kilk recordsの一挙一動を見逃すな!!
2010年にAureoleの森大地によって立ち上げられたkilk records。「精神に溶け込む、人生を変えてしまうほどの音楽との出会い」を届けることを目的に、国内/外のアーティストを、音楽のジャンルを問わずに取り上げている新進気鋭のレーベルだ。今回、レーベル第2弾リリースとなるSundelayのデビュー・アルバムの発売に合わせ、生み出される音楽の「独創性」に重きを置く彼らに、インディーズ・レーベルから発信出来るものとは何なのかを語ってもらった。まだ立ち上がったばかりの彼らに大注目!
MOGWAI meets PINK FLOYD meets CAN? Sundelayのデビュー・アルバム
Sundelay / story light
精力的なライブ活動で高い支持を集めている、5人組インストゥルメンタル・バンドのデビュー作。作品全体から放たれる、優しくも熱い、ギラギラとしたサウンド。それはまるで、宇宙に浮かぶ太陽からの贈り物のようにすら感じられる。サイケデリックな精神世界、ポスト・ロックの緻密さや美しさ、ジャム・バンドのような解放感、それら全てが絶妙なバランスで溶け合った快作!
kilk records主宰・森大地率いるAureoleのセカンド・アルバム
Aureole / Imaginary Truth
飽和状態のオルタナティブ・ロック、ポスト・ロックやエレクトロニカ・シーンに一石を投じる、オリジナリティ溢れるネクスト・サウンド! ロック、エレクトロ、クラシカル、ミニマル、プログレ、サイケや民族音楽などを通過した楽曲は、驚くほどポップな感触ですんなり聞き手へと浸透していくことだろう。日本語詞を独特な響きで歌い上げるイノセントなヴォーカル。ギター、ピアノ、ビブラフォンやフルートなどの生楽器とエレクトロニクスが織り成す絶妙なアンサンブル。グルーヴィーでありながら、時に攻撃的なドラムとベース。現実のような夢、夢のような現実。見覚えのある未知なる地、記憶から消されたゆかりの地「Imaginary Truth」。
INTERVIEW
「こういうと大袈裟に聞こえると思うんですけど」
Kilk Recordsを主宰する森大地は、そんな控え目な前置きをした上で、こう話した。「革命を起こしたいんです」。
そもそもは彼がフロント・マンを務めるAureoleの2作目『Imaginary Truth』をリリースさせるために立ち上げたというこのレーベル。しかしその後も森はレーベルとしての動きを止めず、SIX BY SEVENのフロント・マンであるChris Olleyのソロ作のリリースも決める等、むしろ活動はここにきて一気に本格化し始めている。同時にそこからは国内のポップ・マーケットに対する苛立ち、そして自分達の提示するサウンドでそこに一石を投じようという大いなる野心も感じられるのだ。そこで、森と同じくAureoleから岡崎竜太、そして彼らに続く形でこの度デビュー作『stray light』をリリースするSundelayから、長塚大地と浅田泰生の4名をお招きし、このレーベルが掲げる展望について語ってもらった。
インタビュー & 文 : 渡辺 裕也
一言で片付けられないものを出したい
——先日、下北沢ERAでAureoleのリリース・パーティが開催されましたね。Sundelayも出演していたそうですが、下北沢ERAはここ数年、日本のポスト・ロック、あるいはインストゥルメンタル・ロックにおけるひとつの磁場になっていた印象があるんですけど、皆さんはどう捉えているのでしょうか? 両バンドとも形こそ違えど、ポスト・ロックと呼ばれるサウンドは背景にあると思うのですが。
森大地(Aureole Vo.G.Pro/以下M) : そうですね。でも、例えばLITEやsgt.はとても素晴らしいバンドだと思っていますけど、僕らはそこに対抗しようとは考えていません。精神的に共通する部分はあっても、手法としてはまったく別のものをやっています。Sundelayにしても、他の日本のインストゥルメンタル・バンドとは出自がまた違うと思うんです。どちらかというとサイケとか、そっちの要素が強いと思う。
長塚大地(Sundelay Gt./以下N) : 少なくとも我々は、ポスト・ロックをやっていると意識したことはないですね。
——森さんがおっしゃる手法の違いというのは、バンドとしてだけではなく、レーベルとしてもということでしょうか?
