【Save Our Place】これからも音楽の火を灯し続けよう!! SNSで紡がれた希望の歌「Baby, Stay Home」
新型コロナウイルスの影響で多くのイベント/ライヴが開催自粛を余儀なくされ、大きなダメージを受けた施設を支援すべく、OTOTOYが立ち上げた『Save Our Place』では、たくさんのアーティストに参加していただき、およそ60タイトルの音源配信をおこなうことができました。ミュージシャンやレーベル、そして多くのお客様にご協力いただき、投げ銭を含めておよそ580万円の売り上げを達成! 本企画に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました! 『Save Our Place』は9月末をもって一旦終了となりますが、OTOTOYではまた違った形でまだまだ支援を続けていこうと思っています。皆様と一緒に粘り強くこの苦難を乗り越えていければ幸いです。
『Save Our Place』売り上げ金額(2020年8月3日現在)
5,791,848円
(内、投げ銭での支援額は2,188,953円)
※上記金額からカード決済代行業者に支払う決済手数料と著作権使用料を引いた額をライヴハウスなどの施設へ寄付いたします。
※『Save Our Place』作品の音源配信は、最長9月末までとなっております(作品によって配信終了タイミングが異なります)。
【『Save Our Place』配信音源は↓から】
https://ototoy.jp/feature/saveourplace/
そしてこのたび、『Save Our Place』リリース作品のなかで最も注目を集めた楽曲のひとつ“Baby, Stay Home”にフォーカスし、このプロジェクトの中心人物でもあるKeishi Tanakaと岩崎慧にインタヴューし語ってもらった。まだまだ感染者数が増え続け大変な状況が続くなか、未来に向けてミュージシャンはなにができるのか? そして我々音楽ファンはなにができるのか?
INTERVIEW : 岩崎慧(セカイイチ) × Keishi Tanaka
Keishi Tanakaや岩崎慧(セカイイチ)など1982年生まれのアーティストを中心に、4月5日に公開楽曲制作が突如SNSではじまった。それは「#BabyStayHome」というハッシュタグとともに投稿され、Twitter上でも大きな話題を集めることになる。その後、紗羅マリー(LEARNERS)や岩崎愛など全13名が参加し10日ほどで完成した楽曲が、この“Baby, Stay Home”だ。4月上旬、コロナ禍の混乱により日本中が不安に揺れる中、この曲のハッピーなサウンドとポジティヴなリリックに心を救われた人も多くいただろう(ページ下部にこの曲の歌詞も掲載したのでぜひチェックを)。まだまだ感染者数は増え続け、大変な状況は続くけれども、夜が明けるその日を楽しみに、僕らは“Baby, Stay Home”を聴くんだ。ちなみに“Baby, Stay Home”の音源配信は2020年8月31日(月)までなので、まだチェックしてない方はお忘れなく。
本作の配信は8月31日(月)まで! 未チェックの方はお早めに!
参加アーティスト : 岩崎慧 (セカイイチ) / Keishi Tanaka / 柴山慧 / 谷川正憲 (UNCHAIN) / LOVE / 岸本亮 (JABBERLOOP, fox capture plan, POLYPLUS) / 紗羅マリー (LEARNERS) / 岩崎愛 / 村松拓 (Nothing's Carved In Stone, ABSTRACT MASH) / 桃野陽介 / 松本誠治 (the telephones, We Come One, Migimimi sleep tight, 大宮Base) / ナギケン (HardyRyan) / TA-1 (KONCOS, Anoraks) / simoryo (the chef cooks me) / George (Mop of Head) / the Department / Shogo Takahashi (MO MOMA)
インタヴュー : 飯田仁一郎
文&テキスト : 鈴木雄希
写真 : 沼田学
キャリア最速のリリース
──“Baby, Stay Home”にはたくさんのアーティストが参加しています。この曲はどういった経緯で制作されたのでしょうか。
岩崎慧(以下、岩崎) : もともと1982年生まれのグループLINEがあって、そのメンバーで飲み会をやったみたいで。
Keishi Tanaka(以下、Keishi) : その飲み会も1回しかやってないんですけどね(笑)。
岩崎 : 僕はその飲み会には参加できなかったんですけど、また飲み会をするというので誘ってもらって。でもコロナの影響もあって延期することになったんですね。それで、LINEに「せっかくこれだけヴォーカリストがいるんだから1曲作ってみない?」って送ってみたんですけど、そのときはみんなが「いいねえ〜……」くらいの感じで、ぜんぜん乗ってこなくて(笑)。
Keishi : まぁ、様子は見たよね(笑)。
岩崎 : ちょうどそのときに作りかけのトラックがあって、個人的に気に入っていたし世に出したいと思っていたので、LINEをした翌日くらいに1分くらいの尺にして聴いてもらったんです。そしたらKeishiくんとUNCHAINのマスオくん(谷川正憲)からすぐに返信がきて。次の日にはふたりがAメロとBメロをつけてくれて、そのあと(柴山)慧くんが1サビを送ってきてくれて、1コーラスが完成したんです。それがめっちゃよくて。それくらいからKeishiくんの心が燃えはじめた(笑)。
Keishi : 最初は飲み会の話だったからそんな真面目に話してないし、その延長で曲作りの話になったときも、たしかにまだ俺の心は動いてなくて(笑)。でも(岩崎)慧くんが曲を投げてくれた時にめちゃくちゃいいトラックだなと思って。だからもうちょっと早くテンションは上がってたよ。一応修正しておくね(笑)!
