【第三期BiS 連載vol.27】BiSとしてもっと大きくなりたい──新メンバー、ナノ3はどんな人物なのか!?
第三期BiSを追跡するメンバー個別インタヴュー連載『BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?』。今回の個別インタヴューは、2021年11月04日にBiSへの加入を発表したばかりの、新メンバー、ナノ3(読み : ナノナノナノ)が登場。彼女はなぜ、BiSに加入することになったのか?そして、いま抱いている野望についてじっくり訊きました。ちなみに、Twitterのフォロワーが25,000を超えた段階で素顔が公開されるとのことなので、ぜひ拡散とフォローをお願いします!
BiSのジャパニーズ・ロックのカバーアルバム!
INTERVIEW : ナノ3
ありがたいことに、一足先にインタビューをさせてもらいました。立ち姿、パッション、キラキラした目... なんかBiSに新たな可能性をぶち込んでくれる気が、むんむんにしています。初ライヴを本当に楽しみに待ちましょう。武道館、横浜アリーナ、そしてそれ以上に大きな場所へ、5人が連れて行ってくれることを期待して!
インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 東原春菜
私は「WACKに入りたいです」って言ったんです
──ナノ3さんの出身はどこですか?
ナノ3 : 埼玉県です。
──幼少期はどんな子でしたか?
ナノ3 : 小学生のころは、休み時間にドッヂボールとかで遊んでいるような活発な子でした。
──中学時代は?
ナノ3 : 中学からはバスケ部に入って、部活しかやっていなかったですね。強くはなかったですけど休みが全くなくて、一生懸命練習していました。
──小・中学生時代はどんな音楽が好きだったんですか?
ナノ3 : 小学生のころからアイドルが好きでした。好きになったきっかけはAKB48さんでした。
──当時はどんな曲が好きでしたか?
ナノ3 : 芸能人とか全然興味なかったんですけど、“大声ダイヤモンド”を聴いて「誰だこの人たちは!?」ってなって、そこから調べるようになりました。
──活発系バスケ少女だったナノ3さんは、高校ではどんな生活を送っていたんですか?
ナノ3 : 高校は帰宅部で放課後近くにあるショッピングモールで友だちとずっと喋っていました。
──WACKにはいつ出会ったんですか?
ナノ3 : もともとBiSHは知っていたんですけど、WACKを知ったのはここ2年くらいなんです。コロナ禍になってから家にいる時間が増えたのでYouTubeでBiSHの動画を見ていて、そうこうするうちにWACKを知りました。そこから、いろんなグループにハマっていきました。
──WACKのなかで、どのグループが好きだったんですか?
ナノ3 : BiSHが好きでした。
──BiSHの誰が好きなの?
ナノ3 : チッチさんです。
──そのなかで、なぜBiSとASPの合同オーディションを受けようと思ったんですか?
ナノ3 : 小学生のときにAKB48さんを好きになってから、アイドルは好きで憧れはあったけど自分は無理だろうなって思っていて、いままでオーディションを受けてこなかったんです。でも、ふと将来のことを考えていたときに「BiSとASPの合同オーディションをやります」っていうツイートを見つけたので、思い切って受けてみようかなと思って。
──歌唱審査では、なにを歌ったんですか?
ナノ3 : そのときはASPの“A Song of PunK”を歌いました。でも、上手くは歌えなかったです。頭が真っ白になって歌詞を間違えました。
──質問は上手く答えられたの?
ナノ3 : 全然喋れなかったです。集団面接で答える順番がいちばん最初で、私よりあとの人たちがいっぱい喋っていたから、もうダメだと思っていました。
──そのあとの選考はどうだったんですか?
ナノ3 : 集団面接が終わって、渡辺(淳之介)さんから「もう一回面接したいから明後日WACKに来れますか?」っていう電話がかかってきて。知らない電話番号から電話がかかってきて出たら渡辺さんだったので、まずそこにびっくりしましたね。すぐに、「行きます!」って返事をしました。
──その次の面接はひとり?
ナノ3 : ひとりでした。渡辺さんが言ったことに対して上手い返しが全然できなくて「話が噛み合わないね」って言われました。
──そのときは歌唱もやったんですか?
ナノ3 : はい。BiSの“TOUCH ME”を歌いました。最初の集団面接のときよりは歌えたと思います。
──面接が終わったあとは?
ナノ3 : 面接が終わって、その日そのままバイトだったんですよ。バイト中に3回くらい電話がかかってきて、終わってすぐかけ直したら渡辺さんが「今日はありがとう。君はBiSで」って言われて「えっ!」ってなりました。
──どんな気持ちでしたか?
ナノ3 : 嬉しかったですけど、「ヤバい! 受かっちゃった!」という気持ちでしたね。面接の最後に「BiSとASPどっちに入りたいの?」って聞かれて私は「WACKに入りたいです」って言ったんですよ。それで「どっちかっていうと?」って聞かれたから「BiS」って言いました。
──なんでBiSだったんですか?
ナノ3 : それこそ“CURTAiN CALL”を101回連続で歌って踊っているし、過酷なことをやれるところがすごくかっこよくて、自分もやりたいと思ったんです。