祝!ミームトーキョー結成3周年──NENE&MITSUKIが振り返る、激動のアイドル生活1年目
最新曲「Sweet Dream」が好調な、ディアステージ所属の令和アイドル“ミームトーキョー“。今回は、NENEとMITSUKIの沖縄出身コンビの加入1周年を記念して、ふたりに激動の1年を振り返ってもらいました!
NENEが作詞作曲を手がけた最新曲!
INTERVIEW : NENE、MITSUKI from ミームトーキョー
2022年7月16日に、NENEとMITSUKIが加入して丸1年を迎えたミームトーキョー。そこで今回は、そのNENEとMITSUKIを迎えて、この1年を振り返ると同時に、NENEが作詞作曲した新曲「Sweet Dream」、そして2022年7月31日に開催される結成3周年ライヴについて聞いた。メンバーが書いた楽曲がシングル表題曲になることは、アイドルでは極めて珍しい。しかも、「Sweet Dream」でNENEは生身のアイドルを描いたというのだ。この1年でNENEとMITSUKIはどうやって成長を果たしたのだろうか?
インタヴュー&文 : 宗像明将
撮影 : ペータ
すごい素敵な友達に出会えたなって思えた
──ミームトーキョー加入1周年を迎えていかがですか?
MITSUKI : 濃厚すぎて、もう本当に3か月ぐらいにしか感じないぐらいで。でも、「このときのライヴはこうだったな」とか、ちゃんと鮮明に覚えてます。5月で19歳になったんですよ。生誕祭という今まで体験したことがなかったものが、ちゃんと成功したから、やっとアイドルになった実感が湧いてきた感じです。
NENE : 高校も通信だし、コロナ禍だったのもあって、なんか「青春」みたいな友達や仲間というのがあまりいなくて。メンバーのことを友達っていっていいかわかんないんですけど……(MITSUKIに)いいよね?(笑) すごい素敵な友達に出会えたなって思えたんですよ。みんなで休みの日もすごい遊びに行ったりするんですけど、自分の周りはみんな就職してて、遊んでくれる友達もいなくて。「こういうドラマ見たんだよね、映画見たんだよね」みたいな、普通の会話ができることも当たり前じゃなかったから、それがすごい楽しいし、友達が増えてよかったなみたいな(笑)。ファンの人ともそうなんですけど、人とコミュニケーションを取れるっていうのが、こんなにも大事で楽しいんだなって思ったのがこの1年でした。
──こういう状況だと、人となかなか接することができないのが普通ですもんね。
NENE : 本当にひとりじゃこんなこと全然できなかったし、周りに手伝ってくれる人がいたり、「一緒にやろう」って動いてくれる人がいたりするのって当たり前じゃないなあっていうのをすごく感じて、楽しい1年でした。終わりみたいになっちゃったけど(笑)。
──いい話すぎて、インタビューをここで切りあげたほうがいいんじゃないかと思いましたね。
NENE・MITSUKI : あはは!
NENE : 音楽を一緒にやってきた仲間とか友達とかも、やっぱコロナ禍の影響で、もう音楽をやめて就職してる人が多くて。濃厚に何かを作ったり、発信してたりしてる仲間が減っていたから、今はすごい楽しいです。
配信でSOLIちゃんに課金したことがあるんです
──1年やってきて、ほかのメンバーの印象の変化などあれば教えてください。まずMEWさんはいかがですか?
MITSUKI : (NENEに)最近逆転したぐらい違うよね。初めて対面したときは、なんかRITOさんのうしろに隠れるみたいな感じだったんですよ。で、謎に震えながらお互い握手して(笑)。私がもともとMEWちゃんが好きだったのもあって、お互い「あわわ……」みたいな感じで震えながらだったけど、今はMITSUKIに対してドS(笑)。
NENE : 今はMITSUKIが困ってると嬉しいんだもんね。
MITSUKI : でも、めっちゃ頼れるお姉ちゃんみたいな存在に変わって、しかもいちばん考えかたがギャルみたいで、なんか予想外でした。
NENE : MEWちゃんは、めっちゃ楽しい人。爆弾発言をよくするんですけど、面白いんですよね、ひとつひとつの発言とか考えとかが。普通に遊びにいっても面白いし。フッ軽(「フットワークが軽い」の意)なんですよ、よく遊びにいってます。
──RITOさんはどうでしょう?
