INTERVIEW : 鴨田潤 & Crystal

イルリメ名義で日本のヒップホップを扇動し、全編弾き語りのファースト・アルバム『一』を創り上げた奇才鴨田潤と、DJ/プロデューサー・ユニットであるTraks BoysのCrystal、K404による(((さらうんど)))。彼らが、2012年に発売したファースト・アルバム『(((さらうんど)))』は、クラブ・ミュージックと歌ものを見事に融合させ大きな話題をよぶ。その融合に苦戦するアーティストが多い中、彼らは、哀愁漂うシティ・ポップへと導くことで、その楽曲を、未来永劫聴けるものにしている。2013年、(((さらうんど)))は荒内佑(cero)、澤部渡(スカート)等も参加したセカンド・アルバム『New Age』をリリース。その融合の奇跡を聴くために、鴨田とCrystalへインタビューを行った。

インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 岩瀬知菜美
アーティスト写真 : 江森丈晃
ライヴ写真 : 三浦知也

(((さらうんど))) / New Age

【価格】
mp3 単曲 200円 / まとめ購入 2,000円

【Track List】
1. Welcome to Brand New Age / 2. Signal Signal / 3. Imagination.oO / 4. きみは New Age / 5. Soul Music / 6. Neon Tetra / 7. 空中分解するアイラビュー / 8. 半径1mの夏 / 9. Swan Song's Story / 10. Hocus Pocus


(((さらうんど))) official HPにて、『New Age』のプロローグ(text by 鴨田潤)公開中!

UNIT 9th Anniversary
(((さらうんど))) 「New Age」 Release Party “(((ぱれいど)))”

2013年9月15日(日)@ 代官山UNIT
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV 3,000円 / DOOR 3,500円 (別途1D)

7/20(土)より下記プレイガイドにてチケット発売開始!
・ぴあ(P: 205-307)
・ローソン(L: 75003)
・e+
・diskunion 各店
・JETSET TOKYO

左から、Crystal、鴨田潤、K404

分担したほうが、(((さらうんど)))としてたのしい(鴨田)

ーー(((さらうんど)))の結成について教えてください。

鴨田潤(Vo、Gt) : 3年前の夏だったかな。「バンドをやりたい! 」ってTwitterに書いたら、Crystalが応募してくれたんですよね。組んだ当初は生バンドを想定していたけど、2人ともトラックが作れるし、バンドじゃなくてもいいんじゃないかって。そこで、Traks BoysのK404を誘ったんです。

ーー鴨田さんはイルリメ名義でヒップホップをやっていたのに、鴨田潤名義でいきなり弾き語りをやったじゃないですか。なんで、急に歌ものをやろうと?

鴨田 : ヒップホップは歌詞の量が多いんだけど、慣れてくるとより端的に歌詞が書けるようになるので、その量は減ってくる。そうなると、歌に変えたほうがいいんじゃないかって。また、ライヴをしていても、自然とトラックに対して声のキーを選ぶようになってきたことに気づいたり。喉が、歌のキーを探すようになったんですね。

ーー(((さらうんど)))は、ソロとは違う歌ものをやろうと思った?

鴨田 : バンドで違う方向のことをしたかったんです。younGSoundsの経験をふまえての部分もあるかな。他の楽器担当のメンバーがいると、どうしても作曲をするなかで楽器の音を考慮しなきゃいけないじゃないですか。でもCrystalと2人で打ち込みで曲を作るってなったら、必要な音だけを考えて作れる。またCrystalの音楽自体が好きだから、よりがっちりと一緒にできる方法を考えたら、メンバーを少なくしたほうがいいんじゃないかって。

ーー曲作りは、全曲Crystalさんが作曲、鴨田さんが作詞?

Crystal(Key) : だいたいそうですね。最終的な音をどうするかっていうところには、全部僕が関わっています。鴨田さんが作曲した「Soul Music」、「半径1mの夏」や「Hocus Pocus」とかも音色を変えたり、アレンジでメリハリをつけたりしています。

鴨田潤

ーー鴨田さんが作曲した曲の場合は、既に完璧に作り込んだものをCrystalさんに渡すのでしょうか?

