1曲ごと別世界にワープしよう──開歌-かいか-、ファースト・アルバム『折々』で魅せた多彩な挑戦
青木眞歩・佐々木亜実・南雲咲楽・渡邉陽からなる4人組ヴォーカル・グループの開歌-かいか-が2月9日にファースト・アルバム『折々』(おりおり)をリリース。メンバー初の楽曲プロデュースを含む多彩な9曲について、メール・インタビューで紐解きます。
開歌-かいか-初のフル・アルバム!
MAIL INTERVIEW : 開歌-かいか-
歌い出しのアカペラが印象的なデビュー曲「歌の咲く島」から今年で3度目の春を迎える開歌-かいか-。初のフル・アルバム『折々』はライヴ登場時のテーマ曲からスタートし、リード曲のタカハシヒョウリとポップしなないでの共作「だれかに会えるなら」や昨年末配信リリースされた「燦然-さんぜん-」、そして、ゼロから制作に携わった初のメンバー・プロデュース曲まで、フレッシュな9曲が収録されている。昨年5月から4人体制として新たなステップがスタートし、定期的なライヴ活動や新曲発表、アルバム制作を通して自分らしさと責任感が芽生えていったメンバーに、作品の印象や制作秘話などを聞きました。
インタヴュー& 文 : 田尻菜穂子
今回のアルバムはいろんな場所、時間に連れて行ってくれる
──『折々』がリリースされて今どんな気持ちですか。
佐々木 : このような素敵なフル・アルバムを初めてリリースすることができて本当に嬉しく思います。4人体制で披露してきた個性ある素敵な曲たちをやっと作品化できたので沢山聴いていただきたいなと思っています!
──『折々』はどんな印象を持っていますか。
渡邉 : 今回のアルバムは、色々な雰囲気の曲が揃っているので1曲聴くごとに色んな世界に一気にワープできるという印象を持っています。 曲を聴くと色や風景が頭に浮かび、1曲終わって次の曲が流れるとまた新しい空間にきたような気持ちになれます。だから今回のアルバムはいろんな場所、時間に連れて行ってくれるものだなと感じています。 また、今回は個々の特徴が出ていながらもグループとしても、1つのアルバムとしても成立しているのもこのアルバムの凄いところだと思います!
──2月9日に行われた『折々』リリース・パーティーでは新衣装とリード・トラック「だれかに会えるなら」初披露を含めたアルバム全曲披露のライヴでした。「だれかに会えるなら」は先日MVも公開されましたが、曲の印象はどうでしたか。リリパの感想とMV撮影エピソードもあわせて聞かせてください。
青木 : まず、タカハシヒョウリさんとポップしなないでさんの共作と聞いた時はとてもびっくりしました。そこから、どのような曲になるのかとても楽しみでした。 実際に「だれかに会えるなら」を聴いてみて、歌詞もオケも明るくて自然と笑顔になるような曲だと思いました。MV撮影ではキャンプ場での撮影や街中の撮影、光を生かした撮影など初めて経験したことが多く、すごく新鮮でした! 個人の撮影も全体の撮影も常に笑顔溢れる撮影現場で、スタッフさんととっても仲良く楽しく撮影させていただきました。
南雲 : リリース・パーティーは、豪華な出演者さんに出演していただいて本当に嬉しかったです。今回のセットリストは、アルバムに収録されている曲を全て披露させて頂きました。「だれかに会えるなら」はライヴで初めて披露しました。初披露なのに沢山のかたがクラップして下さって嬉しかったです。また、新衣装もお披露目してファンの方の感想を聞くことができてよかったです。私たち自身すごく楽しみにしていたイベントだったので、たくさんの方に来ていただけて、配信を見ていただけて本当に楽しいイベントになりました!
──メンバーごとに異なる色の衣装のポイントや感想、そして一発撮りした「燦然-さんぜん-(one shot)」MV撮影の裏側を教えてください。
佐々木 : 私がいちばん衣装でお気にいりなのは袖のデザインです。メンバーそれぞれ違うのですが、みんな似合っているし可愛くてお気にいりです!
渡邉 : 衣装、私はパープルです。気にいっています♪ 衣装さんからお聞きしたのですが、背中に羽をイメージしたデザインがあって、妖精のようで可愛いと思いました!!
青木 : 今までの衣装よりボリュームがあって、初めてみた時にテンションがあがりました。私の衣装はチュチュの部分がよく見えるのですごくふわふわしているところが好きなポイントです!
南雲 : 私の衣装のお気に入りポイントは、長めの紫と水色の布です。素材がとても気持ちよくて、ずっと触ってしまうし絶妙な色が多くてとても素敵です。肩のデザインが少しふわっとなっているのもお気に入りポイントです!
佐々木 : 「燦然-さんぜん-(one shot)」MV撮影では、TONTONさん(開歌-かいか-のアートワークを担当)が後ろのセットを準備して下さり、その前で踊るということで私達メンバーもとっても気合いが入っていました。照明の当たり方、スモークの雰囲気やカメラの位置など細かく調整をしてくださって、本当に素敵な映像になりました。一発録りならではの悔しさもあり、カットがかかった後に「悔しい~」って言っている所も含めて見ていただけたらと思います。 こんなに素敵な映像を作ってくださったスタッフさんには本当に感謝です。また、キャンプ場で撮影をしたので待機時間にはみんなで焼きマシュマロをしたのが良い思い出です!