【第三期BiS 連載vol.1】 初めてのメンバー・インタヴュー掲載。「WACKといえばBiS」に変えたい!!!

2019年6月11日にトギー、イトー・ムセンシティ部、マナコ・チー・マナコ、チャントモンキー、ネオ・トゥリーズの5人による第三期BiSが発表された。同時に、2019年8月14日にはフル・アルバム『Brand-new idol Society』にてデビューすることも決まり、すでにエンジン全開な彼女たち。そんな第三期BiSを追跡する連載『BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?』第1回は、メンバー全員に“BiS”の一員となった理由、これからの活動に対しての思いを語ってもらったインタヴューをお届けします。
INTERVIEW 第三期BiS
ついに始動する第三期BiS! メンバーは、トギー、イトー・ムセンシティ部、マナコ・チー・マナコ、チャントモンキー、ネオ・トゥリーズだ。そしてOTOTOYも乗り出す! 第三期BiSを追跡する連載のタイトルは、『BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?』。
メンバーのTwitterアカウントも公開され、WACK恒例の定められたフォロワー人数を達成しないと顔出しできないフォロワー企画も始まったぞ(15000フォロワーに対し2019/6/18現在9000弱)。これは伝説の始まりなのか、それとも地獄の始まりなのか、どちらにせよ見逃せないストーリーが幕を開けたということに間違いはない。未だベールに包まれた新メンバー達。そんなメンバーを少しでも掘り下げようと、メンバー全員にインタビューを行った。
インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 水上健汰
「第一期BiSの活動を理解できる人」という募集要項は、まさに天からのお告げでした
──皆さんの名前と、BiSに入って何がしたいかということを一言ください!
トギー(以下、トギー) : トギーです。BiSに入って、世界を変えます。
イトー・ムセンシティ部(以下、ティ部) : イトー・ムセンシティ部です。自分の人生も、応援してくださる人々の人生も面白くできるような人になりたいと思います。
マナコ・チー・マナコ(以下、マナコ) : マナコ・チー・マナコです。私はBiSでWACKを食ベさせていけるくらい大物になりたいです。もちろんクラウンさんも!
チャントモンキー(以下、チャント) : チャントモンキーです。私はBiSに入って、誰かの心を動かせる存在になりたいです。
ネオ・トゥリーズ(以下、ネオ) : ネオ・トゥリーズです。武道館に立ちたいです。
──ありがとうございます。皆さんはどうしてBiSに入ろうと思ったんですか?
トギー : 旧BiSから言っていた「世界を変える」っていう言葉が、すごくカッコよく思えて、その言葉を聞いたとき「私も世界を変えたい! 」と思ってBiSを目指しました。
──BiSってイメージ的には破天荒で、第二期BiSもBiSHが上に上に進んでいく中で苦労していたし、第一期BiSでは脱いだりしていたじゃないですか。そんな中、正統派のアイドルになりたいとかは思わなかったんですか?
トギー : BiSしか考えていませんでした。確かに今までの第一期BiSも二期BiSも苦難の連続のイメージがあるんですが私は別に自分が大変でもいいから誰かの心を響かせたいんです。
──そのためにはBiSに入ることが、一番可能性があるってこと?
トギー : そうですね。

──イトー・ムセンシティ部さんは、なぜBiSを選んだんですか?
ティ部 : 基本的にアイドルという存在が好きで、なりたいなと思いながら生活してたんですけど、オーディションを受けることに対して勇気が出なくて…。でも、将来の仕事について全然考えられない自分がいて。そんなことを考えているのと同時期に、これまで追いかけてきたアイドルという存在に対して、見てる側にいる自分が嫌だという思いが芽生えてきたんですよね。その時に、このまま毎日つまらない生活を送るなら、自分もアイドルを目指そうと決心しました。
──なるほど。
ティ部 : でもやっぱり、やるんだったらとことん面白いことがしたかったんです。旧BiSさんやBiSHさんが今までやってきた奇抜なことも、もちろんただ遊びでやっているわけじゃないというのは理解していて、どれだけ叩かれたりしても、やり続けたその先の評価みたいなものを自分も受けたくなったんです。
──アイドルのオーディションを受けること自体は今回のBiSオーディションが初めてだった?
ティ部 : 一度、小さい事務所のオーディションを受けに行ったんですけど落ちましたね。実は今年の合宿オーディションも受けていて、2次オーディションには行かせてもらったんですけど、そこでは一旦落ちましたね。渡辺さんも覚えてないくらい印象がなかったみたいなんですけど。
──合宿オーディションは落ちたんだ。
ティ部 : そうですね。でもチャンスがあるのならば何度でも手を伸ばすべきだなと思って。