鴨田 : いえ、それだと僕のソロになっちゃうから、完璧にはしない。
Crystal : バラで20トラックくらいもらって、それをもとに最終のアレンジをするという感じかな。

ーーCrystalさんが作曲をして、鴨田さんが最終のアレンジをすることはあるのでしょうか?

鴨田 : 今回はなかったね。ファースト・アルバムのときはいくつかあったけど。彼がメインで曲をつくるのはもともと決まってたから、必要なもの、こういう曲があったらいいんじゃないかってものを僕が創って。

ーー作曲のメインをCrystalさんにしたのは、どんな理由があったのでしょう?

鴨田 : 曲を作って分担したほうが、(((さらうんど)))としてたのしい。僕の曲が半分くらいになると、ソロみたいになるし、彼が創る曲がメインっていう風に最初からイメージして。

ずっとポップスっていうのは自分の根底にあった(Crystal)

ーー鴨田さんの世界ってすごく確立されているから、作曲をメンバーに任せるというのは意外だったんです。(((さらうんど)))っていうユニットに関しては、割り切っているということでしょうか?

鴨田 : そうですね。
Crystal : 分担が進んでるのかな。そういうふうにしたほうが、集中できるんです。
鴨田 : Crystalが応募してきてくれて「やる」って言ってくれた時点で、バンドの完成型は見えた。もともとCrystalがつくるトラックが好きだったので、それに歌をのせるっていうのを頭においたほうがいいかなって。

ーーCrystalさんが応募しようと思ったのはなぜ?

Crystal : Traks BoysやDJとして活動するなかで、クラブ・ミュージックにとどまらないポップスをつくりたいっていう気持ちがずっとあったんです。でもそれをどうしたらいいのかっていう具体的な方法が見つかっていなかった。鴨田さんのTwitterを見てピンときたのかな。イルリメとしての活動もずっとチェックしていたし「これはっ! 」と思って。

Crystal
ーークラブ・ミュージックにとどまりたくないと思いはじめたのはいつごろでしょうか?

Crystal : 最初からですね。逆にいまは(((さらうんど)))があるので、Traks Boysにポップスの要素を入れようっていう気持ちはなくなりました。

ーー歌ものを作ることに魅力を感じていますか?

Crystal : 鴨田さんの音楽の入りはバンド・ブームなんですけど、僕もクラブ・ミュージックじゃなくて、TM NETWORKとか、90年代前後の日本のポップスなんです。ずっとポップスっていうのは自分の根底にあった。
鴨田 : Crystalは、以前シティ・ポップのミックスとかを作ってたからね。
Crystal : 完全非売品でね。70年代、80年代の日本のポップスを、ハウス/テクノのDJミックスの手法でやったらどうなるかっていうのをやっていたんです。

ーーおふたりは、通じ合っている部分がとても多いように感じます。

Crystal : 年も一緒だし、音楽的な体験は共通していたりもするからね。90年代中盤くらいのテクノの盛り上がりに衝撃を受けていたりとか。
鴨田 : イルリメを始めたころにイベントに呼びたいって言ってくれたのもCrystalだったしね。2000年とかかな。

ーー出会いはだいぶ前なんですね。どうも話を聞いていると、おふたりは、歌ものに対する意識がクラブ・カルチャーにいるアーティストのなかでも特に高いような気がします。

Crystal : DJカルチャーの中にいるけど、そこだけだと窮屈って思っていたかな。
鴨田 : Traks Boysの曲を聴いていると、ポップスへの趣を感じられた。
Crystal : 徐々に高くなっていって、かつ自分達もそれをできるようになってきたという感じ。
鴨田 : 時代とともに、そういう土壌が出来てきたというのもおおきいかな。イベントのDJでも、ポップスがかかる比率がだんだん高くなっていったしね。

世界へ飛び出していくようなアルバムにしたかった(鴨田)

ーーファースト・アルバム『(((さらうんど)))』を経て、今作はどんなものを作ろうと思ったんですか?

鴨田 : 高い精度のものを作りたかった。もっと、自分のなかの表現をつきつめたもの。
Crystal : いきなりファーストと違うものを作るのではなくて、ファーストで得たものを発展させるというかね。
鴨田 : ceroのファーストからセカンドへの成長がとにかく凄くて。その進歩の具合を考えると、ちょっと頑張らないといけないなっていう気持ちがね。先輩だしね。


『(((さらうんど)))』より「夜のライン」

ーー本作の『New Age』というタイトルには、どんな意味が込められているのでしょう?

