キレッキレ過ぎるダンスで会場を沸かすソロ・アイドル、KOTOの最新楽曲がついに配信開始!

キレッキレのダンスを武器に、ソロ・アイドルとして活動するKOTO。OTOTOYでは彼女の最新楽曲「ギザギザのロンリナイ」を独占配信開始! そして、この楽曲を提供したシンガー・ソングライターのSAWAと対談が実現。KOTOの落ち込みから始まり、アイドル・シーンの中で活動することも多いSAWAの音楽性、お互いの魅力を語り合い、切磋琢磨するふたり… どんどん情熱的になっていく対談は必読です。
歌詞カードpdfつき!
KOTO / ギザギザのロンリナイ
【配信形態】
ALAC / FLAC / WAV / aac / mp3
【価格】
単曲 300円(税込)
【Track】
M1.ギザギザのロンリナイ(作詞・作曲 : SAWA)
INTERVIEW : KOTO
KOTOの「ギザギザのロンリナイ」は、ライヴでも確実に盛り上がる超名曲。現在16歳の高校2年生KOTOと、2008年デビュー、現役バリバリ、美しさは増すばかりのSAWAの邂逅は、個人的には事件だった。OTOTOYで初配信、KOTOの「ギザギザのロンリナイ」を、聴きながらインタビューを読んで欲しい。あと、KOTOのライヴは、今絶対観ておいた方が良いです!!! キレッキレです!!!
インタヴュー&文 : 飯田仁一郎
構成 : 渡辺彰浩
ちょっとしたことをすぐ気にしちゃうタイプで。
ーー先日のライブ後(2015年4月1日開催「春のTRASH-UP!! まつり~4月のパーティー馬鹿! ~」@渋谷WWW) 、楽屋に挨拶しに行った時凄く疲れていたけれど、いつもあんなに疲れてしまうの?
KOTO : あの時は、実は大反省会が行われまして…。
ーー駄目だったんだ?
KOTO : 気分的に…。(佐々木)喫茶さんとお互い「もう駄目だ… 駄目だ…」って。次の日がコトライド(KOTO+DJ 佐々木喫茶(レコライド))でのライヴだったので、明日できるのかっていう話でもう「うわー! 」ってなって…。
ーー何が悪かったの?
KOTO : 全部が上手くいかなくて。タイミングとか、MCとかもそう。サプライズで新曲の初披露をやったんですけど、KOTOの中でも喫茶さんの中でも違うっていうのがあって、それで。
ーーなるほど。混乱してしまったんだ。
KOTO : はい。チーンって…。
ーーSAWAさん、そんなKOTOさんに先輩からアドバイスありますか?
SAWA : KOTOちゃんとそんなに頻繁に会っているわけじゃないんですけど、1番初めに会った時もKOTOちゃんは落ち込んでいまして(笑)。
ーーそうなんですね(笑)。ちなみにSAWAさんは、ライヴ後、落ち込んだりしますか?
SAWA : 私はKOTOちゃんを見習った方がいいくらいあんまり反省はしないので。良かったからそこを頑張ろうとかは思うんですけど、悪かった点についてはあんまり振り返らないタイプなので。
KOTO : えぇ~! その方が、絶対にいいですよね。メンタル的に。

SAWA : うん。気にしてたらきりがないし。例えば、バンドとかで失敗して「あ… もう1回やろう! 」みたいになる時って逆に1番盛り上がるからね(笑)。歌詞忘れたりとかも上手くやれば1番盛り上がるし。だから、それをプラスに。
KOTO : もうちょっとポジティブになった方がいいですね。どうしても身体が動かなかったり、声が出なかったりすると自分の中で落ち込んじゃうので。
SAWA : どっちかに振り切った方がいい気はしてて。結構アイドルってMCまで全部パッケージングされてることが多いから。やることもMCの流れも、どこでお客さんを乗せるかっていうのも全部プログラミングされてるから、確かにそういう失敗とかを見せちゃうと「ミスったなぁ…」っていう感じになるけど。私なんかは何を言ってもいいみたいなフリースタイルで喋ってるから、そこの違いかもしれないね。
KOTO : KOTOは踊っているので、1番気になるのは身体の動き方で…。
ーーこの前のライヴもキレッキレな気がしましたけどね。
SAWA : はたから観いてたら超ダンス上手いなぁっていう風にしか思わないからね。
ーーけっこう完璧主義なのでしょうか?
