エキゾチカ、フォーク・ロック、そして80'sポップスへ——Lampと盟友のSSW新川忠による10年ぶりの新作を特典とともにお届け
これまで、すべての制作工程を1人でこなしてきた、孤高のシンガー・ソングライター新川忠。2003年リリースの『Sweet Hereafter』は、モンド、エキゾチカと彼独特の耽美なメロディー・センスが折衷した作品として、多くのリスナーを魅了した。翌々年に発表された『Christy』では、フォークやロックなどのトラッドな要素を全面に出したことで、その豊かな音楽性を知らしめたと同時に、彼にしかできない宅録サウンドを確固たるものにした。そんな彼が、10年ぶりの新作『Painting of Lights』をリリース。西洋美術などのモチーフを、80年代シンセ・サウンドで表現した本作は、ロマンスと歌心溢れるポップス・アルバムとなった。しかも発売元は、新川とミュージシャンとして盟友であり、上質なポップスを提供し続けるバンド、Lampによる自主レーベル〈Botanical House〉から。
また、アルバムをご購入いただくと、OTOTOYだけの限定特典として、15分にもおよぶインタヴュー動画をプレゼント。インタヴューなどでの露出が少ない彼を、下記のインタヴュー記事と特典動画、そして細部まで作り込まれた、輝かしくもどこか儚い80'sポップスでご堪能あれ。
10年ぶりの新作は、クラシカルなシンセ・ポップス
新川忠 / Paintings of Lights
【配信形態】
ALAC / FLAC / WAV / mp3
【価格】
1,944円(税込)(単曲は各216円)
【収録曲】
01. アイリス / 02. 渚 / 03. 霧の中の城 / 04. カミーユ・クローデル / 05. 彼女たちの舞台 / 06. ハワースの荒野 / 07. シルエット / 08. メアリー・ローズ / 09. 眺めのいい部屋 / 10. ヴィーナスの腕
OTOTOY限定特典 : 新川忠インタヴュー動画
本動画(約15分)は、「Tadashi Shinkawa」〜「Paintings of Lights」〜「How to make music」〜「Looking ahead to the future」の4章で構成されています。下記のインタヴュー記事とはまったくの別内容で、自身のルーツや過去2作の制作時の模様などを話した、大変濃い内容となっております。映像的露出が少ない新川忠の大変貴重なインタヴュー動画をぜひ本作とともにお楽しみください。
※特典は、アルバムをまとめ購入いただいた方のみに付属します
INTERVIEW : 新川忠
新川忠とは、〈MEMORY LAB〉というレーベルのレーベル・メイト。10年くらい前に出会った。僕とは、根底に流れる好きな音楽は似てて、でも表現の仕方は真逆。だからこそ、前作『sweet hereafter』を聴いてとても嫉妬したし、なんて素敵な音楽家なんだろうと思っていた。そんな彼が、Lampというこれまた素晴らしい音楽家に見出されて、10年ぶりに新作をリリースすることになった。正直、彼の新作をもう聴けないんじゃないかと思っていた。だから断言する。この作品は、内容のレベルも含め、『奇跡の名盤』だ。
インタヴュー & 文 : 飯田仁一郎
音楽とは関係ないものからインスピレーションを受けたりする
——今作ですが、この聴きやすさはさすがだなと思いました。スピーカーで聴くのとイヤホンで聴くのとでは、情景が全く違うなと驚きましたね。
新川忠(以下、新川) : あー、そうかも! 嬉しいです。
——特に4曲目の「カミーユ・クローデル」が本当に素晴らしいなと。何度も聴いてます。
新川 : それ、Lampのメンバーにも言われましたね。俺はもはやわからないんだけど(笑)。この曲は一番時間をかけたんですよ。
——どうしてですか?
