耳にも目にも嬉しいハイレゾ & サラウンド——mishmash*Miki Orihara、音楽+映像の新プロジェクトを24bit/96kHz & 5.1chでリリース

MVに出演しているダンサー、Adam Barruch(右)、Chelsy Bonosky(左) (Photo : Tsukuru Asada)

コーネリアスのサウンド・プログラマとして知られ、2008年には米グラミー賞にノミネートされた実績をもつ美島豊明。そして、音楽、映像、ウェブサイトといった面で総合的なプロデュースを手掛けるマスヤマコム。この2人からなるユニットがmishmashだ。前作まではJulie Wataiをヴォーカリストに迎え、チップチューン的なテクノ・ポップを奏でていた彼ら。今作は一転、ニューヨークを拠点に活動するダンサーの折原美樹(Miki Orihara)をコラボ・アーティストに迎え、美しい音楽とダンス映像からなる作品を発表した。折原美樹プロデュースによる圧倒的なコンテンポラリー・ダンスに、ピアノやストリングスを多用したスケールの大きな音楽が重なる。その映像には、有無を言わさず人を引きつける力がある。

ミュージック・ヴィデオの撮影風景

OTOTOYでは、今回発表された『ディン・ドーン』(Ding dawn)、『手を伸ばして、私にふれるまで、ぎゅっと。』(Reach out until you can feel me. Hold tight.)の音源、そしてそのミュージック・ヴィデオを、24bit/96kHzのハイレゾで配信開始。しかも、それぞれ日本語版と英語版のほか、ステレオ版(2ch)とサラウンド版(5.1ch)が用意されている。美島豊明が(コーネリアスのサウンド・プログラマとして)グラミー賞にノミネートされた作品といえば、5.1chのサラウンド・ミックスが施された『SENSURROUND + B-Sides』。サラウンドはまさに、美島の真骨頂と言えるのだ。その立体的な音の広がりは、ハイレゾ音源とも相まって、映像のリアリティや臨場感を一段と増すことに成功している。美島豊明、マスヤマコム、折原美樹へのインタヴューとともにどうぞ。

mishmash*Miki Orihara
ディン・ドーン / 手を伸ばして、私にふれるまで、ぎゅっと。



[上段、左から]
ディン・ドーン (24bit/96kHz, 2ch Movie)
Ding dawn (24bit/96kHz, 2ch Movie)
ディン・ドーン (24bit/96kHz, 5.1ch Movie)
Ding dawn (24bit/96kHz, 5.1ch Movie)

[下段、左から]
手を伸ばして、私にふれるまで、ぎゅっと。 (24bit/96kHz, 2ch Movie)
Reach out until you can feel me. Hold tight. (24bit/96kHz, 2ch Movie)
手を伸ばして、私にふれるまで、ぎゅっと。 (24bit/96kHz, 5.1ch Movie)
Reach out until you can feel me. Hold tight. (24bit/96kHz, 5.1ch Movie)

※「ディン・ドーン」と「Ding dawn」、「手を伸ばして、私にふれるまで、ぎゅっと。」と「Reach out until you can feel me. Hold tight.」は、同じ楽曲の日本語版と英語版です。

【配信形式】
[AUDIO] alac / flac / wav (24bit/96kHz) + [MOVIE] mov (2ch / 5.1ch)

【価格】
各432円(税込)

※本パッケージをご購入いただくと、楽曲の音源データに加え、ミュージック・ヴィデオの映像データがダウンロードされます。映像データの音声出力については、2chおよび5.1chの2ヴァージョンがございますので、お客さまの再生環境をご確認のうえ、お好きなものをお選びください。

※Windowsに標準搭載された解凍ツールでは、4GBを超えるファイルを正常に展開できない場合がございます。その場合、お手数ですが、Explzhという解凍ソフトをお試しください。
Explzhのダウンロードはこちら → http://www.ponsoftware.com/archiver/download.htm

24bit/96kHz, 5.1chの再生について

ご使用の再生機器が24bit/96kHz、5.1ch(Apple ProRes422)に対応しているかどうかを確かめるため、右のテスト用パッケージを無料でダウンロードのうえ、お試しいただくことを推奨いたします。

※5.1chに対応したサラウンド・システムをお持ちでも、その機器が24bit/96kHzに対応していない場合、再生できなかったり、再生できてもダウンコンバートされてしまう可能性があります。

INTERVIEW : mishmash*Miki Orihara

Miki Orihara、夫であるStephen Pierとの「Parallel Jump」(Photo : John Deane)

インタヴュー & 文 : 飯田仁一郎 (Limited Express (has gone?))

