今は"ガン"と飛ばす時──でんぱ組.inc発、チャペの泉が語る「いにしえ」と「改革」
9月22日に派生ユニット曲を含めたニュー・シングル「衝動的S/K/S/D」をリリースしたでんぱ組.incから、チャペの泉 from でんぱ組.inc(藤咲彩音、愛川こずえ、小鳩りあ)がOTOTOYに初登場。3人の本音が行き交うインタヴューをお送りします。
INTERVIEW : チャペの泉 from でんぱ組.inc(藤咲彩音、愛川こずえ、小鳩りあ)
でんぱ組.incの藤咲彩音、愛川こずえ、小鳩りあの3人が、「古き良きでんぱ曲を歌う」というコンセプトのもと2021年5月から活動を開始したのが「チャペの泉 from でんぱ組.inc」だ。愛川こずえと小鳩りあは、2021年2月にでんぱ組.incに加入したばかりだが、いきなり新ユニットへ抜擢された。そして「チャペの泉」とは、でんぱ組.incが現在のグループ名になる前に、サエキけんぞうが名づけた幻のグループ名だ。そんな名前といにしえのでんぱ曲とともに対バンライヴにも出演してきたチャペの泉が、初のオリジナル曲「愛♡舞☆ミライ!」をリリースする。その「愛♡舞☆ミライ!」がカップリングとして収録されるでんぱ組.incのニュー・シングル「衝動的S/K/S/D」は、古川未鈴が産休中のため9人でリリースされた作品だ。チャペの泉、そしてでんぱ組.incをめぐる現在の環境について、藤咲彩音、愛川こずえ、小鳩りあに聞いた。
インタヴュー : 宗像明将
胸に来るものがあるなって思いながらライヴしてます
──そもそも、2021年5月5日から「チャペの泉 from でんぱ組.inc」と名乗ることになったのはどういう経緯だったんですか?
藤咲彩音(以下、藤咲) : 噂で「ユニットができるかも」みたいな話が耳に入っていてワクワクしたら、Yumiko先生に「あなたたちはチャペの泉よ」って言われて、「なんか嫌な予感する……」みたいな(笑)。令和になっていにしえの名前を使うことになるとは思っていなかったので衝撃でした。
──なんで「チャペの泉」が今になって使われることになったんでしょうか?
小鳩りあ(以下、小鳩) : Yumiko先生やもふくちゃんがずっとお気に入りだったのかなって思ってます。
藤咲 : なぜこの3人が選ばれたのかはあんまりわかってない、なんでだろう(笑)。でんぱ組.incっていっぱい曲があって、昔のいい曲がやれなくなってきちゃったので、チャペの泉っていうでんぱ組.incの前の名前を使って、それを復活させていくっていうコンセプトが素晴らしいし、私が当事者だからこそ胸に来るものがあるなって思いながらライヴしてます。
──いい話ですね。愛川さんはチャペの泉が始まることになって、どう思いましたか?
愛川こずえ(以下、愛川) : チャペの泉っていうワードも相当Yumiko先生のお気に入りだったみたいで、前にりあちゃんとENGAG.INGっていうグループをやってたときも、「でんぱ組ってチャペの泉になりかけたんだよ」みたいな話を聞いてたので、ここで使われて、新しい形態としてやっていくことができるんだ、って嬉しくなりました。
小鳩 : 私は秋葉原ディアステージの店舗で働いてたんですけど、そのときにチラッとお客さんからも「チャペの泉」という単語を聞いたことがあるんですよ。一回聞いたら忘れられないぐらいインパクトが強いじゃないですか。だからその名前を与えてもらったのが嬉しかったし、3人組のユニットだからこそ、いろんな曲をやったりできるじゃないですか。そういうのに憧れがあったので、嬉しいなっていう気持ちです。
──対バンにも出演していますが、古き良きでんぱ曲を歌って、お客さんの反応はいかがでしょうか?
藤咲 : お客さん的には「ピコッピクッピカッて恋してよ」の反応が良くて、お披露目でサプライズでやったときも、「きたきたきた!」ってみんなジャンプしはじめて。あと「愛があるから!!」も人気でした。「愛があるから!!」は完全オリジナルの振り付けをつけてくれて、イチからのスタートだったので、驚きと喜びを感じてくれたのかなって。
──ステージを3人だけでやってみて反応はいかがですか?