岩崎 : そうだったんだ(笑)。
Keishi : トラックを聴いた時点で「これはできるな」と思ったから、誰かがはじめたら進むかなって、その日の夜にメロを作って次の日の朝に送ったんです。Twitterで制作の様子を見せていったのもよかったよね。
岩崎 : そうだね。
Keishi : それで、LINEで「俺できたのでいまからTwitterに投稿します」みたいな情報を共有しながら進めていって。LINEグループに入っているヴォーカリストは俺と慧くん、まっさん(谷川正憲 / UNCHAIN)と(柴山)慧くん、あと村松拓(Nothing's Carved In Stone、ABSTRACT MASH)だったんですね。で、俺的に転機だと思っているのは、紗羅マリー(LEARNERS)がTwitterで乗っかってきたことで。
──紗羅マリーさんは想定外だった?
岩崎 : 想定外です(笑)。
Keishi : 紗羅ちゃんは遊びで乗ってきた感じだったんです。もともとは1982年生まれの人たちでって話だったんだけど、「紗羅ちゃんは年が違うからごめんね」って言うほど俺らもバカじゃないので(笑)。そこからLOVEちゃんと桃野(陽介)くんとか、Twitterでなんとなく繋がっていたミュージシャンが集まってきて。
岩崎 : 制作するってなってから曲をリリースするまでが2週間くらいでしたね。キャリアの中で最速だと思う(笑)。
Keishi : とにかくその期間はLINEグループが荒れ狂ってた(笑)。段々Twitterでの反響も大きくなってきたから「これはなんかすべっちゃいけないね」って感じになってきて(笑)。そこで1回リリースをどうするかということをちゃんと整理しようと。「こういう曲だしライヴハウスの支援になればいいね」というのは自然に決まって、いろいろやり方を探している中でOTOTOYの『Save Our Place』を見つけて、みんなに「これ、どうだろう?」って投げたんです。
「音楽が止まらなくて済むかもしれない」という希望
──そうだったんですね。そのスピード感で制作するにあたってのモチベーションはなんだったんでしょう?
Keishi : この企画をはじめたのは4月のはじめなんですけど、「いまやらなきゃダメだ」という感じはあって。やっぱり2週間後、1ヶ月後だとやる意味が半減しちゃうというのは肌感としてあったんです。そのスピード感をみんなもなんとなく共有していて、みんな一晩で仕上げてくる。その空気感がいい効果を生んだのかもしれない。
岩崎 : このご時世だから状況もすごい早さで変わっていくし、“STAY HOME”じゃなくなるかもしれなかったから、そこも含めてスピード感を持ってやろうって感じはあったね。みんながあまりにも早く、しかもいいメロディーを仕上げてくるから、めちゃくちゃテンション上がって。夜中に作業部屋に行って作業することもぜんぜん苦痛じゃなくて、むしろめちゃくちゃ楽しかったんですよね。
──じゃあ集まった膨大なデータは岩崎さんがまとめたんですか?!