コンテンポラリー・ダンスはMVにぴったりだなと思っていた

——mishmash*は前作『セカンド・アルバム』まで、Julie Wataiをヴォーカリストに迎えて作品をリリースしていましたよね。今回はダンサーの折原美樹さんをメインに迎えた作品ということですが。

マスヤマコム(以下、マスヤマ) : もともと、コラボレーションするアーティストをどんどん変えていくというのがmishmash*のコンセプトで、パーマネントなグループをやるつもりはないんです。基本的には美島さんのソロ・プロジェクトで、美島さんの音楽をメインに、僕がトータル・プロデュースをして、そこにヴォーカリストがついてもいいし、デザイナーがついてもいいし、大工さんがついてもいい(笑)。いろんな人といろんなことをやりたいので、オープンな形にしています。美樹ちゃんの話は2年くらい前から仕込んでいて、もともと踊りをやってる人だから、僕らの音楽と一緒に何かやろうって。あと、これは読者の方へのお願いというかオススメですが、ダンサー折原美樹という人を紹介する映像を、MVとは別にけっこうちゃんと作ったので、この記事を読む前に見ていただくとマッチ・ベターかと思われます。


About Miki Orihara
 

——なるほど。リスナーからすると突然のことだったので、ちょっと驚きました。

マスヤマ : Julieちゃんとのコラボは、もともと1作で終わりにしようとしたんです。だけど、評判がよかったので2作目も出しちゃったみたいなところがあって。

——そうなんですね。マスヤマさんと折原(美樹)さんはどういう経緯で知り合ったんでしょう。

マスヤマ : 簡単に言うと、1980年代前半、僕がニューヨークに住んでいたとき彼女もニューヨークにいて知り合い、あいだは30数年空いたんですが、2年前から仕事でニューヨークによく行くようになって再会したんです。2012年にジャズ・ピアニストの大江千里さんのニューヨーク・デビュー・ライヴに行ったら、そこに美樹ちゃんと、美樹ちゃんの旦那さんのスティーヴンがいたんです。ほぼ偶然再会したという。

——約30年越しで一緒に作品をつくることになったと。

マスヤマ : 僕はつねにmishmash*で一緒に組んだら楽しい人を探しているんです。で、ダンサーはいつだって音楽を必要としているから、音楽を作るチームとして組むのはアリなんじゃないかって思って。それで美樹ちゃんに話をもちかけたら、「私、ダンスもできるけど、経理もできるわよ」って(笑)。僕がニューヨークでビジネスをやりはじめてるって話をしたからなんだけど、「経理やらなくていいから踊ってよ」って(笑)。じゃあ何か考えようって話をしたのが、ちょうど2012年の5月でした。そのあと、美樹ちゃんがカンパニーで踊るので、美島さんをニューヨークに連れていって、実際に美樹ちゃんのダンスを見せて。

——ほう。美島さんはその時点で、どんなことをやるのか想像できてましたか?

美島豊明(以下、美島) : ぼんやり想像はできてましたよ。ソロで踊りたいって話を聞いてたので、そのために曲を使うって話は事前にしてました。

——その頃すでに曲はできてたんですか?

美島 : 曲はできてましたね。

——それは折原さんのダンスをイメージして作った曲?

美島 : いや、曲は曲だけで。それをマスヤマさんが「これ、ダンスでいこうよ」って。

マスヤマ : 曲をどう使おうか考えていたときにちょうど美樹ちゃんに再会したから、「これ使いたいな」って。

——なるほど。もともとは曲が先にあったんですね。そこに折原さんがダンスの振付をした?

マスヤマ : 美樹ちゃんはダンス部分のプロデューサーという立場で、具体的な振付はアダムというダンサー(今回のMVの振付師であり、同時に演者でもある)が担当してるんですよ。これには理由があって、美樹ちゃんは自分の振付が地味すぎて、オススメしないって言うんです。美樹ちゃんの振付は動きが抑制されているんですよ。だから、美樹ちゃんとしては自分で自分をオススメできないって。

折原美樹(以下、折原) : もともと演者は日本人のダンサーを起用しようというアイディアがあったんですが、去年の9月にマスヤマさんとaugment5(※)の柘植さん(監督)、井野さん(プロデューサー)の3人でニューヨークに来てもらって、日本人でやるとこうなるって見せたら、アダムとチェルシー(今回のMVに出演しているダンサー)のリハを見せたら、これは日本人よりこの2人でやるほうがいいってことになって。

※デジタル・メディア全般の企画 / コンサルティングを手掛ける制作会社。今回のMV制作を担当した。

——なるほど。外国人の起用はハマっていたと思います。

折原 : mishmash*の曲を聴いたときのイメージとマッチするなと思ったんですよね。

マスヤマ : アダムとチェルシーが即興で踊っていたときに、そのまわりを手持ちカメラでぐるぐる回って撮ってみたら、それがすごく良くて。それでアイディアが固まったんですよ。音楽のプロモーション・ヴィデオというよりも、この2人が自由に踊るところをきちっと撮って、ダンスをちゃんと見せる映像作品をつくりたいなって思ったんです。僕はもともと、Ovalの「Ah!」っていうミュージック・ヴィデオを見て、コンテンポラリー・ダンスはMVにぴったりだなと思っていたので。


Oval / Ah!

