agehaspringsの本気が宿るハイレゾで! Faint★Starが追求する新たなガールズ・ポップ集

数々のヒット・ソングを手がける音楽プロデューサー集団agehaspringsが、とある女の子たちをトータル・ブロデュース! その目線の先に立つのが、楽曲派アイドルとして愛されたTomato n'Pineの元メンバー有するガールポップ・デュオ、Faint★Star。彼女たちの1stアルバム『PL4E』がついに誕生した。そのクオリティにBase Ball Bear小出祐介が「スーパーハイブリッドかつスーパーハイエンドすぎる!」とコメントを寄せるほど、渋谷系オマージュからEDMサウンドに至るまで濃密に仕上がった全15曲。さらに配信版ではCD未収録の3曲がボーナストラックとして収録される… だけではなく! クリエイターたちの本気が伺えるハイレゾ音源でドロップ。

さて、今回Faint★Starのふたり、HINAとYURIAにインタヴューを敢行。ここに至るまでの過程やアルバムについてはもちろん、彼女たち自身の音楽的バックグラウンドを解き明かす内容となった。文末には「Faint★Starが人生で影響を受けたアルバム5選」も掲載。彼女たちの選出を見て、聴いて、Faint★Starの奇跡的なバランスをもう1度感じてほしい。

Faint★Star / PL4E (Extended Version)

【Track List】
01. Hurly-Burly
02. メナイ
03. Boyfriend –A.S.A.P-
04. エレクトロニックフラッシュ
05. ス ラ イ
06. フィルム! フィルム! フィルム!
07. 今夜はRIDE ON TIME
08. Sleeping In Your Car
09. Lips!!
10. koboreteshimattamizunoyouni
11. Spilt Milk
12. レ・ミ・ラ
13. Tip Tap
14. スーパー・サマー・ワンダー
15. Boyfriend –A.S.A.P- Favourite Wild Summer Remix(好き好きサマーREMIX)remixed by カジヒデキ
16. フィルム!フィルム!フィルム!(ikkubaru Remix)
17. Tip Tap(COLOUR VISION × Boys Get Hurt Remix)
18. スーパー・サマー・ワンダー(Boys Get Hurt Remix)
※配信アルバムにはボーナストラックとして3曲収録。そのうち2曲(M17、M18)の単曲販売はございません。

【配信形態】
[左]24bit/48kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
>>ハイレゾとは?
[右]16bit/44.1kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC

【価格】
単曲 257円(税込) / アルバム 2,469円(税込)

INTERVIEW : Faint★Star

Faint★Starはおもしろい! こんなに美しく、足とかめちゃくちゃきれい。「私達のガールズポップを世界に広めたいんです」って真剣に語るYURIAの隣には、超天然でマイペース、さらにはメタリカやモトリー・クルー等のHR/HMが大好きだというHINA(ex. Tomapai)。この絶妙なバランスの2人は、追いかければ追いかける程、ぼろぼろとおもしろいことがこぼれ落ちてきそうだ。。。

インタヴュー&文 : 飯田仁一郎
写真 : 外林健太

アヴリル・ラヴィーンやクリスティーナ・アギレラ、同じ時期にボン・ジョヴィとかエアロスミスとか

――結成に至るまでの経緯を教えてもらえますか。

HINA : もともと私がTomato n'Pineという3人組ガールズ・ユニットで活動していたんですけど、それが散開してしまって。スタッフさんと音楽を続けるか辞めるかみたいなお話をして、やっぱりTomato n'Pineでやってきたことを無駄にしたくないっていう気持ちがあったので、散開後もずっと歌の練習をしていました。そのブランク期間に舞台や演技のお仕事とか色々させてもらってたんですけど、何かぽっかり穴が開いてるなっていう気持ちでいて、やっぱり自分は音楽に関わっていたいんだなってすごく感じていました。

――HINAさんは、どんな音楽を聴いて育ってきたんですか?