愛川 : 3人だけっていうのがファンの方的には嬉しいポイントみたいです。今でんぱ組.incはステージは9人でやっているので、たまに移動が激しくて推しを見失うとかあるみたいで(笑)。チャペの泉は3人だからじっくり推しを見れるっていうところもあるのかな。
小鳩 : どういう反応が来るか最初は不安だったんですけど、古くからでんぱを好きでいてくれてるファンの方々が「この曲もやってほしいな」っていっぱい言ってくれるのがすごく嬉しくて。今後もいろんな曲を甦らせていけたらいいなって言う気持ちになりました。
──そんなチャペの泉が、どうしてオリジナル曲「愛♡舞☆ミライ!」を作ることになったのでしょうか?
藤咲 : 結成当時のMCから「でんぱ組incの曲を復活させていくとともに、オリジナルソングもやってきますよ」みたいなことを言ってたので、「あ、なるほど」みたいな。
──やしきんさんが作詞作曲編曲した「愛♡舞☆ミライ!」は、初期でんぱ組.incを連想させますが、聴いた感想はいかがでしたか?
小鳩 : もう本当に古き良きでんぱ曲そのものだなと思いました。でんぱ組.incらしさもありつつ、チャペの泉のスタートとして、すごくぴったりの曲だなっていうのを第一印象で感じました。
愛川 : 私も古き良きでんぱ曲を歌うチャペの泉らしさが詰まったオリジナル曲だなって思ったんです。曲調がコロコロ途中で変わったり、ラップが始まったり、面白い要素がたくさん詰め込まれていて、それも古き良きでんぱ曲らしさの一部だと私は思ってます。それをオリジナル曲として令和に出せるっていうのがすごく嬉しいなって思いました。
藤咲 : 「あー、チャペの泉やん」っていうのは一発目に聴いたときから思いましたね。泉っぽい、女神のようなきれいな音から電波ソングにガーッと変わってくるっていうのが、「Mirror Magic?」あたりの初期や5人時代のでんぱ組.incを彷彿とさせて、すごく2021年の令和版の電波ソングで、 でんぱ組.incでもありチャペの泉なんだっていうのを再認識させられる素敵な曲だなって思いました。
──ちなみにみなさんが考える電波ソングっていうのはどういうイメージでしょうか?
愛川 : わちゃわちゃしてて、テンポが速いっていうのがやっぱりいちばんのベースかなって思ってます。ちょっと早口で、かわいらしい声で女の子が歌ってるっていうイメージがあります。
小鳩 : 悲しいとき、つらいとき、明るくなりたいときに聴くといいと思ってて。深く考えずに聴いてたら楽しい気持ちになるけど、歌詞を読んでみたらかわいいこと言ってるな、みたいな。
藤咲 : 私は1歳からコスプレをして、レイヤー育ちで。ダンパと言われるダンスパーティーでアニソンとかが流れてくるんですけど、「知らない曲だ」と思って聴いてたが曲がだいたい電波ソングで。萌え声でかわいいけど、ちょっと狂気じみてる言葉だったりとか。聴いててテンションが上がるし、踊りたくなったりとか、性別関係なく好きになれる曲だなって思います。
──今のレパートリーではどの曲がいちばん好きでしょうか?