——そうだったんですね。ちなみにあのMVはどこで撮影しているんでしょうか。

マスヤマ : 「Reach out」のほうは茨城の廃工場。「Ding dawn」のほうは千葉の海岸とか山の中とか、上野とか渋谷とか目黒とか。古い日本家屋の中で踊ったりしているシーンは、目黒のレンタル一軒家みたいなところを使いました。

——へえー。全部日本で撮っているんですね。

マスヤマ : 当初はニューヨークで撮ろうと思ってたんですけど、augment5の映像を見て日本で撮った方がいいなって思い返して。

——それはなぜですか?

マスヤマ : 世界の人にとっては、日本のほうがエキゾチックだからです。日本人にとってはニューヨークのほうが希少価値があるけど、海外の人にとっては日本の風景のほうがマーケット・ヴァリューがありますよね。それに、augment5は日本のカントリーサイドを撮るのがうまいですから。

——本当にそうですね。augment5の起用は「なるほど」という感じでした。

マスヤマ : 2013年の春にネットでバズったんですよ。ジャーナリストの佐々木俊尚さんがメルマガとかTwitterで、「この魂の震えるような映像を見よ」みたいなことを書いて。それが外国人の撮った日本風景みたいで、非常に気に入ったんですね。で、ミュージック・ヴィデオのアイディアを考えたときに、こういう雰囲気のものをつくりたいと思ったんです。いろんな人と話をしていたんですけど、やっぱり本人たちに頼むのがいちばんだなと思って、紹介してもらったという感じです。

コンテンポラリーなダンスに音楽はどう繋がるんだろう

——今回の楽曲を聴いて、僕は北欧のアウスゲイル(Ásgeir)に近いものを感じました。Julieさんのときから本当に大きくスタイルが変わりましたよね。

美島 : Julieちゃんのときとまったく違うことがやりたかったっていうのはありますね。リズムがそんなに入ってないような。

マスヤマ : Julieちゃんのときはあんまり考えてなかったんですけど、もともとダンス・ミュージックに興味があったんですよ。でも、それはエグザイルとかレディガガみたいな、単なるビートに合わせて踊る音楽じゃなくて、コンテンポラリーなダンスに音楽はどう繋がるんだろうっていう問題意識ですね。実際に今回やってみて、その部分はかなり発見があったので、今後もいろんな実験ができたら楽しいなと思います。

——それがこのプロジェクトのいちばんおもしろいところですよね。リズムが入っていないものがやりたい、でも一方ではダンスがやりたい。ダンス・ミュージックってこういう見せ方もあるんだと思いました。

マスヤマ : ありがとうございます。

——今回、「Reach out」(手を伸ばして〜)のほうはマスヤマさんが作曲されてますよね。どちらの曲も方向性は似ているなと思ったのですが、事前にヴィジョンを共有されたんですか?


手を伸ばして、私にふれるまで、ぎゅっと。
 

マスヤマ : もともとは曲ができた時期も別だし、まったく違うものなんですけどね。

美島 : アレンジが似てるからそう聴こえるのかな。

——そうなんですね。マスヤマさんは「Reach out」に関してはどこまで書いているんですか?

マスヤマ : メロもコード進行も歌詞も全部書いてますよ。

——アレンジとか曲のバックに関しては?

マスヤマ : それはほとんどやってません。アコギと仮歌が入った、いわゆるデモの段階までです。

美島 : いわゆる普通のポップスのやり方と一緒で、作家の人がコードと歌だけつくったものを僕がもらって、そこからアレンジしていくっていう。その段階で2曲とも似た雰囲気になったんでしょうね。

——なるほど。美島さんは今回のアレンジで特に意識したところはありますか?

美島 : やっぱり、リズムがあんまりない曲にしたい、というところですね。曲を書いた当時は、まだダンスの話は出ていなかったのですが。


ディン・ドーン
 

——そこにダンスの映像が入るとなれば、けっこう手を加えなければいけませんよね。

美島 : でも、どっちかと言うと曲のイメージに映像とダンスが合わせてくれましたね。とはいえ、サラウンドのミックスはやり直したかな。

——5.1chのですか? へえー。

美島 : これはサラウンドにしたほうがいいなと思って。

——折原さんはダンスの部分をプロデュースするにあたって苦労した点はありますか?

