日本でしか生まれ得ないアイリッシュ・トラッド・ミュージック
「アイルランドの音楽が好きだ! 」。そんなことを言うと、少し変わった趣味だと思われるだろうか。もしそうなら、試しにあなたも自分のレコード棚をざっと眺めてみてほしい(もちろんiTunesのプレイリストでもOKです)。もしかするとあなたが好んで聴いている音楽のなかにアイルランド出身のバンドが見当たるかもしれないし、少なくともアイリッシュ・ミュージックと何かしらの接点を持った作品がきっとひとつくらいはあると思う。いつもよりちょっとだけ注意深く耳をそばだててみると、実はこのヨーロッパにある島国の音楽が我々の日常からとても近い距離にあることに気がつくはずだ。
さて、そこで紹介したいのが都内を拠点とする3人組、ジョン・ジョン・フェスティバルだ。彼らが取り組んでいるのが、そのアイルランドの伝統音楽。しかしこれが実際に聴いてみると、思わず小躍りしたくなるだけじゃなく、どこかずっと前から親しんできたような耳馴染みの良さを感じるのだから不思議だ。この度リリースされる2作目のアルバム『歌とチューン』から聴こえてくるのは、アイルランドのパブで日々繰り広げられているセッションさながらの卓越した演奏に、彼ら独自の解釈とポップ・センスが加えられた、まさに日本でしか生まれ得なかったアイリッシュ・トラッド・ミュージック。まずはこの楽しさに触れてみてほしい。
そして今回はそのジョン・ジョン・フェスティバルから、フィドル奏者のジョン、そしてバウロンという片面の打楽器を演奏するバンドのリーダー、トシバウロンをお招きし、アイリッシュ・ミュージックの魅力について存分に語って頂いた。さあ、ここから目眩くアイリッシュ・ミュージックの世界へ旅立とう!
インタビュー&文 : 渡辺裕也
John John Festival 待望の2ndアルバム!!
John John Festival / 歌とチューン
イギリスの隣の小さな島国、アイルランドの音楽を演奏する3人組、John John Festivalの2作目となるアルバム作品。フィドル(バイオリン)とギター、アイルランドの太鼓バウロンを使って奏でる音楽は、どこか懐かしく牧歌的。今作には、前作になかった「歌」が10曲中4曲収められており、色彩豊かな作品となっています。
【Track List】
1. ふたりのことば / 2. Hey John Joe / 3. second star / 4. christmas eve / 5. 思い出の歌 / 6. ワンツーポルカ / 7. I was wrong in soul / 8. 鳥の一生 / 9. 藤色の夜明け / 10. 古い映画の話
John John Festival「second star」 ミュージック・ビデオ
インタビュー : John John Festival トシバウロン & ジョン
――みなさんはいつ頃からアイリッシュ音楽に親しんできたんですか。
トシバウロン(以下トシ) : アイリッシュ音楽を始めた時期はこの3人では僕が一番古くて、たぶん2000年の冬くらいだったかな。僕はその時アイルランドに留学中だったんです。その時に初めてアイルランドの音楽と接して、聴いているうちにだんだん自分でも演奏したいなという気持ちになっていったんです。
――なぜ留学先にアイルランドを選んだのですか。
トシ : 漠然と、アイルランドには自分の憧れているような要素が集約されている気がしていたんですよね。当時はあまり正体の明かされていない国として謳われてもいたので、自分もその神秘性に惹かれるところから始まりました。それでまず大学の卒業旅行として3週間くらい行ってみて、結果的にはすごくアイルランドが好きになったんです。とりわけ、パブで毎日演奏されている音楽の形態にものすごく惹かれて、毎晩そういう場所に顔を出していました。そこで得た熱が日本に帰ってきてからもなかなか冷めなくて、向こうで暮らしたいという気持ちが芽生えたんです。その時は音楽がやりたいというより、アイルランドの生活に溶け込んでみたいという気持ちの方が大きかったですね。
――音楽だけでなく、そこも含めた文化に惹かれたんですね。