M : そうですね。ポスト・ロックとかエレクトロニカみたいな一言で片づけられないものを出していきたいと思っています。何より、Sundelayみたいなバンドは埋もれていてはいけない、という思いが個人的にすごく強いんです。
N : 僕らは何かのカテゴリーで括られても何の抵抗もないんですが、そこで「ポスト・ロックってなに? 」って聞かれたら、知らないから答えられないんですよね(笑)。ただ自然に出てくるものを形にしていけばいいなと思っているだけなので。
——『Imaginary Truth』にはダブ・ステップからの反響も感じました。
M : 確かにあると思います。でも、それもなるべくひとつのサウンドだけに特定されないようにしながら、取り入れているとはしているつもりですね。いろんな音楽からの影響があっても、僕らはあくまでツールとして使っただけなんです。ひとつの音楽がモデルになっていて、予測の元に楽曲を仕上げるようなやり方は、少なくともAureoleとSundelayに関してはやっていませんし、うちのレーベルに所属している他のバンドにしてもそうだと思います。
——森さんがレーベルを始めようと思った発端は何なのでしょうか?
M : 元々はただ自分達の作品を出すための場所を作りたかっただけなんですけど、始めてみたら他のバンドも出したいものがたくさん出てきて。
岡崎竜太(Aureole B./以下O) : 森君は2、3年前にも、レーベルをやりたいっていう話をしていたことがあったんだよ。
M : (笑)。そうだっけ?
O : 自分が好きな海外アーティストの作品を出せるところを作りたいって、その時から言ってたよ。
——SIX BY SEVENのChris Olleyのソロもリリースが決まっていますね。
M : はい。可能であれば、いずれは外国勢も含めて、レーベルのバンドが一同に介した大きなイベントを開催したいなと思ってますけどね。
——Kilk Recordsから作品をリリースする時に、森さんが判断の基準にしているものが何かあれば教えてください。
M : もちろんサウンドの独創性というのが大きいんですが、今の音楽業界って、売れているものとそうでないものの立場がいつひっくり返ってもおかしくない状態だと思うんです。人によっては、なんでこんな時期に音楽レーベルなんて始めるんだと言う人もいますけど、僕はどんな音楽をやっているバンドにもチャンスがある時期だと思っているし、今支持されている人達も気の抜けない時期だと思っているんです。この現状をあえて歪みと呼ぶとすれば、歪みによってこれまで浮かび上がってこれなかった人達を、リリース出来るようにしたいと思っているんです。
どさくさに紛れてひっくり返してやりたい
——Sundelayに対してもそういう印象を持っていたのでしょうか?
M : そうですね。みんなけっこういい年なのに、なんで今まで世に出てこなかったんだろうと思っていたバンドです(笑)。
O : 僕、ShowBoat(高円寺のライヴ・ハウス)で働いていたんですけど、その時に出演していたバンドですごくかっこいいと思っていたのがSundelayなんです。でもお客さんは数えるほどしかいなくて。こういうバンドが人に聴いてもらえない状況っておかしいとその時にすごく思って、僕はブッキング担当だったので、よくライヴに誘っていたんです。
N : 岡崎さんに声をかけてもらえた時は、嬉しかったですね。僕らはお客さんを呼べるようなバンドじゃないって思いながらやっていたので、自信になりましたね。そこから森さんと会って「もしリリースの予定がなければうちのレーベルから出さないか」と声をかけてもらって、今があるんです。もちろんそんな予定はなかったですから(笑)。
——Sundelayは結成から何年目になるんですか?
