2曲目にして、最高傑作! これは凄い。BiSの新作「BiS」
名曲「BiS」をフリー・ダウンロード
BiS / BiS
ソロ・アイドルだったプー・ルイからアイドル・グループBisへと変貌を遂げた彼女等が、初のレコーディング作品を2011年3月23日にリリース決定。今回は、彼女等のグループ名と同タイトルの超名曲「BiS」を先行フリー・ダウンロード開始。これは凄い!!
フリー・ダウンロード期間 : 2月24日-3月22日
3月23日『Brand-new idol Society』が発売!!
発売日 : 2011年3月23日
タイトル : 『Brand-new idol Society』
収録曲 : one day、太陽のじゅもん、パプリカ、レリビ、ティーンネイヂフレイバ、BiS、nerve、Four dimention、他
サウンド・トータル・プロデューサーとして柴咲コウや中川翔子への楽曲提供で知られる松隈ケンタ氏が参加。現在活動休止中のcuneから生熊耕治氏、小林公一氏(ex.超飛行少年)が楽曲提供をする等、豪華な参加陣。
『Brand-new idol Society』によせて。 text by 渡辺 裕也
こんな作品になるとは一体誰が予想できただろう。もはや飽和状態とも言えるアイドル・ブームの中でもこれと似た作品はまず見つからないだろうし、その「アイドル」という枠組みも軽く飛び出していきそうな勢いには誰もが圧倒されるはず。タイトルは『Brand-new idol Society』。ポップ・シーン全体を視野に入れながら、彼女達の放つ一瞬のきらめきばかりをいくつも収めた、まさに完全無欠のデビュー作が完成した。
本作には先行で配信された「太陽のじゅもん」はもちろん、元々はプー・ルイのソロとしてリリースされたスパンク・ハッピーのカバー「エレガントの怪物」も4人で歌う形に置き換えて収録されている。しかし作品の基調となっているのはこの2曲で聴けるようなアーバンなダンス・チューンではなく、むしろかなりBPM早めのヘヴィなバンド・サウンドだ。めまぐるしい転調とひたすらシンコペートしまくる演奏。大方がイメージする女性アイドル・グループ像とは恐らくまったく結びつかないだろう、かなりぶっとんだ音楽性だが、聴き終えたあとは必ずアイドル作品としての印象が残るという、不思議な構造を持ったアルバムだ。これにはアイドル界隈だけでなく、そこと接点を持たないミュージシャン達も思わず地団駄を踏みたくなるだろう。
しかしそれよりも特筆したいのは、アルバム全編が終始センチメンタルなムードで統一されていること。[アイドル・グループ構成員増殖計画]発足から約半年。プー・ルイの呼びかけにより集まったこの4人にはそれぞれに切なさが漂っている。バンド活動を志していたものの、まわりにその情熱がうまく伝わらずにいたナカヤマユキコ。アイドルへの想いは人一倍なのに、どうしても気の弱さが邪魔をしてチャンスを掴めなかったヨコヤマリナ。華やかな世界に憧れながらも、自分に自信が持てず、大好きな音楽に浸るしかなかったヒラノノゾミ。そして、一足早くデビューを果たしていながら、そこまでの活動と自分が目指していた理想との狭間で葛藤していたプー・ルイ。ただ「アイドルになりたかった」という想いだけを共通項とする、本来出会うはずのなかったこの4人が揃った時、このBiSというアイドル・グループに宿ったのが、この作品からも聴こえてくるセンチメンタリズムだ。これはプー・ルイのソロ時代の作品も手掛け、グループ結成から彼女達の活動を最も近い距離で見続けた松隈ケンタだからこそ見いだせたものだろう。サウンド・プロデューサーとしての彼の手腕がここでは遺憾なく発揮されている。
メンバーとグループ名の発表から数えて4カ月余り。『Brand-new idol Society』は、「自給自足」をコンセプトとし、グループの活動内容からイヴェントのブッキング、振り付け等のすべてに奮闘してきた彼女達の、もう2度と戻ることの出来ない「いま」だけを捉えた見事なドキュメント作品だ。まだ発売まで1ヶ月あるが、断言してしまおう。この作品が世に出ることで、彼女達を取り巻く状況は間違いなく一変する。その様子を出来る限り多くの方に見守ってもらいたいと心から願っている。
Bisのライブが続々決定!!