トシ : 文化と生活、その成り立ちですね。初めて旅行した時に感じたのは、アイルランドは人同士の距離感が非常に近いということで。とりわけ音楽はその媒介になっていて、こういう経験は日本ではなかなかできないものだと感じました。生活に慣れるまで1、2ヶ月は時間がかかったんですけど、その間もパブには通い続けていました。そうしてセッションの現場に通っていたら、ある瞬間に、自分は演奏家の輪の外側にいるということに気がついて。自分もその輪に入れば、もっと違う景色が見えるんじゃないかと思って、初めて音楽をやってみたいという気持ちが主体的に湧いてきたんです。それまでは特に楽器を演奏したこともなかったんですよ(笑)。正直、アイルランド音楽を聴くまでの僕の音楽体験は非常に狭いもので。聴くのはJポップくらいで、洋楽もほとんど知らなかった。
――そこでアイリッシュ・ミュージックと出会って、最初に手にとった楽器はなんだったんですか。
トシ : それがバウロンです。片面の太鼓で、音を鳴らすものとしては昔から存在していたものなんですが、脈々と受け継がれている伝統音楽の現場で使われるようになったのは、けっこう最近のことらしくて。たとえば、バグパイプやフィドルは昔から演奏に使われていた記録があるんですけど、バウロンの録音は、古くて1960年代のもので、それ以前は記録に残っていないようです。
――トシさんはバウロンのどんなところに興味を引かれたのですか。
トシ : まず、アイリッシュ音楽の主体は旋律にあって、伴奏楽器と呼ばれるものは後から入ってきたんです。そういう意味ではアイリッシュ音楽のメインは旋律楽器なんです。フィドル以外だと、ホイッスルと呼ばれる笛が有名ですね。値段も比較的手にとりやすいので、ホイッスルから始める人はすごく多いです。実際に僕もホイッスルにするかどうかで迷ったんですが、やっぱりバウロンに惹かれて。というのも、バウロンには普通の太鼓とは異なる要素がたくさんあるんです。裏面から手をあてて音階を自在に変えることもできて。ちょっと叩いてみましょうか。
(バウロンを取り出して実演し始める)
――すごい! スティックの使い方も独特ですね。
トシ : バウロンはアイリッシュ音楽の楽器として取り入れられた経緯が浅い分、すごく進化した楽器でもあるんです。たとえば、もともとこの太鼓の裏面にはクロス・バーと呼ばれる十字のバーがついていて、そこを持って叩くものだったみたいなんですが、今ではそのバーは取り外されていて、左手で直接皮を触って音程を作るようになったんです。低音を出すために胴も厚くなって、短期間で構造と奏法が大きく変化していった楽器なんですよ。
――いまだに新しいアプローチがたくさん生まれている楽器なんですね。
トシ : まさにその通りです。スタイルも千差万別ですね。音程が出せるので、たとえばベース的な役割を担うこともできるし、ちょっとアプローチを変えればフロントにでるサウンドも出せます。
彼らの持っている美徳は日本人とすごく近いように感じる
――ジョン・ジョン・フェスティバルを結成するまではどんな活動をされてきたのですか。
トシ : 留学期間中にこの楽器を勉強して、日本に帰ってきてからはまず京都に住みました。アイルランドで知り合った日本人ミュージシャンが京都でアイルランド音楽をやっていたので、彼と一緒にクラックというバンドを立ち上げたんです。2002年の冬まではそのバンドで活動して、そのあと少し間隔を空けて始めたのがBUTTER DOGSというバンド。そのバンドで7年ほど活動したあとで東京に越してきました。アイリッシュ音楽にはけっこう横のつながりがあって、東京でもすぐに一緒に音楽をやれる仲間が見つかったんです。それでいろんな人たちとユニットみたいなことをやっているうちに、2010年の頭にジョン・ジョン・フェスティバルを結成するきっかけがやってきて。佐賀に住んでいる知り合いからライヴをやりにこないかと言われて、その時に誘ったのがジョンとアニーだったんです。
――では、そのジョンさんはどういう経緯でアイルランド音楽に出会ったのでしょう。
ジョン : たまたま私が入学した年に、大学でケルト音楽のサークルが新設されて、そのサークルを設立した先輩から誘われたのがきっかけでした。それ以前は個人的にずっとクラシックをやっていて。ただ、大学では器楽ではなくて、理論や歴史を勉強する音楽学を学んでいたので、学校で楽器を演奏することはなかったんです。だから、サークルでみんなと音を合わせるのが楽しかったんですよね。
