フリー・ソウル、ヒップホップ、レゲエなどの影響を感じさせつつも、それを和製にアレンジしたメロウなサウンド、一度観たら忘れられないような様々な趣向を凝らしたハッピーなライヴ・パフォーマンスで人気を博す関西の6人組、ワンダフルボーイズが待望の2ndアルバム『スローリースローリースローリーナイト』をリリース! 最近ではライヴ・ハウスも飛び出しお茶の間をも賑わせる奇妙礼太郎、ノスタルジックな歌声で聴く人を魅了するシンガー・ソングライター、杉瀬陽子ら関西の盟友もゲストで参加と豪華な作品となっています。音楽と恋とダンスが詰まった、聴けば心がポッと温かくなる全13曲!
ワンダフルボーイズ / スローリースローリースローリーナイト
【配信価格】
アルバム配信価格
mp3 単曲 150円 / まとめ購入 1,500円
wav 単曲 200円 / まとめ購入 1,800円
【Track List】
01. ダンスミュージックFOR ME!!!(ワンダフルボーイズver.)
02. TRIP DANCE
03. 夜のベイビー(feat Funkymic)
04. 平和 to the people(ワンダフルボーイズver.)
05. スローリースローリナイト
06. ケミカルウォッシュ feat AZU CATALPA
07. BAKAになろう! 2013
08. LOVE ME BABY!! feat 杉瀬陽子
09. 君は僕の最高の彼女さ
10. 全然OK! の世界3 feat ロボ宙
11. さよならハワユー
12. ロック NEW DAYS feat 奇妙礼太郎
13. サウスポーミュージック
※mp3、WAVともにアルバム購入者特典として、歌詞ブックレットのPDFファイルが同梱されます。
INTERVIEW : サンデーカミデ(ワンダフルボーイズ)
いまここではじめてワンダフルボーイズの名前を知ったという方もきっといるだろう。でも、そんな方も彼らの“君が誰かの彼女になりくさっても”という曲を耳にしたことならあるかもしれない。そう、奇妙礼太郎のカヴァーで知られるあの名曲を書いたのが、何を隠そうワンダフルボーイズの中心人物であるサンデーカミデなのだ。バンド単体の動きだけでなく、ライヴ・イヴェント『lovesofa』を定期開催するなど、地元大阪のアンダーグラウンド・シーンに根差した活動を続けている彼らへの注目度は、ここにきて着実に全国へと広がりつつあるようだ。今回はそんな彼らのセカンド・アルバム『スローリースローリースローリーナイト』のリリースにあてて、ワンダフルボーイズおよびサンデーカミデという男にとことん迫ってみたいと思う。
進行 & 文 : 渡辺裕也
とにかく歌がむちゃくちゃヘタだったので(笑)
ーー今回がワンダフルボーイズの2作目となるわけですが、それ以前にもサンデーさんたちは別の名前で活動されていたんですよね?
はい。もともとはしゃかりきコロンブス。という名前で2008年頃からやっていたんですけど、2~3年前に変えて。最初はしゃかりきコロンブス。で問題なかったんですけど、だんだんと似たような名前の劇団や団体が検索でひっかかり始めたので、なにか違う名前に変えようと。それで1年くらい考えた末につけたのが、ワンダフルボーイズなんです。
ーーなるほど。ちなみにそのしゃかりきコロンブス。はサンデーさんにとっていくつめのバンドになるんですか。
大きく言うと3つめかな。ワンダフルボーイズとしゃかりきコロンブス。でやっていることはほぼ同じなんですけど、それ以前はA.S.Pという女性ヴォーカルのジャズ・バンドのベーシストとして、何枚かアルバムを出していました。で、そのあとにもレゲエのバンドでまたベースを弾いていて。あと、レゲエのDJなんかもやっていますね。ここにいたるまでのだいたいのバック・グラウンドはそんな感じですね。
ーーもともとはフロント・マンではなくてプレイヤーの方だったんですね。
そうなんです。曲はその頃からつくっていましたけど。
ーーいつかは自分がフロントに立つことも考えていたんですか。
それはまったく考えてなかったんですけど、活動停止とかでベースを弾くバンドがなくなったときに、ピアノがすこし弾けたのもあって、ちょっと歌ってみようかなと思って。それで最初は大阪のクラブでやっているイヴェントに出してもらったんです。
ーー歌うことに抵抗はなかったんですか。
すっごいありましたよ。それに、自分でもちょっとギャグのつもりで始めたところもあって。つまり、それまでスーツにサングラス姿でウッド・ベースを弾いていたのが、急にボーダー・シャツの黒縁メガネで真面目に歌い出すっていうのが、身内ノリではあったんですけど、なんかおもしろかったんです。でも、それがなぜか気に入ってしまったんですよね。本当は何回かやったらやめるつもりだったんです。
ーー継続的に歌うつもりはなかったんだ。
そうなんです。それがまた弾き語りで誘われていくようになったから、なんとなくバンドを作ってみようかなと。それで組んだのがしゃかりきコロンブス。なんです。ただ、そのA.S.Pとかレゲエのバンドでも、曲を書いてはいたんですけど、自分がこうして歌うとなると、本当に自分の身に起きたことを歌うしかないなと思って。
ーーというのは?