折原 : 今回苦労したのはチェルシーのソロのほう(「Ding dawn」)です。ソロの部分は場所がしょっちゅう変わるんですけど、映像としてはひと続きなので、ズレがないようにしないといけなくて。私たちは機械じゃないので、踊っているうちに少しずつタイミングが変わってくるんです。それをうまく見せることには苦労しましたね。

美島 : たしかにそれは大変だね。編集とかのこと考えたら。

——場所ごとに全部踊って、あとから撮ったものを部分的にピックアップして繋いだわけではないんですね。

折原 : 鎌倉街道の林の中で撮ったものはかなり撮ったんですよね。3分の2くらい踊ったのかな。私もアダムもチェルシーも場所ごとに全部踊ると思ってたんですよ。でも、監督の柘植さんはそういう考えではなくて。

——大きな映像のイメージは誰が用意したんでしょうか? 柘植さんですか?

マスヤマ : はい、監督は彼なので。もちろん初めの打ち合わせには僕らも参加しました。でも、あとはあまり具体的なことを言ってしまうと、監督が複数になってしまうので。

折原 : 苦労したと言えば、撮影をしたのが12月だったんですけど、チェルシーの衣装がほとんど着てない状態に近いものだったので、どうなることかと思いました。しかも、茨城とか栃木って寒いじゃないですか。

マスヤマ : 日の入りギリギリを撮らなきゃいけなかったしね。

——それは大変でしたね(笑)。最後に、このプロジェクトの次のアイディアがあったら教えてください。

マスヤマ : 美樹ちゃんの踊りのための曲を作るというのはやりたいと思っていて、これは年内には形にしたいなと。あとは、美樹ちゃんプロデュースでいろんなダンサーをコーディネートして、映像をつくったりね。今回みたいなゴージャスなものでなくていいので、新しいダンサーを使って、もっとカジュアルな、それこそ6秒だけのダンスに曲をつけるとかでもいいわけじゃないですか。6秒の映像ならみんな見るでしょ? 美樹ちゃんのところにダンサーのリソースはあるので、それをもっと活かせたらおもしろいなと思います。

——なるほど。折原さんはこのプロジェクトにどんなことを期待していますか?

折原 : マスヤマさんが言ったことにはすごく興味があります。私のもっているネットワークももちろんですが、スティーヴン(折原の夫でありダンサー)のもっているネットワークも使うことができれば、かなりたくさんのダンサーをカヴァーできると思うんですよ。そういうネットワークを使って何かできたらおもしろいなと。さっきの話じゃないけど、6秒ごとに踊るダンサーを変えることも可能だと思います。

——ライヴも想定しているんですか?

マスヤマ : してなくはないです。というか、それがひとつの完成形ですよね。でもそのためには折原美樹という人を世の中に広めなければならないので、まずは情熱大陸かな(笑)。いやマジで(笑)。


本作をより詳しく知るためのブックレット発売中!!

「ディン・ドーン」、「Ding dawn」、「手を伸ばして、私にふれるまで、ぎゅっと。」、「Reach out until you can feel me. Hold tight.」の歌詞はもちろん、mishmash*Miki Oriharaの結成や制作に迫るインタヴュー、さらには佐々木俊尚(ITジャーナリスト)と井野英隆(augment5)が本作を語る対談まで、充実の内容を収録したブックレットが発売中。OTOTOYで購入した音源と映像を味わい尽くすために、ぜひ手に入れたいアイテムです。

※ブックレットに音源および映像のデータは付属しておりません。

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PROFILE

mishmash* (ミッシュマッシュ)
コーネリアスのサウンド・プログラマを務める美島豊明と、音楽、映像、ウェブサイトといった総合的なプロデュースを担当するマスヤマコムの2人によるユニット。

折原美樹 (おりはらみき)
マーサ・グラハム・ダンスカンパニー・プリンシパルダンサー。東京都出身。1979年、文化学院卒業後、ニューヨークに渡り、ジョフリーバレエ学校、アルビン・エイリー・アメリカン・ダンスセンターなどで学ぶ。1983年、マーサ・グラハム・アンサンブル結成時にメンバーとなり、87年に正式に入団、プリンシパルダンサーとして現在にいたる。舞踊団にて活動する傍ら、97年から98年にかけては、ブロードウェイ「王様と私」に出演。2010年、ニューヨーク・ダンス / パフォーマンス・アワードのベッシィー賞を受賞。2013年にmishmash*Miki Oriharaのプロジェクトに参加。2014年5月、初のソロ・コンサート「Resonance」をNYのLa MaMaシアターで行う。

>>mishmash*Miki Orihara OFFICIAL HP

最優秀作、発表!!!

2014年2月1日、3月1日におこなわれたオトトイの学校「美島豊明のLogic教室 Season2〜アレンジ実践編〜」。講座中に募集したアレンジ課題作品の中から、最優秀作品が発表されました。詳細は以下のページをチェック!!

>> https://ototoy.jp/school/event/info/116
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インタヴュー

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筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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