――今回こうして作品を聴かせて頂いただけでも、ジョン・ジョン・フェスティバルは技巧的にものすごく優れたバンドだと思いました。同時にアイリッシュ・ミュージックとは、演奏面において技術的なレベルがある程度高く求められるのかなとも思ったんですが。
トシ : それはなかなか答えるのが難しい質問ですね。でも、クラシックとかと違って3歳くらいから演奏を学ばなければいけないものではなくて、自分がその音楽を気に入った時に始められる敷居の低さはあります。演奏技術の優劣よりも、音色や演奏への気持ちの乗り方で評価をしてもらえるような音楽ジャンルですね。ただ、確かに僕も東京に越してきた時に、ジョンやアニーのような若いプレイヤーの演奏技術がすごく高いという認識は持ちました。それは京都で演奏していた時よりも強く感じましたね。
――たとえば、こうしたトラディショナルな音楽だけでなく、ポップスの世界で見てみると、日本とアイルランドはお互いの国の音楽に対してすごく親しみを抱いている印象があります。それはお互いの国の音楽に何かしら近いムードがあるからなのかなと個人的には思っていたんですが。
トシ : そこは僕がずっと追い求めているテーマですね(笑)。たとえば、僕はアイルランドの音楽にすごく郷愁を感じるんです。それは旋律に組み込まれたものから感じるのか、それとも戦前の唱歌あたりから脈々と育んできたものなのか、ここではっきりとした答えは出せないんですけど、その郷愁感は大きいと思います。それに文化的な背景も、お互い島国なので共通点が多くて。アイルランドの面積と人口は北海道と同じくらいなんです。気質もすごく似ていて、彼らの持っている美徳は日本人とすごく近いように感じます。
――というのは?
トシ : たとえば、アイルランドの人たちは基本的に謙虚であることを評価するんです。僕がセッションに参加する時にバウロンの先生からマナーとして何度も言われていたことが、とにかく人の音を聴くこと、まわりを気遣うことで。そういう謙虚さって、日本人ならけっこうすんなりと受け入れられるものですよね。でも、同じ英語圏でも国によってはより自分の個性を出そうとするタイプの方もいて、そういう方はどうしてもセッションから排除されてしまいます。その排除の仕方もあまり露骨な感じではなくて、その人が抜けたあとに「彼はちょっとよくなかったね」と言い合ったり(笑)。そういう空気を読む感覚には親近感を持ちました。
――場の調和を求められるんですね。音楽性についてはどうでしょう。けっこうインプロヴィゼーションの多い音楽だと思うんですけど、そこにもある種の規律はあるのですか。
トシ : アイルランド音楽の原則はユニゾンなんです。少し話がずれるかもしれないですけど、セッションの現場においてはミュージシャンの中で暗黙の了解が共有されていて、それがうまく働いている場だといい演奏になりますね。基本的には、音楽を媒介にしてコミュニケーションをとったり、その場の雰囲気を楽しむのがあの音楽の成り立ちでもあるので、そういう意味では人との対話がすごく重要な音楽ですね。
Jポップのテイストも知らず知らずのうちに出ている
――トシさんはバンドの他にもアイリッシュ・ミュージックの普及に務める活動をされていますね。2010年には『TOKYO IRISH GENERATION』というコンピレーション・アルバムのキュレーションもされていますが、これは日本でのアイリッシュ・ミュージック・シーンをかなりわかりやすく見せている作品だと感じました。
トシ : 僕が東京にやって来た時点で、ここに収録されているバンドの大方はすでに活動していたんです。技術的に卓越した若手のミュージシャンたちがバンドをやっているという状況を見て、これは面白いことになっているなと思いました。もともとこのコンピは仲間内のミュージシャンからの発案で始まった企画だったんですけど、せっかくだからもっと外側に見せられるようなものにしたいと思って、僕がそのアイデアをブラッシュ・アップして、東京で活動しているバンドに声をかけていったんです。