HINA : 中学1年生くらいの時に洋楽を聴き始めました。アヴリル・ラヴィーン、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラやリアーナとか。同じ時期にボン・ジョヴィとかエアロスミスとか、へヴィ・メタルやハード・ロックも色々聴いて。アメリカの明るい雰囲気がすごい好きで、音楽に入っていったのはその辺りからですね。

――ちょっと待ってください! クリスティーナ・アギレラはわかるけど、ボン・ジョヴィって言いました?

HINA : ボン・ジョヴィです。ジョン・ボン・ジョヴィかっこ良いですよね。

――なるほど。その流れで、メタルを聴いていたと。明るい雰囲気?

HINA : そうですね。いろいろ聴きました。アイアン・メイデンとか、ハノイ・ロックスとか、メガデスとか。

――アヴリル・ラヴィーンとアイアン・メイデンは、けっこう違うんですよ…。ヘッド・バンキングは、するのですか?

HINA : ヘッド・バンキングは、ライヴで見るのが好きなんです。ずっと、やってる人たちを見てるんですよ。すごいなと思ってます。あと、やってくれると視界が開けるので、バンドがよく見えるんです。

――やりたいと思ったことは?

HINA : リズムに乗れないんですよね。たぶん縦ノリが苦手なんですね。

HINA

――なるほど… 俄然、HINAさんに興味が湧いてきました。YURIAさんとはどうやって知り合ったんですか?

HINA : オーディションをやってるって話はチラホラ聴いていたんです。そしたら突然去年末に集合がかかって、行ってみたらYURIAちゃんがいました。

――第1印象はどうでした?

HINA : 可愛いなと思いました。大人がいっぱいいる中で連れられてくるから、すごいおどおどした感じがあったんですよ。なんだっけ? 震えた羊?
YURIA : 生まれたての… 小鹿?

――(笑)。

HINA : 小鹿じゃなくて羊ぽかったんですよ。
YURIA : 小鹿と羊の違いは何なの(笑)?
HINA : 何かね… 羊のほうがフワッとした女の子って感じ。これからどうこの子を攻めていこうかなっていう気持ちでいましたね。

――攻められました?

YURIA : あんまり攻められてないです(笑)。
HINA : 攻める前に仲良くなっちゃったんですよ。

――HINAさんの第1印象はどうでしたか?

YURIA : 柔らかくておっとりした綺麗なお姉さんだなと思いました。

――今はどうですか?

YURIA : どうだろう…? 大人ですけどこんなにおもしろい人だとは思わなかったです。ちょっとズレてる感じが、ツボにハマるおもしろさと言いますか。

私たちがリスナー感覚で選んだガールズ・ポップ集みたいな感じですね

――YURIAさんは加入するまでどんなことをされていたんですか?

YURIA : 地域の障碍者の子たちと一緒に歌やダンス、お絵かきとかを総合的にやる「歌って遊ぼう」っていう会があって、3歳のときからずっと行ってたんです。そこで一緒に歌ったり遊んだりしているうちに、歌うことが好きになって。今でもOGとして遊びに行ったりするんですけど、やっぱり歌の力ってすごいなと思います。

――どんなところがですか?

YURIA : みんなの共通言語というか、壁をなくして一緒に楽しめるものだなって。それは今私達が海外に行って感じたことにも共通して言えることなんですけど、言葉や人種の違いがあっても分け隔てなく楽しめるのが歌の力だなと思います。ただ、歌は好きでしたけど、仕事にしたいとか具体的なことは全然考えてなかったですね。

――いつこの世界に入ろうと思ったんですか?

YURIA : 高校の授業に声楽やダンスがあったり、中学のときはダンス部に入っていたり、体や歌で自分を表現するのがすごく好きで。高校を卒業してモデル事務所に入ったんですけど、急に歌のオーディションがあるから行ってきてって言われたんですよ。「プロデューサーさんに歌を聴いてもらえる機会はなかなかないから、取りあえず行っておいで」って。それがたまたまHINAちゃんの相方を見つけるオーディションだったんです。1次、2次と審査があって、ガールズ・ユニットになるかもって話をチラホラ聞きはじめて、受かったところでTomato n'PineやHINAちゃんのことを教えてもらって、「私はこの人と組むんだ」って実感が湧いてきました。初めて会った時はMVの撮影の前々日で、レコーディングしたときはまだ面識がなかったんですよ。

――Faint★Starの結成に対しては、どんな気持ちでしたか。

YURIA : 「ホントなのかな?」ってフワフワした感覚でしたね。夢のようというか、本当にこの先歌で仕事していくのかなって。

――恐れはなかったですか?