──マナコ・チー・マナコさんは何故BiSに?
マナコ : 私はそもそも第一期BiSがすごい大好きで…。解散する直前にすごい面白いグループがいるなって知ったんですよね。それまではアイドルに全く興味がなくて、サブカルチャーが好きだったんですよ。
──例えばどういうものが好きだったんですか?
マナコ : 例えばなんですけど、「少女椿」の丸尾末広とか平沢進、P-MODEL、戸川純、そのほかにも90年代のヴィジュアル系が好きで、それこそGLAYのHISASHIさんとか。当時のBiSはそういう人たちとのかかわりもあったので、実際に聞き始めたきっかけははっきり覚えていないんですけど、サブカルチャーの一種としてBiSのことも好きになったのは覚えています。そこからWACKのアーティストさんにはまって、アイドルという文化がだんだん好きになっていった感じですね。
──なるほど。
マナコ : でもその内、普通に学生生活が始まって、自分の将来について凄く考えた時に、普通に仕事して、人生が過ぎていっていいのかなって。確かに、楽しいこともそれなりにあったんですけど、このまま死んだら、人の中にも自分の中にも何も残せないまま死んじゃうことになるんじゃないかと思って…。そんなタイミングで、私の好きだった「第一期BiSの活動を理解できる人」という募集要項のオーディションが発表されて、まさに天からのお告げだという気持ちで、そのオーディションに飛び込みました。
──それが今回のBiSのオーディションだったわけだ。
マナコ : そうですね。実はその前に合宿オーディションには応募してはいました。でも、その時は本当に興味本位でしかなくて、もちろん落ちました。でも今回は、その時とは全く違う気持ちで挑みましたね。

虫でもたべます。それは行かせていただきますよ!
──チャントモンキーさんはなぜBiSに?
チャント : 私はずっとバンドが好きで、アイドルとか全然興味なかったんですけど、バンド好きの友達からBiSHを教えてもらって、そこからその友達と一緒にBiSも聞くようになってBiSにはまりましたね。
──バンドは何が好きだったんですか?
チャント : バンドはチャットモンチーとGalileo Galilei、ASIAN KUNG-FU GENERATION、クリープハイプなどを聴いていました。
──なぜ自分がやろうと?
チャント : 第二期BiSのアヤ・エイトプリンスさんがすごい可愛いなって思って見始めたんですけど、気づけばペリ・ウブさんを目で追うようになっていて、アイドルはパフォーマンスで魅せるものなんだと初めて思えたのがBiSだったんですよね。パフォーマンスなら私にも可能性があるかもと思って受けましたね。
──バンドをやりたいわけではなくてアイドルをやりたい?
チャント : 最初はバンドをやりたかったんですけど、バンドを本気でやろうって言えるような人が周りにいなくて。それに自分で曲を作ってみたりしたんですけど、どうもそのセンスは自分にはない気がして…。バンドマンはもう無理だって思いました。
──なぜオーディションへ?
チャント : 私も今年の合宿を受けたんですけど書類で落ちて。その時は何もしないで落ちた自覚があったので、悔しいという気持ちもなかったですね。私も自分の将来を考えている時期に第二期BiSが解散して、今このタイミングでオーディションが始まったのも、もしかしたら運命かなって。

──ネオ・トゥリーズさんはなぜBiSに?
ネオ : 私はずっと歌が好きで、将来はそういう活動ができたらいいなって思ってたんですけど、行動には移していなくて。でも高校一年生の時にBiSの「I can't say NO!!!!!!」を聞いてBiSにはまって、そこからBiSHっていうグループを知って…。そうしてWACKのアイドルにはまっていく中で、初めて本気で「自分は将来彼女たちのような活動がしたい」って思えたんですよね。そこからは、前々回の合宿オーディションを受けて書類で落ちて、今年の合宿オーディションも書類で落ちて、で今回のオーディションでやっとという感じですね。