新川 : アイデアはあったんだけど、進まなかったんですよね。「カミーユ・クローデル」は、19世紀に実在したフランスの彫刻家のカミーユ・クローデルがモデルなんだけど、エレガントな名前の響きとか、女流彫刻家っていうのが、非常に魅力的なテーマだと思ってインスパイアされたんです。本人はすごく美人だったみたいで、その「美貌の彫刻家」っていうモチーフに惹かれて、なんとか歌にできないかと思って。アイデアとして魅力的だったんだけど、やっぱりそれをポップ・ソングになかなか落とし込めなかったんです。歌になりそうもないテーマだから、できなくて当然なんだけど(笑)。それで一旦保留にしてとりあえず別の曲を作ったりしていたので、1年半は形にならなかったですね。
——完成するまでの1年半はどんな状況だったのでしょうか。
新川 : 一言で言っちゃうと"意地"ですね(笑)。
——意地で乗り越えたってことですか?
新川 : そう。仕事なんかでも、時間が掛かり過ぎたり、トラブル続きでうまくいかないと、「これ駄目かも」「止めちゃったほうがいいな」とか思うじゃないですか。ジンクスじゃないけど、いい曲って時間かけずに一瞬でできるとか言うし。僕も今まではこじれて時間がかかる曲はボツにすることにしてたんだけど、あまりに時間をかけ過ぎてしまったっていうのと、魅力的なモチーフがどうしても捨てられなかったから、意地で作りました。結果くだらないものができてもそれはそれでいいから、「とりあえず完成させてやる!」って思いで。だからよく覚えてないんです(笑)。
——そこまでカミーユ・クローデルに惹かれた理由は何だと思いますか?
新川 : やっぱり「美貌の女流彫刻家」というイメージと、あと1番は名前の響きです。ロマンを掻き立てられる響きだったんですよね。僕は音楽をやる前は絵描きになりたかったくらいだから、もともとは絵画とかのほうが好きだったんです。ライヴハウスよりも美術館のほうに惹かれるような人間で。音楽家の感性だと、女流彫刻家とかに惹かれるというのはわかりにくいとは思うんですけど、ギリシャ彫刻とかが好きだったし、美術愛好家的な感覚が強くあった。
——絵画だとどんなものが好みなんですか?
新川 : 印象派が好きですね。80年代の自分は、バリバリ絵描きになりたいと思ってた頃だったし、ミュージシャンなんて考えたこともなかったんですよ。15歳ぐらいまでは美術方面に行くもんだと思ってたから、そういうのが根っこにあるんでしょうね。本来そっちに行くべきだったんだけど、なぜかシンガー・ソングライターになっちゃったって感じで(笑)。Lampのメンバーにもそういう質問をよくされるし。音楽とは関係ないものからインスピレーションを受けたりするもんだから、わかりづらいみたい。彼らは本当に純音楽家と言える位の人達だから。
自分の本質はモノマネ芸人
——今作はテーマが西洋的なものなんですね。
新川 : うん、同じようなテーマ性で作ろうと思ってて。彫刻だったり古城だったり。
——それらを音楽に落とし込むのは難しくないですか?
新川 : 本来ならば、元になってるインスピレーションだったりアイデアの数々は、絵画や映像などで表現されるべきだと思うんですよ。でも僕はシンガー・ソングライターだから、それをポップ・ソングで表現したらこのようになってしまいましたって感じで(笑)。
——面白い方法論ですね。
新川 : ポップ・ソングのテーマって、一番は愛や青春がモチーフになったりするものじゃないですか。それらはポップ・ソング向きだったりすると思うんだけど、僕はあまりそういうものには惹かれなくて。たまたまシンガー・ソングライターになったから、ちょっとポップ・ソングにはなりそうもない、映像や絵で表現すべきものを歌で表現してみたいなと。歌のテーマとしておかしいんだよね(笑)。
——はい、制作過程が想像できないです(笑)。
新川 : でも、飯田君に近いところだと、80年代のニュー・ウェイヴのバンドも結構シュールな歌詞の世界だったりするじゃない? 僕はトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンの書く詞がすごく好きで。インタヴューでも僕と同じように、ラヴ・ソングに興味がなくて、ポップ・ソングになりそうもないもの、「紙」とか「壁の素材」についての歌とか(笑)わけのわからない曲を作るのが好きなんだって言ってて、それがすごく面白かったんですよ。そういう影響もあるんでしょうね。
——「カミーユ・クローデル」のイメージが今作の原案なんですか?
