奇天烈なリズムと奇妙なラップの邂逅 from 札幌!!ーーOlololop+MCしりアス、1stアルバムを配信&インタヴュー
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なんか変だぞ、このユニット!! 奇天烈でどうやって展開していくかわからないリズムに、ナードでストレンジなラップが隙間を縫うように絡み付いていく。彼らの名は、Olololop+MCしりアス。北海道・札幌発のシンセサイザー+エフェクター+ドラムスで編成されたOlololop(オロロロピー)。そして、グラフィック・デザイナーとしても活動中のヒップホップ・リテラシーを受けてないMC「MCしりアス」こと川尻竜一によるユニットである。このたび、彼らの1stアルバム『発見』が、Discharming man・蛯名啓太が主宰する5B Recordsよりリリースされた。OTOTOYでは、新感覚・ポリリズミック・ラップ・ポップスと呼ばれる彼らの音楽に迫るべく、インタヴューを決行した。札幌から生まれるカルチャーをいち早く耳にしてみてはいかがだろう。
Olololop+MCしりアス / 発見
【配信価格】
ALAC、FLAC、WAV 単曲 249円 まとめ 1,500円
mp3 単曲 200円 まとめ価格 1,200円
【Track List】
1. 水の神様
2. NO 名字 NO LIFE
3. ジョイ月ジョイ日のジョイ曜日
4. オーバーボーズ
5. ダブるファンタジー
6. リズムのリズムによるリズムのためのリズム制作所
7. ブラックブラックガムを吐き出せ
INTERVIEW : Olololop+MCしりアス
リズムのリズムによるリズムのための三角形Olololopとヒップホップ・リテラシー受けてないMCしりアスのアルバム『発見』は、札幌の「リズム制作所」で創られた。既に、前述の彼らを表現する言葉だけでも、センスが高すぎる。音楽のセンスも、もちろん高すぎます。まぁ、インタビュー読みながら、試聴してみてください。このユニットを知らないまま過ごしたら、「もぐりなんですね。東京だけじゃなく、ちゃんと全国にアンテナはってください。」って言われますよ(僕に)。
インタヴュー&文 : 飯田仁一郎
まあ、「おっぱいとおしり」がテーマなんですけど(笑)
ーーOlololopの結成はいつ頃?
hiroki onodera(以下、onodera) : 結成したのは2005年ですね。
ミズカミ : 元々僕がひとりでやっていて、エフェクターのonoderaさんとドラムの大池が加わりました。
ーーMCしりアスさんとは元々お知り合いだったんですか?
ミズカミ : いや、Olololopを結成してすぐ位に知り合いました。
MCしりアス(以下、しりアス) : その頃、onoderaさんが企画していたイベントのフライヤーを僕が作ってたので、遊びに行ったら、ミズカミもその会場にいたんです。「Olololop」って名前、ヘンじゃないですか(笑)? 読めないし、ホントにこれで合ってるのか? って思いながらフライヤーを作ったことがやけに印象に残ってて、onoderaさんから紹介されたときに「コイツか!」って、謎にうれしくなったのを覚えてます。同い年だったこともあって、音楽とかいろいろ会話が盛り上がったんですよ。それで次の日、ミズカミのバイト先に自作のTシャツを持って行きましたね。アポ無しで…(笑)。
ーーTシャツ?
しりアス : ステンシルで「Olololop」って描いたTシャツを勝手に作ったんですよ。汗が目立ったほうがおもしろいかなって思って、あえてグレーのボディにしたのを覚えてます。Olololopの音楽も聴いたことなかったのに(笑)。
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ーーえ?! その時点ではOlololopの音楽を聴いたことがなかったんですか?
