“史上最高に良い”モーモールルギャバンはいま! ──2年ぶりの新作『ヤンキーとKISS』への思いを訊く

前作『シャンゼリゼ』からおよそ2年、モーモールルギャバンが待望の新作フル・アルバム『ヤンキーとKISS』をリリースした。過去の自分への葛藤を乗り越えて完成したこのアルバムには、まさに彼らが出すことのできる全てが詰まっていると言える。このアルバムを完成させた現在、中心メンバーであるゲイリー・ビッチェ(Dr.&Vo.)が「ほんとにいまが史上最高に良いです」と語るほどノっているというモーモールルギャバン。そんななかで制作された今作を、ぜひインタヴューとともにお楽しみください。
前作『シャンゼリゼ』からおよそ2年ぶりとなるフル・アルバム
モーモールルギャバン / ヤンキーとKISS
【配信形態】
AAC
【配信価格】
単曲 257円(税込) / アルバム 2,100円(税込)
【収録曲】
1. AKABANEの屍
2. ガラスの三十代
3. 亜熱帯心中
4. GIKKURI
5. ミナロマンス
6. ロックミュージック
7. 異邦人
8. 贖罪
9. 夢ならば覚めてくれ
10. OTOMI
11. 彷徨う馬鹿者の全て
INTERVIEW : モーモールルギャバン
「詞はね、泣けるまで向き合ってますからね」。今回のインタヴュー中、ゲイリー・ビッチェはこんな風に語ってくれた。自分のつくる音楽に本気で感動し、本気で涙を流してしまう。そういった姿勢こそが、モーモールルギャバンから伝わってくる“まっすぐさ”や“情熱”の源なのだろう。100%やり切ることで、楽曲を聴いている人に誠意を伝える。結成から12年経ったいまでも本気で音楽に向き合う彼らの未来には、希望しかない。
インタヴュー : 飯田仁一郎
文章&構成 : 高橋秀実
写真 : 酒井麻衣
ライバルは中島みゆき

──『ヤンキーとKISS』はみなさんにとってどういう作品ですか?
ユコ=カティ(Key.&Vo.)(以下、ユコ) : 最近ゲイリーさんは曲がすごい良いんです。
T-マルガリータ(Ba.)(以下、マルガリータ) : うん。特に最近は。
ゲイリー・ビッチェ(Dr.&Vo.)(以下、ゲイリー) : でも今にして思えば、もっとちゃらんぽらんでも良かったなと。ちょっと真面目につくりすぎたとも思うんですけど。これからはちゃらんぽらんに曲づくりしていこうと思います。というのも昨日アマチュアのときの「髪の毛抜けた」という曲を久しぶりにスタジオでやったんです。
ユコ : 昔は結構やってた曲なんですけど、久々すぎてさすがに1回聴かないと思い出せない! ってなって。改めてスタジオでiPhoneを繋げて聴いてみたら、めちゃくちゃなんですけど、最高だったんですよね。
ゲイリー : 自分で言うのもなんですけど、こいつ天才だなって。「こういう良さがいまは全くないから、これは取り戻さんといかん」と思って。あれはすごいんですよね。悪ふざけしかないんです。
ユコ : 私、自分のパートをコピーしようと思ったら、全部ノイズだったんです(笑)。「全部ノイズじゃん!」って当時の自分に文句言ったりして。
──この作品は、というより最近は全体的に真面目になりすぎている印象がある?
ユコ : そこに戻りたいというワケでもないんですけど、頭が固くなったらダメだなとは思いますね。
ゲイリー : 単純に、失ったものがいっぱいあるなと再確認したというか。ネットとかでも「昔は演奏が下手で曲が最高だったけど、いまは演奏は上手いけど曲が微妙だ」みたいなこと書かれてて。ムカつくなとかも思いつつ、確かにそういう意見もわかるなと。でも、逆に言えば音楽として今はすごいちゃんとしているし、もちろん良い曲もつくってると自負してますし。
ユコ : 良いよ曲。
──この非常にリアルありのままなスタイルの歌詞はゲイリーくんが全曲書いてるんですか?