Keishi : そうですね。その前にまずは作ったメロディーと好きな動画をTwitterにあげて次の人に回すっていうルールがあって。その一連が終わったら、投稿したという報告とそのデータをLINE上にあげて、それを慧くんが拾ってトラックに足していく感じですね。
岩崎 : たぶん合計150トラックくらい(笑)。「僕のPCがもう持たない!」って言ってましたね。
Keishi : 僕は一発目だったから気軽にできたけど、途中から段々ハモリを入れてる人がいたり、声をダブルにしたり、前の人とは違うアイデアを出してきた。だから「最初でよかった」と思って経過観察してました(笑)。
──よくまとめ切りましたね……。
岩崎 : みんなが持ってきてくれたメロディーがすばらしかったからね。いま考えると俺の使命は「どうやってナギケン(HardyRyan)のコーラスを入れていくか」ということだけだったかも。「あいつ出番ないまま終わってしまう」って(笑)。
Keishi : 慧くんの妹の(岩崎)愛ちゃんがコーラスのプロフェッショナルだし、愛ちゃんさえいれば、ナギケンみたいに普段歌っていないやつもなんとかなるだろうって思っていたよ(笑)。あとやっぱりヴォーカルもみんなのキャラクターが違うからよかったかもしれないですね。
岩崎 : みんなのキャラクターが出たよね。
──リリース後はラジオをはじめさまざまな場所で紹介されていきました。
岩崎 : そりゃ盛り上がるだろうとは思ってはいましたね。でも媒体さんも含めてみんなそれだけトピックスを求めていたのかなとも思います。なにより自分たちが楽しみながらリリースできたことはうれしかったですね。
Keishi : 僕らもお客さんも、ラジオ局も、音楽関係者、エンタメ関係者がやばいって感じていたときだったから、こういうことができたことは単純にみんなうれしかったのかもしれないですね。曲調もポジティヴな空気が出せたし、「音楽が止まらなくて済むかもしれない」という希望のようなものを感じてくれたのかも。
──6月にはsimoryo(the chef cooks me)、George(Mop of Head)、the Department、Shogo Takahashi (MO MOMA)の4組による“Baby, Stay Home”のリミックスもリリースされましたが、これはどういうきっかけがあったのでしょう?
Keishi : これはもともとの原曲を作ってるときに、simoryo(the chef cooks me)に「こういうのをやってるんだよ」って声をかけていて。「おもしろそう」って言ってくれたんですけど、スケジュールの都合が合わなかったんですよ。でも「いまみんなが盛り上がってるスピード感も邪魔したくないから歌はごめんだけど、後日リミックスとかどう?」ってポロっと言っていて。そのあと原曲のリリースまで行ったときに、僕がsimoryoのラジオにゲストで呼ばれて、生放送中に“Baby, Stay Home”をかけてくれたんです。それでこの曲の話をしているなかでリミックスをしてくれることが決まって。それで、リミックスをやるなら何組かいた方がおもしろいかもねってことで、みんなと相談して4組にリミックスをお願いしました。
岩崎 : 僕らはKeishiくんからその4組のリミックスをいっぺんに渡されて。「おお、めっちゃ聴き応えある!」ってめっちゃテンション上がったのを覚えています。
Keishi : みんなあのポップな曲をそのままやらないというテーマがどこかにあったのかもしれませんね。
──全員メロディーをちゃんと活かしたリミックスですよね。だからそれだけメロディーが強かったんだろうなって思いました。
岩崎 : シモちゃんは「全員ラスボスでした」って言っていましたね(笑)。愛を感じたよね。
Keishi : Departmentのリミックスで、紗羅ちゃんの声に一部だけボコーダーをかけているんだけど、それが徐々に元の声に戻ってくるアレンジがあって。その人間に戻る感じに感動した。「俺たちもいつか戻れる」っていう強いメッセージだと勝手に解釈して遊んでました。
──おふたりのなかでそれぞれ印象的なフレーズはどこですか?