愛川 : 「ナゾカラ」がいちばん好きですね。
小鳩 : いちばん思い入れがあるのは、「ピコッピクッピカッて恋してよ」です。私、前にメイドカフェで働いてたんですけど、そのときにカヴァーをしたことがあった曲なので今改めてこうやってカヴァーさせてもらえるのが嬉しいです。
藤咲 : 「Mirror Magic?」がすごい好きで。「ねぇきいて?宇宙を救うのは、きっとお寿司…ではなく、でんぱ組.inc!」のアルバムがすごい好きで、よく聴いてたんですけど、かわいいし、テンポも早くない。泉っぽいというか、ちょっと女神感あってかわいらしい曲だし、振り付けもめっちゃかわいいんですよ。
自分の中で意識改革が起こった半年だった
──「愛♡舞☆ミライ!」が収録される、でんぱ組.incのニュー・シングル「衝動的S/K/S/D」は玉屋2060%(Winners)さん作詞作曲で、ロック色が強いですね。初めて聴いたときの感想を教えてください。
小鳩 : もともとバンドサウンドの曲がすごい好きだったので、聴けば聴くほど演奏してる方々の指とかが心配になるぐらいで、この強い演奏に負けないぐらいかっこよく歌わなきゃいけないって思ったら、「ちょっと大丈夫かな? がんばらないとな」って思いました。
愛川 : 私もバンド・サウンドの曲やロックな曲も好きだったので、仮歌をいただいたときに「きたきたきた!」と思って嬉しい気持ちになったんですけど、曲が難しくて苦労したんです。レコーディングも汗をかきながら熱く歌わせてもらったので(笑)、好きな曲のひとつになりました。
藤咲 : 「玉屋さん、さすがだなぁ」って思いました。でんぱ組.incに玉屋さんの提供曲はたくさんあるんですけど、この曲は特に玉屋さんのロックな面が強いなと。コロナの状態がもうちょっと続くと思うんですけど、「未来に向かってがんばっていこうな」っていうメッセージもあるのかなって思って、私も勇気をもらいました。
──愛川さんと小鳩さんは、でんぱ組.inc加入から約半年経って、どんな感覚でしょうか?
愛川 : 自分の中で意識改革が起こった半年だったなと思って。今までも表に出る活動はずっとしていたんですけど、やっぱりでんぱ組の先輩のメンバーの方たちって、すごいプロ意識が高いというか。食生活だったりとか、SNSの更新頻度とか、普段からすべて意識が高くて。メンバーになったからこそ身近に感じられるので、パワーをもらって生活も変わりました。プレッシャーは正直、今でもあるんですけど、自分はもう10年以上活動をしているので、改めてイチからがんばれるって、すごく珍しいことだし、ありがたいことだなと思うので、プレッシャーをポジティブに変換して、「さらにがんばっていけるぞ、私は」って自分に言い聞かせてやってます。
小鳩 : 秋葉原ディアステージで働いてたりとか、ENGAG.INGで活動してたりとか、長く表に出る仕事はしてきたんですけど、全く環境が変わったような感じがして。これからどうやって何から変えていったらいいのかなと試行錯誤してる日々ですね。
──答えは見つかりそうですか?
小鳩 : 本当にたくさんの方に支えてもらって活動してるので、早く答えを見つけたいなという気持ちはあります。私もすごく意識は変わったなと思います。プレッシャーはあるんですけど、2月のお披露目のときにステージに立った瞬間に少し吹っ切れたような気もしてます。
──藤咲さんは新体制になっていかがですか?
藤咲 : 新体制は初めて大人数になったので、私もちょっと戸惑いや心の変化はありました。でも、今年ででんぱ組に入って10年なので、自分の考え方もだいぶ変わってきて。ねもぺろ(鹿目凛、根本凪)が入ったあたりから「中間管理職」っていう名前が付きはじめて、「こういうふうに先輩としての自分の立ち位置をつかんでいったらいいのかな」っていうのを着々と学べたのが、この3年ぐらいで。その3年がなかったら、新体制で急に10人になるのは、ちょっと私も無理だったかもしれない。後輩を見守ったり、先輩から後輩への受け渡しがあったりしたから、新メンバーの5人に対応できているのかもしれないなって思いました。
──メンバーが5人も入るのは初めてですもんね。
藤咲 : プレゼントとしてはちょっと多いですよね(笑)。変化を楽しんでくれてる人もいれば、「昔のでんぱが良かったな」って寂しがってくれてる人もいて、「でんぱ組.inc、好かれてるんだな」っていうのを実感しました。いろんなコメントをいただいて、ちょっと前までだったら、ネガティヴな言葉を見ると自分も落ち込んじゃったりする側だったんですけど、逆に捉えて見れば「めっちゃでんぱ組.incのことを思ってくれてるんだな」と思って。こう言うとちょっと嫌な気持ちになる人もいるかもだけど、コンテンツって人類全員が好きになるものでもないと思うので。みんなの心に寄り添っていければいいのかなって、新体制になってよく考えました。
──藤咲さんの内面で変わった部分もありますか?