YURIA : なかったですね。元々歌もダンスも大好きだったので、それを出来る環境をつくってもらってる、居させてもらってるっていう感覚が強かった。この環境があることに幸せを感じてます。

YURIA

――ちなみにFaint★Starはアイドルですか?

YURIA : ガールポップ・デュオです。
HINA : でも自由に思っていただいていいよね。
YURIA : うん。最近ではd fashionさんとコラボさせていただいてモデルをやったり、kynitaというファッション・アプリのモデルをやったりしていて、音楽でもファッションでも、新しいカタチのガールズ・ポップをどんどん発信していきたいっていう気持ちが強いです。

――ガールズ・ポップがイメージ・ワードなんですね? 具体的にはどんなイメージですか?

HINA : おもちゃ箱ですね。そこから慣れ親しんだなつかしいものや今まで見たことのない全く新しいもの、いろんなおもしろいモノが次々に飛び出してくるっていうイメージ。
YURIA : 例えば「Boyfriend-A.S.A.P-」は、メロディーはどポップな渋谷系だけど、アレンジとかトラックはEDM風で、そういう2つを兼ね備えた曲に、私たちのやりたいガールズ・ポップが1番表されているんじゃないかなって。
HINA : そうだね。真骨頂だと思う。
YURIA : Faint★Starのサウンドの特徴としてEDM系と渋谷系ポップスという大きく分けて2つのジャンルにわかれてるんですが、アルバム『PL4E』ではちょっとバラードっぽい「Spilt Milk」に、「Tip Tap」のようなダンス・ナンバー、ギターサウンドが特徴的な「Lips!!」が入っていたりしてバラエティ豊富。私たちがリスナー感覚で選んだガールズ・ポップ集みたいな感じですね。本当に大好きな曲しか入っていない。だからみんなにも提案したいし、みんなのプレイ・リストに入れてくれたら嬉しいなって思います。
HINA : 多分これを聴いてもらったらFaint★Starを全部攻略できると思います!

――アルバム制作は順調でしたか?

YURIA : 自分との戦いでしたね。今までFaint★Starがやってなかったことがどんどん追加されていくような感覚だったよね?
HINA : うん。「Boyfriend-A.S.A.P-」は今までで1番の壁にぶち当たった曲でした。英語の歌詞が多くて、最初の「What's up with you~ 」から駄目で。練習を重ねて、歌を録ってくれるディレクターさんとエンジニアさんとずーっとやって、終わった時には倒れ込みました。ディレクターさんが。

――ディレクターさんが!?

HINA : そうなんです。言ったことが中々できなかったり、英語の発音に拘ってリズムにのれなかったり、歌詞に気持ちが全然入っていなかったり、1回直すと今度は別のところが抜けちゃったり、そういうのがすごく多くて。色々大変だったので… 倒れちゃったんだと思います。
一同 : (笑)。
HINA : 「Boyfriend-A.S.A.P-」は思い入れが強い分、ライヴで歌う時も気持ちがすごく入るので大好きな曲ですね。
YURIA : しかもそれにお客さんが一緒にのってくれたら、さらにうれしい。
HINA : 振り付けもサビの部分はみんなで踊れるように考えたりとかしているので、是非みんなで踊りたいです。


Boyfriend -A.S.A.P-

――アルバムの他の楽曲についても聞かせてください。1番お気に入りの曲は?