鴨田 : アルバム・タイトルをどうしようかって話になったとき、Crystalから“イマジネーション”っていう案が出た。それが前向きなイメージのアイデアだったから、じゃあ『New Age』はどうかな? っていう提案を返して。前向きな曲が多いし、ジャケットも凛とした感じでしょ。世界へ飛び出していくようなアルバムにしたかったんです。
Crystal : ファースト・アルバムのときは、まだこのタイトルは付けられなかったんじゃないかな。『New Age』って強い言葉だから、セカンド・アルバムの楽曲の完成度がなかったら付けられなかったかもしれない。

ーー『New Age』というタイトルには、どんなメッセージが込められているのでしょう?

鴨田 : メッセージはもちろんあるけれど、それを伝えるよりかは、聴いてくれる人の体を動かしたい。メッセージをいくら伝えたとしても、そこから行動に移すには体を動かさないといけないじゃないですか。体を動かせる一歩をどうしたら創れるか? どれくらいの精度が必要なのか? を悩みながら作ったんです。

ーーリスナーがなにかアクションを起こしてくれればってことですよね?

鴨田 : アクションを起こしてほしいというより、変化することを恐れないでほしいという気持ちですね。
Crystal : ファースト・アルバムのときは、ポップスを作るのがはじめてだったし、完全に手探り状態で作ったんです。だからわかっていない部分もあったんだけど、ありがたいことにすごくいい反応をもらえて自信が持てた。具体的には、山下達郎さんが買ってくれたとか、影響を受けた人が気にしてくれたりして、次はさらにいいものを創ろうって思ったんです。だから今作は、ファースト・アルバムで創れた方向性を強く押し出すことを念頭に置きました。

ーー鴨田さんは、弾き語りもそうだし、(((さらうんど)))もそうだし、つねにあたらしいことに挑戦し続けていて。それってすごく勇気がいることですよね?

鴨田 : 弾き語りは、周囲の反応が思っていたよりも良かったんです。カクバリズムのみんなも褒めてくれて、やっても大丈夫かなって思えた。(((さらうんど)))は、自分のつくってきた音源のなかでいちばん客観的に聴ける音楽が作れているんです。ファーストを出したときは、反応が欲しかったというよりも単純に音源を創るのが楽しかったし、自分でも結構聴いていましたね。
Crystal : 僕もそうですね。いままでの自分の作品の中で、いちばん聴いたかな。
鴨田 : ファースト・アルバムのときに小説を出したんですけど、実は、その製作が辛すぎて… だから音源を作るのは楽しかったっていう思い出しかないですね(笑)。

鴨田潤による描き下ろし長編小説

鴨田潤「てんてんこまちが瞬かん速」PV

恋愛って、人がいちばん行動する瞬間ですよね(鴨田)

ーー小説はそんなに大変だったんですね(笑)。歌詞を書くのは、難しくなかった?

鴨田 : 苦労しました。いままでとは違う表現を入れていこうっていう気持ちだったので。(((さらうんど)))は、Crystalの曲に言葉をのせるっていう遊びの延長みたいな軽い気持ちで考えていたんだけど、もうちょっとエモーショナルにやりたくなった。ソロとしてやりたいような思いが、(((さらうんど)))の制作時に出てきたんですよね。それは歌詞の精度を上げるというか、自分の歌詞はラヴソングのための語彙数がすくないと思ったんで、そこを広げていこうっていう気持ちが強くでてきた。

ーーそこを広げるためには、どうしたんですか?

鴨田 : 鮎川信夫など戦中戦後の詩を読んだんですよ。その時代に詩を書くということに対する意識にも胸を打たれて。自分もその人たちの作っていたものに負けないように、そのひとたちが失望しないようなものを作らなければいけないなって。

ーー鴨田さんの歌詞にラヴソングが多いのはなぜ?

鴨田 : 恋愛って、人がいちばん行動する瞬間ですよね。どんなことよりも、アクションを起こすきっかけになる。外国人と結婚した女性が、単身で旦那さんの国に渡るとか行動力を考えたら、すごい力だと思うから。

ーーなるほど。(((さらうんど)))の次の作品や展開は、もう考えているのですか?