新川 : アルバムの原案は前からあったんです。アルバムとしては考えてなかったんだけど、どんなフォーマットであれ、まとまった形で何曲か発信したいと思ってて。それを考えてた初期のモチーフに「カミーユ・クローデル」がありました。
——その頃は既に何曲か出来ていたのでしょうか?
新川 : その前までは、趣味の感覚でMySpaceに思いついた曲を一曲ずつアップロードしていたんだけど、次はアルバムのように、複数の曲で1つの世界が成立しているものを作りたいなと思って、それが出発点だったんですね。ちょうどその頃にLampの染谷さんと知り合って、MySpaceで発表してた「ヴィーナスの腕」を非常に気に入ってくれて、「これをちゃんとした形で出せないですか」って話をしてくれていたんです。「ヴィーナスの腕」はルーブル美術館にあるミロのヴィーナスがモチーフになっていて、やっぱりそれも彫刻に関する曲で。そういう西洋的でクラシックな芸術のイメージ、モチーフの作品を作ろうかなと、「ヴィーナスの腕」を中心に考えていくうちに、「カミーユ・クローデル」のアイデアが出てきたんですよね。同じようなテーマ性を持ってるでしょ?
——彫刻とかクラシカルなものに、新川さんが表現したいことが出てきたのは何故なのでしょうか?
新川 : 80年代にMTVでやってたようなa-haなどのポップスのヴィジュアル・イメージには、彫刻や古城などが多かったんですよ。それで、80年代ポップスをやろうと思った時に、それが潜在的に残ってて、西洋的なもの=80年代のものとしてあったんだと思う。僕自身そういうイメージが好きだったし。
——なるほど。
新川 : 実は80年代ポップスをやりたいっていうのは、ファースト・アルバムを出す前、専門学生時代の19歳のときからあったんです。姉が80年代ポップスのリアルタイム世代で、家にレコードがいっぱいあって。当時僕は小学生だったんだけど、家に帰ってくると姉がa-haとかスクリッティ・ポリッティとかレヴェル42のレコードを聴いてたんです。懐かしいなと思って聴いてたら止められなくなって、すっかり好きになって。今作みたいなことをずっとやりたかったんだけど、ファーストとかセカンドみたいなことをやっちゃったから、ずっと温めていたアイデアなんです。
——今作は「BACK TO 80'S」と謳っておられますけど、今っぽさもある作品だと思います。
新川 : 前の2作も今回も、新しいものとかオリジナルなものをやろうとは思わなかったんです。僕、真似するのが好きなんですね。自分の本質はモノマネ芸人だってよく言うんだけど(笑)、すごくいい音楽に出会ったら、自分でもこういう音を出してみたいと思うから、誰もやったことのないことをやろうとかは考えなくて。ビートルズを聴いて影響を受けた人が「僕たちもビートルズみたいなバンドやりたい」ってやりだすじゃない? 僕もそれと一緒で、気に入った音楽に出会えるとやりたくなるんだけど、完全に真似しきることは技術的な問題もあるしできない。どこかで僕のオリジナルな部分が入らざるを得ないようなんです。だから、「これは全部パクリですから」と言うんですけど、客観的には「これは新しい」とか「真似とは受け取りませんでした」とか言っていただいていて(笑)。
——そんな中で、「アイリス」は毛色が違うように感じましたが、この曲のテーマは?
新川 : この曲だけはアルバムのコンセプトから外れてるんです。西洋的な感じじゃなかったのでもともと入れたくなかったんだけど、染谷さんに「入れてください」と言われ、根負けしました(笑)。普通のラヴ・ソングなんだよね。片想いの歌。
——機材などの制作環境はどのようなものなんですか?