N : だいたい5年くらいかな。音楽自体は当時よく訳の分からないものをずっとやってましたけど(笑)。
O : この前の僕らのリリース・パーティーが、お陰様でたくさんの人に来てもらえたんですけど、その時にSundelayが大勢の前で演奏しているところを、僕は森くんとステージの袖の方から見ていたんです。あれはけっこうくるものがありましたね。
M : 3月のSundelayのリリース・パーティーにもたくさんの人に集まってもらえたら嬉しいですね。
——Sundelayのお二人はあくまでミュージシャン気質の強い方なんだと思いました。一方のAureoleのお二人は、演奏だけでなく、ビジネスマン、あるいはプロモーターも担っているような印象を受けました。
N : 他のバンドを観て「かっこいいな」と思うことはあっても、それをどうすれば売り込めるか考えたりしたことは、少なくとも僕らにはありませんね。
0 : 僕はレーベルに関してはほぼノー・タッチなんです。Aureoleの中ではライヴのブッキングを担当していたりはしますけど。Sundelayに対して僕が出来ることもライヴをブッキングするくらいで、そこにいろんな人を呼び込むことができない自分に、もどかしい思いはしていたんです。そこでもう一歩何か進められないかと思った時に、森君から深夜3時に「Sundelayを出そうよ」っていう電話がかかってきたんです。
N : 岡崎君は本当に良い人だよ。恩人です。
M : ビジネスという意識は正直あまりないですけど、確かにいっていることはわかります。これは売れるだろうと思って作品をリリースするレーベルと、そういうことは一切考えず、良質な音楽だけを出そうとするレーベルがありますよね。僕はどっちも間違ってはいないと思うし、どっちの考えも持っているんです。売れていなくても良いとされている音楽を、きちんと売れるようにする方法を考えている。革命といったら大袈裟ですけど、どさくさに紛れてひっくり返してやりたいという気持ちは常にあるんです。みんながフェアにプロモーション出来る世の中になっていけば、そこから先に支持される音楽もフェアに決まっていくと思うんです。Fragmentがやっている術ノ穴は、そういうことを実践していると思いますし。ただ好きな音楽をやるっていうのももちろん大切ですけど、どうせやるなら世の中を切り裂くくらいのことをしたいですね。
N : こうやって森さんの語りを聞いていると、その熱さにのせられるところはあるんですよね(笑)。
——今回のSundelayのアルバムは全曲一発録りなんだそうですね。
N : バラ録りする余裕がなかったというのもありますけど、やっぱり一発でやった感じが好きなんですよね。
浅田泰生(Sundelay B./以下A) : 僕らにはそれが合ってるんです。
N : サウンドの質感をきれいにすることは出来るんでしょうけど、それよりもその奥にあるざらついた感じをしっかり出したかったんです。うまく言えないですけど。
——ちょっとわかりづらい例えかもしれないですけど、Sundelayの楽曲は1曲の中で四季をすべて表現するんじゃなくて、ひとつの季節が移り変わる時を表現しているような感じがしました。
N : まさにそうですね。メンバーの誰かも、そんなことを言っていました(笑)。複雑な拍子を入れた音楽とかは僕らには出来ないので。
0 : そんなこと言ってますけど、実際はちゃんと狙ってやってるんですよ。僕らの場合は、わかりやすく複雑な音楽をやっているんですけど、Sundelayの場合はそこに蓋をしているんです。ミニマルなインスト・バンドって、けっこう演奏の最後の方でシューゲイザーみたいに轟音を鳴らして終わるパターンが多いじゃないですか。彼らはそういうことはしないんですよね。すごくトラディショナルなやり方に徹していて、そこがすごくかっこいい。
M : 彼らのサウンドには宗教的というか、瞑想しているような雰囲気もあるんですよね。
A : 僕らは音楽で風景を思い浮かべてもらいたいというのが根底にあるんだと思います。
——実際にバンド内でもその風景とかのイメージを共有しながら楽曲を作っているのですか?
N : そうですね。でもひとつの風景を見た時の、ひとりひとりの感じ方も違いますよね。例えば冒頭の「neva」はみんなで川の流れをイメージしながら作ったんですけど、それぞれの浮かべる川が違うからこそ、あんな感じになったんだと思います。逆に音楽に関する話だと、メンバーみんなで共有しているものが少ないので、あまり話にならないかもしれない。
A : それぞれのメンバーが持っているものを少しずつ紡いでいくのが、自分達の曲を作る作業なのかもしれないですね。
N : だからお互いの演奏に対しても、あまり口出しはしないんです。それぞれが自由に演奏したものが集まった時に面白いものが出来るんだと信じてやっているんです。
——Aureoleの場合はどうなのでしょうか?