しりアス : はい…(笑)。ミズカミの人柄なのか何なのかわかんないですけど、単純に興味が湧いちゃいまして。Olololopというものに不思議なワクワクを感じて関わりたいと思ったんですよ。グラフィック・デザイナーとしてできることで、パッと思いついたのが「Tシャツ」でした。まあ僕も暇だったんですよ(笑)。それからライヴに足を運ぶようになって、いつの間にか僕がOlololopのデザイン担当になっていましたね。いわゆる、アーティストとグラフィック・デザイナーっていう関係です。
ミズカミ : それからずっとロゴとかジャケットとかのデザイン周りを手伝ってくれているんですけど、2年くらい前にしりアスから「ラップするから曲作ってくれ」って頼まれました。
しりアス : 30歳の節目として自分の作品集を作って、その発行記念イベントをやったんですが、何か出し物がないとつまらないんじゃないかなと思って…(笑)。1mくらいのポスターを出力してイーゼルに立てて、作品の絵解きをラップでやってみました。今作にも収録されている「ダブるファンタジー」の原型にあたる曲だったんですが、音源だけ聴いたらわけのわからないリリックですよね。実はその作品には何が描いているかってことを説明してます。まあ、「おっぱいとおしり」がテーマなんですけど(笑)。
ーーなるほど。「ダブるファンタジー」は冒頭から紙の寸法などが歌われていて意味がわからなかったんですけど、そういうことだったんですね。
しりアス : そうなんです。そのイベントの時は、「MCしりアス」って名義でミズカミと大池と僕の3人組でした。onoderaさんはお客さんとして観に来てくれてましたよ。その時点では一度きりのつもりが、結果ここが始まりってことになりますね。
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二人も引っ張り回されたくて引っ張られているというか
ーーOlololop+MCしりアス名義で活動を始めたのはいつ頃から?
ミズカミ : 活動としては丁度1年くらいかな? 4人揃ってライヴハウスでやるようになったのは去年の9月ですね。
しりアス : ギャラリーやカフェでのフロアライヴはやっていましたけど、ライヴハウスでやるようになったのはその頃からです。
ーーしりアスさんは「ヒップホップ・リテラシー受けてないMC」とプロフィールに書かれていますが、ラップは違和感なく聴けたんですよね。ラッパーとしての活動はこれが初めてですよね?
しりアス : はい、まだ2年経ってないくらいです。でも今はプロフィールにも「グラフィックデザイナー / ラッパー」と書くようにしてます。やるからにはちゃんとやりたいなと。へたくそなのはわかってるんですけど、やってみるとおもしろくって(笑)。リリックにもありますけど、ヒップホップは日本のも海外のもほとんど聴いてこなかったので、ラップのお手本なんかも全然ないです。まあ、そもそも「Olololop+MCしりアス」がやってる音楽自体がヒップホップではないので。
ーーOlololopのメンバーはグラフィック・デザイナーとしては長い付き合いだと思いますが、ラッパーとしてのしりアスさんはいかがですか?
ミズカミ、onodera、大池 : …。
しりアス : 何か褒めてや(笑)!
onodera : 20歳くらいの学生の頃から知ってるんですけど、初めてライヴを観たときはよく出来てるなと、ちゃんとやれてるなと思いましたね。
大池 : 皆、見るまで想像つかなかったと思いますよ。
onodera : うん。あんまり人前に出るタイプじゃないかなと思っていたんで。
ミズカミ : リリックにおしつけがましいメッセージ性がないところがいいなと。アブストラクト過ぎて何のことを歌っているのかいまいちわからないと思うんですけど、いろいろ想像させられる言葉の選びのセンスはいいと思いますね。Olololopは元々インストのバンドなので、ラップも音として聴こえるくらいがちょうどいい。逆にそうでなかったら一緒にやれてなかっただろうなと思います。だから、お互いのおもしろいと思うモノの感覚とか、持ってる空気感は合ってるんだろうなって思います。
ーー曲作りの面では誰がハンドリングをとっているのでしょう?
onodera : ミズカミですね。全体像とまではいかないですけど、やりたいことがハッキリしている。
大池 : ミズカミ発信というか。それについていっているのが、僕やonoderaさん。引っ張り回されておもしろいいものが作れていると思いますね。二人も引っ張り回されたくて引っ張られているというか。
一同 : (笑)。
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ーーミズカミさんのやりたいことを具体的に言うと?
ミズカミ : その時によって変わっていくんですけど、今はリズムを重視していますね。下のリズムを重たく強くして、上を軽くしたい。その感じってダンスミュージック、中でもちょっとテクノ寄りの話だと思うんですけど、クラブで聴いたりしたときに好きになる曲が大体そんな感じだなと気付いて。それを単調なリズムじゃなくて、自分が気持ちいいとかおもしろいと思えるリズムでやったらいいんじゃないかなって。
ーーそのイメージからどうやって曲に落とし込んでいくんですか?
ミズカミ : まず僕がリズムを作って、大池がなんとなく叩いて、それに僕が変更を入れて、それを大池が叩き直して… って感じでやってます。
onodera : 最初と最後とでは全然違うよね。
ーーそれドラマーからしたら一番辛くないですか?
