先週のオトトイ(2025年8月12日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
ーリバースピアノから始まる、小気味良いヨルシカの新曲(菅家)
ー岡山県拠点の4人組バンド。crab club (クラブクラブ) と読むそう。これは心に残ってしまう。岡山おそるべし。(高田)
ーデビュー5周年アニバーサリーイヤーを迎えたTani Yuukiの新曲(西田)
ー機械的に繰り返される普通の生活にそっと寄り添ってくれるミニ・アルバム(藤田)
ーHelsinki Lambda Clubの橋本薫が来月ソロEPをリリース。旅先でみたいろんな景色や集めたいろんな気持ちを音にしたような1曲(石川)
ー琉球民謡をジャズ・ファンクにアレンジした『琉球レアグルーヴ』より(津田)
ー思い出野郎Aチーム新作EPより最後を締める、年月を重ねたからこそ沁みるメロウ・ソウル(高木)
その他の追加曲は、 百円音盤 “2051”、 揺れるは幽霊 “echoes of fading girl”、 I Mean Us “DOVE”、 カメレオン・ライム・ウーピーパイ “PUNKS”、 レトロリロン “ラストハンチ”、 NewDad “Pretty”、 挫・人間 “はじけるべき人生”、 灰野敬二, 蓮沼執太 “噴”、 水いらず “uturu (Ben Nobuto Remix)”、 VIDEOTAPEMUSIC “石引ゲバゲバ音頭 (CHERRYBOY FUNCTION Remix)”、 CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN “いい湯だな”、 Cwondo “Scwyline”、 T.V.NOT JANUARY “hasen”。
編集後記
FAVOY
7,8と二日間にかけて、ネット音楽を網羅する目的でつくられた〈FAVOY〉というイベントへいってきた。1日目はSou、超学生、缶缶の歌い手デー、2日目は神椿のEmpty old City、DAZBEE、水槽の越境デー。転換の際にはボカロが流れていて、デジタルネイティブ世代の新しい音楽との出会いの場として最高だなと思った。二日間で客層が全く違ったのも印象的で、組み合わせ次第で全く違うイベントになっていたのかも...。とか考えていました。Vtuberに近いEmpty old Cityはとんでもないシンセ・ベースで箱を揺らしていたし、水槽はがっつりクラブミュージックをやっていて、音楽観が塗り替えられた人も多かったのではと思います。第二回も楽しみ。(菅家)
UKFC on the Road 2025
UK. PROJECT所属アーティストによる夏恒例のライブイベント、〈UKFC on the Road〉。15周年の今年はZepp Hanedaにて2日間開催され、その1日目に参加した。ほんとうに全バンドが最高のステージをみせていて、何度もグッとくる場面があったのだけど、いちばん印象に残っているのは、からあげ弁当。ライブを観るのは初めてで、くもりなき青春100%のエネルギーに圧倒されたのはもちろん、驚かされたのは最後にカバー曲として披露したSyrup16gの「Reborn」。レーベルの大先輩の名曲をさらっとカバーする人懐っこさと衒いのなさに不意打ちで射抜かれた。そして1日目のトリをつとめたSyrup16gのアンコールではこの日2回目となる、本家の「Reborn」。若手と大先輩が歩み寄って握手をしているような、こんな美しい光景をみれるとは思ってなかった。自分自身、誕生日とか節目ごとに設けられるあらゆる式だとか、流れに点を打っていくような作業に対して歳を重ねるごとに大切さを感じるようになっている。UKFCもまた、UK. PROJECTというレーベルの特異でユニークな魅力を、あの日会場にいた人たち全員で確かめあい、讃えあう場だった。そこに自分もいれたことを嬉しく思う。(石川)
「なにがすき?」「チョコミントよりも…」
土曜日は東京ドームで開催された「SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO」へ。東方神起、SUPER JUNIOR、Red Velvet、NCT、aespa、EXO、SHINee、RIIZE、そのほか豪華なK-POPのアーティストが大集結。なかでも超盛り上がっていたのは、東方神起のCHANGMINと、SUPER JUNIORのKYUHYUN、RIIZEのSHOTAROがパフォーマンスした、AiScReamの「愛♡スクリ~ム!」。「ラブライブ!」から生まれた楽曲が韓国でも愛されていることに驚いた。そして、昨日月曜は、そのAiScReamの本家のメンバーがいる「ラブライブ!スーパースター!! liella! special lovelive! ~connect the stars~」を見に有明アリーナへ。開演前に流れていた、AiScReamの「愛♡スクリ~ム!」のCMに併せて、観客たちが「はーい!」「なにがすき?」「チョコミントよりもあ・な・た!」を大合唱していて盛り上がりがすごかったです。ちなみに開演前なので、ステージには誰もいません。(西田)
最高のアレ
三連休中日の日曜は音符を記したTシャツ作成、イベントの装飾など色々やっているコレクティブyaciとラップユニットPICNIC YOUの共催〈太陽の風〉へ。オープニングで太陽のタトゥーをyaciメンバーが背中に入れるMusic for Tatto、オファーの理由が分かりまくりな演者紹介文、事前のPodcast、さらにはテーマソングまで作って気合い十分のパーティー。共催の二組ともいっつも楽しそうに踊っていて、そんなタッグによるイベントが最高じゃないわけがない。めちゃくちゃ楽しみにして向かって、案の定最高だった。各々が各々の役割を担って、全体で上がっていくあの感じ。アルバムも最高だったKaravi Roushiさんのライブは、あの独特のラップに魂が乗っていて、それとは対照的なIDM的な音の配置が完全にこの人でしかあり得ない表現で素晴らしかったです。yaciとPICNIC YOUが一緒に作ったテーマソングは、普段歌わないyaciの全力が込められているパフォーマンスにぶち上がった。やりたいことやってる時とか、なぜかやることになってしまったことに向き合っている時が、人がいちばん輝く瞬間だと思う。そういうものばかりを見れてよかった。がんばろー(津田)
蚊も翔べる空
ここ数日、雨ですが、あの酷暑よりはこの雨のほうがぜんぜんマシ、みたいな気持ちになります (豪雨の地域のかたはそんなことないでしょうが。大過ありませんよう祈っております)。でもこの数日、これまで見かけることもなかった蚊🦟がいます。数発やられました。蚊もようやく翔べる気温に。いいのか悪いのか。ところで少し前から思うのですが、スマホのカメラを向けたら蚊🦟をハイライトして表示するアプリを作れたら大富豪になれると思います。撃退は人力でやるので位置さえ教えてくれれば。どこまで本当か知りませんが、ヒトを一番多く死に至らしめている動物は蚊 (2番はヒト、以下、ヘビ、イヌ、…) らしいので。まじです。誰か一緒に作りましょう。(高田)
法事
この3連休は祖母の3回忌で新潟の実家へ家族で帰省。渋滞に巻き込まれぬよう朝4時出発が辛かったが、渋滞に巻き込まれることなく到着。午後に親族とともに法要を終え、そのまま食事会。従姉妹の子供たちが1年会わないうちに大きく成長していた。実家にはいま祖父がひとりで暮らしているが、1年前と比べるとまた少し体も細くなったような気がする。幸い親族が実家近くに住んでいるので多少安心はあるものの、少しずつボケが進んでいるようだし、あれだけ掃除をこまめにしていた人が、ほぼ掃除をしなくなって色々なところの汚れが目立った家のなかを見ると、少し寂しい気持ちにはなった。それでも87歳にはしては元気だし、まだまだこれからも祖父には元気でいてもらえたらと思う。(高木)
先週の特集記事
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