M : 僕が元の楽曲を作って、それをバンドで手を加えていく感じです。僕らの場合は曲を作る時にあまりライヴでの演奏は意識しないんです。ライヴでやる時はライヴ用に再構成したものを演奏するので、Sundelayとはまた別の方法論ですね。
言葉では表現できないような匂いとかを表現するのが音楽
——お互いの共通項として、管楽器が使われていますよね。
N : 僕らにフルートのメンバーが加わったのは去年の春からで、最初はそれ以前にあった曲に乗せてみる程度だったんですが、ライヴを重ねる度に欠かせなくなってきて、もはや主旋律なんですよね。フレーズの積み重ねだけで曲を作っていたところに、メロディが加わったのは大きかったですね。
M : 僕らの場合はメンバーが曲によって楽器を持ち替えていく中に、フルートやビブラフォンを使っているので、そこに関してもSundelayと使い方は異なるのかもしれませんね。
0 : Aureoleで最初のアルバムを出す時に、歌モノにするかどうかミーティングをしたんですよ。それ以前は声を入れることはあっても、歌っている感じではなかったんです。歌詞もなかったし。そこで歌で主旋律を奏でるようになってからは、それ以外の楽器はあくまで歌を軸に考えながら演奏するようになりましたね。
M : 日本の歌モノって、良くも悪くもJポップっていう言い方で開き直ったものが多いと僕は思うんです。
——インストにしても歌モノにしても、日本でポスト・ロックを取り入れているバンドはエモの要素も含んでいる印象があります。
M : キメが多いですよね。その点で見ても、僕らやkilk recordsでやっているバンドはあまり他にないものを出せていると思います。
N : 聴き手が想像出来るだけの隙間は常に用意しておきたいとは思っています。情報量が多すぎず、聴き手のイメージが加わりながら完成していくようなイメージで音楽を作っています。
——言葉による情報を邪魔に感じたことが、インストとか海外の音楽にのめり込む最初のきっかけになったという人もけっこういますよね。
M : 僕らが歌詞を相当にごしてやっているのも、そういうところからきています。日本語問題と僕らは呼んでいますけど(笑)。
0 : 歌モノにしようと決まったら、そこからは英語で歌うのか日本語で歌うのかがバンド内で議論になったんです。その結果として日本語でやることに決めたのは、やっぱりその国の言葉で歌われている歌に一番力があると思ったからなんです。
M : 例えばSundelayっていう言葉を使うとしたら、サンの部分を「3」にしたり、ディレイを「異例」に変換していくみたいな感じで、意味と響きと文字数の3つを合わせていくのが僕の歌詞作りのやり方です。そんな言葉はないだろうと思えるようなものでも、例えば文字数が5文字に限られた中で、思っている言葉の意味に近くて、なお且つ前後とも繋がるものを考えていくと、必ず答えが出てくるんです。それに気づいたらすごく面白くなった。さっき挙げた3つの中で、文字数と意味は誰もが意識していると思うんですけど、響きに関してはどうなんだろうと思う。「この思いを歌にしてみました」みたいなやつを聴くと、やっぱりきついですね(苦笑)。
——さっきの川をイメージしながら演奏するという話とも共通しているような気がしました。つまり音楽で描写すればいいんだから、そこに言葉を加える必要はないということですよね。
M : そう。言葉では表現できないような匂いとかを表現するのが音楽だと思っているんです。僕らにとっての言葉はそのためのツールのひとつ。
N : 目の前に今コップがあるという事実を伝えようとする時に、「コップ」という言葉を使わなくてもそれをうまく伝えることはできるということですよね。
M : 誤解がないように言っておくと、言葉で何かを伝える音楽を否定しているわけではありません。さっきの術ノ穴はそういうものを良い形でやれているところだと思うし。あくまで自分達が出そうとしている音楽がそういうものだと言うことです。それで今年の年末にSundelayが紅白歌合戦に出るようなことになったら最高だと思っていますから(笑)。
——(笑)。とにかくひっくり返したいと。
M : はい。でも別に今のメインストリームのものがなくなればいいとは思っていません。その中の選択肢に僕らが提示できるような音楽が入っていてもいいんじゃないかということです。音楽を好きな人はいつの時代も自発的にアンダーグラウンドから探したりすると思うけど、そうじゃない人達にもきっかけになるものが、最初からいくつか用意されていたらその方がよいと思う。
O : 僕はなにも大袈裟なことは考えていなくて、いい音楽を真摯にやっていけば、大きな渦に巻き込まれなくてもやっていけるということを自分達で証明できればと、思っているんです。
M : 僕らが中高生の時は雑誌とかでそういう音楽の情報を仕入れていたけど、今はネットとかいろんなところに転がっているから、どこでどうやって自分達の音楽が拡がっていくかは、わからないですしね。
——確かにきっかけはたくさん用意されていると思うんですけど、ネットとかだと目の前に表れてくる情報を受けているだけでいっぱいになっちゃうから、能動的に音楽を探す人って実は昔より少なくなったような気がします。
M : でも、最近僕らのライヴに来てくれる人達の半分くらいはツイッターを利用しているみたいなんです。お客さんと共に何かを作っていこうという意識は今の時代の方が強いと思うし、逆に言うとそうしないと生き残っていけないんだと思っています。
N : でも、便利になるほど不便なんですよね。ツイッターをやる時間があるならギターを弾けばいいんじゃないかと思っちゃうんですよね。クリエイティヴなツールは増えても、そこから創作に向かうエネルギーが減ってしまっているような気がする。
カメラマン : すみません。ツイッターの利用者って、現在のインターネット・ユーザーのうち、せいぜい6〜7パーセントくらいらしいですよ。だからやっぱりライヴとか作品を作ることに手を緩めないことが何よりも大切だと思います。
——そうですね。だからこそ、さっきの紅白出場を目指すみたいな感覚ってすごく大切な気がしますよ。
N : でも僕らが出ることになったらどっちのチームになるんだろう。
M : (笑)。そこを考えるのはまだ先でいいんじゃない?
