マハラージャン、初のベスト・アルバムリリース記念!──年表で辿る、そのユニークな活動の軌跡
初のベストアルバム「ベスト・オブ・マハラージャン」をリリースしたマハラージャン。ユニークな風貌と個性的なサウンドで、瞬く間に謎のアーティストとして多くの人に知られていった彼。OTOTOYでは、そんなマハラージャンのベスト・アルバムのリリースのタイミングで、活動の軌跡を辿る年表を掲載。彼自身の新録のコメントとともに、これまでの活動を一気に網羅。マハラージャンをよく知る人も、これから知る人も、この年表を見れば彼の活動のすべてがわかるはず!
初のベストアルバム
会社員時代
大学院卒業後、CM制作会社へ就職。
WEB広告代理店に転職し、会社員として勤務する傍ら、日夜音楽活動に勤しむ。
- 社会人時代、とくにCM 制作会社時代はずっと「目が死んでるね」ってよく言われてました。音楽を作りたいという思いが強かったので、心が死んでたんでしょうね。もちろん映像も好きなんですけど、やっぱり第一希望は音楽だったので。映像の仕事をしているとそれができなくなってしまうので、だいぶつらかったですね。
- (2021年03月24日掲載インタヴュー)
- (マハラージャンという名前の由来について)
作家のマネージメント事務所「油田LLC」に声をかけてもらったときに、自分は表に出てやりたいと話したところ、「じゃあ油田なんでマハラジャでどうですか?」「いいね」ということで、マハラージャンになりました。 - (2021年03月24日掲載インタヴュー)
- 自分は小4からトランペットをやってたんですけど、中学生のときに、「3年生を送る会」で全校生徒の前で「テキーラ」という曲でアドリブソロを吹いたんです。そのときに、後ろの方で座って観ていた生徒たちが立ち上がって、ワ~!って歓声を上げたんです。
- (2021年03月24日掲載インタヴュー)
2018年
2018年12月
星野源ANNにて「ねぇ、ねぶって」という楽曲が音楽部門の最優秀ジングル賞を受賞。もえちゅう名義
2019年
2019年11月23日
1st EP 「いいことがしたい」をリリース。
- 「カッコいい音楽を作ってミュージシャンになってフェスに出たりして普通に売れたい」と思っていた。でも自立してお金を稼がないといけないし、オリジナル曲もないし、働くか、、、と、CMの制作会社に入社。一流のクリエイターとも関わって日々刺激はありつつも過酷な環境で深夜まで働き、でも夢は諦めずに帰ったら必ず毎日音楽を作っていた。しかし全然曲ができない。絶望する日々。
何年か過ぎたあたりで、後の「いいことがしたい」のトラックができ、これはいけるぞと確信した。歌詞に悩んだが、その時自分が思っていたことをそのままポーンと歌詞にしてみたら、それまでの苦労がウソみたいにすぐに曲ができた。
そこからは割とトントン拍子で今に至る。
インディーズの頃は、マハラージャンってどういう音楽を作るのが正解なんだろ、「いいことがしたい」に連なる曲ってなんだろう と思って手探りで曲を作っていた。「辛いことをなるべく可愛く言う」 というのを軸にして曲を作ってみることにした。 - (NEWコメント)
- 会社にいながらにしてインディーズで「いいことがしたい」をリリースすると、全国のラジオ曲が拾ってくれて、Twitterなどでも良い反応で本当に嬉しかった。仕事中でも休憩時間にTwitterを覗いて反応があるか確かめたり、ワクワク楽しい日々だった。
一人で小さなライブに何回か出たりして、初見のお客さんの前で曲名を言うとザワザワと笑いが起きつつ、演奏が始まるとノってきてくれて、最初から手応えがかなり良かった。曲を作るまでがすごく大変だったけど、改めて自分がOKだと思うものにお客さんも良い反応をしてくれてると確信を持てた。
会社を辞めて、コロナ禍になって、世の中に絶望して、先がどうなるかわからない中だったが、それでも結構無心で曲作りできていたのが自分的に奇跡だった。 - (NEWコメント)
2020年
2020年4月10日
2nd EP 「ちがう」をリリース。
2020年9月9日
1st AL 「いいことがしたい / ちがう」をリリース。タワーレコード限定
2020年12月24日
「ちがう / いいことがしたい」アナログLPをリリース。