鴨田 : これの反応しだいじゃないかな。やっぱりポップスだし評価や時流と社会、音楽パッケージの状況など外的な要因もあるしね。次がどうなるかっていうのは、自分だけでは判断できないかな。

カクバリズム ARCHIVES

キセル / KICELL EP in みなと湯(5.6MHz DSD+HQD ver.)

キセルの楽曲を、世界に数台しかないDSD レコーダー「Clarity」を使用し、エンジニアに奥田泰次を迎えて銭湯でDSDネイティヴ録音、ネイティヴ・ミックスを行った。録音した音源は野音ワンマン・ライヴでもCDが会場限定販売されるが、CDと同内容の「春」「庭の木」のほか、OTOTOYのみの独占音源となるフォーク・シンガー高田渡の楽曲を使用した「夕焼け」が収録されている。さらに、銭湯での録音風景の写真をまとめた歌詞入りブックレット付き。もちろん5.6MHzのDSDとHQD(24bit/48kHzのwav)音源で聴けるのも配信のみ。

>>特集ページはこちら

cero / My Lost City

前作アルバム「WORLD RECORD」がロングセラーを続けるCeroの才能が爆発した2ndアルバム完成! 小旅行から大航海へ。彼らには新しい音楽と時代の風が吹いている。新たな時代を築いていく名盤!

>>特集ページはこちら

cero / WORLD RECORD

70年代ティンパンアレー周辺を現代的にアップ・デートした新しい潮流! ロックとヒップホップが絶妙なブレンドで配合された、日本の、東京の、2011年の幕開けを飾る、本当の意味でのインディ・ポップ! マニアックで雑多性に富みながらも一貫してポップ。スティール・パン、マリンバなども多様した希有なサウンドは必聴!

>>特集ページはこちら

PROFILE

(((さらうんど)))

イルリメこと鴨田潤(Vo,Gt)、Traks BoysのCrystal(Key)、Kenya Koarata(PC,Drum Machine)の3人により結成されたポップス・バンド。2010年夏にシングル、『サマータイマー』をフリー・ダウンロード配信し注目を集める。2012年3月に1stアルバム『(((さらうんど)))』を発表。代官山UNITでのリリース・パーティー"(((みっどないと)))"はオールナイト・イベントとは思えぬ満員の大盛況を収めた。同年9月~12月にかけて“(((さらうんど))) 風立ちぬツアー 2012 秋”を開催。今年4月には、ツアーでも好評だった楽曲「空中分解するアイラビュー」を、アナログ12インチでシングル・カット(B面は砂原良徳氏のRemix)。7月17日、待望のセカンド・アルバム『New Age』をリリース。

(((さらうんど))) official HP

o

 
 