HINA : 「Hurly-Burly」。Tomato n'Pineの時に仮デモを録ってたんです。ずっと好きな曲で、仮デモの時と今回の歌詞は違うんですが、歌詞に「シーズン2開演の合図」とか「さぁお目覚めの合図」とか出てきて、スタートを切る様な曲なんです。Tomato n'Pineが終わって、Faint★StarでYURIAちゃんとやっていくっていう気持ちが込められている曲なので、みんなにも聴いてもらいたいです。
YURIA : 私は「Spilt Milk」ですね。Faint★Starでこんなにスローでバラードっぽい曲は初めてだし、切なくて悲しい歌詞で。レコーディングがインドネシアでのライブの翌日だったので、しっかり覚えなきゃと思って、バンドンからジャカルタまでの5時間、移動の車の中でずっと聴いてて。夕暮れ時のちょっとジメッとした感じの空気の中で景色を見て黄昏ながら、1人でイヤフォンで聴いてたんです。そしたら泣きそうになってきちゃって。こういう感覚を得られるのってやっぱり音楽の力だなって感じたんですよ。この曲を聴いてみんながそれぞれこういう感覚になってくれたらいいなって思えた曲ですね。
HINA : Tomato n'Pineで「ためいきはピンク」って曲があったんですけど、それの第2章だなって思いますね。その時の主人公が成長した曲っていうイメージで歌いました。

――今作ではカジヒデキさんがリミックスを担当されていますよね。

YURIA : リリース・パーティーで初めてお会いするんですけど、本とかでカジヒデキさんの名前を見てきているから、もはや私の中では歴史上の人物みたいな感覚なんですよ(笑)。そんな方とお会いできて共演できて、しかもリミックスでコーラスをしてくださっているのが信じられなくて。
HINA : HINAは大好きなデトロイト・メタル・シティでカジヒデキさんを知りました。はじめてリミックスを聞いたとき、カジさんのコーラスの声が結構大きくてゾクっとしました。お会いできるのが楽しみです。


Boyfriend –A.S.A.P- Favourite Wild Summer Remix(好き好きサマーREMIX)remixed by カジヒデキ

――アルバム制作を通して、自分たちの成長を感じますか?

YURIA : 最初のシングルに比べたら成長していたいし、してると思います。あとスタッフさんとのコミュニケーションが深くなってきたかなって。
HINA : 人見知りなので、慣れるまでにちょっと時間がかかっちゃうんですけど、Faint★Starというチームとして、どんどん1つになってると感じますね。

――今、いい調子なんですね。

YURIA : はい。
HINA : 初期はとにかく覚えるのが必死だったんですけど、今は2人で「ここはもっとこうしよう」とか考えられるようになってるので、ライヴ・パフォーマンスも徐々に変わってきていると思います。

「美」をもっと追究して、Faint★Starらしさというものを鮮明にしていきたい

――インドネシアでのライヴ(※2015年5月9日 インドネシア最大の日本文化交流イベント「縁日祭 2015」出演)はどうでしたか?

YURIA : ジャカルタで2本ライヴをして、バンドンの大学でも2回歌わせてもらいました。
HINA : 気候も暑いんですけど、それ以上に現地の人たちの気持ちがすごいい熱くて。たぶん初めて観る人ばっかりだったと思うんですけど、最初からのってくれました。
YURIA : 「Tokyo Hits Joshi」っていう3人組のジャカルタの子たちが私たちの「フィルム! フィルム! フィルム!」をカヴァーしてくれたり、お客さんも曲を知ってくれている人が多くて、「フィルム! フィルム! フィルム!」がかかった瞬間の熱がすごかった。コールを打ってくれたり名前を呼んでくれたり。

――写真を見せてもらいましたけど、本当に人がたくさんいましたね。

YURIA : そうですね。しかも親日家が多くて、日本語が上手だったり、日本のことにすごく詳しい。
HINA : アニメも詳しかったですね。私たちがライブさせてもらったジャカルタの「ENNICHISAI 2015」の会場でもアニソンがかかっていたり、バンドンで出させてもらったラジオ番組の女性のパーソナリティーさんが日本のアニメやドラマに本当に詳しくて。「どのドラマが好き?」って話で盛り上がって完全にガールズトークしちゃいました(笑)
YURIA : ショッピング・モールでも、JKT48さんがAKB48さんをカヴァーしてる曲が流れてたり、日本語の曲が流れていてびっくりしました。


Lips!!(Indonesia ver.)