KOTO : そうなのかもしれないです。ちょっとしたことをすぐ気にしちゃうタイプで。
SAWA : そのKOTOちゃんの心境を表した歌詞が「ギザギザのロンリナイ」には入っています。
ーーなんと急に! SAWAさん、進行も完璧じゃないですか(笑)。
SAWA : 〈バランスが取れない思春期のせいかな ギザギザのロンリナイ やっぱりどうにかして欲しい〉っていう歌詞があって。まさにKOTOちゃんみたいな感じ。
ーーKOTOちゃんは、この歌詞は自分のことだと思って歌っていました?
KOTO : 歌詞をもらった時に、KOTOの歳とか心境を考えて作ってきてくださったのかなって思いました。
DTMとか、まさか自分がやるとは思わなかった
ーーSAWAさんとKOTOさんはいつ頃出会ったんですか?
SAWA : 1月(2015年)のレコーディングの時に初めて。その前に、KOTOちゃんの資料とか動画を観て、「へぇー! KOTOちゃんってアンドロイドみたいだな! 」 って。
KOTO : えぇ~!
ーーそれくらいの破壊力ありますね。SAWAさんは、どのように音源を作っていくのでしょうか?
SAWA : 基本的に発注があった時に、その子にあったストックを先方にいくつか投げます。発注を受けてから作るよりも、元からあるストックを投げて、もうちょっとこうしたいっていうのがあれば更に作っていきます。発注を受けてそのイメージで作っても、「うーん」ってなる時もあるので。それだとお互いにとっては無駄になってしまうので、あらかじめこの子にはこれが合うっていう完成形が見えた後に作っていきます。
ーー「ギザギザのロンリナイ」も既にあった?
SAWA : 元からありました。KOTOちゃんに合うのはどれかなって、自分のストックを選曲するところから仕事が始まります。
ーー「ギザギザのロンリナイ」は、ファンの中でも評価がかなり高いように思うけど、KOTOさんはその状況をどう思っていますか?
KOTO : 仮歌のSAWAさんバージョンを聴いた時に、既にヤバイと思って、それをKOTOが歌ってKOTOヴァージョンとしてちゃんと出来るのかってすごい不安でした。レコーディングも無事に終わって、SAWAさんにいい感じにアレンジしてもらって、今までの曲とはちょっと違った雰囲気の曲だなって思っていたので、みんながそう言ってくれてるのは、すごく嬉しいです。
ーーSAWAさんが、曲を創り始めたのは、デビューしてからですよね?
SAWA : そうですね。DTMとか、まさか自分がやるとは思わなかった。デビュー当時は歌っていただけだし、作曲なんてできると思わなかった。
ーー自分でやろうと思ったのはなぜ?
SAWA : 正直なことを言えば、歌手ってわりと暇だなって思ったことがきっかけで。ライヴがあっても週に1、2回。じゃあ、あとの週5日は何をするんだってことになるし。で、曲を創ってみたら周りが「すごいじゃん! 作曲出来るんじゃん」って誉めてくれて、調子に乗り出してやったみたいな(笑)。
ーーSAWAさんって、いったいどれだけのことを一人で?
SAWA : 自分のアーティスト活動、最近はCMの歌、アイドル・プロデュース、イベントの運営、レーベルもDJもやっています。
ーーすごい!
SAWA : なんなんでしょうね(笑)。シーンとしてはアイドル・イベントに入れてもらうことが多いですけどね。

ーーへぇ。
SAWA : 数年前と状況が変わっちゃって、私とかアイドル・イベントに出るような人じゃなかった。ぱっくり別れていたんですよ。アイドルとアーティストって。でも、今はもう1つで、隔たりがない。
ーーそれはSAWAさんにとっては、ハッピーなこと?
SAWA : そうですね。最近いろんなイベントに呼ばれることがあって、正直、素人っぽい地下アイドル・イベントなんじゃないかなっていう時もあるんですけど、やっぱり全国でCDを流通してどんどん売っていくって考えたら、別に客層なんかで選んでる場合じゃないですし、そこで買ってもらえたら嬉しいので、イベントを選んだりはしないです。買ってもらえる方向で自分がシフトして合わせていくことが出来るようにしています。
もっとKOTOを知ってもらえたらって思います
ーーKOTOさんは、SAWAさんのことをどう思いますか?