──WACKに入りたいと思ってからはずっとオーディションは受けていたんだ。BiSってやっぱり過激なことやビックリすることをするイメージがあるじゃないですか。そういうことをするとやっぱりバッシングもあるだろうし、意を決して飛び込まないといけない場面も多々あると思うんですけど、皆さんはそういった奇抜なことはできますか?
トギー : 全然なんでもできます。でも嫌がってる方が面白いかな…。でもいやなことないです。嫌がろうと思います。
──なんでもできるんだ。逆にそういった過激なこととかはどんどんやっていきたい?
トギー : 派手なこととか変なことは注目されるためにやることなんで、注目されたいからやりたいです。
──イトー・ムセンシティ部さんは?
ティ部 : なんでもやります。
──これは嫌みたいなことはありますか?
ティ部 : 特にないです。苦手なものとか嫌いなものとかはたくさんあるんですけど、その場に置かれればなんでもやらなきゃってなるとおもう。
──1番苦手なのはなんですか?
ティ部 : 虫とエビ。
──エビを食べろって言われたら食べるんですか?
ティ部 : 頑張ればたべれます。
──虫はさすがに無理でしょう?
ティ部 : たべます。それは行かせていただきますよ!
──マナコ・チー・マナコさんはどう?
マナコ : やっぱり私が好きになったのは第一期BiSで、確かハメ撮りPVとか全裸PVとかが2ちゃんねるで話題になっていたのを見てからだったので、やったことは意味のあったことだと理解しているつもりなので、何でもやる覚悟はできています。
──やってみたいことはありますか?
マナコ : 面接でも言ったんですけど、BiS階段でステージをめちゃくちゃにしてたのがすごいカッコよくて。なのでやっぱりステージをめちゃくちゃにしたい。
──サブカルだ(笑)。
マナコ : サブカル女です。中二病だったんで。
──逆にこれをやりたいっていうのはありますか?
チャント : 明確にはまだないです。これから見つけたいと思います。
──ネオ・トゥリーズさんは?
ネオ : なんでもやりたいです。なんでも全然いいです。
──これはやってみたいとかありますか?
ネオ : 全部やりたい。BiSHもBiSもやったことをまとめてやりたい。
BiSH超えます
──これから活動していくわけですけど、皆さんの尊敬している人や目指したい人を1人ずつ教えてください。ネオ・トゥリーズさんは?
ネオ : やっぱりプー・ルイさんですかね。
──それは何故?
ネオ : 私たちも、渡辺さんに1日の報告を何かあったら送るんですけど、それをプー・ルイさんは毎日続けていたということを聞いて、やっぱり渡辺さんとプー・ルイさんの信頼関係が本当にすごいなと思いましたね。それに、常にBiSのことを一番に考えて、たとえ相手が同じメンバーでも厳しくできるのはすごいなと思います。今まで命よりも大切なものを掲げて生きてきたことなんて自分にはなかったし、そうやって生きてきたプー・ルイさんは尊敬できる人です。
──チャントモンキーさんは?
チャント : やっぱり、チャットモンチーのえっちゃん (gt/vo 橋本 絵莉子) です。
──なぜですか?
チャント : 自分の進みたい道をよそ見せずに突き進んでいけるのは本当に尊敬できる人だなと思います。ずっとスタイルを崩さずに新しいことに挑戦していくのもロックでかっこいい。
──マナコ・チー・マナコさんは?
マナコ : 私はファーストサマーウイカさんです。あの頃のBiSの圧倒的センターといえばプー・ルイさんだったと思うんですけど、そんな中、ウイカさんも同じくらい人気も実力もあるし、頭もいいし、お話も出来るのに、自分のことを太鼓持ちだとおっしゃっていて…。BiSの右腕としてウイカさんがいたことが大切だったというか、みんなのことをよく見て、支えて、かけるべき時にかける言葉を言って、でもそれだけじゃなくて、ライブの時の起爆剤になれるようなカッコよさもあって…。そういうところがすごくカッコイイなと思っています。戦隊モノで行ったら赤じゃなくて青になりたいなって思います。
──イトー・ムセンシティ部さんは?
ティ部 : 私が目指すべきアイドルだと思っているのはアイナ・ジ・エンドさんです。ダンスや歌がたくさん評価されていても、そこに至る努力を表に出さないカッコよさがあると思うんです。それにアイナさんを見ていて感じるのは、身の回りの人たち、そしてファンの人たちへの感謝の気持ちで、そういう「好きだよ」とか「ありがとう」という気持ちを、言葉だけじゃなくて歌や表情で表現できるのって普通の人にはなかなかできないことだと思うんですよね。きっと心の綺麗な人なんだろうなって。
──トギーさんは?
トギー : GANG PARADEのココ・パーティン・ココさん。
──へぇ。それはなぜ?
トギー : 最初は顔が好きすぎて一目惚れしたんですけど、ファンの人をすごく大事にしているのが伝わってきて。あそこまでファンの人を大事にしているアイドルを私は見たことがなくて、純粋にすごいと思いますね。
──では最後に一人ずつこれからの決意表明をいただいてもいいですか?
マナコ : いい意味で裏切りたいと思います。
チャント : まずはパフォーマンスを頑張りたいと思います。
ネオ : とにかく人を魅きつけるくらい驚かせたい。今できる最大限を最高水準で、周りの人たちへの感謝や礼儀を忘れないで頑張りたいです。
ティ部 : BiSの名前をいただいたからにはBiSとしての意識や熱を絶対忘れずに、これが最初で最後のアイドル活動だと思っているので、最後までBiSのために頑張ろうと思っています。
トギー : 「WACKといえばBiSH」というのを、「WACKといえばBiS」に変えたいです。BiSH超えます。
──宣戦布告しましたね。ありがとうございました。
全員 : ありがとうございました。
編集 : 伊達恭平
編集補助 : 矢野圭将
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トギー : @TOGGY_BiS
イトー・ムセンシティ部 : @MUSENSiTEEBUBiS
マナコ・チー・マナコ : @MANAKOCHiii_BiS
チャントモンキー : @CHANTMONKEE_BiS
ネオ・トゥリーズ : @NEOTREES_BiS
BiS 公式twitterアカウント : https://twitter.com/BiSidol
BiS 公式ホームページ : https://www.brandnewidolsociety.tokyo/
これまでのBiSの音源も復習しておこう!
第一期BiS
新→古
第二期BiS
新→古
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BiS2nd
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