岩崎 : LOVEちゃんの「半径2mの距離に地球一周分の愛を」って歌詞はめちゃくちゃパンチラインですよね。
Keishi : たしかに歌詞はみんないいよね。まっさん(谷川正憲)は、みんなの曲名みたいなのを入れてるみたいなこともしていて。
岩崎 : 僕、「珈琲を召す」ってツイートをしているんですけど、それを歌詞に入れてくれて。マスオくんはいろんな人の生活のワンシーンを切り取った歌詞を書いてくれていましたね。でも俺はやっぱりKeishiくんの出だしがいちばん好きかも。あれが来たから走り出していけた気がする。
Keishi : うれしい。最初でスベってなくてよかった(笑)。
自分の好きなものを楽しむことで守ってほしい
──今回は1982年生まれのミュージシャンが中心になって制作されましたが、いまの30代後半の世代の特徴ってなにかあるのでしょうか。
Keishi : 20代の頃は譲れないものがあったんですけど、30代になってそれが自分のなかで取れてきた感覚があったんです。自分がいままで行けてなかったフィールドに手を伸ばすような挑戦がはじまってきて。たぶんもっと歳を取ってくると、そこから性格とかを変えるのも難しくなるのかなとも思うし、いまがいちばん柔軟に考えられるのかなと思っていて。いま考えると、それがこのスピード感とかこの企画にあっていたのかもしれない。
──なるほど。
Keishi : もうひとつ思い出したんですけど、僕らは約10年前の東日本大震災を経験していて。今回の新型コロナウイルスとはぜんぜん状況も違うんだけど、あのときの経験が少なからず活きている世代というか。これは僕に限ってですけど、当時riddim saunterの解散の時期ともかぶっていて、活動に制限が出た部分も多少なりともあったと思うんです。そのときは周りの先輩がすごく動いていて、そこでできることはやったけど、もっとやれたんじゃないかと思うことはいまだにあって。
岩崎 : そうか、あのとき僕らは意外と若かったんだよね。いま、Keishiはプロダクションのなかで自由に動いていると思うし、僕らはフリーで自分たちの好きなことをやっているけど、あのときの先輩たちはここにいたのかもしれないね。たしかにあのときはメジャー・レーベルに所属していて、できないこともいろいろあって歯痒い思いをしたなぁ。
Keishi : 理由はいろいろ違うだろうけど、もしかしたらなにかやり切れなかったことがある世代なのかなって思って。だから今回はできることからやろうっていう気持ちがみんなのなかにあったのかもしれない。
岩崎 : でもさ、その根底に「楽しい」ってことがあったのがデカい気がする。
Keishi : そうだね。『Save Our Place』のように、「寄付してください」じゃなくて、音楽を作って売ることが結果的にライヴハウスの支援になるというのは、お客さんもそんなに難しく考えることもないだろうしよかったかも。自分たちも楽しんで、聴いてくれた人も楽しいし、いままでとやっていることは変わらないから。
──いままた感染者数が増えてきていますが、ミュージシャンとしてこれからどうしていこうと考えていますか?
Keishi : 最初の頃、4月になったら元の生活に戻るのかなと思っていた自分に教えてあげたいですね、いろいろ(笑)。“Baby, Stay Home”もそうだし、この状況のなかでいかに前向きなことを作れるか、いまもその気持ちは変わっていなくて。もちろんライヴができないのはつらいけど、代わりに配信ライヴとか、新しいことが増えてそれはそれで楽しめるように工夫するつもり。一時的にとかではなくて、これからも全部ひとつひとつ前向きにやるしかないですよね。いついつからこれをやりましょうということを先に決めちゃうと、それこそいま話題のGo Toなんちゃらみたいになりかねないし。なので、その都度考えて決めていくしかないですよね。
──岩崎さんはどうですか?
岩崎 : いまKeishiくんも言っていたけど、「収束したらやりましょう」ではなくて、2年くらいはこのままなんじゃないかなと、なんとなく予想していて。今後僕らが直面するのは経済的な問題だと思うんです。今後配信が強くなるなかで、そろそろ配信ライヴの単価とかをみんなでガッと決めたい感じはありますね。いまの“やってみました価格”ではなくて値段設定も変えていけたらと思うし。配信ライヴの音のクオリティーを上げていくことにすごい興味があります。でも、Keishiくんが“The Smoke Is You”で「you cannot stop a favorite」って歌っているように、気持ち的には楽しむことを絶やさないようにしたいから、そのために動いている感じですね。
Keishi : 音楽じゃなくても、たとえば映画、洋服、飲食とか、自分の好きなものを楽しむことで守ってほしいですね。一個だけ応援するとかでもいいと思うんですよ。「音楽に対して支援している場合じゃないだろ」って言う人もいるけど、ずっとそれには腹が立っていて。文化や芸術なしに生活している人なんていないんだから、自分が興味のない分野だからって「ライヴハウスは娯楽でしょ」みたいなことは、せめて言ってくれるなと本当に思います。
岩崎 : 本当に黙っていてほしいよね。
──そしてリアルにライヴハウスだけが大変な状況じゃなくなってきたなという感じはありますよね。
Keishi : 慧君も言っていたけど、これからミュージシャンも大変になってくるだろうし、普通に仕事をしている方ももちろん大変になってくると思う。だから支援とかもできなくなるじゃないですか。だからそのことに苦しまないでほしいし、さっきも言ったように、全部を応援するのではなくて、思い入れがあることを優先的に応援するとかでもいいと思います。とにかく、全員で乗り越えるぞって感じです。
──今後このメンバーで考えていることってあるんですか?