――海外ツアーで2人が得たものは?

HINA : 自信を持てるようになりました。ステージに立つ時の度胸が付いたというか、怖くないって気持ちになりましたね。
YURIA : 初めての人だらけだったから、初めての人に観られるっていうことにも慣れてきたんじゃないかな。おかげさまで今では慣れない環境でのライヴも、前よりも緊張しなくなったかなと思います。言葉が通じない中、インドネシアでは1人1人の目を見たり、表情で今どういう気持ちで歌っているか、音楽でコミュニケーションを取っていたので、日本に帰ってきてからも人の顔を見て歌うようになりました。私は今こういう気持ちで歌っているよっていうことを曲の中でアピールできるようになったかな。
HINA : そういう風に思うようになると表現力も変わってきますよね。パフォーマンスをもっと更新しようって気持ちが強くなりました。

――先日のライブを経て、お2人が目指しているところは?

YURIA : 今までにない新しいガールズ・ポップを、日本だけじゃなくて世界中の人に提案して発信していきたいという気持ちが強いですね。
HINA : まだまだFaint★Starのことを知らない人ってたくさんいると思うんですけど、私たちも音楽が大好きなので、この『PL4E』を通して、全国、全世界にいる音楽ファンの人と、もっとコミュニケーションを取っていけたら良いなって思っていますね。
YURIA : 音楽以外では、ファッション・アイコンとしても憧れてくれるような存在になれたらいいなって思います。私、Faint★Starで初めて渋谷系を勉強したんです。渋谷系って、やっぱりお洒落でファッション的だし、音楽もすごい。野宮真貴さんがライヴで10回衣装を変えたっていうエピソードを知った時に、音楽とファッションってひとつなんだなって思って。そういう部分でFaint★Starも、MVもジャケットのデザインもすべてこだわって創っているので、これからもどんどんFaint★Starらしさを発信していけたら良いなって思いますね。
HINA : あと、今はガールズ・ユニットやアイドルの方がいっぱいいるじゃないですか。その中でぶっち切れるように頑張りたいと思います。

――どんな風にぶっち切りますか?

YURIA : 楽曲にライヴ・パフォーマンス、アートワークやファッションもすべてみんなに美しいって思ってもらえるように、「美」をもっと追究して、Faint★Starらしさというものを鮮明にしていきたいなって思います。

――「美」ですか。なるほど、良いキーワードですね。

YURIA : 純粋に音楽を楽しんでもらうために、ごちゃごちゃさせず、シンプルな「美」をスタイルとして見せていけたらなと思います。
HINA : ちょっとした仕草だったり、丁寧に踊ったり、そういうことでその楽曲が持つ世界観や力を伝えられることもあるよね。
YURIA : うん、そうだね。

――お2人は1年後にはどうなっていると思いますか?

YURIA : 1年後…。
HINA : 1年後…。
YURIA : うーん…。武道館…?
HINA : 武道館って話を2人だけではよくしています(笑)。
YURIA : 楽屋でこっそり(笑)。
HINA : 楽屋でこっそり武道館とかでやりたいよねって。でも、あんまり公の場では言っていないんで… 今日は…。
YURIA : 言いますか?
HINA : 武道館目指します!
YURIA : やっぱり、憧れと言うか… うん… 武道館や大きなホールとかは、ライヴを観てやっぱすごいなとか、感動するなとか、楽しいなとか色々な感情が芽生える場所だから、そういうところでライヴをしたいです。
HINA : 2人でも観に行ったりとかしてるんですよ。武道館。

――誰を観に行ったんですか?

YURIA : VAMPSさんのVAMPARK FEST。
HINA : モトリー・クルーのベースのニッキ―・シックスさんがシックス:エイ・エムっていうバンドをやっているんですけど、それを観に…。
YURIA : HINAは興奮しちゃって、1人で前の方に行っちゃったんです。

――好き過ぎません(笑)?