ミズカミ : そうです。
大池 : (笑)。まあ僕は楽しいからいいんですけど。
onodera : リズムができたら、僕がハイハットとかスネアにエフェクトをかけてシーケンスに組み込んだり重ねたり、音域が広がる所を作ります。
ミズカミ : Olololop+MCしりアス名義の楽曲に関しては、大池が作ってきたリズムをそのまま活かしてるトラックがほとんどです。
2年前くらいに自分達のスタジオを作ったんですよ
ーーみなさんはどんな音楽に影響を受けているのでしょうか?
onodera : 自分はDJを12年くらいやってて、PRECIOUS HALLで10年くらいNERVEってイベントを国内外からゲストを呼んでやってるんですが、出演してもらった全アーティストから刺激をもらってます。DJ Koze、koss a.k.a. KUNIYUKI、NAOHITO UCHIYAMA、NATHAN FAKE、THOMAS FEHLMANN、tobias.、上げたらキリがないです。
ミズカミ : 僕は札幌で独自の音楽をやってる人達がすごい好きなんですよ。qodibopとかKUNIYUKIさんとか。あと大阪のダダリズムってバンドとか。今度イベントに呼ぶskillkillsとかも好きですね。強く影響を受けたのはその辺りだと思います。
ーーそれは自分の作る音楽にも反映されていますか?
ミズカミ : 少しはあると思います。自分の中で強く信じているのはその辺りですね。
大池 : 僕はリズムが肝だと思っているので、raster-notonのなかなか人が表現できないようなリズムというか、そういった打ち込みのリズムをドラムに置き換えるのが好きで、最近はその辺りを聞いていますね。面白いんで近づけられたらいいなと。あとは54-71が好きですね。BOBOさんのドラムが好きで。
しりアス : ああ、僕もその辺は好きです。札幌のバンドとかOlololopが対バンしてきたバンドとかはもちろんですけど、昔から日本語ロックは好んで聴いてきました。
ーー札幌はシーンが根付いてる印象がありますが、そういったところは意識しますか?
ミズカミ : うーん… あんまり関係ないところで活動してきた感じがあるんですよね。
onodera : 元々Olololopの結成当初はライヴハウスでやるよりも、クラブや野外のイベントに出たり、カフェとかに機材を持ち込んでやったりしていて、ライヴハウスに出るようになったのは中盤くらいからなので、まだシーンを把握できていないのかもしれないです。ただ狭い街なので、ヒップホップの人も、ハウス / テクノの人も、バンドの人も、普通に知り合いが居るし、一緒にライヴやったりはしますね。
ーー今回、5B records(蛯名啓太(Discharming man)主宰レーベル)からのリリースですけど、それはどんな経緯で?
ミズカミ : まだライヴハウスでやってない頃、江河(達矢 / DESERT・Discharming man)さんが僕らのライヴを観て興味を持ってくれてたのがきっかけで、イベントに誘ってもらいました。その時に蝦名さんが観てくれていたんです。観てくれた人が広めてくれて、トントン拍子に進んだ感じですね。
大池 : そのライヴが去年の9月で、そこから急に進んだ感じですね。
ミズカミ : その時から名義も「Olololop+MCしりアス」になりましたね。2~3回ライヴをしながら、新たに2曲作って、レコーディングを始めました。
しりアス : ちなみに、その辺りの出来事をリリックにしたのが「ジョイ月ジョイ日のジョイ曜日」って曲だったりします。
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ーーリリックはどのタイミングで乗せているんですか?
ミズカミ : 僕がトラックが出来てテンションが上がったときに突然電話してしりアスを呼びます。
一同 : (笑)。
しりアス : もうずいぶん長い付き合いなので、いつも急に言い出すっていうのもわかっているんです(笑)。だから、いつ呼ばれてもいいようにリリックは書き溜めておくようにしてます。彼らはあくまでもOlololopとしての活動がメインなので、その動きを見つつ、スタンバっておくみたいな。
ミズカミ : 基本的には僕としりアスが勝手に進めて、それをスタジオであわせていきます。
しりアス : 2人でリリックのテーマに合った曲調を探って、ある程度曲の原型が出来たところで、全員でセッションして作りあげていく感じですね。
ミズカミ : 僕ら2年前くらいに自分達のスタジオを作ったんですよ。
ーーへえ! どんな場所なんですか?