――アイリッシュ・ミュージックというくらいですから、もともとが土着的な音楽なわけじゃないですか。それがどういう形で日本に定着していくのかは非常に興味深いですね。本国のものと多少はニュアンスも変化しているのですか。
トシ : 日本人がアイルランドの音楽を演奏する時にかかるフィルターは確かにあると私は思います。もちろん日本にもトラディショナルなやり方を尊重しながら、現地そのままの音を出せるミュージシャンはいます。ただ、こういうバンド・サウンドでの演奏になると、それぞれの培ってきた音楽体験が加わりますから、それは新しい要素として表出されますよね。これは無意識に近いものですけど、ジョン・ジョン・フェスティバルに関して言えば、僕らはアイリッシュと同じくらいにJポップなんかも好きで、そうしたテイストが知らず知らずのうちに出ていると思います。
――では、おふたりの好きなポップスをいくつか教えてください。
ジョン : 私はクラムボンとハンバート ハンバートかな。
――あ、それは確かにすごくつながりがありますね! ジョン・ジョン・フェスティバルと出発点は違うかもしれませんが、アプローチの仕方は意外とそう遠くないのかも。
トシ : アニーはAkeboshiさんがすごく好きらしくて。僕もそういった、現地の音楽を一度自分のなかに落として、自分なりの表現にしていった音楽はすごく好きです。そういう意味では、バンプ・オブ・チキンなんかもそういう要素が感じられると思います。
――アイリッシュ音楽そのものだけでなく、そこと通じるフレーヴァーをさまざまな音楽から見出しているといった感じなんですね。
トシ : 特にそういった要素を取り入れてなくても、僕はバンプ・オブ・チキンが好きですよ。自分のなかで、それをどちらも楽しむことに矛盾は感じませんね。
自分たちの感覚に従って表現していきたい
――新しいアルバムではヴォーカルがフィーチャーされていますね。
トシ : 僕らが最初に録音した曲は『TOKYO IRISH GENERATION』に入っている「古い映画の話」なんですけど、その時は歌うことに関してまだ成熟していなかったので、自分たちでヴォーカルを録るという発想がなかった。だからその時はおおたか静流さんにお願いしたんです。アイリッシュ・ミュージックは基本的にインストのダンス・チューンが多いんですけど、いいうたもたくさんあるし、自分たちもアイリッシュの文脈に溶け込めるような歌を作っていたので、そこをフィーチャーさせたいという意味で、タイトルを『歌とチューン』にしたんです。ふたつの要素が入っているという意味合いで、あえて歌は日本語、曲(チューン)は英語にしました。
――日本の音楽とアイルランドの音楽がこの作品の中で折衷しているということですね。歌詞も日本語ですしね。
トシ : たとえばジョンがアメリカでずっと生活していたのなら英語でもいいんですけど、彼女はずっと日本で育ってきたので、やはり自分のバックボーンとなる言語で歌うのが自然な流れだと思うんです。言葉のニュアンス、発音や歌心も使い慣れた言語の方がうまく乗りやすいだろうと思って。
――ただ、みなさんがやられているのは伝承音楽でもあるわけですよね。アイリッシュ音楽をどういう形で日本に伝えていくのが理想的だと考えているのでしょうか。
トシ : 僕らがきっかけでアイリッシュに興味を持ってもらえたら、それが一番の理想です。ただ、たとえばアイリッシュ文化を正確に伝えなければいけないという使命感はそれほどなくて、僕らが好きなアイリッシュ音楽を僕らなりのフィルターを通して発信していきたいですね。ちょっと自分たちの身に余る話になってしまいますけど、僕らは伝統音楽をそのままの忠実なスタイルでやらなければいけないとは思っていないんです。それは新しい音楽を作りたいというよりも、自分たちの感覚に従って表現していきたいというか。トラッドなスタイルが自分たちにしっくりくればそれでいいし、もっと自分たちらしい形が見つかれば、トラディショナルなサウンドとは多少異なるものになることもあります。
ジョン : 私もアイリッシュ音楽が、普通に聴かれているポップスと変わらずに受け取ってもらえたらいいなと思っているくらいで、あまり勉強している感じではないです(笑)。
――でも、音を聴けばこれほどとっつきやすい音楽もないような気がしますよね。