2月27日 六本木morphにてライブ
3月1日 六本木morphにてライブ
3月19日 吉祥寺SEATAライブ
BiSプロフィール
2010 年アルバム『みんなのプー・ルイ』でデビューした、新世代アイコン「プー・ルイ」がアイドルを研究する、アイドルになりたい4人組のアイドル・グループBiS-新生アイドル研究会-なって再始動! サウンド は今回も中川翔子なども手掛ける売れっ子プロデューサー松隈ケンタ氏が担当し、よりパワフルでチャーミングなアイドル・ポップが堪能できる! 2011年3月23日にデビューアルバム『Brand-new idol Society』も発売決定!
プー・ルイの最後の作品がリリース!
プー・ルイのラスト・シングルは、なんとSpank Happyのカバー「エレガントの怪物」。
■まだ誰もやってこなかった、Spank Happyをカバー!!
90年代を代表するサブ・カルチャー・ユニット、菊地成孔と岩澤瞳からなるSpank Happyの「エレガントの怪物」をカバー。今回のカバーに至ったいきさつとしては、プー・ルイ本人がライブ・パフォーマンスの参考にと、担当ディレクターから教えられ、Spank Happyのライブ映像を見るうちに岩澤瞳に自分を投影しはじめたことがきっかけとなった。Spank Happyカバーのニュース・リリースでは、Twitter等で300件以上のリツイート、コメントが書き込まれた。
■楽曲は2バージョンを用意!!
エレクトロを意識したPink ver.とミドル・スクールhip hopを意識したwhite ver.の2パターンのカバーver.が用意されている。どちらも原曲とはかなり違ったアレンジが施されている。Pink ver.ではシンセを前面に押し出し、心地よく突き刺さるビートが気持ちよい楽曲となっている。white ver.ではホーン隊とピアノが前面にフィーチャーされ、スモーキーで叙情的な楽曲となっている。
ソロだったプー・ルイを聴いてみよう!
第4回レコチョク新人杯にデビュー曲「限られた時間の中で☆」がノミネートされ、デビュー。 中川翔子「フライングヒューマノイド」柴咲コウ「ラバソー〜lover soul」やAimmy「end of the world」の作曲で注目されている松隈ケンタ氏(Buzz72+、The tod-mats)をサウンド・プロデューサーに迎え、強力タッグでJ-POPにロック・サウンドをミックスした新しい音楽の形を表現した。2010年6月23日にリリースされたデビュー・ミニ・アルバム「みんなのプー・ルイ」はタワーレコード・オンライン・セールス1位を記録MySpaceランキング2位、アメリカからのドキュメンタリー取材やフランスTV局でPVがOAされるなど、デビュー時から話題を欠くことはない。
BACK NUMBER
vol.1 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
アイドル・グループ・プー・ルイを結成する前代未聞のプロジェクトがついにスタート!
vol.2 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.2 - オーディション -
vol.3 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.3 - ナカヤマユキコ編 -
vol.4 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.4 - ヨコヤマリナ編 -
vol.5 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.5 - メンバー全員決定 -
vol.6 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.6 - 初お披露目。そして、グループ名は? -
vol.7 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.7 -『エレガントの怪物』-
vol.8 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.8 -初レコーディング作品フリー・ダウンロード開始!
vol.9 アイドル・グループになりたかったプー・ルイ
プー・ルイとオトトイのアイドル・グループ構成員増殖計画 vol.9 -BiS初のフル・アルバムが、2011年3月23日発売決定!-