ユコ : 全曲ゲイリーです。
ゲイリー : ライバルは中島みゆきだと思ってるので。常に中島みゆきに勝ってるか負けてるかで判断してるんですけど、ほぼボロ負けですね。
ユコ : ほぼってちょっと勝ったん? (笑)
ゲイリー : 中島みゆきの「糸」にはさすがに勝てないけど、他だったら勝負できるかなって曲は、私の歴史上2曲ぐらいありました(笑)。

──その2曲はこのアルバムには?
ゲイリー : 入ってます、その2曲のうちの1曲が。詞はね、泣けるまで向き合ってますからね。ほんとにいまが史上最高に良いです。自己満足って言われればそれまでなんですけど。でも甲本ヒロトさんも「自分が泣けないような詞は人様にはお見せできない。恥ずかしくて」って言っていたんですよ。大先輩がそう言ってるので、私もそれを愚直に真似させてもらってます。
──ゲイリーくんのなかにテーマとかはあるんですか?
ゲイリー : テーマはないです。単なる酔っぱらいのありのままを歌詞にしたためただけです。
──ありのままなんですね。このヘルニアになったのもリアルな話?
ユコ : ノンフィクション。
ゲイリー : 「GIKKURI」は泣いちゃいますもん自分で聴いてて。なんで俺こんな曲で泣いてんだろうって思いながら。
──ちなみにヘルニアになったのはいつですか?
ゲイリー : 2007年の1月7日に発症しました。10年前なんですけど。
──ライヴでですか?
ゲイリー : ライヴの日ですね。靴下を履くか、靴を履くのどっちかをしようとしたら、右下半身に電撃が走って。でもなんとかその日のライヴはやったんです。その代わり、その日の夜は激痛で眠れなくて、決まってたライヴは欠席にしてもらったけど。
──「AKABANEの屍」もノンフィクション?
ゲイリー : 酔いつぶれてぶっ倒れて、気付いたら神奈川県のよく知らないところにいて。ネットカフェで一晩過ごした日の思い出を歌った曲です。
やっぱ良いんですよ、キスはすごい良い
──『ヤンキーとKISS』のタイトルには意味がありそうですが?
ゲイリー : 拳に対して拳で返しても、そこには争いしかないんです。ただ以前、ヤンキーに胸ぐらを掴まれて殴られそうになったときに、キスをしたらヤンキーが逃げたんですよ。ヤンキーを撃退するには拳ではなく、キスだぞというメッセージです。あとはバンドマンとかと言い合いになったりして若干空気が悪くなったとしても、キスしたら大体丸く収まる。酔っぱらってないとできないし、もちろん男相手ですけど。やっぱ良いんですよ、キスはすごい良い。
──(笑)。でもここまでちゃんと入ってくる歌詞を書ける人はいないなと思ってます。
ゲイリー : やっぱライバルはみゆきなんで(笑)。そこは頑張りどころかなと思って。
ユコ : だんだん言い方友達みたいになってる(笑)
──詞は曲ができてから書くんですか?
ゲイリー : 詞はレコーディング直前までずっと悩んでます。レコーディングの日の、さあ吹き込むぞ! というタイミングでレコード会社の人に「いま、詞ができました」って送ったり。
──ゲイリーくんの歌詞に対してお2人はどう思ってますか?
マルガリータ : 僕はあんまり歌詞を見ない。歌詞によって弾き方を変えることもしなくて、デモをもらった段階でベースラインとドラムと、簡単なキーボードが入ってるので、基本はそれに忠実な感じでやってます。
ユコ : デモは曲によってはスカスカだったり、サブメロみたいなのがぎっちり入ってたり。
ゲイリー : 単純に曲のエッセンスだけ伝わるようなデモを渡して、その後はメンバーが勝手にアレンジしなさいよという風に言っているんです。でもそれはそれで「投げた音源に縛られて大変だな」というところが見えてきたので、今度は弾き語り音源でも投げてやろうと思ってます。
──ライヴを観る感じでは、みんなでアレンジしてるイメージがあったので意外でした。アレンジも含めて、ゲイリーくんがハンドリングする形ですか?