インタヴュー

オルタナティヴを突き詰めた“復活作”──CAUCUS、4年ぶりのフル・アルバムをリリース
・2017年12月13日・オルタナティヴを突き詰めた“復活作”──CAUCUS、4年ぶりのフル・アルバム『Sound of the Air』をリリース 邦楽インディーズ / シューゲイザー・シーンで確かな足跡を残し、日本だけでなく海外にもその活躍の場を広げてきたCAUCUS。そんな彼らから4年ぶりのフル・アルバム『Sound of the Air』が届いた。制作期間中の3年半、ライヴも行わず、スタジオでのアルバムの制作に没頭したという。その結果これまでになく濃密な色彩と、繊密な構成が光る楽曲が並ぶ作品になった。OTOTOYでは11月15日にリリースしたLP盤の音源を『Sound of the Air (High DR Master)』としてハイレゾ配信開始! そこから「Shy Girl」を期間限定のフリー配信でお届け。CD版となる『Sound of the Air』もこのタイミングで配信開始しております! 4年ぶりの“復帰作”をぜひインタヴューとともにお楽しみ下さい。 まずはこちらを聴いてみて! 期間限定フリー配信! CAUCUS / Shy Girl (High DR Master)(期間限定フリー配信)'【配信形態】ALAC、
by 岡本 貴之
細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る『Time,Time,Time』のサービス精神
[CLOSEUP]・2017年12月12日・細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る、サービス精神旺盛なパッケージと“時の流れ”を感じる楽曲 2017年に自身のレーベル〈Hamsterdam Records〉を立ち上げたHelsinki Lambda Club。これまで、1stシングルにはじまり、1stミニ・アルバム、1stフル・アルバム、1stスプリット…… と、“ファースト縛り”でリリースを続けている彼ら。そして今作も懲りずに、バンド“初”となるアナログ盤とUSBとミニ・トートバッグをセットにした全3曲入りのシングル『Time,Time,Time』をリリース。 もうヘルシンキといえば…… “ファースト縛り”と“パッケージの手作り感”というところでもありますよね。ただそんな“手作り感”満載のパッケージだけがヘルシンキの魅力ではないんです! 今回収録された楽曲も、いままでにないほど深層心理に突き刺さる佗しいものに仕上がっていて、これがなんとも素晴らしい! 今回は、なぜ毎回“手作り感”にこだわるのか、そして本作収録の楽曲について深く掘り下げるべく作詞作曲を務める、橋本薫(Vo&Gt.)へのインタヴューを実施! さらにOTOTOYでは、『Ti
by JJ
渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第4弾
・2017年12月11日・ATAK過去作配信第4弾、今回はパン・ソニックや灰野敬二のライヴを収めた初の動画作品も 2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第4弾は、2006年リリースの渋谷慶一郎、中村としまる、ノルベルト・モスランによるスリリングなライヴを収録した『ATAK008』。2007年リリース、渋谷慶一郎の、世界初の三次元立体音響を実現したヘッドフォンによるリスニング専用の作品『ATAK010 filmachine phonics』。そしてレーベル初の映像作品となったライヴ作品『ATAK011 LIVE DVD ATAK NIGHT 3』(動画データを配信)の3作品となっている。インタヴュー : 八木皓平ATAK配信作品のまとめページはコチラ 曲に聴こえるけどこうは作曲できない、僕にとってそこが即興の醍醐味 今回は『008』からだっけ? ──ですです。今回は『ATAK008 Keiichiro Shibuya+Norbert Moslan
by 八木 皓平
過去、現在、そして未来へと繋がるサウンドスケープ──キセル、3年ぶりのアルバム『The Blue Hour』リリース
[CLOSEUP]・2017年12月08日・過去、現在、そして未来へと繋がるサウンドスケープ──キセル、3年ぶりのアルバム『The Blue Hour』リリース 2014年にリリースした『明るい幻』から3年…… 来年結成19周年を迎えるキセルがついに新アルバム『The Blue Hour』をリリース! 3年ぶりに届いた今作も、キセルらしく浮遊感満載のサウンドスケープがひろがる、ファンタジックな楽曲が並んでおります。今作は、インタヴューのなかで辻村豪文が「“4人のバンド”として録りたいというのも思ってました」と語ってくれているように、以前よりキセルをサポートしていたドラムの北山ゆうこと、サックス、フルートの加藤雄一郎の4人が全曲で参加。これまでのキセルにはなかった管楽器というエッセンスを加えたことで、よりキセルのふたりが描く風景が美しく膨らんで聞こえる。3年間待ちわびたみなさん! 『The Blue Hour』を読み解くテキストとしてぜひお楽しみください。 メロウに、ドリーミーに、ミニマムに響く3年ぶりのフル・アルバム キセル / The Blue Hour'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】
by JJ
孤独だからこそ誘われた「warbear」という名の灯り──元Galileo Galilei・尾崎雄貴ソロ・プロジェクトが始動