藤咲 : ありますね。ちょっと繊細になりました。受け取るものが多くなって、考えることも多くなったんですよ。「あ、この発言はよくないかも」とか「引かれるかも」とか考えるようになっちゃって、それは良くも悪くもっていう感じではあるかなって思ってますね。もうちょい自分のこともやらなきゃいけないけど、周りが見えるようになったから、やることも増えたというか。でも、自分の役割的にはそれがいいし、得意分野でもあるし、好きなことでもあるから。たまに自分のことを忘れて疲弊するときは、今までと捉え方が変わったのかなと思いました。
ガンと飛ばして、後ろを見ないで行く
──そんな変化のなか、9月に予定されていた新体制での東名阪ツアー「箱庭の掟」が、残念ながら中止になったときはどんな気持ちだったでしょうか?
愛川 : 9月のツアーに向けてがんばっていくぞって思ってたところだったので、ネガティヴな気持ちも正直あるんですけども、感染者数がすごく増えちゃって、開催しても不安になっちゃう人もたくさんいたのかなと思って。今回は中止にして、改めてみんなで安心して楽しめるときに開催できるのがいちばん良い形かなと思ったので、すごい納得できたというか。今回の決断はマイナスなことじゃなくて、プラスなことになるのかなと思ったので、前向きに捉えて、ファンの方と自分たちの安全第一でやっていこうと思います。
小鳩 : 「ツアーやるよ」ってなったときにファンの皆さんから「楽しみ」とか「今回初めて行きます」とか、嬉しいメッセージをいただいて。私自身も初めてのツアーが楽しみで、「名古屋に行ったらこれ食べたいな」とか「大阪に行ったらお土産はこれがほしいな」とかいろんな計画を立てたんですよね。ファンの人もすごく悲しいと思うし、私も中止になって悔しい気持ちは大きくて。もう少し世の中が落ち着いたらリベンジをさせていただきたいなって思ってて、そのときには名古屋、大阪はもちろんのこと、ほかの地方にも幅を広げたいです。
藤咲 : 去年もツアーをやろうとして中止になってしまって、2回目の中止で。でも、こういう時代になってしまって、無理に決行することはできないし、みんなを危険をさらすことはできないので、もふくさんも言っていたんですけど苦渋の決断だったし、私たちも本当に悔しくて。「自分の存在価値とは……」みたいに落ち込んじゃったんですけど、感染者が増えてしまって、その不安の中でやっていくのはちょっと違うだろうし、「最善の決断」というのがないなって思って。感染対策をして人数も少なくしても、それで入れなくて落ち込んじゃう人も出るだろうし、本当に何がいいのかわからなくて。ずっと「どうしよう」みたいなループですよね。東京に行けないファンの方もいるし、私たちも行けない、っていうこの状況が苦しいけど、今はオンラインなのかな。みんな健康で待っていてくれたら嬉しいなと思います。
──藤咲さんは、産休中の古川未鈴さん不在のでんぱ組.incとして気を張っている部分はありますか?
藤咲 : やっぱり未鈴ちゃんの存在は昔から大黒柱的なところがあったから、「いないとしょぼい」と思われるのが嫌で。「未鈴ちゃんがいなくてもやれるぜ」とは言わないんですよ。未鈴ちゃんが安心して帰ってこれる場所でもありつつ、でもこの9人がダメみたいに思われるのも嫌なんですよ。せっかく新メンバーが入ってきてくれたし、そこはりさちゃん、ぺろりんやねもちゃんも、「前線を張ってガンガン行かなきゃいけねーんじゃないのかな」と考えてると思うんですよ。
──「未鈴ちゃんがいなくてもやれるぜ」とは言わない、というのはちょっと驚きました。
藤咲 : 私ももちろん未鈴ちゃんが必要だなと思うけど、それで「他のメンバーが要らない」っていうふうに言われるのが嫌なんですよね。すごい複雑な中で「私たち、できるんだぜ!」みたいなのも、未鈴ちゃんが寂しくなっちゃうのかなと思うから、すごい難しいんです。だから、未鈴ちゃんも帰ってこれるようにしつつ、「これが今のでんぱ組なんだ!」っていうのを見せていかないと未鈴ちゃんも不安になっちゃうだろうし、負担になっちゃうし。私たちも背負っていかなきゃいけない部分がたくさんあるからこそ、やっぱり前線を張って、「衝動的S/K/S/D」みたいに"ガン"と飛ばして、後ろを見ないで行くっていうのが今のでんぱ組.incのスタイルなのかなと思いました。
──なるほど、後ろを見ないと。
藤咲 : 大丈夫かな?(笑)
──大丈夫ですよ! そんな中で、チャペの泉って3人だし、身軽なユニットだと思うんですよね。そこをいかして、今後どんな活動をできればいいと思いますか?