新川 : 基本は、高校卒業するぐらいに買ったYAMAHA QS-300っていうシンセとシーケンサーが一緒になってるものをいまだに使ってます。ドラム・マシーンはYAMAHA RX-5だったり、ハードウェアを。パソコンでの編集は最後の処理だけで、それまではジャックを繫ぎなおしてとか面倒くさいやり方でやってます。皆に「このドラムはどうなんですか? 」って言われましたけど(笑)。
——その2つだけ?
新川 : メインはその2つだけですね。サンプラーも使ってるけど、結局音源はこの2つの音を入れ変えてみたりするだけです。
——独特のリヴァーブは?
新川 : あれはYAMAHA REV-100っていうハードのもので、ファーストの頃から使ってます。
——それをロジックに録音するんですか?
新川 : いや、まずハードディスク・レコーダーに録音します。KORGのD-888っていう8チャンネルしかないやつで、紙みたいな音になる(笑)。そこでオケだけ録音、ミックスして、ピンポンして、ヴォーカルを録って、最後はガレージバンドでちょっとした編集をします。
——ガレージバンドを使う人もなかなかいないでしょう(笑)。
新川 : mac買ったら入ってたからこれでいいやと思って(笑)。でも僕向きだなと思って。あまり使いこなせないんですよ。さっきあげた機材もすべて機能が限定されてるから使いやすいわけ。これぐらいのことしかできないんだけど、それ以上のアイデアも出てこないし、ちょうどいいかなって。だけど期せずして独特な音になるんですよね。「ヴィーナスの腕」とかマスタリングの時にひさびさに聴いたら、変わった音だなって(笑)。逆にいつの時代かよくわからないような質感になってて面白いなと。
“業”みたいなものですかね
——いやー、そのシステムで制作してるっていうのは、勇気与えられるなぁ(笑)。今作は3年かかったんですよね?
新川 : そうですね、着想から制作も含めて3年ですね。染谷さんと2010年に出会って、彼からアルバム制作のお話をいただいて、2011年から具体的になっていったんです。Lampも個人レーベルをやるとのことなので、このような流れになりました。
——染谷さんが、新川さんのアルバムを出すためにレーベルを始めたとまで言ってましたよ。
新川 : やっぱり「ヴィーナスの腕」がきっかけなんですよ。それを出してほしいっていう染谷さんの熱意ですよね。
——新川さんは10年ぶりのリリースですもんね。
新川 : もうCDとか出さないと思ってましたからね。
——何故ですか?
新川 : いろいろあるけど、10年以上前から売れないと分かってたし、一人で作るのって本当に大変だから。セカンドの時とか本当にしんどかったのね。でも、実は飯田君の影響っていうのもあったんだよ。
——えっ!?
新川 : 飯田君と知り合ったのってその頃だったけど、飯田君って、世に作品を広めようとか、ムーブメントを起こそうとしたり、ちゃんと利益を出して音楽で生活が成り立つようにとか、そういうことを真剣に考えてたじゃない? それを変わらず続けていてすごいなと。そういうマインドを持った人が、僕も含めてそれまで周りに居なくて、発表できればそれでいいって考えだったんだけど、飯田君みたいな人を見てたら、売れる/売れないなんてどうでもいいと思ってるなら、もうCDなんて出すべきじゃないなと思ったんですよね。やっぱり音楽に値段をつけて商品として出す以上はそういうことに真剣になれないと駄目だなと思って。だから飯田先生の思想に感化されてね(笑)!
——ありがとうございます(笑)。作品を出すこと、売ることに対するモチベーションが上がったのは、Lampの存在も大きかったのではないでしょうか。
新川 : そうだね、頼まれたというものあるし、僕自身前からLampのファンだし尊敬してたから。Myspaceで知り合ったんだけど、自分が敬愛してるバンドからラブ・コールを受けたわけだから、悪い気はしないでしょ(笑)。
——ははは、結局出す理由は「悪い気がしなかったから」(笑)。
新川 : すごく好きなバンドからそう言われたら考えるじゃん! でも本当にそれですね。
——1人で出すのが苦しいと言ってましたが、何が1番大変ですか?