とにかく歌がむちゃくちゃヘタだったので(笑)。歌がヘタな人に作り込んだような歌詞を歌われたって、そんなの誰も聴きたくないだろうと。だったら、なるべく正直なことを歌ったほうがまだ楽しんでもらえるんじゃないかなと思ったんです。来てくれる人にチケット代を払ってもらうわけですからね。
ーーでは、それで最初にどんなことを歌にしたんですか。
それは僕のソロ・アルバム(『MY NAME IS!!!』)にも入っている「スキダヨ」という曲ですね。あとは「天王寺ガール」なんかも最初の頃だったな。あれは高校の時にクラス・メイトだった女の子の話で。
ーーサンデーさんはすべての曲が生まれた背景を語れと言われたら、すべて語れるんですか。
まあ、そうですね。歌詞は実際にあったことしか書いてないので。
偶然性を求めているんだと思います
ーーでは、音に関してはどういう意識で臨んでいるんですか。きっといろんな音楽に触れている方だと思ったんですけど。
僕、家や車のなかで音楽を聴かないんですよ。クラブのイヴェントとかでしか音楽は聴かないようにしてて。たとえばジャズのバンドで曲をつくっているときなんかは、レコードをたくさん集めて聴いてたんですけど、そうしていくとどうしても、「あ、ここは自分の音楽にも使えそうだな」みたいな聴きかたしかできなくなっていくんですよね。あるいはベース・ラインだけを追って聴こうとしたり。まあ、そういう時期も必要だとは思うんですけど、僕はそういうのをだいぶ前にやめて、DJでかけるレコードを確認するとき以外は、音楽はイヴェントだけで聴くようにしたんです。で、そうすると足を運ぶイヴェントによって聴く音楽が決まるので、そういう意味ではオール・ジャンルで音楽を聴いていますね。
ーー家で聴くと作り手としての心理が働いちゃうから、そういうのはやめようと。つまり、クラブとかでかかったときの偶然性みたいなところでいまは音楽を楽しんでいるってこと?
そうですね。偶然性を求めているんだと思います。一度DJの人を介してかかる音楽が決まると、自分では選曲できないだけじゃなくて、ミックスやテンポも変わったりするから、その方が純粋に音楽を楽しめるんですよね。
ーーサンデーさんはご自身でも『Lovesofa』というイヴェントを開催されていますが、実際にそうやって音楽イヴェントに足しげく通うようになったのはいつ頃からなんですか。
中3のときに先輩がレゲエのパーティに連れて行ってくれてからは、ずっとレゲエのパーティだけで遊んでました。で、自分でイヴェントをやるようになったのは22歳くらいになってからで。
ーー10代はレゲエにドップリだったんだ(笑)。
大阪ってけっこうレゲエのパーティが多くて、90年代後半あたりはヒップホップとかもあんまり流行ってなかったんです。それが自分でイヴェントを始めたあたりから、まわりにレゲエやヒップホップをやっているような友だちができ始めたので、それで他のアンダー・グラウンドな音楽を徐々に知っていくような感じでしたね。
ーーちなみに、あの『Lovesofa』というイヴェントはどういうきっかけで始めたんですか。
あれはもともと、自分達が出演できる場所をつくるために始めたものなんです。で、あのイヴェントを始めてもう13年目に入ったんですけど、そこでひとつ決めていることがあって。それは、ゲストで迎えるバンドは別として、集客がある程度は把握できている大阪のバンドは出さないということなんです。
ーー集客や知名度を築く前のバンドに出てもらうということ?