ミズカミ : 「リズムのリズムによるリズムのためのリズム制作所」って曲を聴いてもらうとわかると思うんですけど、元々スナックだったところで、札幌の中心部から車で15分くらいの白石区にある、築50年くらい経ってる雑居ビルの一角です。他の部屋は今もカラオケ・スナックとかが入っていて、どこも音を出しているから僕らも音を出しても怒られなくて。外にも結構音が出てるんですけど、特に苦情も来ないんです。
onodera : 夜中の2~3時とかでも一件も苦情がきたことはないですね。
大池 : 一応入居時に自分達なりの防音対策はしたんですけど、音は漏れてますね。すぐいるかどうかわかるもんね(笑)。
ーーなんでスタジオ「リズム制作所」を持とうと思ったんですか?
ミズカミ : ずっと使っていたBE-POPっていうスタジオがあったんですけど、そこのマスターが引退して閉店して。次の練習場所をどうするか考えたときに、僕らは機材が多くて貸しスタジオに入っても準備と撤収で1時間くらいかかるので、だったらスタジオがあったら楽だよねって話になって。
大池 : あとスタジオのマスターが夜の12時くらいになったら「俺帰るわ。お前ら最後閉めといて」って言うような人で、何時まででも練習が出来ていたんです。
ミズカミ : 甘やかされた環境に慣れすぎて、これはもう貸しスタジオじゃ練習できないなと(笑)。
onodera : すごいよくしてくれてたんだよね。
ーーリズム制作所はシェアしたりもしているんですか?
ミズカミ : 最初はそういうのも面白いねって話していたんですけど、自分達の機材でいっぱいになっちゃって、人には貸せないですね。
リズムが面白いものを作りたいってことくらいですね
ーー自分たちのスタジオを持って、活動に変化はありましたか?
onodera : すごい変わったよね。
ミズカミ : 個々人で進められるのがいいなと思いましたね。ドラム叩きたかったら大池が入ったり、僕も曲作る為に入ったりして。で、たまたま皆集まったから練習したりすることもあったり。常に誰かいる感じですね。
ーーレコーディングもそこで?
ミズカミ : 簡単なボーカルトラック位は録れるんですけど、レコーディングは別のところでやりました。他の部屋のカラオケの音とか入っちゃうんで(笑)。
しりアス : そんな「リズム制作所」のユニークな環境を紹介したくって、リリックにしました。
ーー“白石ディヴィジョン”とか“カラオケ”とかのワードですね。
しりアス : そうです、そうです(笑)。
ーー今作にコンセプトはありますか?
onodera : 元々アルバム・コンセプトみたいなものはなくて。リズムが面白いものを作りたいってことくらいですね。『発見』ってタイトル通りだと思うんですけど、僕らとしては今までやってきたことと変わってないから、今まで聴いたことのなかった誰かが見つけてくれたらいいなと思っています。
ミズカミ : あと、今回は大分ポップですね。明るくわかりやすくやろうってのはあったね。
大池 : うん。
ーーそれはしりアスさんの影響が大きい?
onodera : そうですね、それはあると思います。Olololop名義のほうが緊張感がありますね。
ーーOlololop+しりアスは発展していくつもりで考えているんですか?
ミズカミ : ガンガンやります。そして他にもやりたいことがたくさんあるんですよね。
ーーそれはOlololopでやりたいことってこと?
ミズカミ : そうですね。Olololopとしてもそうだし、一緒にやってみたい人もいますし。一応、Olololopとして1枚アルバムができているんです。それをどうやってリリースするかってことも考えています。しりアスとの作品はひとまず完成したので、次に目を向けていきたいなと思っています。
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LIVE INFORMATION
Olololop+MCしりアス ファーストアルバム『発見』レコ発ワンマン
2014年7月12日(土)@札幌 CLUB GHETTO
less than TV presents METEO NIGHT 2014 FINAL
2014年8月2日(土)~3日(日)@渋谷 TSUTAYA O-WEST、TSUTAYA O-nest
PROFILE
Olololop+MCしりアス
北海道・札幌発、シンセサイザー+エフェクター+ドラムスで編成されたリズムのリズムによるリズムのための三角形「Olololop(オロロロピー)」と、グラフィックデザイナーとしても活動中のヒップ生まれアスホール育ち・ヒップホップ・リテラシー受けてないMC「MCしりアス」こと川尻竜一による新感覚・ポリリズミック・ラップ・ポップス。プライベートスタジオ「リズム制作所」にて、パンパンにパンプアップされた血湧き肉踊るファニーなリズムに、ナード臭プンプンのストレンジなラップが轟く、ファースト・アルバム『発見』をDischarming man・蛯名啓太が主宰する5B Recordsよりリリース。リード曲の「ジョイ月ジョイ日のジョイ曜日」はYouTubeにて、ミュージック・ビデオも公開中。みてみてきいてみて、ドント・ミス・イット!