KOTO : 最初お会いした時はあんまりSAWAさんのこと分かってなくって。「ギザギザのロンリナイ」を作ってもらってから、お話をすることも多くなって。それで歌う技術みたいなのを教えてもらったりして、「なんてすごい人なんだ」と。「SAWAさん教」っていうのがあったら入りたいです。もっと知りたいし、もっと教えて欲しいし、もっとSAWAさんみたいになりたいって思いました。
ーーSAWAさんの1番魅力的なところはどこですか?
KOTO : びっくりしたのはSAWAさんの歌。歌がスッと入ってくる感じがして。聴いてる人が心地良くなる歌ってすごいなと思って。そしたら、生でもそうだったんですよ。発声準備からすごくて、これはライヴで上手く歌うために必要だろうなと思って、SAWAさんに教えてもらったことを実践したりしています。
ーーSAWAさんは、KOTOさんのどこが1番の魅力だと思いますか?
SAWA : KOTOちゃんはダンス畑出身で容姿や歌も出来るっていう恵まれた環境にある。だけど、ダンス畑で来たからヴォーカルとして表現者としてKOTOちゃんにいろんなハードルが立ちはだっていて、それを超えなきゃいけないんですけど、それをちゃんと超えていくのが、魅力だとも思います。
ーー音楽シーンは数年前とは状況が全然違うわけじゃないですか。アイドル・シーンは、一段落するのかっていうモードも世の中に漂っている中で、KOTOちゃんみたいな子も出てきている。実際この流れはどうなっていくと思います?
SAWA : KOTOちゃんを観た時は、私と遥かにシーンが違ってどうしようって思ったんですけど、実は、古くからシーンが一緒だったり音楽的にすごく繋がりのある喫茶さんが曲を書いている。私の根本は四つ打ちだったりエレクトロのムーヴメントから来ていて、そのシーンの中でKOTOちゃんはすごく起爆剤になるなと思っています。KOTOちゃんみたいな子が入ることによってシーンが活性化すればいろんな人が聴いてくれるし。昔だったらKOTOちゃんみたいな人が来たら、「どうしよう! 負けない!」とか思ったかもしれないけれど、今はみんなで推し上げていけば自分もお客さんも潤うんだなってことに気づいたから、すごくありがたいなって思っています。KOTOちゃんに曲を提供するようになって、一気に周りがKOTOちゃんを分かったのを感じて。私だけが知ってるKOTOちゃんだったのに、みんなが知ってるKOTOちゃんにいきなりなったから、すごいスピードだなって。アイドルだからって線引きしてたら一気に追い抜かれるので、どんどん食って食われて頑張っていかないといけないと思いますね。
ーーなるほど。
SAWA : あと、自分が損をしないようにしないといけない。1番そう思ったのがインストア・イベントなんです。新宿タワーレコードとかだったらみんなも来てくれるけど、時にはちょっと路上ライヴみたいな環境のインストア・イベントもあるんですよ。お客さんは路上の人なので、そこでフリー・ライヴをしてCDを買ってもらうっていう流れなんですけど、もちろん出演料があるわけでもないし、物販も無い。CDを売ること以外目的は無い!そして見ている人は自分に全く興味のない人も多い!それに比べたら、ライヴ・ハウスやクラブのイベントは、ちゃんとお客さんがお金を払って自分の意志でそこに来ている。しかも、お客さんは何かを推したくてそこに来ているし、購買意欲もある、って考えるとインストア・イベントよりも環境としては易しい。インストアをいっぱいやっていくと、修行のようなものが積み重なって強くなれる気がしているんです。
ーー自分のファンがいないところですよね?