ゲイリー : 「ガラスの三十代」のイントロのときは、ひたすらユコさんが迷走してたのを横でずっと聴いたんですけど、私が「いまのやつでいこう! 」って決めましたね。ユコさんは無限に時間があって、無限に予算があるなら多分歴史的名盤を作れるタイプの人なんです。風呂敷を広げたら無限に散らかす天才なんで。でも時間も予算も有限なんで決める人がいないと。たまたま弾いたのがユコさんで、決めたのが私みたいなアレンジの仕方でした。
──ユコさんは歌詞についてはどう思ってるんですか?
ユコ : 歌詞にはノータッチです。
ゲイリー : 歌詞には正直介入されたくないというか、歌詞に口出をするなら自分のアレンジをやってよって思っちゃう。時間的にいろんなことが有限なので。だからその分、みゆきの歌詞と自分の歌詞を読み比べて「こんなんじゃダメだ」って全部1から書き直すみたいなことを毎日自分1人でやってました。
ユコ : 歌詞に本当にちゃんと向き合うスタンスになるのは自分が歌う曲だけですね。そのときは読んで、意味とか聞いたりして。
──今回のアルバムは「アルバムをつくるぞ!」で生まれたアルバムなのか、曲をつくっていった延長線上のアルバムなのかどちらですか?
ゲイリー : 契約の関係で「アルバムをつくるぞ!」がどうしても先でした。ただ最近はライヴで新曲を演っていなかったので、ライヴで演ってからレコーディングしたいなと。この前の冬のワンマンツアー中も新曲をいっぱいやりたかったので、早めに曲作りをしていたんです。だけどアレンジが全然間に合わなくて、ツアー中に1曲、ファイナルで3曲しかできなかったんです。私ね、曲を作るの早いんですけどね、このバンドね、アレンジをするの遅いんですよ。
──曲ができるまでは早いんだ?
ゲイリー : 中学生の自由研究レベルのデモあげるのは一瞬なんですけどね。やっぱり一応中学生と同じレベルの演奏するわけにはいかないんで、そこは時間がかかるのは当然なんですけど。
──どんなアルバムを作ろうと思ったんですか?
ゲイリー : そこは昔からずっと一貫してて、やっぱり全曲シングル・カットできるクオリティ。この気持ちが大事だなって思いますね。できてるかは別として、そういうスタンスでのアルバムづくりは常に心がけてます。最近、SHISHAMOさんがインタヴューで一緒のこと言ってたんですけど。
──モーモールルギャバンにはアルバムとしての良さもあるじゃないですか。2曲目とか4曲目にシングルを置いてそれ以外で、変化球を投げるみたいな。
ゲイリー : そういうことを考えながら作品を作ったことはないんです。変化球的な『野口、久津川で爆死』も、あれをシングル・カットとかしたら怒られるだろうってことをあえて天邪鬼的にアルバムのタイトルにしたりとか。やっぱり捨て曲が許せない。いや、結果的に捨て曲になっちゃってる曲は絶対あるんですけど、つくってる当事者がそれを許したら絶対ダメだとは思ってます。
──ユコさんはどんなアルバムになったと思います?
ユコ : 私が全部曲をつくるならアルバムの大きい構想があるかもしれないですけど、曲はゲイリーさん全部書いてるので。全体像というのはそんなに考えずに、1曲1曲をシングル・カットにできるぐらい、どれが選ばれても納得できるものにしていくことだけを考えてましたね。
ゲイリー : できあがって全部並べて3人で「これが俺らのいまの現実だね。実力だね。まあこれが比較的よくできたね」みたいな。

──めっちゃ良いアルバムできた! って感覚ではない?