新川 : やっぱり作詞、作曲、録音、ミックスと、すべてやるからじゃないですか。そんな技術があるわけでもないし、一人でやってると煮詰まるんだよね。困った時に意見を聞く相手もいないから、目一杯自分と向き合うことになるんですよ。そこで何に時間がかかるかっていうと、まめに逃げたくなるわけ(笑)。自分と向き合いっぱなしって辛いから。逃げて休んでる時間が多いんです。鏡に向かってにらめっこしてるようなもんですよ。気持ち悪いでしょ(笑)? だから作品作るのなら人とやった方がいいですよ。
——メンバーを集めてやったりはしないんですか?
新川 : かつてはバンド経験もあるんだけど、他の人とやってみると、非常に独裁的な欲求が出てしまって(笑)。自分のアイデアのほうがよいと思っても、みんなからはいまいち不評だったりとか、そういう時のストレスがすごくて。そうなると全部自分でコントロールしたくなっちゃってしょうがないんです。一人だと辛いんだけど、いい面はそういうストレスがないところだね。細部に至るまで全部自分の思うようにできる。
——今後の展望ややりたいことはありますか?
新川 : 構想みたいなものはあるけど、どうだろう。うんざりしてるんだけど(笑)。
——なんでですか(笑)?
新川 : だってまた作り始めたら大変だってわかってるから。でも次の作品のことを考えちゃってるんですよね。
——例えまた数年かかるとしても、新川さんは作るのをやめないですよね。
新川 : そう、またやっちゃうんですよね。“業”みたいなものですかね。
——ライヴはやらないんですか?
新川 : やらないですね。セカンド出した後に、やりたくなかったけど1年間だけ修行と称して定期的にライヴをやってたんですけど、その結果向いてないなと。わからなかったからやったけど、実際にやった結果として、辞めますという結論になりました(笑)。
——じゃあこれからは音源を作っていくんですね。
新川 : そうなのかな。音源のミックスをここに来る前にしてたんだけど、やっぱり作り始めるとずっとやっちゃったりするんだよね。何なんでしょう、作らされてるような、そうじゃないような… やっぱり“業”ですね(笑)。
新川忠の過去作はこちら
モンド、エキゾチカに接近した本作は、すべてのソング・ライティング、パフォーマンス、レコーディング、ミキシングまでをひとり行った。カセットMTR録音にもかかわらず、圧倒的な完成度を示したポップ・アルバム。一躍、新川忠の名前を轟かせたこの名作となった。CDは廃盤で入手困難となっている。
新川忠 / Christy
ギター・サウンドがフィーチャーされたセカンド・アルバムは、トラッドなフォーク、ロックと、前作とはまったく違うスタイル。しかし彼独自の甘い歌声とメロディーが合わさることで、どこに行っても聴くことができない奇妙と美しさに満ちた作品となった。
PROFILE
新川忠
音楽評論家、高橋健太郎の主催するインディー・レーベル〈Memory Lab〉より、 これまでに2枚のアルバム『sweet hereafter』(2003年)『Christy』(2005年)を発表。 湯川潮音のアルバム『うたのかたち』(2003年)に楽曲提供も行っている。 2009年以降はプライベートな形で作品を発表。 2014年、Lampのアルバム『ゆめ』のレコーディングに参加。「ため息の行方」でメンバーの榊原香保里と共にメイン・ボーカルを担当。
クラシカルな西洋的イメージを1980年代シンセ・サウンドでロマンティックに描いたポップス・アルバム。全ての作詞・作曲・編曲・歌・演奏・録音・ミックスを一人で行う自宅録音スタイルをとり、独自のセンスに貫かれた作品世界の構築を目指した。
>>新川忠 Blog
>>所属レーベル〈Botanical House〉Official HP
>>『Paintings of Lights』アルバム詳細ページ