ある程度の範囲で認知されたバンドが出てしまうと、どうしたってそのバンドに集客力を頼ってしまうようになるんですよね。おんぶにだっこ状態になってしまう。だったらその代わりにどんどん新しいバンドに出てもらって、その人たちを見に来てもらえるようにしたいなと。だから、集客にすごい波があるんですよね。
ーーいったん集客が伸びていったら、それをまたリセットしちゃうってことですもんね。それですべてのバンドが動員を増やせるようになればいいけど、そうはいかない場合もきっとあるんじゃないですか。
そのときどきのトレンドなんかもけっこう関わっていきますからね。だから、200~300人が入っていたパーティが、その次は急に50人くらいになることも多くて。ずっとそれの繰り返しなんです。ただ、そのやりかたって自分達がこのイヴェントを始めたときのことを踏まえたものでもあって。つまり、出演できる場所がなかなかないんだけど、いいモノを持っている人達に出てもらいたいというか。
ーー昔の自分達とすこし状況が重なるようなバンドに出てもらおうと。
そんな感じですね。あと、他の土地からバンドを呼んでお客さんを集めるようなかたちにも基本的にはしたくないんです。大阪のアーティストが出て、それで人が集まるっていうのがまず大前提としてあって。
僕は自分に起こったことしか本気で歌えないんだから
ーー興味深いですね。でも、そうやって大阪を起点としたイヴェントを発信しつつバンドをやるとなると、ワンダフルボーイズにかけるモチヴェーションもいくらか変化してそうだなと思ったんですが。
やっぱり若い頃みたいに「あれもしたいこれもしたい!」みたいな感じではなくなりましたね。それよりは自分にできることを丁寧にやりたくて。昔はジャズやブラジル音楽とかひたすらディグしまくって、自分なりに解釈したものをつくりたいと思ってやってたんですけど、いまはそんな感じでもなくて。ただ、僕は自分に起こったことしか本気で歌えないんだから、その歌詞はしっかり書かないといけないんですよね。アレンジとかに関しては、電頭のなかでふわっとしたものが思いついたら、それをスタジオで集まったときに口頭で伝えるんです。で、それが実際にどんなビートになるかはメンバーにお任せで。
ーーあ、そこはメンバーに委ねちゃうんですね。
前作では曲によってフレーズを指定したりもしたんですけど、今回はほとんどそれはやってないんですよ。
ーー前作以降の1年間でバンドの動かし方がけっこう変化したんだ。
そうなのかもしれない。とはいえ、もっと自分がカッチリつくるか、思いきってメンバーに丸投げしてみるかのどっちかだとは思うので、もしかすると次のアルバムでは前のやりかたに戻しているかもしれないですけどね(笑)。
ーーメンバーに委ねてみて、満足のいくかたちにはなりましたか。
まあ、「ちょっと違うな」と思うところはありましたよ。でも、そこはスパッと諦める(笑)。演奏していれば「これ、どうなんやろな」と思うことも当然なくはないんです。ただ、それでも待っていると、時折すごく感動するようなフレーズが飛び出してきたりするので、そこは自分でかっちり決めてつくるよりずっと楽しいんですよね。曲をつくるなかでの感動がすごく増えるというか。
ーーそれはバンドの醍醐味でもありますよね。そして新作にはゲスト・ミュージシャンも多数参加されています。ここにもワンダフルボーイズのスタンスが表れているように感じたんですが。
僕らはクラブでパーティをやってきたのもあって、ずっとオムニバスものをやっているような感覚があるんですよ。たとえばイヴェントって、何組かのアーティストやDJ、ライヴ・ペインターとかが一緒に作り上げていくものですよね。そうやってフィックスされているものが素晴らしいなと思っているところが自分にはあって。だから、無意識で「この人にフィーチャリングで参加してもらいたいな」みたいなことを考えているうちに、自然とそういう曲が多くなるんです。そのほうがしっくりくるというか。
ーーオムニバス的な感覚か。つまり、作品としてのコンセプトみたいなものを定めたりはあまりしない?