PROFILE
Aureole
2007年に結成された、森大地(Vo.Gt. & Programing)、矢野彩子(Syn. & Flute)、岡崎竜太(Ba.)、中村敬治(Gu.)、中澤卓巳(Dr.)、佐藤(Vibs. & Glocken)の6名からなるポストロック、オルタナティブ・バンド。ロック、ポスト・ロック、エレクトロニカを通過したサウンドと、英語発音を 意識しながらもあえて日本語詞にこだわったヴォーカルによる「歌モノ」としての側面。この2つの要素が矛盾することなく斬新な融合を果たしている。森による先鋭的で文学的な歌詞は高度な楽曲性とも相まって、パラレル・ワールド、神話的、物語的な世界を予感させる。2009年にデビュー・アルバム『Nostaldom』を発表。各方面から絶大な支持を得ている。
Sundelay
長塚大地(Gt.)、浅田泰生(Ba.)、バロン(Dr.)、弘瀬淳(Gt.)、鈴木和美(Flu.)の5名からなるインストゥルメンタル・ロック・バンド。2005年晩秋、「此処ではない何処かを音楽によって創造する」をコンセプトにSundelayをスタート。都内を中心に精力的にライブ活動を行い、高い評価を受ける。ダイナミックかつ繊細なサウンドは、体験した者の世界を1mmずらす。
kilk records
2010年、Aureoleの森大地により設立。「精神に溶け込む、人生を変えてしまうほどの音楽との出会い」。kilk recordsはそういった体験を皆様にお届けすることを第一に考えております。オルタナティブ・ロック、ポスト・ロック、エレクトロニカ、テクノ、サイケデリック、プログレッシブ、フォーク、アヴァンギャルド、アンビエント、ヒップ・ホップ、ブレイクコア、インダストリアル、ジャズ、クラシカル、民族音楽... 。魂を震わせるような音楽であれば、ジャンルは一切問いません。kilk recordsが最もこだわりたい点は「独創性」です。ヨハン・セバスチャン・バッハ、マイルス・デイビス、ザ・ビートルズ、レディオヘッド、エイフェックス・ツイン... 。信じられないほどの感動や興奮は「独創性」から生まれるように思えます。これから多数の作品をリリースしていきます。末永くkilk recordsにお付き合いくだされば幸いです。
NEWS!!
kilk records、新作のリリースが続々と決定しています! 2月2日には、SIX BY SEVENのフロント・マン、Chris Olleyのソロ作と、アイスランド在住の五人組バンドBlindfoldの新作が登場。OTOTOYでは、Chirs Olleyへのメール・インタビューが決定しております! お見逃しなく!
Chris Olley『The Continuing Adventures Of Baron Munchausen By Proxy』
SIX BY SEVENのフロントマンでシンガーのChris Olleyが再燃!! UKはノッティンガム出身のロック・バンド、SIX BY SEVENのブレーンでもあるChris Olleyのソロ作品が、kilk recordsから日本独自編集盤としてリリース!
Blindfold『Faking Dreams』
夢と現実のはざまを歩いているような独特のサウンドを奏でる、アイスランド在住の五人組バンド。人の心を掴んで放さない魅力的な声のヴォーカル、感情の波のように揺らめくギター、そしてメランコリックで美しい楽曲の数々。Sigur Ros、Radiohead、kyteのような、美しくも独創的な世界観。彼らが巨大な存在になる日も、そう遠くはないのかもしれない。