ゲイリー : めっちゃ良いアルバムできた! ってアルバムができる度に思ってたんですけど、結局“自分の満足度”と“売れる・売れない”は関係ないなって思ってきて。いくら自分が満足いく作品ができても、人からの受け取られ方は別なんだということをいっぱい経験してくると、どうしても客観的な視点が入るようになってくるんですよね。大人になってきて嫌だなとは思うんですけど。ただ100%やりきったということに関して、手を抜かなかった自分を褒めてやりたいと思ってます。100%やりきったからといってSEKAI NO OWARIくらい売れてくれたらいいなと思うけど、売れるかどうかなんてわかんないんで(笑)。
ユコ : いままでのアルバムと比べるのもナンセンスだと思うんですけど、単純に演奏力とか1つ1つのクオリティでいうと絶対1番良いんですよ。ただそのバランスをどうのこうの言い出すと、好みも入ってくる。どこにウェイト置いていくかっていうのは、それぞれ大事にしたい部分も違ってくるところではありますね。
こだわりは「かっこいいミスをしろ」
──どれぐらいの制作期間だったんですか?
ゲイリー : ツアー中にもスタジオに入ってプリプロとかしてたので、他のことやりながらでしたけど制作期間自体は結構長かったですね。去年の9月からいま年の2月までか。やっぱりツアーで新曲をやりたい意識が最初にあったから、制作に入るのも早かったんですよ。ツアーまでに5曲ぐらいライヴでできればいいなと思ってはいたんですけど、無理でした。
ユコ : なかなかツアーまわりながらだとライヴ脳と制作脳を行ったり来たりするんで、上手くギアチェンジするのが難しいんですよね。

ゲイリー : ギアチェンジは難しいんですけど、逆にライヴの体が完璧に仕上がってるめっちゃライヴ・モードな肉体で制作ができたので、ライヴの説得力みたいなものも今までの作品よりも出せたと思いますね。どうしてもライヴ脳と制作脳で分けて考えちゃうんですけど、良くも悪くもそういう暇がなかったんで、それが結果としてちょっとBPM早いなとは思いつつ、ライヴ感ある仕上がりになったと思います。ずっとライヴしてると早くなっちゃうんですよね。だから全体的にBPM3~4くらい落としたほうが作品としては落ち着いて良かったのかなみたいな反省はないことはないですけど、でもモーモールルギャバンのライヴはこんな感じだからいいかなと。
ユコ : パフォーマンスはすごくライヴに近いパフォーマンスになってると思いますね。
──レコーディングのこだわりとかありますか?
ユコ : なるべく1発。難しいけど。
ゲイリー : レコーディングのこだわりは、「かっこいいミスをしろ」です(笑)。
──どういうことですか(笑)?
ゲイリー : いまの時代、譜面通りの演奏は機械でもできるんですよ。もはやドラマーなんて90%以上が機械に仕事奪われちゃったんですよ。だとしたら人間に残された唯一の可能性は、かっこよくミスをすることなんですよ。「かっこいいミスをすることでしか、ドラマーが生きていく道はないな」というのは常に思ってるんで。
ユコ : 私もミスしたことメンバーに報告すると、「別にかっこいいじゃん」って言われて、「このミスもそうか、良いのか」って。
──マルゲリータさんもミスを追求されるんですか?