HINA : ずーっとニッキー・シックスさんを目で追っていました。あとHYDEさんとのコラボとかがあったりして、そこで音楽ってこうやって世界と日本が繋がっていくんだなっていうのを目の当たりにして。私たちもそんな存在になれたら良いなとか、私たちもいつか海外のアーティストさんたちと共演したいなって、心から思いました。

――なるほど。僕は、HINAさんにとっては、VAMPSよりモトリー・クルー、HYDEよりニッキー・シックスってことに、驚愕しています。

Faint★Starが人生で影響を受けたアルバム5選!!

HINA

モトリー・クルー『レッド・ホワイト&クルー』
ベストヒットUSAという小林克也さんの番組で初めて存在を知り、そのとき紹介された「スモーキン・イン・ザ・ボーイズ・ルーム」のMVで派手な衣装とメイクで演奏するメンバーの姿に衝撃を受けハマってしまいました。

アイアン・メイデン『偉大なるエディ〜グレイテスト・ヒッツ』
CDショップに行ったときにこのジャケットを見つけなんだこれは! と思い興味本位で購入しました。イントロからグッとくる曲が多くて思わず口ずさんでしまいます。ジャケットは怖いけど慣れてくると可愛く見えてきます!

ブリトニー・スピアーズ『ベイビー・ワン・モア・タイム』
アルバム『イン・ザ・ゾーン』からブリちゃんの虜になり、それから1stアルバム『ベイビー・ワン・モア・タイム』に遡り「Eメール・マイ・はーと」いう曲に出逢い、10代の時の悩みが一瞬にして消え去ったおすすめのアルバムです。

ブラック・アイド・ピーズ『モンキー・ビジネス』
スリル満載のアルバムで全曲大好きです。なかでも「マイ・ハンプス」のPVのファーギーになりたくて当時マネするのに必死でした。日本武道館で実際に生でLIVEを体感し今でもそのときの興奮が忘れられない思い出があります。

ハノイ・ロックス『ストリート・ポエトリー』
アルバムのなかの「ファッション」という曲がゾクゾクするくらいカッコ良い。マイケル・モンローのビジュアルやパフォーマンスもパワフルで刺激的。いつかハノイを聴きながら出身地のフィンランドに行くのが夢です。

YURIA

ELLEGARDEN『BRING YOUR BOARD!!』
バンドが好きになってライヴハウスに通うきっかけになったバンド。収録されてる全曲が名曲!! メロディも歌詞もすごくシンプルだけどスッと心に入ってくるエルレの曲が大好きです。私の青春です!! 復活してほしい!!

X JAPAN『BALLADE COLLECTION』
お母さんの影響で聴き始めて大好きになりました。X JAPANの中でもバラードだけを集めた1枚。1曲1曲にストーリーが見えて、突き抜けるような高音に鳥肌が立ちます。1人でじっくり聴いてると涙が溢れてきます。

宇多田ヒカル『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』
宇多田ヒカルさんは私の憧れです。特に「Can You Keep Your Secret?」は小学生のときにカラオケで歌うために毎日練習していた思い出があります。ちなみに私がFaint★Starのオーディションで歌ったのは「First Love」でした!

FHOOTERS『DIAMOND BUD』
元SHACHIのHIDETAさんを中心に組まれたバンドで今は活動休止中。ライヴハウスに通っていて出会いました。キャッチーなメロディと力強くて優しい歌声が初めて聴いた時から心を奪われました。頑張ろうって思える1枚!

ASH DA HERO『THIS IS ROCK AND ROLL』
最近出会ったアルバムです。新しく聴こえたり懐かしく聴こえたり、、バラードからハードなロックまで幅広く収録されていて曲によって全然違う感情になります。カリスマ性溢れるパフォーマンスと歌声が最高です!