トシ : アイリッシュっていう言葉になじみがないだけで、旋律や音楽自体はかなり日本人が受け入れやすいはずです。これは確信していますね。
――では、その潜在的なリスナーにおすすめできるアイリッシュ・ミュージックがあれば教えてください。
トシ : 現地でその音楽を直に体感してもらうのがベストだとは思います。とはいえ誰もがアイルランドに行けるわけではないので、CDが出ているものを挙げると、まずはダーヴィッシュですね。スライゴという地域の出身者による大人数編成のバンドで、いろんな楽器のアンサンブルがしっかり聴けるし、うたもいいですよ。あと個人的にお薦めしたいのが、フルックという4人組。基本的にはフルートが主体で構成されているんですけど、バウロン・プレイヤーが素晴らしいんです。僕も演奏家としてすごく影響を受けた人ですね。
ジョン : 私はルナサもおすすめですね。アメリカのソーラスというバンドもすごくいいですよ。
トシ : ルナサは日本で最も売れたアイリッシュ・バンドのひとつで、何度も来日しています。ソーラスは僕らのサウンドと近い部分もありますね。トラッドの世界では基本的にユニゾンだけでハモリがないんですけど、聴き込んでいくとユニゾンだけで演奏していく奥深さがあって。ただ、一般の方にはハモリがあるほうが聴きやすいという見方もあるんですよね。そういった観点でユニゾンにこだわらずバンド・アレンジしていくスタイルもあって。あと、アイリッシュの面白いのが、旋律は決まっているんですけど、伴奏に関しては自由度がすごく高いというところで。伴奏楽器はプレイヤーやバンドによって違いが出るので、そこを注意深く聴いてもらえると楽しいと思います(笑)
――なんにせよ、アイリッシュ音楽の醍醐味は生演奏を体感することにあるということですね。
トシ : まさにそうですね。今回のアルバムがその入口になってくれたら嬉しいです。
日本から発信されるアイリッシュ音楽たち!!
O'Jizo / Highlight
アイリッシュ・フルート&ホイッスル、フィドル、ギター、アコーディオン&ブズーキの4人組、O’Jizoの初アルバム作品。 旋律楽器3つ、或いは旋律楽器2つと伴奏楽器2つによる、アイルランド伝統音楽特有のユニゾン・アンサンブルの迫力は圧巻。 それぞれのバック・グラウンドに裏打ちされた確かなテクニックを基盤に、伝統音楽の枠を超えたスケールの大きな演奏やアレンジを展開しながら、その温かくエネルギーに満ちあふれた音楽で幅広い層を魅了している。首都圏各地のアイリッシュ・パブを始め、様々な場所でライヴ活動を行っている。
tricolor / B&B
3人のアイルランド音楽演奏家と7つの楽器で彩られるフォーク・ミュージック of アイルランド。 小さいときに聴いたアイルランドの躍る音と空気を忘れられず、いまでもそれを心に持ちながら音楽を弾いている、フィドル&コンサーティーナ担当中藤有花。 アイルランド好きが過熱しすぎアイルランドでセッション生活をしてきた、ギター&マンドリン&バンジョー担当長尾晃司。 今まで出会ったすきな音楽や楽器や人を大切にしていたら、いつのまにかいろんな楽器でアイリッシュを演奏するようになっていた、アコーディオン&ブズーキ担当中村大史。
Modern Irish Project / 3 films
fiddle,guitar,drumsの3ピース・アイリッシュ・バンド、スタジオ録音挑戦の一作。疾走感が素晴らしいダンス・チューンには踊ることも忘れて聴き入ってしまう。アルバム表題作の3filmsには、ゲストでハモニカ奏者・清野美土が参加。歌心溢れる仕上がりとなっている。
LIVE SCHEDULE
第一弾! John John Festival 2nd album 『歌とチューン』発売記念
北関東・カフェツアー
2012年3月29日(木)@群馬 高崎 すもの食堂
open 19:00 / start 19:30
予約 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(1drink付)
2012年3月30日(金)@栃木 鹿沼
lunch live アンリロ
open 11:00 / start 12:00
¥2,500(ランチ付き)
満席になりました、ありがとうございます...!
