【PIGGS、とらえる vol.7】「いまは多くの人が見に来てくれるのが嬉しい」──SHELLMEの変化と成長

先日行われた恵比寿LIQUIDROOMでのツアーファイナル公演を成功に収め、さらなるステップを登るアイドル・グループPIGGSの連続個人インタヴュー。今回はSHELLMEが登場。結成からの1年間、様々な壁にぶつかり、成長してきたSHELLME。彼女が想う過去の自分とこれからの自分、そして、インタヴューで「もう信用を失いたくない」と話したPIGGSとぶーちゃんズへの想いを訊きました。また、OTOTOYではもはや恒例となったリリース記念オンライン・インストア・イベントも開催します。こちらも併せてチェックを。
PIGGS『VISITOR』リリース記念オンライン・インストア・イベント開催決定!

PIGGSの最新シングル『VISITOR』のリリースを記念して、オンライン・イベントの開催が決定。こちらは2部制になっており、第一部はPIGGSへの公開インタヴューを実施。今回のシングル『VISITOR』の聴きどころや、これまでの歩み、そしてこれからの動きについてじっくり語る1時間になる予定。この様子はOTOTOYのLiveチャンネル(https://ototoy.jp/live/) で公開され、だれでも無料で視聴が可能です。
そして、第2部はZoomを使ったオンライン特典会を開催。参加ご希望の方は、7月14日(水)18時からOTOTOYで予約受付が開始される『VISITOR』(オンライン特典会参加券付き)ハイレゾ版を予約し、メールで送られてくるZoomのURLに指定の時間にアクセスすると、1枚につき30秒メンバーとのオンラインでのトークが楽しめます。お見逃しなく!
〈PIGGS『VISITOR』リリース記念 OTOTOY ONLINE IN-STORE〉
日時 : 2021年7月26日(月)
19:00〜 1部 : 公開インタヴュー (60分)
配信URL : https://ototoy.jp/live/
20:20〜 2部 : オンライン特典会 (100分)
『VISITOR』(オンライン特典会参加券付き)ハイレゾ版のご予約はこちら
https://ototoy.jp/merch/
※2021年7月14日(水)18:00〜予約可能となります。
INTERVIEW : SHELLME (PIGGS)

SHELLMEのダンスは、本当に美しい。僕も最初は、「彼女がアイドル?」と違和感を感じた。でもライヴでの大きな動き、存在感のある声、ダンスの美しさ、天真爛漫(笑)... 彼女の存在は無くてはならないPIGGSの個性だ。<WALK or PORK TOUR>中の事件も、もはや彼女ならでは。彼女の経験で、PIGGSをもっと高みに連れてって欲しい。
インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 安達瀬莉
写真 : 大橋祐希
他のメンバーと活かし合えてると思ったら、自分の声が好きになりました
──SHELLMEの出身地は?
SHELLME : 愛知県豊橋市です。名古屋から電車で1時間くらいですね。
──どんな高校生でしたか?
SHELLME : 陸上部に入って、練習に毎日欠かさず行ってました。小学校からずっと陸上だけをやってて、その推薦で高校に入ったんです。小学校から高校までで賞状を30枚くらいもらいました。でも、のめり込んだのはかっこいい先輩がいたから(笑)。その人を見るために朝練に行ってたら、どんどん足が速くなりました(笑)。
──すごいですね。その高校時代の陸上部の先輩とはその後どうだったんですか?
SHELLME : ずっと挨拶しかしてくれなかったんですけど、陸上の成績が上がって、純粋に部活が楽しくなって頑張っていたら、「お前ってそんなに頑張るやつだったんだね」って言われて、一緒に帰るようになりました。
──告白したんですか?
SHELLME : してくれました。私が上京する手前まで付き合っていたんですけど、卒業してすぐに髪を赤くしたら「上京するなら付き合うのは無理だし、赤い髪の女は嫌だ」って言われて別れました。
──進学は?
SHELLME : お菓子工場に就職しました。髪は赤かったですけど、制服が宇宙服みたいな感じなので、身なりは何も言われなくて。

──就職したのは?
SHELLME : お金を貯めたかったんですよね。6歳からダンスをやってたので、ダンスのために留学しようかなと思っていて。それから1、2年くらい必死にお金を貯めてたんですけど、オーディションに受かったので上京が決まっちゃいました。
──そのとき受けたのはどのオーディション?
SHELLME : <東京ガールズオーディション>です。モデル部門とアーティスト部門があったんですけど、当時は歌いたくなかったので、モデル部門で事務所に入りました。
──事務所に入ってどうでしたか?
SHELLME : そこが人生のピークでした。準グランプリを獲って、「私ってこうやって生きていくんだー」みたいな感じだったんですけど、地獄はそこからですね。マネージャーさんが厳しかったのと、上京してから暴飲暴食をして、10キロぐらい太ったんですよ。でも、たまにくるお仕事は楽しかったです。それなりに期待はされて、ユニットを組ませてもらって、MVまで出したんですけど、応えることができなかったですね。
──そこからPIGGSにいくには、どういう経緯があったんですか?
SHELLME : その事務所を辞めたあと、親に「1年で先が見えなかったら実家に帰るか就職する」って話して、最初に受けたのがPIGGSでした。
──再起を図ってオーディションを受けたんだ。PIGGSの楽曲は、SHELLMEがやってきた音楽とは随分違うと思いますが、そこはどうですか?
SHELLME : 前の活動のときはダンス・ミュージックって感じだったんですけど、ちょっと変わったグループに入れられがちだったんで、実は嫌だったんですよ。でも、PIGGSの曲は、はじめて聴いたときから「超かっこいいじゃん! 」って思いました。
──SHELLMEの声質って特徴的じゃないですか。歌うときに違和感はなかったですか?
SHELLME : 自分では、可愛い声じゃないし、あんまりアイドル・ファンの方たちが好きな声じゃないだろうなって思ってたんです。でも、はじめてRyan.Bさんにお会いしたときに「SHELLMEが入ったことで曲の幅が広がったんだよね」って言われて。他のメンバーと活かし合えてると思ったら、自分の声が好きになりましたね。