マルガリータ : いや、僕はそうでもないと思います。自分ではすごい気になることもありますけど、それは自分なんで。他の人がOKならそれが1番っていうのはありますね。

ゲイリー : エフェクターの踏み変えもミスるならかっこよくミスる。全曲においてかっこいいミス、奇跡のミスを集めた作品なんです。
──1発録りの文化でずっとやってきたからこそ生まれたものなんでしょうね。
ゲイリー : やっぱり4分間尋常じゃなく集中力を維持するって無理なんですよ。だからどこか絶対に間違えるんですよ。絶対に。ただスポットに入り込んでる人間が、取り戻さないといけないと思ったときの集中力と説得力ってすごいんですよね。だからかっこよくミスるというのはそういうことなんです。
ユコ : 一緒にテイクを録ってると、なるべく1発で録るのが理想ではあるんですけど、誰かがすごい良いプレイしたときに限って誰かがやらかすっていうのもあって。
ゲイリー : 2分まではめちゃくちゃ良かったのに、そこで止まっちゃったりとか。
──初期衝動を忘れてないというか非常にロックですよね。
ゲイリー : 初期衝動というか100%やり切ることでしか、誠意を人に伝える手段がないんですよ。私のようなグズの飲んだくれは。
──誠意?
ゲイリー : そうすることでしか音楽を真面目にやってるって言い張れないんです。矢沢永吉さんのようにツアー前に体を作って禁酒してみたいなことは一切しないですから。やっぱりね、一切そういうことをしないからには、良いライヴしないとお前ほんとに生きる価値ねえぞみたいな、単なる快楽主義者がせめて生きることを許して頂けるようにそこだけは必死に頑張ってる感じです。
──ライヴはやはりモーモールルギャバンにとって比重は大きいですか?
ゲイリー : 比重は大きいですね。若い子がみんないいライヴするんでね、やっぱりキュウソ(ネコカミ)とか売れてるけどめちゃくちゃライヴ良いんで。岡崎体育君とかも、めちゃくちゃ最高なライヴするしね。だからみんなすごいから、おっさんがあれより偉そうな顔するには、あれより良いライヴしないとダメじゃないですか。そう思うと手は抜けないですよね。
──モーモールルギャバンのリリース直前の今の状態はどんな感じですか?
ゲイリー : リリースを控えた今は希望しかない。アルバムのリリースも楽しみですし、絶好調です!
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Have a Nice Day! / Fantastic Drag feat 大森靖子
Have a Nice Day! が大森靖子とのコラボ曲を収録したニュー・シングル。ハバナイのロマンスとドリームに満ちた新たなアンセム曲。
LIVE SCHEDULE : モーモールルギャバン
〈KISSだけじゃ済まないリリースパーティー2017〉
2017年7月14日(金) @名古屋CLUB UPSET
出演 : モーモールルギャバン / KING BROTHERS
2017年7月16日(日) @東京 渋谷WWW X
出演 : モーモールルギャバン / 打首獄門同好会
2017年7月23日(日) @京都磔磔
出演 : モーモールルギャバン(ワンマン)
その他ライヴ情報
2017年6月4日(日)@高松 MONSTER
出演 : モーモールルギャバン / POLYSICS
2017年6月10日(土)@柏 ThumbUp
出演 : モーモールルギャバン / DESHI JISION / GIRLFRIEND
〈~CRAZYMAMA KINGDOM 10周年特別企画~10・CARNIVAL〉
2017年7月28日(金)@岡山CRAZYMAMA KINGDOM
出演 : モーモールルギャバン / ヒステリックパニック / a crowd of rebellion / RED in BLUE and more…
PROFILE : モーモールルギャバン
モーモールルギャバンは2005年に京都で結成された、ゲイリー・ビッチェ(ドラムス&ボーカル)、T-マルガリータ(ベース)、 ユコ=カティ(キーボード&ボーカル)からなる3ピース・バンド。2009年の「野口、久津川で爆死」でデビュー以来、中毒性溢れるサウンドとポップスでシーンを席巻。彼らの特徴でもある、魂をフルスロットルで観客にぶつけるアツいライヴを通して多くの熱狂的なファンを獲得。
昨年リリースのミニ・アルバム「PIRATES ofDr.PANTY」に続き、今作でもビジュアル・ディレクターにアニメーターのすしおを迎え、モーモールルギャバンの世界観を確固たるものにしている。
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