はじめてのツアーを経て、もっと“Fantastic”になりました!──B.O.L.Tが放つ、カラフルでポップな新作
4人組アイドル・グループB.O.L.Tがサード・シングル「More Fantastic」をリリース。2021年は、セカンド・アルバム『Attitude』をリリースし、グループとしてはじめてのツアーを行うなど、大活躍だった彼女たち。この1年を通して、どのように彼女たちは成長したのか。そして、最新楽曲に抱いた気持ちについて、聞きました。調味料をテーマにキュートに変身した、今回の衣装にもぜひ、注目を!
カラフルでポップなサード・シングル!!
INTERVIEW : B.O.L.T
2021年9月1日にアルバム『Attitude』をリリースしたB.O.L.Tが、12月15日に早くもニュー・シングル「More Fantastic」をリリースする。今回は、メンバーがマスタード、ケチャップ、チョコレートソース、ホイップクリームに扮したMVやアートワークが、これまで以上にポップだ。そして、SILENT SIRENのサウンド・プロデューサーのクボナオキが作詞作曲した“More Fantastic”は、B.O.L.Tのキュートさを押し出している。怒涛の勢いで駆け抜けるB.O.L.Tに話を聞いた。
インタヴュー&文 : 宗像明将
写真 : 宇佐美亮
4人がまた一個成長できたライヴツアーになりました
──8月から9月にかけて開催されたツアー〈#BOLT関東デマス 〜初ライブツアーの巻〜〉を無事完走して、手ごたえはいかがでしたか?
青山菜花:私とあやちゃん(白浜)は人生初のツアーで、るなちゃん・ちぃちゃん(内藤・高井)がツアーをやった経験があるのが羨ましかったんです。いろんなところで、いろんな方々に会えると思うとすごく嬉しかったんですけど、やっぱり初だからうまくできるかなとか、そういう不安もありました。でも、最初の東京キネマ倶楽部の公演で、『Attitude』の新衣装を着て出たんですけど、その瞬間にみなさんがめちゃくちゃ喜んでくださったので、私も楽しくできました。最後の横浜では『Attitude』全曲を披露したんですけど、このツアーの期間で成長できたので、すごくいい思い出になったし、またツアーをやりたいなって気持ちです。
白浜あや:B.O.L.Tではじめてのツアーだったから、「ツアーってまず何からはじまるの?」ってぐらい、本当に全然わからなかったけど、最初の東京公演で「こういうものなんだ」ってわかって。「次はもっと勉強したことを活かしてがんばろう」って思うことができました。ファイナルでは『Attitude』全曲やるって聞いていたので、ちゃんと仕上げなきゃという思いと、「大丈夫かな」っていう不安もあったんです。ツアーで2、3曲ずつ披露していたから、たくさん練習をして、それまで自分ができなかったことが、パッとできたときにすごい喜びを味わえました。ふだん会えない方に会えたこともすごく嬉しかったので、いろんなことを学べました。アンコールをしてくださったときの、ステージからの光景がすごくて。最後のダブルアンコールはシンデレラ関係?
一同:シンデレラタイム!
白浜:それです!ダブルアンコールはシンデレラタイムででれなかったんですが、すごい拍手が聞こえて嬉しいなあと思っていました。大きくなってシンデレラタイムがなくなったら、笑顔で出たいです。(※労働基準法に則って活動を行うため、白浜、青山の2名は午後8時以降のライヴ出演ができなかった。)
高井千帆:初日からファイナルまで、ファンの方が見ても成長したツアーにできたんじゃないかなって思っています。個々成長したところもあって、B.O.L.Tとしても4人がまた一個成長できたライヴツアーになりましたね。
──特に印象的な部分はありましたか?
高井:アルバムの『Attitude』を引っ提げてのツアーだったので、新曲を毎回披露してたんですけど、2部構成の1部、2部で2曲ずつ追加していって。これまでこんなスパンで新曲をやっていくのは、いままでのB.O.L.Tではなかったんです。「この曲は歌重視な曲だから、みんなで歌のほうに合わせていこう」とか、短期間で全部仕上げていったことで、またひとつ成長できたんじゃないかなと思います。
内藤るな:B.O.L.Tのライヴの楽しさを、わかりやすく皆さんにお届けできたなって思います。B.O.L.Tのライヴは、生で音を感じてもらえると、すごくボルテージが上がるような曲がたくさんあるんですよね。ツアーは、2部構成のどっちもガッツリのセトリだったので、「楽しい」が倍増で、ライヴの楽しさももっと増したなって思います。私はバテちゃうんじゃないかと心配だったんですけど、そこはみなさんの盛り上がりのおかげで、スタッフさん含めて全員で楽しく完走できたのが、すごく嬉しかったです。