NENE : めっちゃ真面目。最初はボーイッシュ的なのを前面に出してたけど、ミームトーキョーの中で誰よりも女の子な感じに変わりました。「めっちゃガールじゃん!」みたいな(笑)。でも、何事にも一生懸命だから根が真面目すぎて心配になるぐらい。
MITSUKI : 身長も高くて、メイクもクールな感じだから、ちょっと怖い人なのかなーって思ってたけど、初めての対面のときにいちばん気を使って場を和ませてくれたから、そのときに「あ、この人、絶対優しい人だ」って思って。もともといるメンバーの中で、いちばん最初に心を許したのがRITOさんかもしれない。めっちゃ繊細で真面目ですごい心配になるけど、自分とちょっと似てるところもあるから、すごい共感もできるし、相談とかもめっちゃし合えるようないい先輩です。
──SOLIさんはいかがですか?
NENE : 最初はめっちゃかわいい女の子だけど、距離もあるから、連絡する手段がみんなで集まるZoomだけだったんですけど、途中から作品やワンマンのことについてLINEでよくいろいろしゃべるようになって。めっちゃギャルなんです。何でも「いい」っていってくれるし、マインドがハッピーだなあって。あとクリエイティブ。グッズとかなんでも自分で作ってるんで、「こんなに何でもできちゃう人ってすげえ」って(笑)。かわいくてこんなにできるのってズルいな、かっこいいなと思います。
MITSUKI : 初めてしゃべったのもみんなでのZoomで、あまり接点がなかったから、最初はめっちゃ「どんな子なんだろう?」みたいな。「ふたりで話す機会とかがあったら、ちゃんとしゃべれるかな」とか、意外と緊張しいなんで思ってたんですよ。でも、全然ハッピーな人で(笑)、いい意味で適当だから、すごい関わりやすくて。めっちゃかわいい見た目なのに毒舌っぽいところとか(笑)、ちょっとツンデレっぽいところとか、メンバーでもあるけど……、私はSOLIちゃんのことを推してます(笑)。
──グループ内でオタクをしてるんですか。
MITSUKI : 配信でSOLIちゃんに課金したことがあるんですよね、かわいすぎて(笑)。配信アプリの.yell Liveの「マイイベント」では、そのときにしかもらえない自撮りにコメントがはいってるんですよ。それがどうしても欲しくて、「これは買うやろう!」と思って気づいたら課金してました(笑)。
──SOLIさんも気づきますよね?
MITSUKI : めっちゃびっくりしてて、「なんで!? お金くれなくてもあげるのに!」って(笑)。でも、その日限りのものなので、「今日のSOLIは今日しかいないよな」って思って買いました。
──名言ですね。ふたりからしたら半年ほど先輩のSAEさんはどんな感じでしょうか?
NENE : 美人な秀才というか、頭がよくて毒っ気があって、すごいいいんですよね。最初の頃、全然しゃべれなかったんですけど、どんな人か探っていったら、普通のJDみたいな感じで、しゃべりやすかったし。めっちゃスタイルいいし、好きなんです。
MITSUKI : SAEはいい女だ(笑)。
NENE : わかる。
MITSUKI : それは外見だけじゃなくて、本当に内面も真面目で努力家で、いつもサラダを食べてるんですよね。
NENE : ラーメンも食べるよ。でも、ちゃんと週一で甘いもの食べる。
MITSUKI : 期限とか破ってるのも見たことないし、すごい尊敬できます。