岩崎 : 個人的にはなにかもうひとつやりたいなと思っています。
Keishi : トラックください(笑)。
岩崎 : わかりました(笑)。
これを見ればもっと楽しめる!! “Baby, Stay Home”の歌詞を大公開!!!
Baby, Stay Home
Keishi Tanaka(Vo)
泣かないでベイベー
今は目を閉じて 思い出す夜のこと
ぎゅっと強く抱きしめていよう
愛した世界へ 今の想い書き足したら
そっと伝え合うような夜を
そう もう少しだけ
窓ガラスの向こう 月に願いを
柴山慧(Vo)
家に引きこもろうよ
オンラインだけどベイビーイッツオーライ
気持ちはそばにどうぞ
君と画面越しで Through the night
笑いながらステイホーム
オンラインだからベイビーイッツオーライ
次に会える日まで
歌いつないで 今日は家でまた Through the night
谷川正憲(Vo)
Oh ベイビーベイビー 必ず未来はきっとオールライト
だからこのまま Dance in the room
ここは全てが"自分ルール”
まるでラブリーサンデーEveryday
Get happy, Get lucky
ベイビーステイホーム
食後の A Cup of coffee
召したら Traveling without moving
LOVE(Vo)
半径2Mの距離に 地球一周分の愛を
フライパンをマイクロフォンに歌えば I'm next to you
なんで人間ってすごいんだろ!
きみと投げ合うエアキスから
You save my day and I save your day
Baby Stay Home
岸本亮(Key)
※Keyソロ・パート
紗羅マリー(Vo)
パッと目が覚めて 君のこと想う
会いたいな二人でキスしたいな
今年の桜は寂しそうで
ひとりぼっちで誰を想う So Baby I need you
おーい 涙拭いてよ
おーい もうすぐ迎えに行くよ
会えない日々だって怖くはない
君と僕に距離なんてない
So Baby I need you
おーい イマジネーションかき鳴らせ
そばにいるよ 手を握ってよ
So Baby I Love you
村松拓(Vo)
夢が醒めてしまうような夜には
歌うのさベイベー
桃野陽介(Vo)
僕らのアクション 将来明るくするため
お家で待ってようよ 家 家
寂しくなんかないよ また会える日まで
お家で待ってようか 家 家
岩崎慧(Vo)
冷え切った心 溶かすような
82,ファンキーなグループライン
歌い繋いでゴキゲン
Are you ready? yess! I'm ready!
引きこもっても くじけそうでも
未来に繋がる今があるから
夜が明けるその日まで
Baby, Stay Home
岩崎愛(Cho)、松本誠治(Dr)、ナギケン(Cho)、TA-1 (ジャケット写真)、simoryo(Remix)、George(Remix)、the Department(Remix)、Shogo Takahashi(Remix)
編集 : 鈴木雄希 編集補助 : 安達瀬莉、綿引佑太
「Baby, Stay Home」参加アーティストの作品も配信中!
『Save Our Place』レポート
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〈日程未定、開催確定 TOUR〉という新しい挑戦を行うMOROHAのインタビュー。いつこの状態が戻るかもわからない。間違いなく新しい世界になっているだろう。そんな中、我々は必死に頭を使い、変化していかなくちゃいけない。アフロの言葉を読んで、外には出れないけど、何か皆様のヒントになれば幸いだ。(2020年4月12日公開)
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関西で活動するライター石塚就一 a.k.a ヤンヤンが「京阪神のポップ・カルチャーはコロナ禍とどう向き合っているのか」をテーマにお届けしているレポート、〈for the future〉。ラッパーたちに焦点をあてた前編、クラブイベンターに焦点を当てた中編に引き続き、最終回は映画関係者たちに焦点を当てた。(2020年5月14日公開)
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