歌詞に関してはちょっとそういう面もあるけど、フィーチャリングはそことあまり関係ないかな。むしろ、作品を出すたびにこうしていろんなミュージシャンをフィーチャリングし続けることが、ひとつのコンセプトみたいなところはあるかもしれませんね。
ーーなるほど。では、録音物に対してはなにか特別な思い入れがあったりはしますか。やっぱりライヴがなによりも重要?
作品として残したいという気持ちは当然あって。あとは、赤字が出ない程度には売らなければならないとも考える。でも、音源を出すにあたって考えるのはそのふたつくらいかな。だから、自分の場合はライヴと録音が同じテンションなんです。そのすべてを同じバランスのなかでやりたいというか。どちらに特別な思い入れがあるっていうタイプではなくて。音楽的な意味での哲学とかもあんまりないですね。ただ、いただいたライヴのオファーは基本的にすべて受けるのと、音源は一年に一枚は出すってこと。あと、年に一回は梅田のクアトロでワンマンをやるということだけは決めているんです。それはルールとして。
ーーバンドで決めたルールがあるんだ。
これ、梅田のクアトロっていうところが実は大きなポイントで。つまり、そのあたりが集客的にもハコの値段的にも、僕らにとってはちょうど厳しいラインなんですよね。けっこうがんばらないとやばいっていう(笑)。目標設定として、すごく良い目安になるんですよね。僕はけっこう昔から、クアトロで年に一回ワンマンをやれるくらいのバンドが、理想像として一番いいなと思ってて。つまりそれって、「音楽だけで飯を食えるかどうかはひとまずおいといて」くらいのところだと思うんです。でも、その年に一回のワンマンに毎回そこそこの人が集まるということは、アンダー・グラウンドで支持され続けているというひとつの裏付けにもなるような気がしていて。それってアーティストとしてすごく幸せな立ち位置だと思うんです。
歌に命があるみたいに思えるのって、ホントおもしろい
ーーそうやってバンドの野心を燃やすんですね。あと、ひとつ気になっていたことがあって。サンデーさんはご自身の書いた「君が誰かの彼女になりくさっても」という曲が奇妙礼太郎さんのカヴァーによって広まるという、ちょっと不思議な体験をされていますよね。サンデーさんはあの広がりかたをどのように見ていたんですか。
単純に、あの曲をあそこまで広めるってすごいなと思いました(笑)。やっぱり歌い手のパワーに圧倒されましたよね。それにあの曲ができたときは、奇妙くんが家に遊びに来ていて、彼はそれを横で見ていたんですよ。だから、僕があの曲をつくった直後にはもう、奇妙くんはウクレレでコードを拾いながら僕と一緒に歌ってたんです。
ーー曲が生まれた瞬間を共有していたんだ。それは知らなかった。僕がどうなんだろうと思っていたのは、あれを期に楽曲提供とかにも興味を抱いたりはしなかったのかなって。
それはぜんぜんないです(笑)。そういう才能はないな。僕も奇妙くんが歌っているあの曲を、YouTubeで観ながら改めて練習しましたからね(笑)。ただ、たとえば友達がメールで「いま、駅を通ったらストリート・ミュージシャンの子が“なりくさっても”を歌ってたよ」と連絡をくれたことがあるんですけど、そういうのはすごく嬉しかったな。
ーー歌ってそうやって作り手から離れて漂流していくところがおもしろいところですよね。
そうなんです。だから、もうあの曲は自分だけのものじゃないし、歌に命があるみたいに思えるのって、ホントおもしろいんですよね。僕も自分で歌うときは「一応、これは僕がつくった曲なんですけど」って、ちゃんと説明しないといけないんですよ。「奇妙さんのカヴァーだ」と思われるんで(笑)。でも、それって素晴らしいことだなと思って。
ーーすごい話ですね。あと、サンデーさんの曲って女性にあてた歌詞が多い気がするんですけど、主にどういうところからモチーフを引っ張るんですか。