小鳩 : 次何かやりたいことあるかと言われたら……番組を持ちたいです。
藤咲 : いいねー!(笑)
小鳩 : 配信の番組を(笑)
──地上波とか大きいことを言わなくて大丈夫ですか?
藤咲 : 言っちゃえ言っちゃえ!
小鳩 : まずは一歩一歩いきたいです(笑)。3人だからメントスコーラとか古き良き感じをやりたいです(笑)。
愛川 : 身軽さっていうのは、この3人のあの武器だと思うので、もうちょっと落ち着いたら対バンにいろいろ出たいなって。あと、りあちゃんとYouTubeチャンネルがほしいなと。
小鳩 : ほしいね。
愛川 : ねもぺろちゃんがYouTubeチャンネルを持ってて、いろいろ企画をやったり、ふたりの内面を知れるような動画をたくさん出していて。私たちも、「どういう子なのかまだよくわからないな」っていう方もいると思うんですよ。いろいろ知ってもらえる機会が増えたらいいなって思います。
藤咲 : グッズがまだなんで出していきたいんですよね。チャペの泉だから、泉ということで温泉ツアーとか。あと温泉を女神3人が案内する番組みたいな……(笑)。
──なんで自分で言っててウケけてるんですか(笑)。
藤咲 : あはは! いや、自分で「女神」って言うのもなかなかだなと思って(笑)。そういうグッズだったり、旅番組とか、「トリビアの泉」じゃないけど、泉にまつわるものをやりたいなって思いました。
──トリビアの泉でクイズも混ざってきましたね。
藤咲 : あはは! 全部泉つながりで(笑)。
──じゃあ泉ピン子さんも呼んでください。
愛川・小鳩 : 大物だ!
藤咲 : それまでに大きくなっておかないと!
DISCOGRAPHY
他全楽曲は こちら
LIVE INFORMATION
でんぱ組.inc ワンマンライブ 特別公演「箱庭の掟」
2021年11月13日(土)
中野サンプラザホール
PROFILE
2007年にオープンしたライブ&バー「秋葉原ディアステージ」で働く、アニメ・漫画・ゲームなど、自分の趣味に特化したコアなオタクのメンバーを中心に結成。「萌えキュンソングを世界にお届け」のキャッチフレーズで、秋葉原を中心に2010年頃より活動を本格始動。数々のメンバーチェンジを経て現在は古川未鈴、相沢梨紗、藤咲彩音、鹿目凛、根本凪、愛川こずえ、天沢璃人、小鳩りあ、空野青空、高咲陽菜の10人組ユニット。
アイドルとしては異例の東京コレクションでMIKIOSAKABEとのコラボレーション・ライブ出演や、ロシアでの村上隆個展でのオープニングアクト、蜷川美花作品へのモデル出演をはじめとして、様々なクリエイターとのコラボレーションを活発に展開し、国内のみならず海外からも注目を集め、台北やジャカルタでのファッションイベントにも参加。2013年にはJAPAN EXPOに日本代表として出演。2014年度は東アジア文化都市2014横浜親善大使を務めた。2015年はワールドツアーも敢行。MTV「ワールド・ワイド・アクト賞」の日本部門「ベスト・ジャパン・アクト」のウィナーに。今までに日本武道館や代々木第一体育館、幕張メッセなどアリーナクラスのライブも長年に渡って行なってきた。 2020年にはコロナ禍の中、SNS上での呼びかけに応じたクリエイターがたった8日間で作詞・作曲・編曲・演奏・MV制作までを行った「なんと!世界公認 引きこもり」を発表し、前向きなメッセージをファンに届けた。2021年11月16日には、でんぱ組.incの代表曲「Future Diver」リリース10周年をむかえる。
でんぱ組.incのメンバーの愛川こずえ、小鳩りあ、藤咲彩音からなる♡愛のでんぱ伝道師♡
時は2009年、初心に立ち返って秋葉原から古き良きでんぱ曲をお届けしていくでんぱ組.incのスピンオフユニットです。