[CLOSEUP]・2017年12月06日・孤独だからこそ誘われた「warbear」という名の灯り──元Galileo Galilei・尾崎雄貴ソロ・プロジェクトが始動 2016年10月、惜しまれながらもその活動に終止符を打ったGalileo Galilei。そのフロントマンであった尾崎雄貴が新たにソロ・プロジェクト「warbear」を始動させた。札幌にある自身のスタジオでレコーディングされ、弟で元Galileo Galileiのドラマーでもある尾崎和樹や、フィラデルフィアで活動をするサックス・プレイヤーDan Wallaceなどが参加した初アルバム『warbear』が2017年12月6日(水)にリリースされた。いわゆるギター・ロック的なサウンドを鳴らしていた初期のGalileo Galileiからはガラッと印象は変わり、バンド後期に彼らがつくりだしたメランコリックな音楽性の、その先が凝縮されている。 いったいこの作品はどのようにつくられたのか。OTOTOYではワールド・スタンダードに視点を置いた作品群となっている本作を探るべく、ライターの真貝聡による尾崎へのインタヴューを掲載。また、Galileo Galileiの音楽を聴いてロックに目覚めた人も多
by ?
女性SSW・平林純、初の全国流通作『あとのまつり』をハイレゾ配信 & 福島を中心に活動するSSW・Chanoとの対談を掲載
[CLOSEUP]・2017年12月06日・「青臭さ」も「やさぐれ」も、ありのままの自分自身── 平林純×Chano、真逆の世界観を持つ女性SSW対談 2009年に路上ライヴから活動を始め、2015年には日本各地から集まったアマチュア・ヴォーカリストから優勝者を選ぶ番組『Sing! Sing! Sing! 3rd season』に出演し3500組の中からトップ3に選ばれるなどの実力派女性SSW・平林純が初となる全国流通作『あとのまつり』をリリース。バンド・アレンジによる楽曲から弾き語りの楽曲までバラエティに富んだポップな楽曲と毒気のある歌詞が印象的な今作を、OTOTOYではハイレゾにて配信スタート。そして、しなやかな歌声と美しくも力強いメロディが光る2ndアルバム『toi et moi』をリリースしたばかり、福島県いわき市を中心に活動する同じく女性SSW・Chanoとの対談を掲載。同じSSWと言えど、世界観が真逆な2人の対談は一体どうなるのか!? ページの最後にはディスク・レヴューもありますのそちらも是非! 初となる全国流通盤をハイレゾで!平林純 / あとのまつり '【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC【配
楽しい場所にいる自分が本当の自分? それとも…? ──spoon+、触って着せて脱がせる4thアルバム
[CLOSEUP]・2017年12月06日・最新技術を使っても血肉が通うステージでありたい──触って着せて脱がせるspoon+の最新作をハイレゾ配信 “世界を驚きで楽しくする”というテーマをもとに、あこちゅあが立ち上げたspoon+、待望の4thアルバムが完成。プロジェクション・マッピングを使用した映像と音楽を融合させたライヴ・パフォーマンスを特徴とし、作詞・作曲、映像制作、ライヴ演出をはじめ、衣装製作からアートワークと細部にまでセルフ・プロデュース。2016年にはフランスで開催された〈JapanExpoSud〉にライヴ出演、フランスのケーブルテレビ「NOLIFETV」では10週連続リクエストランキング10位以内に入るなど海外にも活動の幅をひろげている、あこちゅあの世界観をより楽しむため、彼女と10年近い付き合いのある宗像明将がインタヴューを敢行。ハイレゾ音源とともにお楽しみください!! 触って着せて脱がせるをコンセプトにつくられた、4thアルバムをハイレゾ配信spoon+ / Dress【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC【価格】単曲 270円(税込) / まとめ 1,944円(税込) 【収録曲】1. カ
Cojok、3年半ぶり4枚目となるアルバム『Fourtea』をハイレゾ独占先行配信 & インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2017年11月30日・宿命を背負った音の極彩色──Cojok、3年半ぶり4枚目となるアルバムをハイレゾ独占先行配信!! アコトロニカ・ノイズ・オーケストラを貫く孤高のユニット・Cojokが3年半ぶり、4枚目となるアルバム『Fourtea』をリリース。OTOTOYでは一般での販売に先駆け、本作のハイレゾ独占先行配信がスタート! リズム隊に根岸孝旨、タナカジュンという布陣を配し、電子音と生楽器が緻密に組み合わさったその圧倒的な音像は是非ともハイレゾで体感していただきたい作品となっております! 前作に引き続き今回もメンバーであるKco(Vo.Gt)、阿瀬さとし(Gt. Pro)の2人へのインタビューを掲載。こだわりぬかれた今作を紐解くテキストとともに、ぜひその音に触れてみてください! OTOTOYのみハイレゾ独占先行配信!!Cojok / Fourtea'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC 【配信価格】単曲 270円(税込)(M1,6のみ) / アルバム 2,160円(税込)【収録曲】''01. Velce02. Do Do Lou03. Sun Blanket04. Ocean In
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

同じ筆者による他の記事