それはふたつしかなくて。ひとつはクラブで遊び始めてから現在までに起こったこと。あとは付き合ってフラれた子のこと。その2パターンだけ(笑)。それ以外はあんまり出てこないんですよ。あとは風営法のことなんかを歌ってたりもするんですけど、それもまたクラブにまつわることですからね。風営法についてはみんなでずっと話し合い続けていることでもあるから、歌詞はすぐ出てくるんです。ただ、そればっかり言い過ぎるとあまり芸術的じゃないので、うまい表現の仕方は考えたいなと(笑)。でも、歌詞のバリエーションは基本的にそれくらいかな。
ーーあと、これを訊くのを忘れてました。このバンドのメンバーはどういうふうにして集まったんですか。
身長が175センチ以上の人ですね(笑)。それにしたがって探したらこうなったという。
ーー(笑)なんでそのルールを設けたんですか。
僕はけっこう背が高いので、ステージ上で横のベースやギターがちいさいと僕ばっかりがでかく見えちゃうから。なるべく同じくらいの身長だとありがたいなと(笑)。
ーー人間性とか音楽的な相性じゃないんだ(笑)。そうなると音楽性の面で細かい調整が必要になりそうだけど(笑)。
そこに時間は取られますね。「ヒップホップなんてまったく聴いたことないよ」くらいのテンションで入ったメンバーもいるので、そこで理解してもらうのにかなり時間は費やして。そこに関してはまだまだですね(笑)。やっと共通言語ができてきた感じかな。
ーーじゃあ、最後にいまのワンダフルボーイズが目下のところ抱えている課題があれば教えてください。
いまは車の運転です(笑)。若いメンバーはホント運転がヘタなんですよ(笑)。それをいまは僕が大阪~東京の高速教習をしているような感じで。
ーー(笑)。まあ、バンドマンにとって運転できるかどうかはかなり大きいですよね。
このくらいのバンドはメンバー全員がそれなりにいいスキルで運転できないと。なんせ命がかかってますから。それ、楽器の演奏より大事ですからね(笑)。
>>SUNDAYカミデ『MY NAME IS!!!』リリース時の特集ページはこちら
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LIVE INFORMATION
ワンダフルボーイズMINI LIVE & 特典引換会
2013年12月15日(日)@HMV三宮店イベントスペース
“Come & Peace 10th Anniversary Party” Support by WaikikiRecord
2013年12月16日(月)@代官山LOOP
ノヤマシラカワ提供! 「シャボン玉チューズディ」
2013年12月17日(火)@神戸ウィンターランド
WaikikiRecord NewYear’s HomeParty&GardenParty
2013年1月13日(月・祝)@飯田橋アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)
PROFILE
ワンダフルボーイズ
2010年に突如、インディーズ界に舞い降りた、パープル・ハイウェイ・オブ・エンジェルス。それがワンダフルボーイズ。
奇妙礼太郎がカヴァーし、アンダー・グラウンドで話題沸騰中の「君が誰かの彼女になりくさっても」のオリジナル作者でもあるサンデーカミデ率いるクラブで遊び続ける6人のメンバー。
(サンデーカミデ(Vo,key) / 番長(Dr) / ミッキー(sax) / 岡ベストフレンド(G) / アツム(G) / ニーハオ(B))が,繰り出す「マジであった事ポップ・ミュージック」は、リアリティmeetsポプュラリティ。
そんな切ない青春をうたった楽曲と、「バンドマン滑らない話」に東京公演、大阪公演ともに出演したりもするサンデーカミデのMCがあわさったパーリー・チューンなライヴは、クラブとライヴ・ハウスの垣根を飛び越えて耳の速いオーディエンス達の人気の的になる。
常にボーダーを着用。