dinner live ペリカンルージュ
open 17:30 / start 19:00
¥3,500(1drink + 1amuse 付き)
2012年3月31日(土)@茨城 結城 cafe la famille
open 18:00 / start 19:00
予約 ¥2,500 / 当日 3,000(1drink付き)
2012年4月1日(日)@川口 senkiya
open 13:00 / start 14:30
【charge】
ランチ付きチケット ¥4,000 50名限定*要予約
ライブのみチケット 前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,500
小学生ランチ付きチケット ¥1,500(幼児無料)
*全て1ドリンク込み
John John Festival 2nd album 「歌とチューン」
リリース記念ワンマン・ライブ! 2days
2012年4月7日(土)@調布 クレストンホテル クラウンルーム
open 12:00 / start 13:00
予約¥3,000 / 当日¥3,500
【出演】
john* fiddle,vocal
annie guitar,vocal
トシバウロン bodhran,percussion
&
田嶋ともすけ drums,percussion
中原直生 uilleann pipes, whistle, 鍵盤ハーモニカ
宮田あずみ contrabass
2012年4月8日(日)@狛江 茶茶
open 14:00 / start 15:00
予約¥2,500 / 当日¥3,000(ドリンク別)
【出演】
john* fiddle,vocal
annie guitar,vocal
トシバウロン bodhran
第二弾! John John Festival 2nd album 『歌とチューン』発売記念
関西ツアー
2012年4月17日(火)@神戸 三宮 wynterland
open 19:00 / start 19:30
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500(1D別)
2012年4月18日(水)@大阪 梅田 ボダイジュカフェ
open 18:30 / start 19:30
予約 ¥3,000 / 当日 ¥3,500(ドリンク別)
【出演】
Drakskip
John John Festival
2012年4月19日(木)@京都 拾得
open 17:30 / start 19:00
予約 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(ドリンク別)
オープニングアクト
かりきりん
下村ようこ vocal、その他
宮田あずみ contrabass、その他
2012年4月20日(金)@名古屋 鶴舞 KDハポン
open 19:00 / start 19:30
予約 ¥1,500 / 当日 ¥1,800(ドリンク別)
【出演】
ツクモク
John John Festival
2012年4月21日(土)@仙川 KICK BACK CAFE
《playing game music 2nd!!》
追加公演決定!!
2012年4月28日(土) @藤沢 Bar Cane's
open 19:00 / start 20:00
料金2000円(ドリンク別)
【出演】
moqmoq
John John Festival
John John Festival PROFILE
イギリスの隣の小さな島国、アイルランドの音楽を演奏する3人組。
フィドル(バイオリン)と歌、ギター、それにアイルランドの太鼓バウロンを
使って奏でる音楽はリズムやグルーヴ、優しさ楽しさ、時に哀しさに満ちている。
空気に触れて、呼吸を合わせてどこまでも高く登りつめ、
呼吸を整えてどこまでも静かにささやく音楽。
弾く人も聴く人も幸せにする、それがJohn John Festival。
結成2010年1月。
1st album『John John Festival』同年10月リリース。
また同年8月にリリースされた、東京のアイリッシュ・バンドを集めた
コンピレーション・アルバム『TOKYO IRISH GENERATION』には、
おおたか静流をゲストに迎え1曲参加。
2011年鬼束ちひろ『剣と楓』に1曲プロデュース兼演奏で参加。
同年12月には青山CAYでの自主企画「JJF感謝祭」で満員御礼となる300人近くを集客する。
>>John John Festival official website