PROFILE

Faint★Star

HINA(写真左:今はなき伝説的ガールポップ・グループTomato n’Pineのメンバー)とYURIA(写真右)からなるガールポップ・デュオ。agehaspringsがトータル・プロデュースを手掛け、デビュー前から「楽曲派の本命」と呼び声が高い。その端麗な姿でのヴォ―ギング、ユニゾンで歌うスタイルで、渋谷系からEDM系サウンドまでどんなジャンルの音楽も自身の色に染め、“今知って欲しい日本の最高品質のガールズポップ”を発信すべく、独自の世界観を創り出している。

2013年12月29日にティザー映像をYouTubeにアップして以来、その音楽と映像は国内外のコアな音楽好きから注目を集め続け(※190カ国・482万人以上以上の海外ユーザーを誇る、日本のガールズカルチャーを世界に発信するポータルサイト「Tokyo Girls’Update」2014年3月度月間View数ランキング1位獲得)、これまで『TIF』『@JAM EXPO』『Synapples2.0』などの大型イベントをはじめ、2015年5月9日にはインドネシア最大・20万人規模のフェスへの出演を果たし、初海外ライブを成功させた。8月にはサンフランシスコにて開催される『J-POP SUMMIT 2015』への出演も決定している。

これまで2枚のシングルをリリース。そして2015年7月7日、国内2形態+海外盤3形態の合計5形態、世界111カ国同時配信で1stアルバムをリリース。現在、渋谷2.5Dにて開催しているレギュラーイベント『Faint⋆Star×2.5D レギュラープログラム「Tokyo Sound Collection」』のオーガナイズを務め、1stアルバムのリリース日である7月7日には、アルバムにリミキサーとして参加したカジヒデキをゲストに迎え、リリースパーティーを大成功させた。

>>Faint★Star HP

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インタヴュー

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[CLOSEUP]・2017年12月08日・【短期連載】いつ解散してもおかしくない緊張感とバンドを続けていく矛盾、どついたるねん、梁井一&岩淵弘樹対談 どついたるねんが、12月20日にキングレコードよりメジャー1stシングル『BOY』をリリースする。表題曲「BOY」に加え、ZEN-LA-ROCKとメイリン(ZOMBIE-CHANG)がfeat.で参加した「おならぷーぷーセッション feat. ZEN-LA-ROCK, ZOMBIE-CHANG」、親交のある澤部渡(スカート)がバンド・アレンジを施した「街」、同じく親交の深いミツメの代表曲「煙突」をアレンジした「煙突(モクモク remix)」が収録される。リリース当日には渋谷CLUB QUATTRO にて完全無料のライヴ開催も予定するなど、怒涛の勢いで突き進むどついたるねんの短期連載を3回に渡り掲載する。2回目は、どついたるねんの映像を撮り続けている梁井一と岩淵弘樹をお迎えしインタヴューを敢行。バンドとはなんなのか、そしてメンバーの脱退について彼らだから語れる話を訊いた。 メジャー1stシングルは12月20日リリース!!どついたるねん / BOY'【収録曲】''1. BOY2. おならぷーぷーセッショ
by 西澤 裕郎
孤独だからこそ誘われた「warbear」という名の灯り──元Galileo Galilei・尾崎雄貴ソロ・プロジェクトが始動
[CLOSEUP]・2017年12月06日・孤独だからこそ誘われた「warbear」という名の灯り──元Galileo Galilei・尾崎雄貴ソロ・プロジェクトが始動 2016年10月、惜しまれながらもその活動に終止符を打ったGalileo Galilei。そのフロントマンであった尾崎雄貴が新たにソロ・プロジェクト「warbear」を始動させた。札幌にある自身のスタジオでレコーディングされ、弟で元Galileo Galileiのドラマーでもある尾崎和樹や、フィラデルフィアで活動をするサックス・プレイヤーDan Wallaceなどが参加した初アルバム『warbear』が2017年12月6日(水)にリリースされた。いわゆるギター・ロック的なサウンドを鳴らしていた初期のGalileo Galileiからはガラッと印象は変わり、バンド後期に彼らがつくりだしたメランコリックな音楽性の、その先が凝縮されている。 いったいこの作品はどのようにつくられたのか。OTOTOYではワールド・スタンダードに視点を置いた作品群となっている本作を探るべく、ライターの真貝聡による尾崎へのインタヴューを掲載。また、Galileo Galileiの音楽を聴いてロックに目覚めた人も多
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筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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