾身のインタヴュー!

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《神宿 road to success!!!》第8回 塩見きら加入! 新体制初インタヴュー

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“GRASAM ANIMALのロック”で目を覚ませ! ユニークさ満載の『GOLDEN BAD』

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よりタイトに、肉体的に、生々しくストレートに──LITEの新アルバム『Multiple』

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初のギター・アルバムよりピュアに鳴らされた“Daijiro Nakagawa”の音色

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“米”系バンド日本代表、MOROHA! お前らどこまでいったら満足するんだ!?

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歌の純粋さが詰まった最初の集大成、完成!──Mom新アルバム『Detox』を語る

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同人音楽の世界で良い音で聴くのがいいよとまだまだ抗いたい──Beagle Kick、3年半ぶりのアルバムを語る

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「音に振り回される」ことから立ち上る快楽──網守将平@WWW ライヴ・レポート

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新時代ポップスへの光芒──踊ってばかりの国が新作『光の中に』をリリース

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激情ほとばしるtetoの2ndシングル『正義ごっこ』

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3776が生み出した“ダイナミクス”の世界──ライヴ・アルバムをハイレゾ配信開始!

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変化を恐れずに切り取った多彩な表情──tacica、『panta rhei』リリース

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《神宿 road to success!!!》第6回 羽島めい「神宿は青春よりも熱い場所」

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《神宿 road to success!!!》第5回 小山ひな「私は全部を愛されたいから」

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春の風が穏やかになびく新作『trumpet』をリリース──メンバー全員インタヴュー

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“ナツカシサウンド”だけじゃない! “いま現在”に目を向けるバレーボウイズ『青い』

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〈SXSW〉を経験したリーガルリリー、バンドとして新たな入り口へ

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《神宿 road to success!!!》第4回 羽島みき「どの子が神宿に加わるのかドキドキもある」

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【Drop's連続企画】楽器隊3人インタヴュー──彼女たちのサウンドはこのメンバーによって作られる

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Devil ANTHEM. 『Fake Factor』リリース記念〈プレゼント ANTHEM.〉

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鈴木博文2年ぶり14枚目の新作『ピカソ』独占ハイレゾ先行配信

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アナ、円熟味を増したポップ・マエストロ──5年ぶりの作品『時間旅行』リリース

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《神宿 road to success!!!》第3回 一ノ瀬みか「アイドルって本来はカッコイイもの」

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《神宿 road to success!!!》第2回 関口なほ「神宿自体が私にとっては青春だった」

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【Drop's連続企画】中野ミホ インタヴュー「バンドで歌うことで全部発散していた」

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《神宿 road to success!!!》第1回 神宿プロデューサー・北川敦司

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ポップ100パーセント!! ──グッド・メロディー大集合な柴田聡子の新作配信開始

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ときめき感じる“若さゆえ”の神秘──ムノーノ=モーゼス『オカルトタイムズ』

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【REVIEW】AAAMYYYの歌う、“BODY”からの解放──1stアルバム、ハイレゾ配信開始

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PUNKに生きる! ──CHAI、グラミーへ大きな一歩を踏み出す新作をハイレゾ配信

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〈SACRA MUSIC〉作品配信スタート!

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キラキラ、ドキドキ、ロックンロール!!!──新潟発のニューカマー、ザ・ジュアンズ

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日本人みんなの「懐かしい」をくすぐる応援歌──花柄ランタン先行配信開始

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2019年、最初の衝撃!! 鬼才集団・King Gnuによって突きつけられる革命的J-POP

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北欧の風を纏う2バンドの邂逅──Ribet towns × yuleコラボ企画“Movement”始動

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『Year in Music 2018』〜今年の音楽シーンでは何が起こった?〜

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12のストーリーの“語り部“として──七尾旅人『Stray Dogs』レヴュー

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【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party

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轟音とともに発せられる“ヤング”の叫び──ニトロデイ、初フル・アルバムをリリース

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爆発寸前! 魔法がかかった新境地へ! ──TENDOUJIのぶらり旅〜浅草編〜

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THE TOMBOYSがやってきたヤァ! ヤァ! ヤァ! ──新作を豪華特典付きで配信中!

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tacica「煌々/ホワイトランド」ハイレゾ試聴会レポート&公開インタヴュー

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この記事の編集者
Shizume Yuta

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[インタヴュー] スカート

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