SAWA : そう。ファミリー層とか自分のこと全然興味ない人の前、イオンとかでやってなおかつCDを買ってもらわないといけない。なおかつ出演料はないっていう条件がどんなイベントよりも過酷であるっていうことを考えると、どんなアウェイなイベントでもお客さんは来ているんだから、イベントに出ませんとか言ってると全国流通でやってくのは難しいと思います。
KOTO : まだ活動を始めてすごい短いので、最近自分のこと知ってくれたのが目に見えて分かるし、1番分かりやすいのはTwitterのフォロワーの数、リツイート、ファボの数とか。つぶやいてくれてる人の数とかがすごい増えたのも分かるし。前までは初めて観た人によくスルーされてたんですけど、最近は初めて観たって感想をつぶやいてくれている人もいる。ということは、何か心に思ってくれているってことなので。KOTOは、ダンス・シーンくらいしか分からなくて、音楽のことは全然分かってないからあまり焦ってはいないんですけど、特にここでライヴをしたいっていう目標もないので、とにかく今できることをいろんな場所でやり続けて、もっとKOTOを知ってもらえたらって思います。
ーーちなみに2人がまた邂逅することはあるんですか? 曲かなにかで。
SAWA : 書きたいですね、私は。
KOTO : え! KOTO、本当にSAWAさんにお願いしたいです。是非またお願いします。
KOTOがバンドを結成!
ソロアイドルのKOTOがソロ活動と並行して、DJ、ギター、ダンサーを率いて4人組のバンド・プロジェクト「kotofolic」を始動!バンドでのオリジナル曲や、KOTOの楽曲のリミックスなどを発表していく予定! オリジナル楽曲「ファンファーレ」の MV は映画監督の藤井道人監督が担当。
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3776公式サイトで展開中の「旅ふぉと」キャンペーン・ソング。旅ふぉとセレクションは、あなたのセレクション。あなただけのお気に入りの組み合わせを見つけて下さい。
初の日本武道館ライブを経て、2015年は日本一のグループを目指すべく「ベイビーレイズJAPAN」に改名!全国に乗り込み! 日本人全員を乗っ取るための劇的改名で、再び“Level.1"から新たな極みを目指す新曲!
2012年末の結成以来、NEU! やESG、SUICIDEなどの伝説のバンドを次々とオマージュするなど、攻めすぎな楽曲を次々とリリースし続けてきた、J-POPとコアな音楽をつなぐキュートな通訳者「ゆるめるモ!」。ロック・ファンや楽曲派アイドル・ファンたちを巻き込んで話題を集める彼女たちのニュー・シングル!
LIVE INFO
2015年4月19日(日)@渋谷CHELSEAHOTEL
2015年4月19日(日)@新宿MARZ
2015年4月19日(日)@K-Stage
2015年4月23日(木)@渋谷RUIDOK2 RUIDO presents L-1 グランプリ予選大会
2015年4月25日(土)@スタジオアルタ
2015年4月26日(日)@代アニライブステーション
2015年4月29日(水)@横浜プレミアホール
2015年4月29日(水)@渋谷Glad
2015年4月30日(木)@神楽坂TRASH-UP!!
2015年5月1日(金)@原宿アストロホール
KOTO PROFILE

KOTO
小学生の頃からHIPHOP、JAZZ、JAZZFUNKなどを学び、数々のコンテストに出場し多数の優勝経験を持つ。中学2年生で日本初のキッズ・ダンス映画『SHAKE HANDS』(藤井道人監督)の主題歌オーディションを受けて、数百名のダンサーの中から合格すると同作品の主題歌(mc.A・T氏作曲)で歌手デビュー。中学3年生でソロ・アイドルとして活動を始め、同年にリリースした1stシングル『ことりっぷ』がオリコン初登場20位を記録。翌年2014年にリリースした2ndシングル『愛を届けるお人形』がオリコン初登場10位を記録。圧倒的なダンス・スキルを武器に独自の世界観を発信するソロ・アイドル。現在、16歳の高校2年生。
SAWA PROFILE

SAWA
2008年「COLORS」でCDデビュー。バイオリン歴10年、絶対音感を生かしたゆるふわなファンシー・ボイスとシュールで底抜けに明るいキャラクターで愛され、ヴォーカリストとして多くの作品に参加している。2010年打ち込みによる楽曲制作を開始。2011年、DJ WASAとしてDJ活動を開始する。また、他アーティストに楽曲提供を行うなど、常に音楽家として多彩な才能が開花し続ける女性アーティストである。ちなみに前職は高校教師。
SAWA 過去作品